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kazuhixのブログ一覧

2019年08月25日 イイね!

テーブル乗っけてからの調整2

つづき。

糸立てを作りました。


ミシンの上部に固定。糸は上で折り返すのでなくビニールチューブ(油芯に使った余り)の中を糸を通して糸巻き中心を上から下に。両端にはPOMのブッシュを差し込んでチューブのエッジにひっかからないようにし、上端は竹串と熱収縮チューブで、というテストピース。


これだとZ撚り糸の撚りがゆるむ方向で糸が出ます。ちゃんとつくるんならビニールチューブじゃない滑りのよい素材がよいかと。

縫いました。このミシンの原型は三菱LU2なんだけど、回転バランスがこれまでのミシンで一番良い。441はハーレーダビッドソン的論外。


針孔だけ開いて、糸がクロスせずスキップ症状がでる。フックと針の距離等は適正の範囲なんだけどなあ…

下送りフィードドッグと針板に糸道のバリがあったのでダイヤモンドファイルの細いので落としてから糸束ねたやつに青棒こすりつけて研磨。エッジはだいたい落とせた。


針板(という形状をしていないが)の上端下側の凹みに内釜のでっぱりがはまって、そこを上糸が通ったりふさいだりしてるんだけど、その隙間調整してもこの針板の固定位置はガバガバで、針板固定位置でも隙間調整ができちゃうという状況に気づいた。


針板上下位置は調整できるよう下側から沈みネジ2本が刺さっている。上下位置は釜の上部ギリ交わす距離(糸は通らない)ってなとこに合わせた。普通の総合送りでは、針板はガタなくはまる位置は決まっている。違いを飲み込むのに手間取った。


フタを開いたままより閉じたときのほうが上糸フック引っ掛けに失敗してステッチがスキップするんで、フタの内側に糸引っかかってるかも、と溶接スパッタみたいなガサガサを落とした。


あと針下死点からフックと針が合う位置までの移動高さはハイポストでは1.4ミリ、三菱平ミシンでは2.4ミリとなってて、そのときの針糸通し穴上端とフックの距離がそれそれ2.7ミリと2.3ミリになってる。どっちかなあ、多分釜のニードルガード上端と針の糸通し穴との位置関係が大事で、上端より糸通し穴が下がると間に糸が挟まり針は外に曲がって逃げてしまう。手で回してよく見た結果、ハイポスト説明書の値1.4/2.7を採用。

左から3番目の真ん中あたり、連続してスキップしてましたが、上記調整後ステッチのスキップは無くなった。左側が新しい縫い。


最後ステッチ幅最大にしたら6ミリくらい。針周辺の面積がとても小さいのでまっすぐ縫うのは難しい。バック調整はまだだけど調整が全然外れている感じ。あまり重視していないけど。

このほか、糸取りバネのテンションとストロークの調整をして、針が革に刺さるまで糸のテンションがゆるまないようにしました。

まあ普通の人はこれ買っても自力で調整して縫える状態にもっていけないだろうな、という未調整状態。

今回のキモは、このハイポストミシンの針板の上下前後位置決めがゆるく、上下が甘いと釜上部と干渉したり糸が隙間に入ったりするが、上下だけは沈めネジで毎回同じ高さに設定可能、前後位置は毎度変わるので針板付け外しがボビンオープナー調整に影響する。

Posted at 2019/08/25 15:50:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミシン | 日記
2019年08月24日 イイね!

