天満屋倉敷店

ワーゲンの帰りに、昨日オープンしたての「天満屋倉敷店」に行きました。

旧倉敷店は今から３０年以上前にオープンし、建物の老築化が進み旧倉敷三越跡にリニュアルオープンした訳です。

２００５年の三越撤退時に、天満屋の早期オープンされる筈でしたが、建物の一括譲渡を主張する天満屋側と地主、建物、それまで入っていたテナントとの交渉が上手く行かず、開店が今日まで引っ張った形になりました。

今日、実際に足を運んでみて正直な話、天満屋の主張は正解だと思いました。

以前の倉敷三越とシティープラザのままの状態だと、いずれ駄目になるだろうと薄々感じました。

空き店舗の目立つ老舗百貨店なんて魅力なんてゼロですからね。

老舗百貨店である三越は三越としてのブランドアイデンティティーがあるのに対し、空き店舗が目立つテナントと同居させるのはどうかなとお客さんはもう気づいていたんですよね。

この何十年かで、郊外型のショッピングセンターが相次いでオープンし人の流れが郊外型になりました。

くだらない変な自己主張して平行線になっている間にも時代の変化は進みます。

自分たちのエゴを主張するだけでなくもう少し回りの意見に耳を傾けて行動を起こす必要もあるのではないでしょうか。

郊外型のショッピングセンターの進出のせいで、駅前周辺が空洞化になったと言うのはただの言い訳に過ぎません。

お客様にとって魅力ある街づくりをするのにはどうすれば良いのかをもっと話し合い、とことん議論し、そして行動を起こす事が大事だと思います。