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アクティブアスパラのブログ一覧

2018年10月31日 イイね!

四万温泉 積善館 料理長おまかせ会席

四万温泉 積善館 料理長おまかせ会席先日(10/22)群馬に紅葉狩り遠征に出かけたご報告をいたしましたが、肝心の報告が残っています。
宿泊した「四万温泉 積善館」での食事について、自分たちの記録としても残したいので報告させてください。

年寄りの旅行では、宿のお風呂と食事が重要なアイテムです。アスパラ奥様に至っては、名所なんか見なくて良いから、早く宿に連れて行けと言っています。

そういう事情があり、今回の夕食も「部屋食」にこだわり、さらに「料理長おまかせ会席」を奢りました。
なにしろ食事でしくじる訳にはいかないのです。

ゆっくり風呂に入って、館内歴史ツァーも済ませ、食事を撮影するためのカメラテストまで行って、準備万端で夕食を待ちます。
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アスパラ奥様はもう臨戦態勢でお待ちです。献立を横に置いた上に、料理の説明を忘れないようにスマホに録音しようと構えています。

仲居さんを待っていたら、そこに現われた担当さんはなんと男の子です。微妙にイントネーションが怪しい中国人のOさんでした。
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いつもの仲居さんとの記念写真も、ちょっと違う雰囲気です。
初めは不満もあり心配しましたが、日本語の先生を目指しているというOさんの日本語は完璧です。出てくる料理ひとつひとつに、アスパラ奥様は細かく質問しますが、私らの言うことも完璧に理解します。その上で、すべてに間髪を入れず要領の良い説明が返ってきます。余程しっかり料理も勉強しているのでしょう。接客という難しい部分ですが、まったくパーフェクトでした。

【お酒】
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さて、食事のお供のお酒です。「積善館」「元禄の湯」「紅の橋」という、宿にちなんだ3種の日本酒を頼みました。
左から右に段々辛口になっていくので、食事の進みに合わせて辛口にしていきます。

それでは、積善館 石井和郎料理長による「四万神無月の献立」を順番にご覧ください。
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【温付(おんつけ)】
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下仁田蒟蒻2種、ほうじ茶豆腐、あわび
柚子味噌

【前菜】
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季節の盛り合わせ
 手前の皿:サザエの雲丹焼き、エビポテト揚げ、サンマ寿司、ゴボウ、サツマイモのレモン合わせ
 奥左:鮭の白子豆腐菊あんかけ
 奥中:帆立
 奥右:鶏肉チーズ焼き、銀杏、揚げそうめん

【椀盛(わんもり)】
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土瓶蒸し
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中味は松茸、鱧、牡丹海老、鯛

【造里(つくり)】
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旬のもの盛り合わせ 妻一式 泡醤油
 中トロ、ハタ、牡丹海老、雲丹
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醤油は泡醤油といって、刺身をここにつけるのではなく、刺身に泡醤油を盛って口に入れます。

【蓋物(ふたもの)】
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里芋と蟹のおやき
群馬産生麩

【焼(やき)】
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赤ムツ塩焼き パプリカソース
小松菜、椎茸、アスパラ

【合肴(あいざかな)】
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信州焼き
 焼き蕎麦、鶏肉、麩

【強肴(しいざかな)】
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秋茄子と和牛フィレのロースト 柚子ジュレ
トロロ

【酢の物】
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蒸し鮑酢浸し

【止め椀】【香の物】【食事】
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右:赤出汁(ミツバ、ナメコ)
中:漬け物(レンコンの茎、キュウリ、大根)
左:ご飯(コシヒカリ)

【水物】
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左:群馬県産りんごガトウ(お城)仕立て
   チーズケーキ、ゼリー(蓮根、ブルーベリー)、ヨーグルトソース、ミント
右:花豆、新生姜

よく飲んで、よく食べました。
写真ばかりの報告で、食感も香りも歯ごたえもお伝えできないのに、長々と説明して申し訳ありません。
皆様に少しでも楽しんでいただければ幸いです。

【朝食】
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さすがに、朝食は部屋でという訳にはいかないようで、ラウンジにていただきました。

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豪華なお食事でした。器も良いものを使っているとは、アスパラ奥様の感想です。

14時到着、10時出発とゆっくり滞在して、お風呂も入り尽くしたし、食事も十二分に楽しめました。
四万温泉 積善館を十分に堪能できました。
どうやら年寄りらしい旅行スタイルが身についてきたようです。
Posted at 2018/10/31 15:15:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 宿の食事 | クルマ
2018年10月30日 イイね!

