今月は33杯でした。
緊急事態宣言が解除され、徐々に飲食店の規制も緩和されて来て営業時間も通常営業に戻ったお店が多くなって来ました。
徐々に遠方のお店への遠征も再開していますが、ブレークスルー感染やオミクロン株などの要素も有るので、手指の消毒やマスクは欠かせません。
①は小田急相模原の「頂美豚骨 かたおか」。
いつも気になっていた「チャーシューメン」¥990。
薄手のチャーシューがとても美味しい一杯でした。
②は大和「うまいヨゆうちゃんラーメン」。
2年連続TRY(Tokyo Ramen of the Year)のとんこつ部門第一位のお店です。
カップラーメン化された事も有るお店ですが、チャーハンが旨い事でも知られています。
③は南町田の「超純水採麺 天国屋」の「超淡麗シークワーサー塩らーめん」+「アグー豚ワンタン」。
先月初めに8ヶ月ぶりに復活した「超純水採麺 天国屋」で、早くも限定メニューです。
元々淡麗系で有名なお店ですが、今度は「超淡麗」です。
タレを最低限に抑え、スープの旨さで食べさせる一杯です。
「アグー豚ワンタン」も激ウマです。
④は八王子の「鴨中華そば 楓」。
鴨南蛮そばのラーメン版の様な「特製紀州鴨中華そば」。
ローストされた鴨ロースが絶品の一杯です。
⑤は八王子の「麺笑 巧真」。
「味玉塩らーめん」は「ぶどう山椒」の鮮烈な風味がアクセントになっている一杯。
節系の効いたスープが絶品です。
⑥は相模大野の「えびくらぶ」。
「えび郎汁なし」は二郎インスパイア系のまぜそば。
えび油の香ばしい風味が旨い一杯です。
食後に店主さんから今月末で閉店と聞いて驚きました。
閉店と言っても看板を変えて違うメニューでリニューアルするそうですが、超濃厚な「えびつけめん」は唯一無二の一杯だっただけに非常に残念です。
⑦はお取り寄せで、三鷹の「スタミナ満点らーめん すず鬼」。
「スタ満ソバ」は千葉の「アリランラーメン」とG系ラーメンのハイブリッドな一杯で、角煮の様な豚肉が大量に載っていて、G系特有の極太麺のスタミナ満点の一杯。
お取り寄せらーめんの「宅麺」で、入荷するそばから売り切れになる、入手困難な一杯です。
⑧は「銀座 篝 六本木ヒルズ店」。
「鶏白湯Sobaトリュフ仕立て」は白トリュフオイルと黒トリュフとオリーブのペーストが載ったゴージャスな一杯。
季節の野菜が沢山載っていてヘルシーなラーメンです。
鶏白湯スープの最高峰と言っても過言では無い、激ウマな一杯です。
⑨は相模大野の「がん家」。
限定の「柚子塩とんこつ」は、以前はレギュラーめにゅーでしたが、種類が増え過ぎてオペレーションが困難になった事から限定麺になりました。
柚子塩の合うとんこつスープはなかなか無いので、唯一無二の味です。
⑩は「蒙古タンメン中本 町田店」。
いつもの「北極やさいシャキシャキ」です。
やはり「シャキシャキ」にすると香ばしく炒めた野菜がとても美味しいです。
11.は秋葉原の「麺処 ほん田 秋葉原本店」。
「特製醤油ラーメン」は全てにおいてクオリティの高い一杯。
東十条時代の人気メニューを捨てて1から作り直したと言う一杯は、自家製麺の麺もスープも具材も全てが一流の逸品でした。
12.は台東区の「粋な一生」。
「味玉塩ラーメン」はとても優しい味のWスープに懐かしさを感じる中細縮れ麺の美味しい一杯でした。
お店の雰囲気も地元の方の馴染みのお店と言った感じのアットホームな雰囲気で、ホッとする様なお店です。
13.は小田急相模原の「石山商店」。
限定の「イシモチ煮干しの味噌らーめん」と「ミニチャーシュー丼」。
イシモチ煮干しに旨味たっぷりの味噌を使ったスープは絶品で、「ミニチャーシュー丼」に味噌味スープを掛けて雑炊風にすれば、スープの旨味をとことん味わえます。
14.は「横浜中華そば 維新商店 みなとみらい店」。
横浜市役所が入るラクシスフロント1階のフードコート内に有ります。
「わんたんそば」は大きなワンタンが5個も載っています。
濃口醤油と生姜の効いた鶏清湯スープが背脂の甘みが有って、自家製中太手揉み麺も、モチモチ食感で濃口醤油のスープととても良く合っています。
15.は町田の「いぶし銀」。
限定「焦がし味噌」は焦がし味噌の風味が突出する事無く、ベースのスープと一体化していて、とても美味しいスープで、生姜の風味と爽やかさを加えています。
