私、今年の4月に転職したんですよ。
大学卒業後29年間勤めた、新卒の就活時には第一希望だった会社から。
業態的に斜陽産業だったことと、今後の展望が見通せないというか将来性にも疑問を持って。
倒産しそうだった同業他社を救済合併してやってから徐々におかしくなってきたんだよなぁ、あいつら全く仕事しやがらないお公家さんみたいな連中だからなぁ。
軍隊みたいな超体育会系(笑)の我々とはどうにも馬が合わんばい。
(半分冗談ですよ、個々のメンバーは素晴らしい方も多数いらっしゃいましたし)
いずれにしても残りそんなに多くない社会人生活を過ごすのは不安のほうが大きいぞ、みたいな。
というわけで、ちょうど会社が発表した早期退職優遇プログラムに応募することにして、ストックしていた有休をフル活用して昨年の11月半ばから4ヶ月半の長い休暇を取っていたことは今までにもネタにしたところです。
もちろんその間は転職活動に励んでいたわけですが。
ただ退職金が割増分含めてかなり破格の金額が出ましたから、多くの部分が息子たちの教育費や住宅ローンに消えていくであろうとしても何となく焦りは少なかったというか、多少年収減っても問題ないという点で気持ちにゆとりがあったのも事実でして、それが良い方向に作用していた感があります。
50代の転職活動はすこぶる順調というわけにはいきませんでしたが、それでもありがたいことに複数社から内定をいただきまして、その中で今までの経験がフルに活かせそうなところに決めて4月から働いて今に至るというところです。
とはいえ、どこの企業でもそうですが、試用期間なるものがありまして今月末まで、つまり6ヶ月間はその期間中でして・・・
まあ、この半年でそれなりの成果を出しているという自負もありますし、よもやここでおしまいということはないとは思っておりますが、でもそうなったらどうしよう。
結果的には案ずることなく正式採用、ということですかね、今後の処遇についても会社から話がありまして年俸改定のオファーも。
無事に前職と同レベルの年収(むしろちょっと良いくらいかな笑)に達しましたので、まずはオッケーというところですな。
最近の体調不安はあるものの、残りの社会人生活も頑張らないとなー、なんて改めて思った次第ですが、今勤務している会社って役職定年なしの65歳定年なんですよね。
大変ありがたい環境ではあると思うのですが、退職金もありますし。
だけど出来れば60歳ですっぱりお仕事はやめて、隠居生活に入ることを夢見ている私なんです。
どうせ売れっこない函南の家をリフォームして、富士山を眺めながら温泉につかる日々というのはいかにも老後の生活に相応しいものと思いますし。
(今の浴室の位置だと富士山見えないので大がかりな改装必須ですが)
もっとも嫁さんが許してくれないだろうなぁ、それは(汗)
コロナ禍の中で、ちょっと転職活動のタイミングが遅れたらこんなにうまくいかなかったような気もしますし、そういう点でもラッキーが重なったんだよなぁ、と自分の幸運を謙虚に感謝して愚直にお仕事に励む所存であります。
とかいって、私、自分でこれは必要ねーな、なんて思った部分は徹底的に手を抜くタイプでありますので、あまり調子に乗らないようにしないといけません。
あとは一昨日のブログにも記載しましたが、神田明神で引いたおみくじにも自信過剰になってはいけません、なんて釘を刺されましたからね。
それもしっかりと心に留めておくようにいたしましょう。
ま、とにかくこれで本当に転職活動が終了したということで、やはり心も軽くなるよね、というお話でした。
Posted at 2020/09/26 07:23:41 | |
トラックバック(0) |
日常生活 | 日記