新年最初のラーメンBlogです。
今月は11杯でした。
終わってみれば二桁達成。
ちょっと食べ過ぎたかな?
①は天国屋の地獄ラーメン味玉入りです。
名前の通り、真っ赤なスープです。
天国屋さんは清湯系の醤油ラーメンや塩ラーメンが有名ですが、ジャンク系の地獄ラーメンが気になっていました。
地獄ラーメンをオーダーすると、店主の佐々木さんが「辛さはどうしますか?」と聞いて来たので、「ちょい辛位でお願いします」と答えたら出てきたのが上の一杯です。
「ニンニク入れますか?」という問いには「お願いします」でおろしニンニクが投入されました。
トッピングはワカメ、白髪葱、チャーシュー、味玉、ニンニクと、見えませんが玉ねぎのスライスも載っていました。
スープは背脂が浮いた濃厚豚骨系で、恐らく味噌味ベースで唐辛子が大量に使われている様です。
ちょい辛位にしたので、辛さはピリッとする程度ですが、それよりもスープの魚介系の香りが思ったより強めでした。
濃厚豚骨系にも関わらず、後味はスッキリしていて、美味しく頂けます。
麺は清湯系の細麺と違って、家系に良く似た平打ちの中太縮れ麺で、歯応えとスープの絡み方が絶妙です。
味玉は黄身がトロリとした半熟で、良い箸休めになります。
チャーシューは脂身の少ない肩ロース系で、小振りながら良い存在感を出していました。
海苔とワカメはこのピリ辛スープに以外にマッチしていて、麺と一緒に食べると美味しいです。
塩分制限が無ければ是非飲み干したい位のスープでしたが、断腸の思いで残しました。
初めて食べましたが、やはり天国屋のラーメンは基本的に何を食べても芯に優しさを感じるラーメンです。
天国屋は限定ラーメンが多いのですが、なかなかタイミングが悪くて食べられていないので、次回は是非限定ラーメンを食べてみたいと思います。
②は一番いちばんさんの雲呑生姜そば
大振りの雲呑が4個も入っていてお得感満載です。
白河ラーメン特有のエッジの効いた醤油と、清湯の鶏ガラスープに生姜がたっぷり入っていて、スープに溶いて食べると生姜の味と香りが広がり、何とも言えない美味しさです。
チャーシューは肩ロースチャーシュー2枚と、鶏チャーシューが入っており、肩ロースのチャーシューは香ばしく、鶏チャーシューの方はしっとりとしていて生姜風味のスープとの相性は抜群です。
白河ラーメン特有の菜っ葉も、生姜風味の醤油味スープに浸して食べると物凄く美味いです。
そしてお待ちかねの雲呑。
餡がたっぷり入った大振りの雲呑は食べ応えが有り、生姜の風味がする餡は絶妙な味付けです。
皮もラーメンと同様に自家製で、つるりとした食感です。
麺は青竹踏みの自家製面で、幅広のピロピロ麺です。モチモチとした歯応えがあり、小麦の風味のする美味い麺です。この麺だけでも美味いです。
この麺は店主の金原さんが茹でる前に手揉みしている為、縮れています。
この縮れた麺にスープが良く絡んで非常に美味しいです。
今日は限定メニューの「台湾まぜそば」が13:00からとの事で、12:00の開店直後に入ったので食べられませんでした。
台湾まぜそばも評判が良いので、ぜひ食べてみたいと思いました。
一番いちばんさんは、13:00頃行くと麺切れで閉まっていたりするので、台湾まぜそばを食べるには難しいタイミングで行かなければなりません。
また結構な確率で、店主の都合もしくは体調不良や厨房機器の故障などで営業が夜のみだったり、逆に昼のみだったり、あるいはお休みになったりする事があるので、twitterのチェックは必須です。
それでも、一番いちばんさんの白河ラーメンはリピートしたくなる味だと思います。
③は蒙古タンメン中本の北極やさいシャキシャキバージョン
トッピングにLineサービスのゆで卵を追加しました。
今日は珍しく行列が無くて、すぐに入店出来ました。
奥様と二人で入店したのですがスムースに入店出来ました。
私はいつもの北極やさいシャキシャキバージョン、奥様は蒙古タンメン卵、バター追加です。
北極やさいはいつもの様に天地返しして麺を野菜の上に乗せて、野菜と一緒に食べます。
今日は案外スルスルと食べる事が出来て、気が付いたら麺が無くなっていました。
座った席が何故か冷風が直撃する席で、暑くならなかったからかも知れません。
