みんからグループのWOLで、毎年恒例の冬の長野ツーリング。
バイクで雪道をツーリングすると言うオカシイ人達が集まっています。
私はビビリーで安定志向のそう言うオカシイ人達とは真逆のシャイな性格ですが、4年前位?に、当時里親になっていたNSR50を雪道仕様に仕立て、なぜか初参加を予定していました。
しかし残念なことにその年は豪雪のため中央道など主要道路が通行止めになってしまい、何と参加予定メンバーが長野にたどりつけない(;^ω^)!!!・・・中止となってしまった。
その後、参加可能マシンが無い状態でしたが、2019年こそは絶対参加してやる!!と去年の2018年7月位から、今年の冬の長野ツーリングの準備を始めたのでした。
当時、ターボ車がVTEC車となって長期入院から戻り、エンジンにドーピングしまくりの私でしたが、その頃TERAちゃんがロードバイクのレースに出るとか言い出した時に言ってたセリフ、
「エンジンは俺」
が響きました。うん、原点だね。TERAちゃん100年に1回位はいいこと言うね!!
この言葉を受けて来年の冬の長野ツーリングは「エンジンは俺」、ええ、つまりチャリで参加しよう。と決めたのでした。
と言うものの、チャリを持っていないので買わねば。しかもちゃんとしたチャリを買うのは中学のとき以来。15歳からは、おっと違う、16歳位からは基本はバイクで、完全にチャリからは離れていたので、色々忘れているし変わっているしさっぱり分からないっす。強いて言えば2011年に富士スピードウェイでママチャリGPに参加しましたが、、、
↑写真右:いつ様
この時はアルミフレームのママチャリで、1周のベストラップは12分、最終コーナーの進入から立ち上がりだけで1分かかってましたwww ちょっとアフロが重かったせいかな・・・?
ママチャリはカスタムとか全然考えなかったけど、カスタムとか少し気にしていた中学生の当時は、舶来フレームならチネリとか、部品ならカンパニョーロと言うメーカーが高嶺の花の夢のまた夢で、国産ならフレームは石渡のクロモリ、部品はシマノかサンツアーの2択でした。
今は・・・と言うと知らないSRAMと言うパーツメーカーが誕生していましたw
あとはサンツアーはブランドが台湾ブランドになってしまったか?で若干悲しい雰囲気になっていましたがシマノはむしろ大成長で世界的なブランドになっていました。すげー。
と言うことで、シマノやSRAMの部品を中心に、冬の長野の雪道を走れるMTBを組むことに。
そう、まだ始めてわずか半年弱ですが、
秘密の趣味とはMTB
なのです。そんなに時間かけられてないですが。。。
最近の部品を見てみると、リアのギアの多段化が激しいっす。ディレイラーが高精度&チェーン長調整幅が凄いことになっている雰囲気。
フレームの材質も当時はクロモリかハイテンが普通だったが今はアルミかカーボンとか。
ワイヤーをフレーム内を通したりして美しくかっこいい!
とか、自転車から離れてン10年経った今、何もかもが超新鮮!!
●9/6注文
で、色々調べたり考えたりすること1か月半位。ようやく注文までこぎつけました。
結局部品をバラで集めるより、セットで半完成車みたいな形で買った方が圧倒的に安く、欧米のチャリの小さなショップまで広げて調べていたところ、ミネソタのとあるショップで売っていたものがとても気にかかり、送料、関税とか少しメールでQAを実施。
組み立てオプションが、約100ドル。100ドルを払えばほぼ完成車に近い状態で送ってくれると言う。
組み立てる自信があるわけではなく、むしろチェーンとかディレイラーの微調整とか、命に係わるディスクブレーキ廻りとか、不安。
出来るかなーー?でも大丈夫!中学の時も結局何だかんだ言って出来たし、きっと何とかなる!!と勉強及び今後のメンテ費用低減のために組み立てオプション無しで発注したのでした。
●9/13到着
注文後の動きは早く、ミネソタを出て車でケンタッキー方面、東海岸に向かったので、えっ?まさか船便で大西洋を渡ってくる???いつ着くんだよ~~~(/_;)と思ったら、飛行機に乗りUターン。アンカレッジ経由で成田に9/8到着、通関と国内輸送で9/13に家に着弾したのでした。
結果的に到着はめっちゃ早かった!