紅葉狩り第3弾 戸隠、八方尾根

紅葉狩り第3弾 戸隠、八方尾根紅葉狩りの第3弾に行ってきました。
今回は写真サークルにおける年1回恒例の1泊撮影旅行です。
6名が参加して10月26日(金)27日(土)の2日間、「戸隠、八方尾根」に行きました。

タイトル画はその仲間達です。一番手前は、昨年米寿のお祝いをされたK先輩。数々の賞を受賞されている大ベテランです。お歳にもかかわらず、クルマから降りてカメラを持って歩きはじめたら、たちまち姿が見えなくなるという健脚ぶりで、この写真を見ても、崖の上なのに岩に立たれて、大いにハラハラさせられます。この気力の充実ぶりが健康の秘訣でしょう。

今回の撮影旅行について、例会(13日)で検討したときは、戸隠なんかその時点で「見頃」となっていて、とても26日までは保ちそうもないと、山の上はあきらめていました。しかし結果は良い方に転んで、たいへん条件に恵まれた楽しい撮影旅行になりました。

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第1日目(10/26(金))
①静岡県長泉町→須走→(東富士五湖道路)→河口湖→(御坂みち)→一宮御坂
 →(中央道)→(長野道)→(上信越道)→長野IC
②長野IC→(戸隠バードライン)→飯綱→戸隠
③戸隠→鬼無里(きなさ)→白馬→小谷(おたり)温泉→鎌池
④鎌池→小谷→白馬コルチナ

朝5時に出発。「御坂みち」経由で一宮御坂から中央道に入り、淡々と長野を目指します。

【飯綱高原】
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大座法師池
口開けは、戸隠バードライン沿いの大座法師池。
幸先の良いスタートになりました。

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飯綱湖
バードラインから少し入って、飯綱湖です。
もう少し雰囲気のある写真を撮りたかったのですが、そこまでは難しかったです。

【戸隠】
戸隠と言えば、いまやたいへんな名所となった鏡池です。
平日にもかかわらず、駐車場はちょうど100%。これでは土日はどうなることでしょう。
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山はくっきりと見えました。
水面はしばらく鏡になったり、たちまち波が立ったり、刻々と変化するので大忙しです。

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鏡池で、これだけ見ることができたのですから大収穫です。
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満足して記念写真です。

戸隠を後に、鬼無里(きなさ)から白馬を目指します。
鬼無里は山あいの集落で、民家を入れた良い写真が撮れそうですが、明日は雨との予報があるので、今日中に鎌池(かまいけ)を制覇しようと先を急ぎました。スナップ派、ネイチャー派では写真の狙いが違って、この辺が調整の難しいところです。

【小谷(おたり)温泉】
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尾丸滝
中谷川支流松尾川の滝です。鎌池に行く途中のヘアピンカーブから見えました。

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織りなす紅葉

【鎌池(かまいけ)】
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暮れゆく山の池

【白馬コルチナ】
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この日の宿泊は、ホテルグリーンプラザ白馬

バブルの時代に建てられた立派なホテルに、幹事さんの努力により低料金で泊りました。
平日なので、中国人観光客比率が高いです。

第2日目(10/27(土))
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①白馬コルチナ→国場乗鞍→栂池高原→白馬→(黒菱林道)→黒菱小屋
②黒菱小屋→(黒菱林道)→白馬
③白馬→仁科三湖→大町→安曇野IC
④安曇野IC→(長野道)→(中央道)→(中部横断道)→六郷IC
 →(国道52号)→新清水IC→(新東名)→長泉沼津IC

夜から降り始めた強い雨が、朝になっても上がらず、撮らずにそのまま帰ろうかなどという話も出ましたが、山に詳しいF先輩から「登った頃にちょうど止むかもしれない」とご託宣があり、強行して山を登り始めたらその通りでした。雨上がりに雲が沸き立つ姿を撮ることができ、さらに虹までくっきりと現われては、大興奮です。こんな幸運は滅多にありません。
ただし、これだけの条件を得ても、写真がものになるかは分かりません。あとは腕の問題です。