テーブル乗っけてからの調整1

針にフックがガチあたりしてるんでタイミングと針深さの調整。

〇針板と下送りはポストの先端なのでアクセス良好、すんなりとれる。


〇そうすると針とフックの隙間が丸見えになる



針とフックの距離を調整するのは、ポスト根本のネジ4本が長穴なのでポスト全体を動かす…


△動かん木槌でカンカン叩いても止まってまう。あとハンドホイール回しても回らなくなる。


ベベルギアじゃなくてヘリカルギアの互い直交噛みで、どうもバックラッシュがマイナスになり動かないようだ。
つまり、ミシン床下調整するために倒した状態だと、

ポストベースは一方向スライドでなく前後左右に動くゆるさで、ギア噛みあいがきつくなったためだった。いったん床下ネジ仮止めしてミシンを起こしてヘリカルギア噛みあいが良い状態でベースの4本ネジを締めた。針位置もOK。高さとニードルガードへの当たりも調整。ヘリカルギアの小さいほうの留めネジ緩めて調整する機会は多いのだけど、そんとき落ちてきてしまう≒ベースが前後方向にズレるという事象を防ぐためにはセットカラーをポスト軸の一番下につけてギアが下にズレないようにしておくのが吉。

組みなおしたら、下送りの針穴中心に入っていて良好。交互押えの降りてくるタイミングはよいのだが、中送りの上がり始めタイミングがちょっと遅い。まあ縫うのに支障はないけど。

昨日作ったスタンド、ヒンジがミシンに刺さる部分が浮いていて転覆の可能性あり、元から空いていた穴はこんだけ傾けたときの重心より下だな。塗装していなかったのは不具合の可能性あったため。といっても改善策はまだ浮かんでいない。


油芯とオイルリザーバー設置改良後、上リザーバーにオイルを満たすのを3回ほど繰り返し、ようやく油芯に浸み込んで下リザーバーまで届きました。針と上送りリンク周りへの供給量のほうが多い。

あとベルトカバーと糸立台なんだけど、普通の糸立台だと低く、高い位置にできるものを作るにしても現実的じゃない高さになるんで、ミシン上部に造作する予定。
Posted at 2019/08/24 13:39:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミシン | 日記
2019年08月23日 イイね!

テーブル乗っけてからのもろもろの工作

つづき。ハンドホイールに針位置検出器つけようとしたらボス径がデカい→削った。


だが、中間にあるネジ留め溝が広すぎて、奥の切削部分まではいっていかなかったとさ。スリーブ入れて、というほどのものじゃないのでこれで終了。

ひざ押さえ上げのブラケットにうまいブロックがないのでこれを。ハイキャスターロールセンターアダプター作るときに傾斜でNCフライスで削るために作った治具。これと似たようなのどっかのハコスカで作ってたの雑誌でみたがオレが先。うちのzはM3足になるからもう作らない。


穴生かして拡大しようとしてたが、斜めなのでいろいろ面倒でしたができました以下略。


家に帰ってから思い出した。前回はφ25の棒から削って作ったんだった。


メンテスタンドWRCタイプwww 無駄にパイプをTIGで組んでます。


ハイポストなので、こうやって床下整備をする。柱中間のボス穴はもともと空いていた。ヒンジは抜ける方向には保持しないので、なんとかこのピボット位置で転覆はしない重心だった。使わないときはべつのとこに置いておきます。


真ん中に写っている白いのが平ミシン用のストッパー。当然まったく役に立ちません。


ミシンは立てたとき前傾させてます。縫いやすいから、というより、ベルト張ると前に傾いていたほうが安定するからだと思う。ヒンジの造作と、それにミシンを乗っけるのに手間取った。いったんもとのヒンジで載せてからヒンジ軸がテーブル面より上に出ているヒンジに交換という手順、あと四隅のラバーの高さをななめで安定する厚さに調整。

時間巻き戻してTIGトーチクーラーの水交換。バケツが汚れていたせいで色ついてますが、今回はキレイで底が見えてます。前回2018年2月よりはるかに澄んでいる。


精製水がうちに届いたけど、20リッター立方体はバイクで運べないので、ガレージの残りの精製水パックの中身をクーラーのタンクに注いで空にしてうちに持って帰ってきた。これは1年以上精製水でぜんぜん腐らないですよー。
Posted at 2019/08/23 21:16:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミシン | 日記
2019年08月21日 イイね!

