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アクティブアスパラのブログ一覧

2022年12月08日 イイね!

2022年 晩秋の京都(柊家旅館)

2022年 晩秋の京都(柊家旅館)今度の京都旅行では、4年ぶりに柊家旅館に泊まりました。
タイトル画は恒例により仲居さんとのツーショットです。

元々は一人で行くつもりでビジネスホテルの予約もしてあったのですが、友人と一緒に行くことになってそれからが大変でした。
「使える会員制ホテルがあるから、そこでいい?」と友人が言ってくれたので「よろしくお願いします」と話に乗りました。「もし取れなかったら老舗旅館で京懐石という手もあるけどね」とうっかり冗談を言ったところ、次の朝友人から電話がかかってきて「あれからよく考えたけど、老舗旅館で京懐石という魅力は捨てがたい」と言うのです。口は禍の元ですが「じゃあ、そっちを先に聞いてみましょう」となりました。

さっそくアスパラが柊家さんに電話を入れました。もう今月のことなので難しいだろうと思いましたが、敵もさるものというか、こういう時の対応の心地よさが柊家さんの魅力です。名前を伝えると「まあまあ、いつもお世話になっています。前回は4年前でしたね。」としっかり押さえています。「何日ですか」と聞かれて答えたら「それは良かったです。その日は前回お泊まりいただいたお部屋をお取りできます」と、もうすっかり逃げ道を塞がれました。

京都に行くのは紅葉も魅力ですが、柊屋さんの接遇を味わうことはそれに勝る大きな魅力です。ハズレが無いという安心感がありますし、前に泊まった部屋というなら尚のことです。もう経済的観念はどこかに飛んでしまい、泊まることにしました。

申し訳ありませんが、備忘録として当日の食事を載せさせてください。
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お品書きです。
手の込んだお料理が次々でてくる期待感が膨らみます。

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利き酒セット
お食事のお供は日本酒でしょう。

さあ、始まります。
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【食前酒】富翁 純米大吟醸 ささにごり生原酒
【先付】かます寿司 千枚漬 子持ち昆布 車海老 唐墨 鬼灯 松の実和え

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【椀】蟹真丈 三度豆 蕪すり流し 松葉 柚子

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【造り】本日の造り
 右は鮪を炙っています。
 友人は雲丹は嫌いと言いながら、食べたらおいしいと言ってます。

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【焼物】朴葉焼 鴨肉 銀杏味噌

ここで女将が挨拶に来てくれて話が弾んだので、「4年前に来たとき一緒だった家内は亡くなってしまったので、今回は幼馴染みの友人です」と白状しておきました。

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【蒸し物】蓮蒸し 鰻 銀餡 山葵

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【酢の物】北寄貝 長芋 黄菊 岩茸 柿 土佐酢じゅれ
ここに入っていた柿は、その熟れ具合がまさに絶品でした。

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【煮物】海老芋 雲子 喰い出し 一味おろし 朝葱
友人は煮物の量が多すぎると文句を言ってます。

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【食事】零余子御飯(新潟県魚沼産こしひかり)
【香の物】白菜 胡瓜
【留椀】赤出し 湯葉 三つ葉 粉山椒

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【果物】代白柿 きうい らいむ

以上が夕食でございます。
18時から食べ始めて20時半までかかりました。

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ご参考まで、こちらが朝食です。
なんと言っても湯豆腐がうれしいです。

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ところでこれは部屋の写真ですが、手前側は座面が高い座椅子になっています。
友人の仕草を見てすぐに気がつき「座椅子をご用意しましょうか」と言ってくれます。
こちらが何も言わなくてもです。
私は遠慮しましたが、座るにはありがたくても食事がしにくいだろうなと思ったら、
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食事の時には、ちゃんとテーブルの上に台が用意されます。
至れり尽くせりです。
普通に座っている私に対して、なんだか偉そうです。すっかり喜んで「エッヘン」とふんぞり返っています。

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仕方がないのでアスパラも下に座って精一杯ふんぞり返りました。

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「来者如帰」

「来る者帰るが如し」とは「我が家に帰って来られたように、くつろいでいただきたい」という柊家さんのモットーです。
かかったお金のことを別にすれば、なにからなにまで快適でした。
また行きたくなったらどうしましょう。
Posted at 2022/12/08 20:36:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宿の食事 | クルマ
2018年12月04日 イイね!

