オンライン講座を受けて感動した
いまのカメラ(Nikon D750)に替えた5~6年前は、写真を勉強しようと熱心にNikonの写真教室Nikonカレッジに出かけていました。教室は新宿と品川だったので、1つのコースを受講するのに3~5回も静岡県から都内まで通いました。受講料もさることながら交通費だってたまったものではありません。ActiveHybrid3を飛ばして東名で御用になったのもNikonカレッジに向かうときでした。
もう一度、きちんと勉強をしようと昨年くらいから思い直したのに、時を同じくしてコロナ騒ぎになってしまい、Nikonカレッジはすべて閉じられてしまいました。いつまでもそういう訳にはいかないと、昨秋からオンラインでの講座が始まりましたが、申込んでみたら応募多数ですべて落選。今回1月~3月コースのうち2講座がやっと受講可能となりました。
このオンライン講座はZoomを使って、双方向にやりとりします。従って、こちらの姿と声を伝えるカメラとマイクを用意しなければなりません。アスパラのパソコンは写真編集用のデスクトップですから、そんなものは付いていません。ここは設備投資する必要があります。
ロジクール ウェブカメラ C920n ¥7,480
フルHD 1080P 自動フォーカス ステレオマイク
カメラはピンからキリまで各種ありますが、これくらいの値段のものなら画像も音も大丈夫でしょう。
Zoonをダウンロードして準備しました。
「
1~3月シーズンのNikonカレッジオンライン講座 」は12講座用意されていて、それぞれ生徒は10数名限定という贅沢なものです。まず受講したのは1月23日(土)に開催された「《オンライン講座》光と影の見つけ方!とその表現方法!」です。
どうです、すごいタイトルでしょう。
それでも、Zoomを使って初めてオンライン講座に参加するのですから、ちゃんとつながるのか、コミュニケーションが取れるのかと、とても不安でした。
そうしたら講座の数日前にニコンからメールが届きました。
Zoomを使っての接続に不安な方のために、事前に接続テストをすると言っています。
これはありがたい。
さすがにNikon! 至れり尽くせりです。
やってみたら思いのほか順調に使えてホッとしました。カメラの位置だけは再検討します。
これがアスパラの受講環境です。
写真編集を主体にパソコンを使っていますので、2台のディスプレイをメイン画面とサブ画面に分けています。
初めはサブ画面のディスプレイ上にカメラを置きましたが、顔の映りは上から見下ろすより下から見上げた方が良さそうで、メイン画面の前に卓上時計を置いて、そこにセットしました。
タイトル画がZoomで写るアスパラですが、背景は合成でZoomにある「バーチャル背景」という機能を使いました。これなら、部屋の様子がさらされないので助かります。
いよいよ講義が始まりました。
メイン画面には講義の内容が
サブ画面には、参加者の顔と講義を聴きながら書くためのメモを配置しました。
受講者の顔が見えた方がやり易いので、支障が無ければ顔を出して下さいと講師から要望されました。
受講者も話を聞きながら、他の受講者の反応が見えて助かります。教室の授業だと他の受講者の顔はこんなに見えないですから、新鮮な驚きでした。
受講者は事前に各自3枚ずつ作品を送付しています。それを見ながら、良い点、直すべきところなど、丁寧に説明してもらえます。
アスパラが提出した作品のひとつはこれです。
・トリミングして余分なところを切ろう。
・もう少し明るくした方が良い。
・光を際立たせるために、少し青味をつけよう
と、ご指摘いただきました。
先生が修正したものを見せていただいたのに、コピーし損ないましたので、ご指摘に沿ってアスパラなりに修正しました。
いや~っ、オンライン講座は良かったです。
なにより東京に出かける負担が無く、自宅で自分の書斎に座ったまま受講できるなんて、本当に楽です。
先生は大阪、受講者は北海道もいれば広島もいるという具合で、静岡なんかかわいいものです。
全国の受講者がそれぞれの地元で撮ったご自慢の風景写真を次々見られて、これはちょっとすごいです。
講義のレベルだって決して
教室より落ちていません。メモ帳にメモしていましたが、画面コピーすれば、資料も手元に残せます。
もっと慣れてくれば、よりうまく使いこなせそうです。
次の日(1月24日(日))に続けて、別のオンライン講座を受けました。
昨年からLightroomというソフトを使うために毎月980円を払ってAdobeのCreative Cloudメンバーになっていますが、その特典によりオンライン講座を無料で受けられます。
さっそく「最高な写真を「撮ろう・仕上げよう」写真撮影・Lightroom編集・初級講座 No. 1:「ピント・フォーカスの美学を学ぼう」+ 「Lightroomへの取り込み方法」 」という仰々しいタイトルの講座を受講しました。
今度はすっかり慣れました。
画面コピーを駆使して資料を手元に残し、そこに赤字でメモを書き残すというやり方をしてみました。
もちろん資料は個人で使うだけに限定されるでしょうが、とても良いノートになります。
テレワークの世界を垣間見ましたが、アスパラが仕事していた時代とはまったく違います。
思っていたより遙かに効率的で、あっという間に使いこなされるだろうと、ちょっと衝撃を受けています。電通が都心の本社ビルを売却すると伝えられますが、東京に集中して仕事を片付けるなんて必要は無くなるのでしょうね。
どこででも同じように仕事が片づくならば、風光明媚で空気がおいしく、新鮮な野菜に囲まれた地方都市に住みたくなりませんか。最後は長泉町を宣伝してみました。
この時が大きな産業革命だったと、後からきっと言われるでしょう。
変化に早く気がついてそれに乗った人が、次の時代の勝者になるでしょう。
Posted at 2021/01/27 16:23:56 | |
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