たいへん。座標系の問題でした。生成したGコードにCNCコントローラーが認識しない・誤認するものが混ざっていてその修正と、CNCコントローラーでのワーク座標設定のしかたを探りました。
コントローラーのマニュアルにはワーク座標への入力法がまったく書いていないので、同じコントローラーを扱う動画を見てたらそこかも?というのがぼんやりわかってきた、というくらいの情報の希薄さ。
↓生成したGコードの問題は
○のとこ。新たな行を挿入しG90を入力することで、G54を原点とした座標で動くようになりました。3行目の"G91.1"をコントローラーが無視するのならそれはそれでいいのですが、これを"G91"と誤認して以下相対座標になってしまってると考えるとこれまでの挙動のおかしさが説明できます。さらに下のG43も認識しないコードなんですが、ここでエラーで止まるから行を削除しました。つまり、3行目のG91.1も認識しないのをコントローラーが自覚してるのならエラーで止まるはず、そうでないということは前述のように「G91.1…あそれG91ですねはいはい」と違う仕事をしてるんだろうと。指示された仕事はさっさと進めるが指示と最初の前提から違うことやる人ってよく居るよねとか笑 という推察をもとにこのあとはMach3ポストプロセッサがルーチンで吐く最初の行中G91.1を消し、G43を消し、でだいたい大丈夫
FUSION 360のツールパスから、相対座標を扱わない単純なポストプロセッサを使ってGコードに変換すればこういう面倒なことが起こらなかったかも。週末で済むと思ってたけど、次週の半ばまでかかってもうた。
なんも解明できない&だからといって検索する手がかりが尽きた今日の昼頃は、いい歳だからもうダメなのかなあと思いましたよ笑…すぐに次の問題が発生ドリル穴開けGコードファイルのG73も認識せず全く穴を掘らない、これはちょっとだけ動作が違うけれどG83で代替できる。
で、別のやつ。円弧長穴はマスターってことでよいかと。
ドリルでゼロ点合わせてから、突き出し量の小さいエンドミルに付け替えワークと当たるまでZ軸を下げるとX軸方向に-0.2ミリとかシフトするので、コラムが盛大に傾いていそう。コラムとヘッドとの位置も傾いていないわけがないので修正が面倒だなあ。
Posted at 2022/03/31 00:21:33 | |
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