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S4s (AL-5ホワイト)のブログ一覧

2022年01月28日 イイね!

FF式暖房機のトラブル

久々の投稿です。

相変わらずの生活ですが、昨年に一度我が家の主力暖房機がE8と言うトラブルコードを表示して、運転を停止してました。
このFF式の灯油ガス化式燃焼ストーブは、今流行り病と同じ名前のメーカーで、宣伝費を掛けずに、一躍時の名前に成りましたコロナと言うメーカーです。
(新潟県燕三條市)(条?)

ストーブの形式を、先に示して置きます。(CORONA FFー326GY)



このストーブは、現在住んでいる建物を建てた翌年に、2台纏めて購入した物ですので、25年の間冬季に使用して来ました。
その間、2台は交互に故障を繰り返しまして、制御基板の交換を夫々2回した記憶が有ります。
今回故障をしたストーブは、リビングに設置している物で、もう一台は寝室に設置しております。

それで、先に書いたE8と言うエラーコードの意味は、過熱防止装置(安全サーモスタット)の動作と言う意味です。
さて!何故過熱するのかと言う事ですが、2年程前にも関連したトラブルが有りまして、その時はE7(メンテナンスモードで表示させると)対流送風機の回転数が低いと、言う表示です。
もう一階層下がったメンテナンスモードでは、対流送風機の回転数が読めます。
結果を見ると、回転数に異常は無く対流フアンの回転も正常だったのです。

今年に入りまして、時々運転を停止するが、電源を一度切り再始動させると普通に点火しますし暫くは問題無く動いていて、2日に一度位勝手にE8を表示して運転を停止する感じに成りました。

だいたい壊れる時は、使用頻度が多く絶対に動いてくれないと困る時に限り、壊れます。
外は、マイナス9℃位に成りますから、本当に動かないと困る訳です!

そんな訳ですから、何としても動作する様に修理をするか?、新しいのを購入するか?、と言う究極の選択肢を選ぶことに成りまして、悪あがきに入るのは何時もの通りで御座います。(笑)

修理編です。
此れまでに解かっている事を踏まえて、想像力と経験則をフル回転して見ると、そう!何かが見えてくるわけで・・・・・・・
このコロナ製FF-326GYとは、長ーい付き合いなので、気心が判っていると言うか?おおよその見当は付けて有りました。
フアンの回転が、室温の上昇に因って不安定に成るのではないか?と言う仮説をもとに、原因の追究に入りました。←(やや大げさ!)

対流送風機(温風を室内に送り出す送風機)を別の物に取り換えて様子を見る為、倉庫へフアンを探しに行くと、解体したふファンヒーターの送風機が、殆ど同じ形状の物が有りました。
ロット番号が違うだけで、型式も同じナンバーです。(物持ちが良いなあ)
入れ替えて使用して見ると、全く同じ感じでE8のエラーコードで止まります。
と言う事は、制御基板の何かが原因で過熱している訳です。

早速正月休み明けに、流行り病と同名のコロナへ部品の在庫問い合わせをしました。
翌日に返事が有り、基盤が無いとの攣れない返事が・・・・・・
しかも担当者の、一言が面白くありませんでした。
パーツの在庫義務は、7年だとのたまうではないか・・・・・・・
そりゃーそうかもしれないが、何処かのバカ役人が、何様の心算だか決めた事で、メーカーは守る義務は無いので、15年部品を持っていても良い訳ですよね!
事実5年前に、私はその新品基盤を購入していたのですから!
20年持っていた訳です・・・・・・・・・・

CORONAと言うストーブメーカーの受付や、技術の方と何度か電話でお話した事が有りますけれど、本当に良い方ばかりで、色々とお世話に成った経験が有りましたので、この部品の係りは私の心を一気に幻滅させてくれました。

その基盤です。



今回のトラブルの原因は、下の画像に赤い楕円で囲ったパーツが怪しいのです。
(SSR-2=ソリッドステート・リレーの集合体)
ICの様に見えますが、片側の足の数が少ないのです。



回路を追うと、フアンの配線に片側の回路が繋がっています。
此の半導体リレーの動作が、おかしく成って不具合を誘発していると見ました。

仮のフアンを接続したり、既存のフアンを動作させていると、今度は全くフアンを回せなく成りましたので、テスターで電圧を測定して見ると、通電していません。
そんな事も有ろうかと、5年前に残り少ない新品基盤を購入して置いたのです。
その新品基盤に交換して修理完了、現在は普通に使えています。
先見の明が、効果を発揮しましたね!

この型のFF式石油ストーブは、此れまで色々なトラブルを起こし故障しました。
しかし、ストーブの燃焼器や電磁ポンプ等、機械的な故障は全く起こしません。
しかも燃焼筒や熱交換器等は、丈夫で新品と何ら変わらない程しっかりしています。

後で判ったのですが、メーカーもこの様な故障の原因を一掃する為に、この型の後に販売した製品と本製品との違いが、分かる事に成りました。
その件は、次のブログで・・・・・・・・

此れまでの故障一覧

気化器ヒーター割れ・・・・・(ヒーターコントロール不良(基盤))
イグナイター動作不良・・・・・(制御基板不良)
ポットサーミスター検知不良・・(基盤不良)
遅延サーモスタット検知不良・・(基盤不良)
今回のSSR動作不安定・・・・・(基盤不良)
耐震センサー不良 ・・・・・・(センサーの接点不良)

殆どの故障は、制御基板が原因です。
しかも、基盤を購入する毎に部品配置と、コネクター位置やパーツも変わっていました。
知っているだけでも、3種類の基盤を見ています。

わが家には、もう一台三菱製のFF石油ストーブが有りますが、此方は同年数位使用していますが、今の処故障は有りません。
このストーブは大容量で、他のストーブ2台が壊れた場合にも、この一台で変わりが出来る程の暖房能力が有りますが、兎に角石油を大食らいしますので、予備機として時々最低のエコモードで使う事が多いのが現状です。

次も、FF石油ストーブの話題ですが、今年も宜しくお願いします。


Posted at 2022/01/28 17:41:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

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