京都 柊家旅館で癒やされて(2018年)

京都 柊家旅館で癒やされて(2018年)京都紅葉狩りの最後は、宿泊した「柊家旅館」について報告させて下さい。
そうだ 京都、行こう 」でご報告しましたが、昨年はお気に入りの柊家が取れずに別の宿にしたところ、なにかと不満が残ってしまいました。今年は直前なのでどうせダメだろうと思いながら宿泊サイト「一休」を確かめたら、なんと11/26だけ柊家に空室があります。慌てて予約を入れたものの、出不精のアスパラ奥様が難色を示すならすぐに止めようと考えました。ところが案に相違して、奥様はすっかりその気です。京都や室生寺もありますが、二人とも今回は柊家さんに泊まることが一番の目的です。

宿に着いてみると、案内された部屋は新館3階61号室、おやおや前回(一昨年)と同じお部屋です。そのときも「京都 柊家旅館 」という内容でご報告していますので、お部屋の詳細はそちらをご覧ください。今回は食事の報告にいたしましょう。
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泊ったことのある部屋ですから感激は少ないですが、勝手がわかる分は落ち着きます。

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とっても便利だったのは、部屋の入口窓側のこのスペースです。
簡単に横になって寛げるため、風呂上がりにゆっくり休憩できました。ちょっとした気遣いが嬉しいです。

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さて、恒例により仲居さんとのツーショットをご覧に入れます。
老舗旅館らしい、落ち着いたきれいな方でした。お世話になり甲斐があります。

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それでは、いよいよ今回平成30年霜月のお献立です。
細かく書かれていて、楽しめます。

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食事のお供は、「秋の利き酒セット」をお願いしました。写真を撮り忘れたのでメニューでご紹介します。
上から3種の京都のお酒にしました。
 ・澤屋まつもと
 ・神楽
 ・西陣

それでは、お料理を順番に。
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【食前酒】(右下)
富翁 大吟醸純米 ささにごり 生原酒

【先付(さきづけ)】(左上)
ずわい蟹 水菜 もって菊 いくら 舞茸 旨出汁
献立には他に蟹味噌煎り玉子が書いてありますが、家内は無かった気がすると言っています。そうだったかもしれません。

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【椀(わん)】
鱧玄米香煎揚げ 蓮根真丈 松茸 小松菜 人参 柚子
いや~っ、このお出汁のおいしいこと。じわ~っと来ます。

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【向付(むこうづけ)】
鯛 鮪 帆立貝柱 水蛸 あしらい 山葵

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【八寸(はっすん)】
小鯛千枚寿司 子持昆布 すもーくさーもん 堀川牛蒡 煮鮑 焼目栗

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【焼肴(やきざかな)】
鰆味噌幽庵焼き 揚げ海老芋 車海老唐墨香煎焼 菊菜 胡桃 はじかみ 酢橘

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【炊合せ】
小蕪 鰤(ぶり) 金時人参 小松菜 刻み柚子 銀餡かけ

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【留椀(とめわん)】(真ん中)
赤だし
 生湯葉 揚げ茄子 三つ葉

【御飯】(ひだり)
平茸 人参 牛蒡 銀杏
新潟県魚沼産こしひかり

【香の物】(奥)
赤紫蘇大根 畑菜 青柴漬

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【水物】
めろん 柿 苺

おいしくいただきました。食事がゆっくりの我が家にしては、途中までかなりのハイペースでした。
一皿ずつ持って来ますが、そのタイミングこそ腕の見せ所なのでしょう。私らのペースが遅くなってきたら、ちゃんと次のお皿は間が空きます。見ていないようで、しっかり神経を張り詰めています。こういう質の高いサービスは、大好きです。

