前回の筑波走行で、走行後にビードに近いサイドウォール部分のクラックを発見・恐る恐る帰宅し、タイヤを中古でキープしておいた20年製A052(残山)4.1mmに交換しました。
フロントはまだRE-71RSが1部山以上残っているのでこのまま履くのですが、いよいよ冬のシーズンに向けての肩慣らしとなる前後ハイグリップなセットになります。もしかしたらアライメントの微調整をするかも知れませんが、基本はこのセットでの挙動ベースでのドライブをし、後は冬に少し軽量化&気温の恩恵でタイムを上げて行く作戦です。GTウイングはどうするか、、、来シーズンかな・・・?
と言うことで準備自体は少しずつ進んでいるのですが、タイトルの怪談・・・このクラックが入ったタイヤのその後です。
ここ1年で何本か見た、ジョーダン・ピール監督のホラー映画たち、例えば
よりも怖いかも知れません。
その衝撃の画像がこちらです。タイトル画像のクラックが入ったタイヤのビードを落としたら、、、、
えっ?
どう言うことか分かります?
全体で見るとこんな感じです。
ビード部のゴムが、剥離して一周に渡って無くなってます。
一体どちらへお出かけに?キョロ(・_・。)(。・_・)キョロ
ホイール側にいましたwww
しかしビードが上がった状態で全周剥離して取り残され、ワイヤーも入っているので引っ張れば取れるものでもありません・・・。ショップの方には大変なご迷惑をお掛けしました。
ちなみにこれ、タイヤの品質と言うか自分の使い方のせいだと思っています。結論から言うと、XL規格のタイヤを低圧で使うのは出来るだけ避けましょう!と啓蒙を図りたいです。
とっくに認識済みの方には釈迦に説法で済みませんが、、、
タイヤにはロードインデックス(LI)と言う、タイヤがどれだけの負荷に耐えられるかと言う負荷能力の指標があります。
例えば215/45R17 87W みたいな表記の87のところですね。この数字でどの位の負荷(タイヤにかかる重さに耐えらえるかを表しています。
今回ビードが剥離してしまったタイヤは、エクストラロード(XL)と言う規格で、そのLIの87みたいな指標を達成するために、通常のタイヤよりも高い空気圧でより大きい質量の負荷に耐えられるように設計されたタイヤでした。
ミシュランのサイトには具体的な数字は載っていなかったのですが、ブリヂストンで言うと以下のような分かりやすいイメージの表があり。。。
↑の通り、記載LIの負荷能力を発揮するためには、XLの方が20kPa位高くする必要があり、そもそも200kPa未満の空気圧は想定していないことが分かります。
今回剥離してしまったタイヤはXL規格。
しかしこのタイヤを私は冷間1.4~1.6で使っていましたorz
ちなみに2017年製なので、タイムは出ませんが、通常使用ではまだまだ使えるはずの年式。
タイヤの品質の可能性もゼロではないですが、基本的には信頼できるメーカー製ですし、自身のミスと言えると思います。
こんな怖いことにならないよう、皆さまもどうかお気をつけください<(_ _)>
Posted at 2021/09/04 23:33:48 | |
トラックバック(0) |
ポルシェ | 日記