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イイね!
2020年05月07日

レストアの完了と

レストアの完了と 今年のGW中に私が課していたタスクのひとつ。
それは、亡き父が乗っていた自転車の復活でした(^^)。

というのも、この春、実家の車庫の大掃除をした際、埃まみれの自転車が3台も出てきてしまいまして・・・

うち2台は、何かの景品の折り畳み自転車。
こちらはかなりの重量級で、すでにアチコチが錆び付いていたため廃棄することにしたのですが、もう1台の青いシティサイクルに関しては、どうやら酷い錆はなさそう。おまけに、今から20数年前、定年退職した父がこの自転車に乗り始めた頃を少し思い出したので、ひとまず、この1台だけは手を入れてみることにしたのです。(あまりに埃が酷いので暫く雨曝しにしていたのはヒミツ)

ということで、昨年の秋に嫁さん号を再復活させた時と同じように、フレームの汚れをクロスで落とし、ARAYAのメッキリムをピカールで磨いて、チェーンやベアリングに油を注して・・・と、ここまでは至って順調。
しかし、最後の仕上げとばかりに虫ゴムを新調していざ空気を入れたら、フロントリムの縁からチューブが元気良くはみ出してしまうという、困った事態に(笑)。
これは大人しくプロに任せよう
と、連休明けを待って近所の自転車屋さんに持ち込んだのですが・・・

実は、実家から程近いこのお店を私が訪ねたのは、なんと35年ぶりだったのです。

小・中・高と筋金入りの自転車少年だった私は、それこそ毎週のようにこのお店に入り浸っていて、近所の人に就職したかと間違われたほど(笑)。
ただ、その後はすっかり縁遠くなり、いつしか店構えも小さくなったのですが、私はクルマで近くを通るたび、そんなお店の様子がとても気になっていました。当然ながら、若かったオジさんも今ではすっかりお年寄りに。・・・そうです、「もう自分のことを覚えてくれてないかも」との不安が、余計に私の足を遠ざけていたのですね。

「こんにちは、ご無沙汰しています。○○町の△△です」
意を決してそう切り出しても、オジさんは今ひとつピンときていない様子。
まぁ、無理もありません、私の記憶にある最後の会話は、高校1年の時ですからね(笑)。
タイヤとチューブの状況を説明すると「はいはい、わかりました」と、昔よりかなりスローな手捌きながらも、ものの5、6分で修理を完了してくれました。

帰り際、あらためて御礼をしながら
「中学生の時、オジさんにパーツ1個1個から組んでもらったロードレーサー、まだ大事に保管してますよ」
と話しかけたら、
「はぁ・・・もう何十年も前の話よのぅ」
とボソッと返してくれたのです。そっか、オジさんは元々口数が少ないタイプだった(汗)。会話は期待したほど弾みませんでしたが、どうやらオジさんは私のことを覚えてくれていたようです!

そのことがわかっただけで十分嬉しい、レストア完了の瞬間でした(^^)。


・・・あ、そうそう。

父がキーホルダー代わり?に自転車の鍵に繋げていたコレ。

一体、いつの時代のどんなマツダ車だ???
ブログ一覧 | 隠れ家の乗り物 | 日記
Posted at 2020/05/07 18:30:03

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この記事へのコメント

2020年5月14日 10:24
こんにちは!
とてもいいお話&まるで私のよう!笑
Nuk-P@RailStarさんとは共通項目が多い!驚
私のお世話になった自転車屋さんは只今、休業中です。
それはコロナ云々ではなく、ご主人の体調によるものです
青春時代の私の無理難題に親身になってお付き合いしてくれたご主人は今、闘病している様子です。それはそうでしょう、もう80はとうに過ぎているご高齢なので…

Nuk-P@RailStarさんのロードレーサーの昔話、興味津々です。
是非お見せお聞かせしてほしいな~
ちなみに私は第四次自転車ブームの最中ですので
宜しければ暇つぶしにみんカラご覧ください。

近いうちに周南市、再度通行させていただきます!♪
コメントへの返答
2020年5月14日 23:28
こんばんは。
ホントだ、ビックリするくらい場面設定が近いですねぇ(笑)。昔は「自転車は自転車屋さんで」という不文律があったように思いますが、いつしかホームセンターやスーパーが進出し、最近では大型の専門店が。周南市内でも昔からの街の自転車屋さんはほとんど壊滅状態です。

世界に一台のロードレーサーは、今のようにネットのない時代ですから、当時のバイブルだったサイクルスポーツ誌の臨時増刊号「オールパーツカタログ」を隅から隅まで探してオーダーしましたよ。タイヤとサドルは舶来品で、たしか仏ウォルバーと伊カンパニョロだったっけ・・・手書きのパーツリストがあったと思うので今度探しておきます。実車は40年間屋内管なので、ゴム部品以外は良い状態ですよ(^^)。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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