滋賀に邪馬台国時代の大型建物跡、鉄や土器出土
2016年10月17日 21時52分
「国」を治めた首長の居館の可能性もある大型建物跡(彦根市で)=菊政哲也撮影
出土した鉄製の矢尻(左2つ)など鉄関連の遺物=菊政哲也撮影
滋賀県彦根市の弥生~古墳時代(2~5世紀)の大規模集落跡、稲部いなべ遺跡で、3世紀中頃では国内最大級の大型建物1棟の跡が出土し、市教育委員会が17日、発表した。
昨年6月からの調査で、建物約80棟の跡が出土した。このうち大型建物跡は幅11・6メートル、奥行き16・2メートル。同時期では、奈良県桜井市の纒向まきむく遺跡の大型建物跡(幅19・2メートル、奥行き12・4メートル)に次ぐ規模という。纒向遺跡の建物は、古代中国の史書「魏志倭人伝ぎしわじんでん」に登場する邪馬台国の女王・卑弥呼の宮殿という説もある。
3世紀としては最大規模の鍛冶工房とみられる竪穴建物23棟以上の跡も確認。建物跡などから鉄片や鉄製の矢尻といった鉄関連遺物が計約6キロ出土した。大和(奈良県)、越前(福井県)、尾張(愛知県)などで出土するのと同じ形状をした土器の破片も多数見つかった。各地から運ばれてきたとみられる。
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2016年10月17日 21時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
近江いろいろなことやっていて、行きたいところもたくさんあるのだが、いつ行けるかなぁ。
てか、最近読売新聞で歴史の記事がいっぱい出ててうれしいw
朝日のお株を取ったのかな?
朝日新聞は、終わってよしw
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2016/10/18 09:49:07