【白馬乗鞍】
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親沢の紅葉

【黒菱林道】
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今回撮影旅行の圧巻は「黒菱林道」でした。
麓である八方の800mから、八方尾根スキー場の中にある黒菱小屋の1,500mまで、一気に駆け上がります。
全線舗装ではありますが、スキー場内を走る道なのでガードレールはなく、路肩を踏み外せば斜度30°とかのゲレンデを転がり落ちる危険があります。それだけに絶景です。

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紅葉はちょうど見頃。
出かける前に「もう遅い」と幹事さんに散々プレッシャーをかけましたが大いに反省しております。

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紅葉の競演
雨上がりで、いい色に濡れています。

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雲湧く谷
ものすごい勢いで雲がわき上がり、ちょっと感動ものです。

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紅葉に架かる虹
そのうちに虹が現われました。もう大興奮です。
シャッターを切るのに落ち着いていられません。まだまだ修行不足です。
よく見ていただくと、奥にも虹があって、二重になっています。

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山燃ゆる
山の後ろに虹が回り込み、燃えるような明るさです。

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虹に浮かぶ
お目にかかれないような色合いに、気持ちが踊ります。

【全行程の走行記録】
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出発:10/26  5時02分
帰着:10/27 17時27分
走行距離:680km

諸先輩にリードいただいて、実りある撮影旅行になりました。
山を知っている先輩は嗅覚が鋭いです。私では見過ごしてしまうポイントを次々見つけ出します。
たいへん収穫の多い旅でしたが、拙い腕なので、例会で諸先輩の作品に並ぶのは、いささか気が重いです
Posted at 2018/10/30 13:44:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 紅葉狩り | クルマ
2018年10月25日 イイね!

紅葉狩りに群馬遠征!

紅葉狩りに群馬遠征!行ってきました。紅葉狩り第2弾で「群馬遠征」です。
9/25に「 さあ、まもなく紅葉シーズンですよ~! 」と予告していますが、10/22(月)~23(火)の1泊2日でそれを実行しました。

群馬県には、行ったもこと、通り抜けたこともそれこそ何回もありますが、実はあまりよく知らない土地です。今回、赤城山、榛名山を初めて訪問し、四万温泉にも投宿してみます。その上、予告編に反応頂いた福六様に1年半ぶりにお目にかかれるという、なんともわくわくの旅となりました。

計画には盛りだくさんに見どころを詰め込んでいますが、まあ無理はしないで適当にカットしていくつもりで、結果は大体予想通りです。
まずは、今回のコース紹介をいたしましょう。
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左:1日目(10/22(月))
  静岡県長泉町→東名→圏央道→関越→北関東道→波志江PA
右:2日目(10/23(火))
  小布施PA→上信越道→長野道→中央道→中部横断道→国道52号→新東名→静岡県長泉町

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出発は早暁4時34分、1泊して帰着は次の日の20時36分、走行距離は837kmとなりました。

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北関東道波志江PA→上信越道小布施PAのコース
主要な訪問ポイントは
 ①赤城山(あかぎやま)
 ②榛名山(はるなさん)
 ③四万温泉(しまおんせん)
 ④上州湯ノ湖
 ⑤白砂渓谷
 ⑥小布施(おぶせ)

それでは、紅葉の状況を順にご紹介しましょう。
【①赤城山】
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覚満淵(かくまんぶち)
赤城山山頂付近の湿原で、小さな尾瀬とも評されるところです。
水鳥がゆっくり泳ぎ、水面に波を立てています。

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赤城山大沼
赤い橋は、赤城神社への参道です。

ここから山を下る道が、頭文字Dで舞台となった「赤城道路」です。
初めての道なので、もちろん慎重に走りましたが、暴走対策のためでしょう、カーブ毎に凸凹舗装が施工されています。
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赤城道路途中の紅葉

【②榛名山】
渋川、伊香保と通り抜ければ、頭文字Dで秋名山と呼ばれた榛名山への道「伊香保榛名道路」が待っています。
漫画では、ダウンヒル勝負の場面でしたが、今回はそこを登っていきます。

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榛名湖に到着すれば、そこではうれしいご対面が実現しました。