いつもなら結構必死で啜り込む麺も、今日は物足りない位でした。
仕方が無いのでスープを啜りましたが、塩分を控えめにしなければならないので2〜3回啜った位で止めました。
奥様の方はいつもの蒙古タンメン卵&バター追加で美味しく頂けたようです。
この味は本当に常習性が有り、食べてしばらくするとまた食べたくなります。
ウチの奥様もすっかりハマってしまい、毎月食べたいと言う様になりました。
辛旨な味は、ただ辛い訳では無く、辛さの中に豚骨スープの濃厚さや味噌味のコクを感じる事が出来、何度でも味わいたくなる味です。
きっとまた来月も食べに行くと思います。
④は町田家のラーメンチャーシュー増し味玉入りです。
今日は珍しく無料の半ライスも付けました。
お正月に町田家のチャーシューを頂いて、そのチャーシューを使って家で生ラーメンを作ったら、ラーメン好きな長女が、「このチャーシュー美味しい」と気に入っていました。
私も町田家のチャーシューは美味いな〜と思って食べていましたが、町田家のラーメンが食べたくなりました。
丁度町田に行く用事が出来たので、行って来ました。
オーダーは中盛りにするかどうか迷いましたが、チャーシューを味わいたかったのでチャーシュー増しにして、ボリュームは半ライスで補いました。お好みは麺硬め、油少なめ、味薄めでお願いしました。
今日はほうれん草のボリュームも有り、追加したチャーシューとほうれん草を一緒に食べるととても美味いです。
硬めに茹でた麺は、酒井製麺らしい平打ちストレート麺で、小麦の香りがしっかりとします。
海苔はスープに浸してライスを巻いて食べました。
チャーシューは4枚有ったので、1枚はご飯と一緒に食べました。
味玉は固茹でに近いものでしたが、しっかり味が付いていて美味しいです。
途中で味変の為、卓上調味料の胡麻とニンニクを投入しました。
やはり家系ラーメンにはニンニクが合います。
胡麻も香ばしい風味が加わって食欲が増します。
後半も一気に啜ってあっさり完食です。
久しぶりの町田家は、平日にも関わらず昼時だったせいかほぼ満席で、後から次々とお客さんが入って来ます。
回転が良いので、待っている人も5分位待てば食べることが出来ていました。
それにしても、町田家はオープン以降、斜め前に町田 大勝軒、すぐ横に煮干豚骨らーめん専門店 六郷が出来て、競争が激しくなりましたが、それでも平日の昼時は満席になる位繁盛しているようです。
⑤は東京油組総本店の油そば大盛り+柚子胡椒
何と無く食べたくなったので食べに行きました。
まずはお酢とラー油を回しかけて、玉ねぎを投入します。
よ〜くかき混ぜてから頂きます。
相変わらず特製のタレと黄色っぽくてモチモチした麺は美味いです。
特に麺は小麦の風味と共にモチモチ食感が最高です。
そして特製タレに抜群の相性の柚子胡椒。
柚子胡椒をトッピングのメンマや短冊チャーシューと共に食べると、これがまた美味いんです。
いつもトッピングに迷うのですが、結局これに落ち着きます。
飛び抜けて美味いと言う訳でも無いのですが、何故か東京油組総本店の油そばは中毒性が有ります。
ちなみに、今日は平日だと言うのにお客さんの入りも上々で、ギリギリ座れましたが、私の後から来た2名と4名、更に2名と1名は店内で待ち行列を作っていました。
更に店の外にも4人程待っていて、今日は物凄く盛況なのだな、と思いました。
チェーン店ですが、東京油組総本店はお気に入りの店の一つです。
⑥は「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街本店」
以前、「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店別館」には行った事が有りますが、本店は初訪問です。
折角なので特製ラーメンにしてみました。
特製にすると、レアチャーシューが4枚になります。それと麺バカ息子を彷彿させる大きな海苔と味玉も付いて来ます。
麺量は大盛りまで同一料金なので中盛り(220g)にしました。
ちなみに普通盛りが180g、大盛りで270gです。
味の好みも選べるのですが、今回は全て普通でお願いしました。
まずはスープを一口。
正にセメント色のスープ。
非常に濃い煮干スープです。苦味やエグ味も有りつつ、それを昇華させた煮干スープで、しつこさは有りませんがパンチが効いています。