AmazonやAlibabaで中国発送のクッソ遅い輸送はマジで見習って欲しいっす。
箱は超堂々としていて恐らくこれまでに家に届いた郵便物では、カートに並ぶ最大級の一品。バラバラのマシンを良し!!!組み立てるぞ!!!と気合入れていたら、
あ、あれ?何か99%組み立て済みとか書いてある。。。
あの100ドルのサービスは何だったんだろう。。。
早速開封して見ると・・・
おお~~~、99%は組み立てられてないんじゃないか??
と思いつつも、十分組み立てられているので拍子ぬけ。
これなら簡単そうだ、ラッキーと言う気持ちと、勉強して今後のメンテに生かす!が果たせなかったので複雑な心境にwww
主要パーツとしては、
冬長ツーとしては最も重要なタイヤ。TERRENEのWAZIA、26×4インチ。このサイズだとフレームはMTBだけどもはやMTBと言うよりはファットバイクと言われるのが普通?
雪道を走ることを考えると、タイヤは太ければ太いほど、内圧は適度に低圧であるほど良く、このファットなタイヤに行きつきました。ホイールはカーボンだと超高かったのでアルミに。
このタイヤは専用のスパイクピンが売っており、写真を良く見ていただければ分かる通りブロックにスパイクピン用の穴が開いていて自分でスパイクタイヤに変身させられると言う素晴らしいタイヤなのです!
そしてリアのコンポーネント。SRAM X1の11段変速。いやー、流石に長時間の登りはフロント1段落としたりとか使ってたよなー、と過去を追想しながらも、最近のトレンドはフロントディレイラーレスでリアを多段・ワイドにする方向のようなのでその流行に乗って見ました。
タイムやスピードを突き詰めるのであれば、重くてロスのあるフルサスってどうなの?と言う意見もあると思うものの、いやいや全ての衝撃は老体に届く前にマシンが吸収してくれて、体に優しくなくては。と言う車と同様ヘタレな方針のもと、フルサスでフロントフォーク、リアショックを共にROCK SHOXのダンパーに。
フレームはフルカーボンで、スルーアクスルがすげー!
フロントが150mm/15mm。リアが177mm/12mm。今4インチですが、チェーンラインさえうまく調整できれば、もっとファットなタイヤも行けそうです。
クランクはRACE FACE。文字がかっこいぃ~~~。
ペダルは付属しないので、適当にイメージに合うものを3000円弱位で買いました。
みたいな状態で届いたものを、
英語ではありますが親切に組み立てを解説する説明書や、
必要な工具が付属していると言う気配りに感謝しながら組み立てたのでした。
唯一、99%組み立て済みの範囲で組み立てられていた、右ブレーキがリア、左ブレーキがフロント、と言うのがどうしてもなじめず、逆にバラして左右を組み立てなおしました。欧米では結構左ブレーキがフロントってある見たいですね~。
●その他部品取り付け
その他買ったものとしては、まずサドル。
標準で中々良いものが付属していたものの、自分のケツ&シャイでナイーブでデリケートな前立腺には合わないようなのと、色を少し車体と合わせたいのとで
SELLE SMPに交換。ちょっと横幅が広くなり、前立腺部が穴あけ、長さは短い形に変わりましたが、自分には超~~~ジャストフィットでした。午前中丸々走ってても疲れたり違和感ありませんでした!