ミシン入替えに伴うミシンテーブル追加工

ポストミシンは2本針水平釜平ミシンをベースにつくられているものが多い。
天板の中古が今出ていないので、LSW8を外して穴拡大、ちょっと大きすぎた。


天板、木工道具持ってないけどだいたい調整済ませてミシン載っけました。やっぱ重いわおっことしそうになったのこらえた。

で、針位置検出器の装着なんだけど、ハンドホイールセンターにボスが造作してあって楽勝やん…太くて入りませんでしたw このハンドホイールは取るの簡単、これだけもっていけば済むのでまあいいか。


のそのそやっててようやく台に載せるとこにたどりついた理由の一つはVベルトがお盆に出荷されなくて明日配達の予定だから。ミシン付属の75インチを付けてみたけど長すぎました。注文してるのは73インチと72インチ。腕ミシンも長いベルトだけど、ハイポストはもっと長いベルト。
動かせるようになったらベルトカバーを製作せんとな。0.8ミリ鉄板調達せんと。
Posted at 2019/08/21 00:42:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミシン | 日記
2019年08月17日 イイね!

中国クォリティもいろいろ

今回のミシンは壊れていたのは別問題として、同等国産と比べるとかなり安い。

溶接修理すんのに、ベッド部を中古と入れ替えるか、と調査はしていた。ポストミシンは基本、平ミシンの上下を伸ばす改造で作られています。

でわかったことは届いたミシンは潤滑系統をまともに組んでいないこと。中国ミシンはパーツとしては基本出所が同じものだけど組んだ工場でクォリティが違ってくる、という話だが、低いほうから来たらしい。

具体的にはうちにあるような総合送りミシンはだいたい油芯というひもで可動部を潤滑してるんだけど、主要なとこにさえそれが通っていないし、元形状の平ミシンと潤滑を混同しつつ全く機能していない状態だった。

というわけで針押え上部をバラシ。
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↑これの一番上上から2番目の穴軸に貫通した油芯が一番大事で面板側にあるたくさんの回転・往復運動軸受けへの油供給元になっている、他の部分にも短いのを通すがそれらは油保持用。

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その一番上上から2番目の油芯の穴は画像に真ん中の穴から見えるオイルリザーバーにつながっているんだけど、
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外すとこういうやつ。ビニールチューブが槽の下にある。全部流れ落ちるやん、行き先は…
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ミシン下部のブッシュに刺さってるニップルにつながっていた。
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ブッシュは穴だらけで、オイル保持しないやんけ。
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これは本来オイルポンプで、オイルパンからの吸い口と軸と共周りするローターがついていない。オイルパン→①ヘッドのリザーバーへ輸送、②下糸釜軸への圧送に使われるものだが、うちのはハイポスト化してあるため、釜はポストの一番上、リザーバーまでの揚程が60cmもあるのでもしポンプついていても送れる圧がないはずで、まあビニールチューブのつなぎ方が間違ってる。
このまま使っていたら、上のリザーバーからオイルパンにだだーと落ちるだけのシステムw

というわけで、リザーバーのチューブ切断してUターン。これで下に落ちない。針上からの油芯をリザーバーに入れ、送りコンロッドにも短い油芯で潤滑。このとき途中はビニールチューブを通します。要するにサラサラなミシンオイルなら毛細管現象で回せるわけで。
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残すは下軸3本の潤滑。主軸は全回転だけど、他の2本は揺動するだけ。油芯は金剛打(編)の綿ロープで、経路部分はビニールチューブを通してます。上のリザーバーの上部から引き出した油芯ビニールチューブ入りをつないでいます。
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ベッド部のリザーバーは↑より小さいもの(ピルケース)。油保持のためフェルトもいれてます。右軸は送り上下用で途中の穴にリザーバーからの油芯を突っ込み、中空部にも油芯を通してます。途中の穴は下向きに組んであったので送り機構のネジを緩めて軸を横上になるよう回して固定しなおしてます。
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溶接修理した主軸先端にも油芯が刺さっています。届いた状態では芯の入っていないビニールチューブがここまで引いてありましたが、それだとぜんぜん機能しません。ポストミシンの釜軸はご覧のようにベベルギアが先端についていて軸潤滑のしようがありません。
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Posted at 2019/08/17 19:18:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミシン | 日記

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