麺は二郎を彷彿とさせる極太麺。
以前、「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店別館」で食べた時の記録を見てみると、やはり極太麺だった様です。
それにしても醤油味の煮干スープでこんな太麺は他に見た事が有りません。
これだけの太麺に負けないパンチの効いたスープが有ってこその極太麺です。
特製ラーメンだと4枚になるレアチャーシュー
肉の風味が味わえる、柔らかいレアチャーシューです。
意外とさっぱりしているので、4枚有ってもクドくないのが良い所です。
凪特有の一反も麺。
餡の入っていない雲呑の様な一反も麺。
これが3枚入っています。
ちなみに増量する事も可能です。
雲呑の様でツルツル食べられます。
そして一見普通の卵に見える味玉。
割ってみると黄身は半熟で、しっかり味が付いています。
麺量は中盛り(220g)でしたが、それを感じさせない位のスープのお陰でスルスル食べられました。
久しぶりに食べましたが、以前より濃厚さが感じられる一杯になっています。
外の提灯に、「我が煮干に一片の悔い無し」と書いてある位煮干に拘ったお店なので、煮干好きなら一度は訪れるべきお店です。
⑦は3SO
私は限定の辛3SOラーメンをチョイス。
twitter特典で味玉を追加してもらいました。
更に神様が頼んだ味玉3SOラーメンで、麺料増量も出来たので、M→Lサイズにして貰いました。
神様がオーダーしたニボシ3SOラーメン
トッピングサービスで海苔を増量して貰いました。
さて、まずはスープから。
辛3SOは普通の3SOラーメンと違ってピリ辛になっています。
一口飲んでみると、魚介の風味が香る味噌味スープに少しだけ辛さが加わって、食欲が増す様な気がします。
自家製麺の中太縮れ麺。
この麺がモチモチ食感で美味いのです。
美味しいと言われるラーメン屋さんは、基本的に麺が美味しいお店だと思います。
スープだけ突出して美味い様な店ってあまり無い気がします。
炒めたもやし。
ひき肉と一緒に炒められたもやしは香ばしく、味噌味のスープを更に際立たせる名脇役です。
やっぱり味噌ラーメンにはもやしです。
角切りチャーシュー。
3SOのチャーシューは、つけ麺に良く有る角切りチャーシューです。
口の中でホロホロと溶けるように崩れるチャーシューは、シチューに入っている肉の様に繊維がバラバラになります。
twitter特典の味玉。
丁度良い半熟で、お味の方もしっかりついています。
と言う訳で、麺増量したにも関わらず、あっという間に完食してしまいました。
久しぶりに行きましたが、やはり3SOは美味しいです。
平日だと言うのに、先客4名だったのが、食べている間にあっという間にほぼ満席になってしまいました。
⑧は三田製麺所のつけ麺中盛り+味玉+チャーシューです。
フードコート内にあるお店ですが、味の方は間違い無く三田製麺所の味です。
麺は四角い太麺で、モチモチした食感とコシのあるのが特徴です。
今回は熱盛りにしてみました。
スープの方は濃厚魚介+豚骨で、魚粉が載っています。
スープに入っている角切りチャーシューは柔らかくて味が染みており、美味しいです。
こちらはトッピングのチャーシュー
箸で持つと崩れそうな程柔らかく、スープに浸けて食べると絶妙な美味さです。
味玉は見事に半熟で、しっかり味が付いています。
スープに浸けて食べても相性はバッチリです。
最後にスープ割りでスープを割って楽しみました。
無論、塩分取り過ぎにならないように、
しおナインを飲みました。
久しぶりに食べましたが、やはり三田製麺所のつけ麺は美味いです。
近所に出来てくれて本当に嬉しいです。
■オマケ
初代シルビアが展示されていました。
ピカピカで新車の様でした。
この時代の車はコンパクトで良いですね。
⑨は旭川の天金。
私はオーソドックスに醤油ラーメンを…
奥さまは塩バターコーンラーメンとイクラ丼をオーダー。
無論、イクラ丼はシェアしました。
シェアしたイクラ丼は400円という値段の割に満足度の高いものでした。
先ずはスープから。
醤油味のスープは、旭川ラーメン特有のダブルスープではないそうなのですが、香ばしい焦がしラードの風味とキレの有る醤油ダレが効いていて、サッパリした味ながらパンチの効いたスープです。