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既に「 アクティブ アスパラさん御夫婦と榛名山でプチオフ!(^.^) 」とご報告頂きましたが、榛名湖畔にて群馬の大御所福六様と美人の奥様に、お出迎えいただきました。まことに、畏れ多いことです。
福六様の愛馬フェラーリ GTC4ルッソにも初めて対面できました。
スゲェ~ですね~。光り輝いていますよ~。よく見るとドアにActiveHybrid3がおとなしく映り込んでいます。

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再会を祝しての記念撮影です。
どこに置いても背が低く見えるはずのAH3も、 GTC4ルッソの横では腰高です。

それにしても、福六さんご夫妻の細やかな心配りには感激いたしました。
いつ着くか分からない私どもに「近くで写真を撮っていますから、時間は気にしないで来てください」と気遣われた上に、「旅のお邪魔をしてはいけないので」と、お土産をくださるや、すぐ GTC4ルッソの轟音を響かせて、早々に引き上げられました。いや~、スマートだなぁ~! カッコいいなぁ~! 心から感服しました。

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お別れした後、福六さんご推奨の榛名富士に登ってみます。

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榛名山ロープウェイ
2つのキャビンがくっついて、おもしろい形のロープウェイに乗り、わずか数分で山頂に登ります。

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榛名富士山頂
遠くに見えるのは、前橋と高崎です。

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湖畔に戻り、榛名湖越しの榛名富士。左の山は烏帽子ヶ岳

さて、一通り榛名湖を楽しみましたが、早起きの疲れもそろそろ出てきました。
「旅をゆっくり楽しんでください」と福六さんのご配慮もありましたので、ここは「もう無理をしないで早いとこ温泉に行こう」と気が変わりました。
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そうとなれば、まっしぐらで四万温泉に向かいます。

【③四万温泉】
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着きました。四万温泉 積善館佳松亭。
なんとチェックインは14時15分という、まことにお早いご到着です。
次の日の出発はゆっくりと10時15分でしたから、なんと20時間もご滞在です。
う~ん、こういうのが年寄りには向いているなぁ~。

ここは湯治場の宿ですから、お風呂が自慢です。
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元禄の湯(HPから)
浴槽が5つもあります。朝9時に入りに行ったら誰も居ませんでした。
ひとりで、5つの浴槽を順番に巡ってみました。多少の温度差はわかりますが、その他の違いはわかりません。

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岩風呂(HPから)
なんとこちらの岩風呂は、9時~21時までは混浴です。
脱衣所は男女別々ですが、そこを出ると風呂は一緒です。
肝試しに9時半に行ってみましたが、女性どころか男性も居なくて、またまた貸切です。

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杜の湯(HPから)
他のお風呂は日帰りの方も入れますが、こちらは宿泊者専用です。
ここの露天風呂はまさに森の中で、湯面にはらはらと紅葉が舞い降ります。
夕方は2人の方とご一緒でしたが、朝9時過ぎに行ったときは、こちらもアスパラひとりのお風呂でした。

いや~っ、なんとも贅沢かつ優雅に温泉を楽しめました。
次のご予定もあるでしょうが、皆さん早々にご出立されてしまい、12時まで滞在できるというのにもったいないことです。

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館内歴史ツァー
この宿は「千と千尋の神隠し」のモデルになった旅館で、夕方に「館内歴史ツァー」がありました。
説明されるのはなんと館主である社長さんで、「交通機関が発達していない時代にこんな山奥まで、不自由な体でやってきた湯治客の思い」を切々と語ってくれました。

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奥四万湖(おくしまこ)
2日目は、朝食前に近くの奥四万湖に行ってみました。
もっと光が射した方が、湖面はきれいな色になるそうですが、これは残念でした。

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四万川ダムと奥四万湖

さて、宿を出発して2日目の紅葉狩りを始めましょう。
【④上州湯ノ湖】
上州湯ノ湖は品木ダムによってできた湖です。
品木ダムは、草津白根山や草津温泉の源泉から湧出した強酸性の水により、日本屈指の酸性河川だった吾妻川の水質を改善するため、世界初の「河川酸性化中和事業」により計画されたそうです。ここで、炭酸カルシウムと硫酸・塩酸を化学反応させて中和させます。そういう訳で、湖面の色が特徴的です。