部屋には大きな加湿器も用意されているし、布団も快適だし、腹も一杯でお酒も入り、ぐ~っすり寝てしまいました。
朝は6時に目が覚めて、さすがに湯温が下がったお風呂を入替えて、ゆっくり朝風呂を楽しみました。

朝食は、和食と洋食が選べるそうです。「どちらになさいますか」と聞かれれば、「そりゃ和食でしょう」と答えますが、「日本人の方は大体和食です」とのことです。「洋食だと湯豆腐は付かないよね」と言ったら「付きません」と笑われました。
和風老舗旅館の柊家さんといえども外国人客が多くなったのではと、3割くらいという答を予想しつつ尋ねたら、6割だそうです。そんなに多くなれば、さすがの老舗旅館といっても、外国人客の好みに合わさざるを得なくなっているのではと心配です。

それでは、柊家の和食朝食です。
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朝食はジャーンと並びます。
それでも、湯豆腐は別です。

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左:湯豆腐
右:湯豆腐の薬味

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湯豆腐はその供し方に工夫がされています。ふたを外して覗いてみると、左のポットでは炭が燃えていて、桶の湯を温めます。もう食べてしまって写真にはありませんが、湯の中には豆腐が泳いでいます。右の出汁ポットが湯の中に伸びているので、これも冷めないように温められています。
おもしろい仕掛けですが、これは部屋の高野槙のお風呂とともに、人間国宝に作っていただいたそうです。

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左:【炊合わせ】海老真丈 椎茸 生麩 湯葉 隠元
右:(左上)焼きたらこ(右上)縮緬山椒(左下)牛肉しぐれ煮(右下)榎茸

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左:【漬け物】大根 白菜 柴漬
右:【赤出汁】しめじ 蜆 三葉

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左:【半熟玉子】
右:【おひたし】ほうれん草

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【焼魚】柳ガレイ

いろいろと盛りだくさんの朝食でしたが、二人とも完食です。おかげさまで14時まで観光しましたが、昼食はその後の帰り道までお預けにできました。


柊家玄関にて
美人仲居さんに見送られて、京都観光に出発です。

それにしても、期待通りに快適なお宿でした。前日15時15分に到着でしたが、クルマは玄関前でキーを渡してお任せ、荷物はもちろん全部運んでくれますし、部屋に入ればすぐに抹茶を点ててくれ、ほうじ茶を入れてくれ、おやおやお部屋のお風呂ももう満水で、いつでも入れます。散歩から帰ったら、再びすぐにお茶が出されます。
次の日は、観光ハイヤーを宿から手配してもらいましたが、時間になったら「お車が参りました、お荷物はお預かりしますので、お部屋に置いておいて下さい。後ほど運んでおきます」とのご案内です。14時に戻ってくるまで、うちのクルマは宿が預かってくれます。見物を終えて、宿の玄関で荷物を受け取るだけで、すぐ帰るつもりでいたら、「お時間のご都合もおありでしょうが、お茶を入れますので、どうぞお上がりになって下さい」と招じ入れられ、お茶をいただいているうちにActiveHybrid3が玄関前に準備されました。う~ん、何一つ不満は残りません。来年も来たくなったらどうしましょう。
Posted at 2018/12/04 22:10:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | 宿の食事 | クルマ
2018年10月31日 イイね!