麺は北海道ラーメンに多い、黄色かかった中細縮れ麺で、コシがある美味しい麺です。
適度にスープが絡んで、美味いです。
2枚入っているチャーシューは、脂身の少ない肩ロースと思われる肉で、適度な歯応えとしっとり感の有るチャーシューです。
メンマはオーソドックスなメンマですが、醤油味のスープとの相性は抜群です。
塩バターコーンラーメンも一口頂きましたが、基本のスープは共通ですが、塩ダレの方が優しい味に感じました。
バターのお陰かもしれません。
一緒に頼んだ餃子は、肉と野菜のバランスが取れた美味しい餃子で、ニンニクの風味が効いた餃子でした。
旭川ラーメン最初の一杯は、焦がしラードの香ばしさと醤油のキレが有る素晴らしい一杯でした。
⑩は同じく旭川のラーメン青葉です。
実は⑨の天金と連食だったのですが、敢えて同じ醤油ラーメンを選んで味を比較してみました。
スープは天金と比較してラードの香ばしさは有りませんが、表面は油で覆われていて、熱々のまま頂けます。
醤油のキレも天金の方が上ですが、優しい味で昔ながらのラーメンです。
麺は天金と同様の、北海道ラーメンに良く有る黄色がかった中細縮れ麺で、コシのある美味しい麺です。
丁度良い縮れ具合で、スープが良く絡みます。
チャーシューはバラチャーシューで、厚さは無いものの適度に脂身が有って、柔らかく味わい深いチャーシューです。
天金と連食して比較してみましたが、正直甲乙つけがたいのが本音です。
同行者も、1人は天金を推しましたが、1人は青葉を推した位拮抗していました。
仮に青葉の方に先に行っていたら、評価はどうなるか微妙な所だと思います。
と言う訳で、天金と青葉の比較は甲乙つけがたい、ほぼ同位と言うのが個人的な見解です。
11はクックら
今日はラーメン700円と海苔増し100円、半ライス60円をオーダー。
食券を買うとすぐに店員さんが来てオーダーを確認します。
ここでラーメンのお好みを聞かれるので、いつも通り(麺)硬め、(味)薄め、(油)少なめでオーダーしました。
まずはスープを一口。
(味)薄め、(油)少なめでオーダーしているので、豚骨スープのクリーミーさが前面に出て、まろやかな味わいになっています。
個人的に家系は(味)薄め、(油)少なめが好きです。
続いて麺を。
増田製麺製の麺は、平打ちの中太ストレート麺で短めなのが特徴です。
家系ラーメン御用達の酒井製麺ではありませんが、酒井の麺に良く似た麺で個人的には硬茹でが美味いと思います。
家系ラーメン特有のほうれん草。
今日のほうれん草は比較的柔らかめに茹でられていました。
クックらはほうれん草が多めに載っている印象があるので、今日のほうれん草は少なめに見えます。
このほうれん草を海苔で巻いて食べるのが好みです。
2枚入っている内の1枚。燻製チャーシュー。
クックらのチャーシュは家系直系の様に燻製チャーシューが入っています。
燻製特有の香ばしい風味が特徴です。
三元豚の肩ロースを使用しており、脂身が少なく歯応えのあるチャーシューです。
同じく三元豚の肩ロースで、こちらは燻製していない分肉そのものの味が楽しめるチャーシューです。
Twitterサービスの味玉。
割ってみると黄身がトロトロの半熟でした。
しっかりとした味がついており、家系スープに合った味玉です。
半ライスはスープに浸した海苔で巻いて頂きます。
家系ラーメンのスープはライスに良く合います。
それに海苔を浸して巻くと、磯の風味と家系ラーメンのスープのまろやかな味が合わさって、えも言われぬ旨さになります。
途中まで食べ進めて、ここで味変のグリーンニンニク(行者ニンニク)を投入します。
この行者ニンニクが有るのも家系直系店が多いです。
クックらは王道家系なので有るのでしょうか?
家系ラーメンのスープにはニンニクが非常に合います。
ニンニクを投入する事によって味にさらなる厚みが出て、後半もダレずに食べる事が出来ます。
更にラーメン胡椒とゴマを投入。
ゴマの香ばしい風味に胡椒のスパイシー感が加わって、更に食欲を増進します。
本当は刻み生姜も追加したかったのですが、そこまで麺が残っていませんでした。
しっかり家系ラーメンを満喫出来ました。
と言う訳で、2019年1月のラーメンでした。