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上州湯ノ湖

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湖面と紅葉を対比させたくて苦労しました。

【⑤白砂渓谷】
次は白砂渓谷を抜けて、野反湖(のぞりこ)を目指します。
快調に走っていたところ、クルマに電話が入りました。
「昨晩お泊まりいただいた積善館でございます。申し訳ありませんが、お預かりしたクルマのキーをお返しし忘れました」。
アチャ~、アスパラ奥様の持っているキーでエンジンをかけてしまい、そのまま預けたキーのことを忘れてきました。
「取りに戻るので、そのまま置いといて下さい」と伝え、仕方がないので野反湖はあきらめて、白砂渓谷でUターンします。

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白砂渓谷入口

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白砂渓谷

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白砂渓谷、少し気が急いています。

撮影はこれで切り上げて、再び暮坂峠を越えて四万温泉に戻ります。何度も同じ道を走ると親近感が湧くものです。
ゆっくり出発した積善館にまた戻り、無事にキーを受け取りました。
当初予定では、この後は万座、志賀高原を抜けるつもりでしたが、時間のこともありますので小布施には鳥居峠、菅平経由で小布施に変更します。

【⑥菅平】
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もう先を急いでいたので途中で止まりませんが、菅平は沿道の紅葉がたいへん見頃でした。

もう一つの目的だった栗強飯(くりおこわ)をしっかり食してから、小布施PAで高速に入り、帰路につきました。
ゆったり風呂に浸かったり、ぶっ飛ばしたり、良いリズムの旅でした。
今度は写真クラブの仲間と、明日の早朝から八方尾根方面へ1泊旅行に出かけます。
Posted at 2018/10/25 19:07:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 紅葉狩り | クルマ
2018年10月11日 イイね!

道の駅「なんぶ」

道の駅「なんぶ」早朝興業を敢行した一昨日(10/9)の紅葉狩りですが、美ヶ原から静岡県長泉町までの帰り道は、もう疲れてきたので、とにかく楽に、安全に帰りたいです。
中央道から中部横断道を経由すると、現在の終点六郷ICからは下道になります。さすがにいつもの「本栖みち(国道300号)」は止めておきましょう。今回は富士川沿いに国道52号を南下することにします。国道52号は沿岸の清水港と山梨県を結ぶ産業道路であり、片側1車線の道をタンクローリーなどの大型車とともに延々と走り続けます。信号は少なく、速度も60km/hくらいを確保していますが、まったく単調な隊列走行で、おもしろくはありません。

こういう場面で抜群の威力を発揮するのが、「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール」です。前車に追従して走るという仕組みなので、隊列走行にはまさにうってつけです。ハンドル操作は私の担当ですが、運転のほとんどはクルマに任せられます。労力の80%くらいは担ってもらいたいと多くを期待しましたが、結果はそれ以上です。直前に信号が変わるというような特殊なシチュエーションを除けば、まったく運転に関与する必要がありません。もちろん前はしっかり見ていますが、ACC無しで運転しているのと比べれば緊張感はまるで違います。疲れているときには、本当にありがたいものです。

さて、しっかり休みながら走ろうというので、高速を下りる前の増穂PAで休憩しました。

増穂PA
驚くほど、まったく利用者がいません。アスパラがひとりだけです。
まだ部分開通の段階なので、あまり利用されないのでしょう。

ここで冷たい物を仕入れたら、余程喉が渇いていたのか、走りながらすぐに飲み干してしまい、またまた冷たい物が欲しくなりました。52号線には、富沢に道の駅があったはずだと記憶があります。通り過ぎないようにと気をつけながら走ったら、意外に早く道の駅に着きました。改装してすっかりきれいになったと勘違いしたら、なんとここは「とみざわ」ではなく、新たに7月にオープンした「なんぶ」でした。いや~、あとで「とみざわ」の前を通るまで勘違いに気がつきませんでした。


ここは山梨県の南部町になりすが、南部町内にはなんと2つ道の駅ができたのです。アスパラが住む長泉町は、国道1号も国道246号も通っているというのに、道の駅がまだありません。これは遅れを取りました。国道52号線に平行して中部横断道を建設していますが、この2つの「道の駅」は中部横断道のPA機能も補完する目的があるそうです。


なるほど、道の駅の裏では中部横断道の工事が進んでおり、この隣接地が南部ICになるそうです。


それにしても、立派な「道の駅」です。


土産物店、野菜の直売所、レストランなど充実していますが、残念ながら営業時間は17時まで。レストランのラストオーダーも16時とのことで、利用はできませんでした。まあ贅沢は言えません。


