アルミ切削液、それとプラニッシングハンマーやビードローラーのときに使うのがこのところよく見る用法です。基本灯油と言われているけど、灯油とミネラルスピリッツ(日本ではペイント薄め液と言うことが多い)の中間的な性状してる感じがする。匂いがマイルドなのも良い。そういやこの匂い、ミシンオイルに似てる。
アルミにはイソプロパノールも切削抵抗が20%くらいに減って調子良いんだとか、本当だろうか?気化して熱を奪いヒートショックで超硬が割れるんじゃないかと思う。発火には気を付ける必要ありの、蒸発してなにも残らない。
で、
ボトルに移し替えるの盛大に漏れそうなのでマスキングテープを使いましたが違う気がする。
蛇腹が中にあるんだけど、指で引っ張っても出てこない…そうかキャップ付けた状態で引っ張り出し…成功。
睡眠が足りてないのでNCはせずに旋盤回してました。
ERコレットのストレートシャンクがめっちゃ中空で、制振目的で炭素鋼の棒を削って入れる。棒はステアリングシャフトの廃物流用。
焼き嵌めとかすると外径の真円度に影響するのでクリアランスガバガバに削って接着。
ER16とER20の比較ではER16のほうが穴が小さいのでこっちメインで揃えようと思います。フライスのMT-3 20ミリコレットに挿して回して振れが許容範囲かどうかを確かめてから補充予定。
しかし溶媒系も日本はガラパゴス、めちゃめちゃです。単昧物質としての知識は化学教育で触れているが、製品が流通する際に上の例とか、ナフサ→ホワイトガソリンとかになってしまう。ミネラルスピリッツとかホワイトスピリットは日本では通じない=代替名詞も用意されていないし、類似の製品で探すとようやくペイントうすめ液にたどりつく。その塗料方面はもともと「艶有りならなんでもエナメル」みたいなめちゃめちゃな世界だからうすめ液の分類もラッカーうすめ液とペイントうすめ液に大別して終わってるかんじなのかな。枠にはまらない塗料では専用シンナーを用意している場合も結構多いですけどね。
パーツ洗浄にミネラルスピリッツ≒ペイントうすめ液はよいです、溶解性と蒸発しにくさを兼ね備えてるので。体感では灯油より乾かない。速乾溶剤缶スプレーのパーツクリーナーが好きすぎるのはユーザーか売る側か。
Posted at 2022/06/25 16:50:41 | |
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