ま、工業ミシンはいろいろ大変という話。
使っている糸。上から順に00、0、5、8、20と呼ばれる番手。20がジーンズ縫ってる糸くらい。00はごつい靴の外コバステッチの糸くらい。
糸変えるとミシンの調整がちょっと要るので割り込みのときは別のミシンで縫えば、元のミシンで続きができる。飾りステッチには太い糸を使う。ロングベッドミシンも0番縫えるんだけど、ここで441で0番ぬうか、とやってみたら、根本的に調整がくるってことがわかった。
具体的には、針が下位置近くのとき、先端がブレるのを防ぐため、ニードルガードという部分に触れるか0.05ミリ内が適正なんだけど、
画像でわかるのは珍しいがスカスカ。組んですぐの試し縫いのあと売り手に「あんたが調整したの?ちゃんと縫えるよ」と聞いてみたがあれは間違いだった。これ調整すんだけど、3ミリと6ミリのヘックスが要る。90度に曲がった6角レンチはヨレヨレで無理。ロクタイト付きという噂なのでマイクロトーチでネジ頭あぶったがダメ。ここでちゃんとした工具買いに行く(アストロ)。インチ頭の疑いもあることだし、1/8"も買ってきたがこれは入らず。
腕部分の下から映したとこ。軸のスラスト調整するためにはセットカラーを緩めてから、シャフトを動かし、本体側のカラーの位置も調整してガタない位置でセットカラーを締めるという手順なんだけど、問題のセットカラーは下からみて一番奥で、邪魔の他の2つのセットカラーを外してようやくギリでアクセスできるというありさま。セットカラーが留まっていたとこは研削部。
ここは買ってきた3/8"の3ミリヘックスで緩んだ。
シャフトの反対側の6ミリヘックスを緩め…
なんとか回るぞ…ポロっ…3/8"→1/4"アダプターの頭がもげた。
これから6ミリヘックスのロングも買ってきます。これはアストロ往復2時間しなくても近場のホームセンターで大丈夫。
糸調子が上強すぎ何?の件、シリコンオイルタンク使ってないけど、それの下に引っかかってたり、いろいろあった一つ。441の上糸通しかたいろいろあるんだけど、最初のテンションAssy手前の針金ループに調子皿を通したあともう一度通すやり方をやってたんだけど、
よく観察したら糸通すときにくぐらせる針金同士の隙間にひっかかっていましたとさ。
ここは一度だけ通すことにしても上糸調子が強すぎるので、ボビンテンションを上げたら、ボビン周りの隙間に糸がひっかかるようになり、チェックしたところこの記事の最初に戻る、という経緯でした。
このテのミシンはミシンよく知らないオレでもなんとかできるけど、それはネジトルクがどのくらいだと頭やナメちゃうかとかの経験がかなりないと厳しいかと思う。いやオレもいまさっき工具壊してるw
このクラスになると家庭用ミシンとは寸法がだいぶん違うから経験のあるミシン屋さんが近くにないと機械音痴には勧められないです。
【更新】で6角ビットロングソケットはおいていないDYI寄りじゃないホームセンター。3/8"→1/4"アダプターおかわりでやるしかない。
今度は工具壊れずボルトが緩みました。壊れたアダプターが不良品、ってわけじゃなく、このボルト、1/4"ソケットレンチを使うようなしょぼいトルクで締まってませんでしたとさ。
Posted at 2019/02/28 16:36:07 | |
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ミシン | 日記