中部横断道は、いまところ六郷IC - 双葉JCTだけの部分開通ですが、順次延長が予定されています。
 新清水JCT - 富沢IC : 2018年度
 富沢IC - 南部IC : 2019年夏頃
 南部IC - 下部温泉早川IC : 2019年度
 下部温泉早川IC - 六郷IC : 2018年度
意外なことに、来年度(2019年度)には、もう東名、新東名と中央道がつながるのです。
そうなったら国道52号線は、あまり通らなくなりそうです。いまのうちに名残を惜しんでおきましょう。


そのまま52号線を新清水ICまで走って新東名に入る予定でしたが、突然新清水-新富士間が通行止と案内されました。通行止の原因となった事故は、テレビでも報道されていましたが、工事渋滞の最後尾に前方不注意のトラックが突っこんで、乗っていた女性2人が亡くなられています。なんとも痛ましい事故です。
その時はまだ事情が分かりませんでしたが、仕方ないので急遽ルート変更して、富士川SAから東名に入るように切替えました。静岡県内は東名と新東名で複線化され以来、通行止へは柔軟に対応できるようになりました。たいへんな武器であり、静岡県は交通インフラの先進県と誇れます。

500km、16時間の旅でしたが、なんとか無事に帰ってこられました。良かったです。
Posted at 2018/10/11 16:07:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ
2018年10月10日 イイね!

’18シーズン紅葉狩り始めました

’18シーズン紅葉狩り始めましたいよいよ、紅葉シーズンに入り、行動を開始しました。
昨日(10/9(火))は、未明の2時22分に家を出て白駒池、横谷峡、白樺湖、霧ヶ峰、美ヶ原と500km近く走るという、驚くようなドライブでした。
こんなに早く出発したのは、2時に一旦目が覚めてしまい、ここで再び寝たら寝過ごしてしまいそうで、意を決して出発したからです。風景写真を撮る先輩方は、早朝出発あるいは前夜出発を当然とされていますが、アスパラは毎朝8時過ぎに起きるという生活リズムなので、こんなに早く出発するのは異例中の異例です。

第一の目的地は八ヶ岳山中の「白駒池」です。
先回、清里近くの吐竜の滝を撮影に行ったときに、麦草峠を越えたのに白駒池に寄らなかったと、先輩達にあきれ返られました。汚名挽回です。
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10/9の行程図
①長泉→【新東名】→富士→【西富士道路】→【富士宮道路】→本栖湖→【本栖みち】→六郷IC
 →【中部横断道】→双葉JCT→【中央道】→諏訪南IC→【八ヶ岳エコーライン】
 →【メルヘン街道】→麦草峠→白駒池
②白駒池→麦草峠→【メルヘン街道】→横谷峡観音
③横谷峡観音→蓼科→【ビーナスライン】→白樺湖→霧ヶ峰
④霧ヶ峰→【ビーナスライン】→美ヶ原高原
⑤美ヶ原高原→【ビーナスライン】→和田峠→【国道142号】→岡谷IC→【中央道】→双葉JCT
 →【中部横断道】→六郷IC→【国道52号】→甲駿橋北→【県道10号】→富士川SA→【東名】→沼津

楽しそうな道路が並んでいるでしょう。魅力あるコースだと自賛しています。
全行程494kmのうち、高速道路は202km(長泉沼津→新富士20.3km、六郷→諏訪南66.3km、岡谷→六郷91.2km、富士川→沼津24.2km)で、一般道が292km(構成比59%)です。一般道が約6割あっても平均速度58.5km/hを確保できていることから、いかに楽しく走っているかご理解頂けると思います。

【白駒池】
諏訪南ICから八ヶ岳エコーライン、メルヘン街道(国道299号)を抜けて、6時前に白駒池駐車場に到着しました。
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200台収容の駐車場には、もうこんなにクルマがいます。
9時に戻ったときはほぼ満車。その後は1時間待ちが続いたそうです。

平日なのにこの人気ですから、早く到着して良かったです。
管理人さん不在の時間ですが、備え付けの封筒にクルマのナンバーを記載し、料金¥500とともに入口のポストに投函するというシステムでした。
駐車場にはきれいなトイレもありますが、こちらも協力金¥50が必要です。自発的にポストに入れるのですが、半数以上の方が入れていません。これは残念なことです。