四万温泉 積善館 料理長おまかせ会席

四万温泉 積善館 料理長おまかせ会席先日(10/22)群馬に紅葉狩り遠征に出かけたご報告をいたしましたが、肝心の報告が残っています。
宿泊した「四万温泉 積善館」での食事について、自分たちの記録としても残したいので報告させてください。

年寄りの旅行では、宿のお風呂と食事が重要なアイテムです。アスパラ奥様に至っては、名所なんか見なくて良いから、早く宿に連れて行けと言っています。

そういう事情があり、今回の夕食も「部屋食」にこだわり、さらに「料理長おまかせ会席」を奢りました。
なにしろ食事でしくじる訳にはいかないのです。

ゆっくり風呂に入って、館内歴史ツァーも済ませ、食事を撮影するためのカメラテストまで行って、準備万端で夕食を待ちます。
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アスパラ奥様はもう臨戦態勢でお待ちです。献立を横に置いた上に、料理の説明を忘れないようにスマホに録音しようと構えています。

仲居さんを待っていたら、そこに現われた担当さんはなんと男の子です。微妙にイントネーションが怪しい中国人のOさんでした。
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いつもの仲居さんとの記念写真も、ちょっと違う雰囲気です。
初めは不満もあり心配しましたが、日本語の先生を目指しているというOさんの日本語は完璧です。出てくる料理ひとつひとつに、アスパラ奥様は細かく質問しますが、私らの言うことも完璧に理解します。その上で、すべてに間髪を入れず要領の良い説明が返ってきます。余程しっかり料理も勉強しているのでしょう。接客という難しい部分ですが、まったくパーフェクトでした。

【お酒】
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さて、食事のお供のお酒です。「積善館」「元禄の湯」「紅の橋」という、宿にちなんだ3種の日本酒を頼みました。
左から右に段々辛口になっていくので、食事の進みに合わせて辛口にしていきます。

それでは、積善館 石井和郎料理長による「四万神無月の献立」を順番にご覧ください。
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【温付(おんつけ)】
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下仁田蒟蒻2種、ほうじ茶豆腐、あわび
柚子味噌

【前菜】
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季節の盛り合わせ
 手前の皿:サザエの雲丹焼き、エビポテト揚げ、サンマ寿司、ゴボウ、サツマイモのレモン合わせ
 奥左:鮭の白子豆腐菊あんかけ
 奥中:帆立
 奥右:鶏肉チーズ焼き、銀杏、揚げそうめん

【椀盛(わんもり)】
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土瓶蒸し
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中味は松茸、鱧、牡丹海老、鯛

【造里(つくり)】
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旬のもの盛り合わせ 妻一式 泡醤油
 中トロ、ハタ、牡丹海老、雲丹
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醤油は泡醤油といって、刺身をここにつけるのではなく、刺身に泡醤油を盛って口に入れます。

【蓋物(ふたもの)】
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里芋と蟹のおやき
群馬産生麩

【焼(やき)】
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赤ムツ塩焼き パプリカソース
小松菜、椎茸、アスパラ

【合肴(あいざかな)】
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信州焼き
 焼き蕎麦、鶏肉、麩

【強肴(しいざかな)】
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秋茄子と和牛フィレのロースト 柚子ジュレ
トロロ

【酢の物】
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蒸し鮑酢浸し

【止め椀】【香の物】【食事】
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右:赤出汁(ミツバ、ナメコ)
中:漬け物(レンコンの茎、キュウリ、大根)
左:ご飯(コシヒカリ)

【水物】
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左:群馬県産りんごガトウ(お城)仕立て
   チーズケーキ、ゼリー(蓮根、ブルーベリー)、ヨーグルトソース、ミント
右:花豆、新生姜

よく飲んで、よく食べました。
写真ばかりの報告で、食感も香りも歯ごたえもお伝えできないのに、長々と説明して申し訳ありません。
皆様に少しでも楽しんでいただければ幸いです。

【朝食】
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さすがに、朝食は部屋でという訳にはいかないようで、ラウンジにていただきました。

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豪華なお食事でした。器も良いものを使っているとは、アスパラ奥様の感想です。

14時到着、10時出発とゆっくり滞在して、お風呂も入り尽くしたし、食事も十二分に楽しめました。
四万温泉 積善館を十分に堪能できました。
どうやら年寄りらしい旅行スタイルが身についてきたようです。
Posted at 2018/10/31 15:15:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 宿の食事 | クルマ

プロフィール

「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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ライダーの苦悩 
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2020/12/19 09:37:57
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