それからサイコン。
こんなものがこんな安価で買えるんだ!?と驚きながら購入。重宝させてもらってます。
合わせて保安部品系でベルwや、ライト等も取り付けました。
また、ハンドル廻り。。。
は、オールブラックで、武骨でシブく、カッコ悪くはないのですが、全体のイメージとしてはちょっと違うかな~~~~?
ちなみにシートポストはドロッパーで、運転しながら手元でシートの高さが変更出来ます~。がっつり下るときは高く、登りとか漕ぐときはちょっと低くしたりとか、便利な世の中になりましたね!と言うことで、
ブルーアルマイトなステムとか、カーボンなハンドル、車体色に合ったスポンジーで超軽量なグリップに変更しました。
また、絶対不要!とか言われてしまいそうですが、近所の歯医者とかコンビニに行く際に必要性を感じ、BBに取り付けるタイプのスタンドとかも買いました。
長さが全然合わず、タップを切ったりして小改造中ですが。。。
●9/17車庫の天井に吊り下げ作業
と、楽しく家の中、1Fの廊下でマシンを組み立て・カスタムしていたのですが、いや待て、これどこに置くのよ!?と言う家内からのツッコミが・・・。
と言うことで、車庫の天井、MR-Sの上にぶら下げて格納する方針にしました。
まずは耐荷重の高いロープや、滑車、フックを買って来て。
元々家の設計時に、エンジン交換とかを自分でやろうと思っても出来るように車庫の天井に取り付けておいたアイボルトに、この滑車とかローブを通しました。
そしてぶら下げて見ましたが。。。
右側のロープを緩め、滑車とフックを下まで降ろし、チャリのフレームに引っ掛けて再度ロープを右側から引っ張ると徐々に上がって行くのですが、ちょっとここまで持ち上げるのが重いwww 動滑車が必要なレベルwww
なのと、滑車からロープが外れやすかったり、下に愛するMR-Sがいて、何かで落としてしまったらショックがデカ過ぎる!!!と言うことでちょっと保管方法については継続検討中です。
タイヤについては、購入後色々調べるうち、結局ピンは打たずに「SNOW GRIP」と言う怪しげなスプレーを吹いてグリップさせる方針で。
免許持ちが2人しかいないのに、車3台でタイヤが26本、カート用が全然使ってないけど30本位の過剰在庫の家ではもうこれ以上タイヤまみれになりたくない!!!と言う感じでやむを得ないかな、と考えました。
あとは10月以降からは、子供と一緒にMTB教室に出かけたり、
奥武蔵・寄居の山奥のダウンヒルを楽しんだりとかして、
最後!!!冬長ツーの最後の準備が今日・明日で予定していた本blogのタイトル画像の、青いカッティングシート貼りだったのです。残るはシングルバーナーとかキャンプグッズを出す位。
・・・ところが・・・
残念ながら、4年前?の豪雪中止の悲しみと真逆、今年は雪が少ないと言うことで超・超・超・超・残念ながら中止になってしまいました。関東内では、前夜祭だけ行くね~~~、とか根回し十分で、当日朝、じゃぁね~~~と別れた後、こっそり「エンジンは俺」で追いかけ、雪道に難儀する原動機付の頭オカシイ野郎たちを華麗なドリフトで抜き、米粒にしてやる予定だったのですが・・・。
途中、良さんも「エンジンは俺」ってことでMTBで参加すると言う超~~~嬉しい知らせもあったのですが、本当に残念でした。今、予定ではカッティングシートチューンを終え、トランポに積み込んでいたであろう時間にヤケ酒を飲みながらブログでも書こうか。と思い立った次第でございます。
来年になると自分のモチベーションがどこにあるか分からないのですが、また、参加するかどうか考えようと思います。それまでは適当に山の中とか走っておきます!
埼玉・群馬南部あたりで山の中をMTBで走ることを秘密の趣味にされている方がいらっしゃったら、こっそりメッセージ下さいw 一緒に走りましょう~~~。