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吉田 匠のブログ一覧

2010年11月08日 イイね!

スポーツカー親爺、ついに「先祖帰り」。



ほんの少し前、僕の別ブログ『TAKUMI YOSHIDA.log』にアップしたんですが、つい最近、2年9カ月乗ったシグナルグリーンの1991年ポルシェ964カレラ2、通称964C2GT、別名ケロヨン号を手放しました。

泣く泣くそうした理由は、別のクルマを手に入れるため、より正確にいえば、別のポルシェを手に入れるためでした。

もっと正確に表現すると、ポルシェの「先祖帰り」を果たすため、ということになります。



そうして先祖帰りしたアイテムがこれ、1962年ポルシェ356Bスーパーでありまして、1948年のグミュントクーペに始まって、356、プリA、356A、356B、356Cと続く356シリーズの、かなり後半のモデルということになります。

1962年型ということは1991年の964C2からおよそ30年戻る先祖帰りになるわけですが、ボディカラー名はシグナルレッドと、奇しくも同じシグナルのグリーンからレッドへの変更となりました。

ボディサイズは、964C2の4245×1660×1310㎜、WB2272㎜に対して、356Bは4010×1670×1315㎜、WB2100㎜となり、356の方がむしろ幅広いのが興味深いところですが、さすが先祖だけあって基本的なプロポーションは実によく似ていますね。



ナルディのウッドリムステアリングホイール以外はすべて標準のままの、356Bのコクピット。

ボディ同色のフラットなダッシュパネルに円形メーターが並ぶのは1950年代のスポーツカーの標準的なスタイルで、356が精神的に50年代のクルマであることを示しています。



我が家のガレージで1964年オースティン・ヒーリー・スプライト・マークⅡと並ぶの図。

この2台、スポーツカーとしてのキャラが違うので実にいい組み合わせなんですが、60年代前半のクルマを2台抱え込むのはちょっと重荷になりそうなので、もしもこのスプライト・マークⅡに興味のある方がいたら、手放してもいいかなと思っています。

もしも興味のある方がいたら、みんカラのメッセージを使って、軽い気持ちでぜひ僕に連絡を・・・。



11月3日の文化の日、高速道路を中心とする100kmほどを軽くドライビングしてみましたが、メカニカルなコンディションはすこぶる良好で、現代の路上でも普通に使えそうな印象さえ受けました。

とはいえこのまま乗るのではなく、例によって基本的な雰囲気はノーマルを踏襲しつつ、若干男らしい方向にモディファイしていきたいなと思っていますが。

写真で見ると綺麗ですが、実はボディはそれなりに肌荒れしているためペイントする必要があるのですが、元色のシグナルレッドに塗るか、思い切って赤以外の色に替えてしまうか、悩み中です。
Posted at 2010/11/08 22:07:23 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2010年11月01日 イイね!

今年も「岩瀬ヒストリックカーフェス」にお呼ばれ。



昨日、10月31日のことですが、「岩瀬ヒストリックカーフェス2010」という旧いクルマのイベントでトークショーをするために、富山県にいってきました。

同じ目的で去年もお呼ばれしているので、今年は2年目の参加ということになります。

60年代および70年代の内外のヒストリックカーがメインの参加車は、台風の接近をかろうじてかわすという悪条件にもかかわらず去年より10台ほど増えて、90台プラスに達していました。

上の写真は、手前に1975年ポルシェ914/2.0、その後方に911と912からなる6台のナロー軍団。



ナロー軍団はどれも魅力的でしたが、なかから最も欲しい1台を選ぶとしたらこの手前のクルマでしょうかね、最初期の「S」であるSWB=ショートホイールベースの1967年911S。

しかもこの911S、神奈川県の川崎からの参加で、オーナー氏は未明に家を出て名古屋経由で朝、富山に着いたというから、気合いが入っています。



会場で大いに注目を集めていたスポーツカーの1台がこれ、シェルビー・コブラ427。

ボディはグラスファイバー製でしたが、クラシックなコクピットはまさにコブラのそれで、サイドエグゾーストから吐き出される雷鳴のような爆音も迫力満点でした。



その一方で、ホンダZやN360やスズキ・フロンテクーペをはじめとする60~70年代の軽自動車が多数エントリーされているのも、このイベントの愉しいところです。



僕らの世代にとっては懐かしいクルマのひとつがこの軽三輪のダイハツ・ミゼット、商店主の息子だった友達が家からこっそり引っ張り出してきて、日曜日の早朝なんかに運転したものでした。(笑)



一方、こちらに後ろ姿を見せる黒いファストバッククーペは超マニアックな1台、あの糸魚川からやってきた1960年前後のブリティッシュスポーツ、ACアシーカ(or エースカ)。

これのロードスター版であるエースが、あのシェルビー・コブラのベースになったのはマニアにはよく知られた話ですね。

黒いACの向こうの赤いのはいうまでもなくフィアット500で、さらにその向こうはフィアット600ベースのミニバンたるムルティプラであります。
Posted at 2010/11/01 21:55:31 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
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今からおよそ7年前、つまり2017年の誕生日にいわゆるひとつの“古希”を迎えちゃいましてね、したがって今年2024年の4月22日で77歳になるわけですな。ガキの...
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