12月にすること
①TV番組の雑誌を買って、年末年始の番組チェック。
今年で3回目だが、年々酷くなるのがTV欄より多い、タレントの写真。
写真はいらん(不要な)ので番組表だけ残して、他はほかす(捨てる)。
②年賀状とXマスカードの作成。(12/15~25)
③年末ジャンボ宝くじのCMへの突っ込み。
バブルの頃、東京勤務時代に新橋駅の烏守口前の宝くじ売り場に並んで買ったことがある。
ある部署でグループ買いしたら高額当選したとかでその影響もあったかもしれないが、100枚(3万円)、300枚(9万円)買った同僚もいた。
あの頃は、どうかしてたんだと思う。
計算したら期待値が分かるのにね。
宝くじについて親が言っていたこと
「夢を買うのだから当選しても換金はするな。公共への寄付だと思え」
「公共のインフラ整備に使われるのだからそれで良い」
なので、おちゃらけた宝くじのCMを見るたびに思う。
「まじめに宣伝しないなら制作費を減らしてもっと公共の為に回せよ」
***
宝くじは、販売総額のうち、賞金や経費などを除いた約40%が収益金として、発売元の全国都道府県及び20指定都市へ納められ、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに使われています。(宝くじ公式サイトより)
***
ジャンボを含む宝くじ全体の売上総額は、娯楽の多様化や景気低迷などの影響で05年度の1兆1047億円をピークに減少傾向が続き、19年度は7931億円だった。(
佐賀新聞)
んで最近は、売上げが増えているらしい。
2020年は、定額給付金で宝くじが買われたのかも知れない。
宝くじも”パンとサーカス”のサーカスなのかもね。
***
無料メルマガ(まぐまぐ)【10秒で読む日経】2010/11/15より
「宝くじは、算数ができない人に課せられる税金である。」と言われる。
(Lottery: A tax on people who are bad at math.)
確率計算すると、飛行機事故で死亡する以上の絶望的な成功確率だからだ。
保険もその起源を辿れば、宝くじを応用したものだと分かる。
そして、確率が当って、保険金を支払いすぎ無い様にすることが、
保険料率計算のイロハだ。
保険、特に入院保険もまた、算数ができない人に課せられる税金なのだ。
でも高齢になれば、入院する確率も高く、費用も増えるんじゃ?
そうです。入院する確率は年を重ねる毎に増していく。
60才からの20年間の入院確率は、それまでの40年間の2倍になる。
あなたが60才からの20年の間に入院する確率は53.6%と2人に1人が入院する事になる。平均入院日数も14日と長くなる。
一方で保険料も加齢に沿ってぐんと高くなる。保険会社も抜かりは無い。
60才からの20年間の平均給付金受給額は、7.4万円(入院確率53.6%×平均入院日数14日)。
これに対する保険料の支払は212万円。(月額保険料8820円×12月×20年=212万円)
212万円の保険料を支払って、平均7.4万円の受取ということ。
保険料に対する受取額は3.5%でしかない。
一番当る確率の低いロト6の最低当選確率よりも低い受給率なのだ。
高齢だから入院確率が高くなり、不安も増すのは事実だが、計算すると入院保険は一番当らない宝くじよりもっと確率の低い宝くじと同じ事。
あなたが2百万円の予備資金を貯めて持っているのなら、入院保険に加入する意味は無い。
第一に、受取る事の出来る保険金額は驚くほど少ないから。
第二に、入院する事があっても、手元の予備資金があれば、その資金を使う事で入院への対処は保険以上にできる。
お金が必要なのは病院等への支払。前払いが求められる事もある。
保険会社から受取れるのは相当の入院日数が経ち、書類を作って申請。
実際に受取れるのは更に日数が経った後。必要なときに貰える訳では無い。
それまでは自前で準備する必要がある。不足することもある。
ガンや心臓病などの大きな病気に身内がなった事を考えてみよう。
お金がかかっても、遠くの病院でも、最高のお医者さんに診てもらい、しっかりと治したいと思うもの。
交通費を掛けて良い病院に通院、入院したり、保険適用外の高額医療費や謝礼等など不測の費用がかかる。
入院保険と言うのは1日幾らでしかないから、この役にはたたない。
ある程度の蓄えを持っておく事のほうが、闘病には向いている。
入院保険に何百万も支払うよりも、自分の蓄えを貯めておく方が大事なのだ。
■無駄に保険料を支払わないと、その分だけ余分に蓄えが出来る。
老後で一番のリスクは、ピンピンコロリも少なくないから、病気や介護ではなく、長生きして生活費が無くなるという長生きリスクだ。
60才時点で生きている人のうち、90歳(30年の老後)まで生きる人は男性が21%、女性は45%もある。
年360万円の生活費でも、1億8百万円かかるのです。
***
高額な保険料を払うより、自分で貯めるほうが煩わしい手続きもなく使いやすくてお得と言うことですね。
それにしても老後30年間で年360万円の生活費で1億円必要って!
間違っても宝くじを買いに走っては、いけない。怖い話だ><