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池に向かいましょう。木道がきれいに整備されていて、駐車場から15分歩き、息が上がり始めた頃に到着です。

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到着直後に朝日が射し込み始めました。ぎりぎりのタイミングでしたが間に合いました。池の周りのカメラマン達は、既にすっかり段取りが終わり臨戦態勢でしたが、間に合っただけ良しとしましょう。

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人が多い上に、みなさん三脚を立てますので、撮影場所の確保には苦労します。

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ゆっくり撮影しながら池を一周しましたが、紅葉はちょうど見頃です。

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気嵐を絡めて、すこし芸術的に狙ってみました。上手にプリントしないと、思いが伝わらないかもしれません。

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錦秋を映し込んだ絵です。

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白駒池周辺は、「日本の貴重なコケの森」に選定されています。
森の中は見事なコケが一杯です。

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青苔荘前から
白駒池には2軒の山小屋「白駒荘」「青苔荘」があります。いい写真を撮ろうというなら、ここに泊るのがお薦めでしょう。

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麦草峠 9時04分
9時に白駒池を後にして、再びメルヘン街道(国道299号)を戻ります。
まず、麦草峠で記念撮影。ここはメルヘン街道の最高地点ですが、1992年に志賀草津道路が国道になるまでは、こここそが日本の国道最高地点でした。
アスパラは、92年以前にここを通過していますので、どうしても国道最高地点という印象のままです。

【横谷峡】
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奥蓼科の横谷峡(よこやきょう)です。
横谷観音展望台から王滝を見下ろしています。
実は横谷峡まで下りるつもりでいたのですが、白駒池で体力を使い果たしてしまい、今回は展望台からの景色だけにしました。

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展望台のある横谷観音は、ちょうど紅葉真っ盛りです。

【白樺湖】
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ビーナスライン(旧蓼科道路)を走っていると、白樺湖の手前でおもしろい山が迫ります。
八子ヶ嶺(やしがみね)というようです。ひとつ勉強になりました。

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白樺湖畔
白樺湖の景色というと、こういうイメージですね。

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蓼科山と白樺湖
絵葉書的ですが、ビーナスライン(霧ヶ峰線)からの代表的な景色です。

【霧ヶ峰】
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霧ヶ峰から横道に入り込んでみました。
すすき原はすっかり秋の風情です。


【美ヶ原】
さて、霧ヶ峰まで来たのに、美ヶ原までのビーナスライン八島線、美ヶ原線を走らないのでは、いかにももったいないと思い、気持ち良くぶっ飛ばしてきました。
前を走るクルマに道を何度も譲っていただきましたが、私だってバイクさんに追いつかれる度に、道をお譲りしています。気持ち良い高原だからか、自分の走りに合わせてみなさん譲り合いますが、この風習がもっとどこででも普及したら、いいですね~!
おかげさまで走りを思いっきり堪能できました。楽しかったです。

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牛と王ヶ頭アンテナ群(美ヶ原)
「天気も良くなって、久し振りに山がきれいに見える」と霧ヶ峰では聞いたのに、美ヶ原に来てみたら遠望はダメでした。牛さんの姿で癒やされてください。

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美ヶ原の町営駐車場にて
朝2時から起きたため、14時にもなったら、さすがに疲れが出てきました。
もう、ここからは一目散に帰りましょう。

500kmの日帰り旅行を思い切って敢行しましたが、充実した旅になり、まともな写真もやっと少し撮れました。
これから12月上旬まで続く紅葉シーズンですから、ペース配分に気をつけて、効率的にこなしましょう。
今回は、とてもうまくいきました。

紅葉の状況ですが、
 白駒池 見頃
 横谷峡 そろそろ見頃
 白樺湖 まだもう少し
 霧ヶ峰 まだもう少し
 美ヶ原 まだもう少し
あくまで、個人の印象ですと、責任を逃れを申し上げておきます。
Posted at 2018/10/10 23:06:20 | コメント(6) | トラックバック(0) | 紅葉狩り | クルマ

プロフィール

「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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ライダーの苦悩 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/19 09:37:57
いやだわ、何でこんなに混んでるのかしら?お前らのせいだよ(怒) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/12 13:21:15
慣らし運転を兼ねて箱根で温泉~!(^.^) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/06 13:29:07

愛車一覧

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