具材の方も、バラチャーシュー、ザク切りキャベツ、ニラ、キクラゲ、コーンと、どれを取っても味噌ラーメンと相性抜群の具材を並べ、抜かり有りません。
本来的には、絶対にライスを合わせるべきだと思います。
スープにライスドボンが間違い無く旨い一杯だと思います。
16.は町田仲見世商店街に有る「81番」。
限定の「生姜鶏白湯ラーメン」は、生姜のお陰で後味がスッキリしていて、とても食べ易い一杯です。
鶏モモ肉チャーシューやワンタン、メンマ、小松菜、白髪ネギなど具材も豊富で、満足度の高い一杯でした。
17.は小田急相模原の「Sagamihara欅〜HANARE〜」。
限定の「欅の家」は、本店の「Sagamihara欅」でも提供した事の有る「家系ラーメンインスパイア」な一杯です。
無化調で再現した家系スープにスモークチャーシューの風味と相模原産醤油の風味が効いていて、「Sagamihara欅」らしい一杯に仕上がっています。
18.は相模原市中央区の「麺でる相模原店」。
「小ラーメン」+「生玉子」で、コールは「ニンニク・玉ねぎ・魚粉」です。
改良された"マッスルプロテイン麺"のコシと歯応え、そして旨さも有り、スープ自体の旨さも有り、本家「ラーメン二郎」には無い「玉ねぎ」や「魚粉」トッピングもイイ感じです。
19.は西新宿の「麺や 麦ゑ紋」。
こちらはINGSグループのラーメン部門で、系列の「麺屋888(ミツバチ)」と基本的に同じメニューの様です。
「味玉合盛りつけ麺」は中細の「小麦ブラン麺」と平打ち太麺の「つる平麺」の両方が味わえるつけ麺で、甘めのスープが「そばつゆ」を彷彿とさせる味です。
豚骨スープとは思えないスッキリとした味で、「小麦ブラン麺」の香ばしさや、「つる平麺」もツルモチ感が両方味わえるお得な一杯です。
20.は西新宿の「175°DENO担担麺TOKYO」。
店名は"ヒャクナナジュウゴドデノ担担麺"と読むのだそうで、自家製ラー油を作る際の温度が175°と言う所と、代表の「出野」さんの苗字で「DENO」なんだそうです。
「白胡麻汁あり担担麺」はスパイスの調合がとても個性的で、載っている炒醬肉や蝦米の味付けも実に旨くて、札幌の「さがみ屋製麺」製の麺もスープに合っている美味しい一杯でした。
21.は町田の白河中華そば「一番いちばん」。
「雲呑生姜中華」は餡がたっぷり詰まった大きめのワンタンが4個も載っており、4種のチャーシューと共に満足度の高い一杯です。
青竹手打ち麺のコシと歯応えは他には無いもので、丸鶏のスープにた魚介を合わせた醤油味スープに生姜が効いた、とても美味しい一杯です。
22.はお取り寄せの新宿「風雲児」の「Curryつけ麺」。
お店では数量限定で、いつも売り切れている人気メニューです。
ドロリとした濃厚なスープは鶏と魚介の旨味たっぷりで、程良いカレーの風味がします。
ツルモチ食感の太麺にスープが良く絡んで美味しい一杯です。
味変で粉チーズを掛けると更に美味しく頂けます。
23.は青梅のTRY2021−2022新人大賞受賞店「Ramen FeeL」。
こちらは現代で頂点を極める湯河原の「飯田商店」の一番弟子が出したお店で、開店直後から超人気店になっていて、平日でも整理券を貰わないと入れません。
朝9時に整理券を取り、近くの河辺温泉でゆったり時間を調整してから伺いました。
限定「温盛 塩つけ麺」+「肉ワンタン」は限定20食の「北海道美瑛産"春よ恋"」を使用した自家製麺の塩つけ麺と、別皿で提供される醤油味スープの「肉ワンタン」です。
「温盛 塩つけ麺」は飯田商店譲りのクリアのスープは塩を前面に出しており、「Ramen FeeL」らしさが感じられる一杯です。
「肉ワンタン(2個)」も特筆すべき旨さで、特に醤油味スープが絶品でした。
24.は南町田の「超純水採麺 天国屋」。
限定の「牡蠣昆布水の牛骨野菜ブイヨンつけそば」+「あぐーワンタン」。
「牡蠣昆布水の牛骨野菜ブイヨンつけそば」は食べ進めるにつれて味が変化し、最終的には牡蠣と昆布の出汁の効いた牛骨野菜ブイヨンになり、スープも最後まで美味しく頂けます。
25.は町田の「3SO」。
限定の「3SO赤らーめん」は、レギュラーメニューの「3SOらーめん」が白味噌ベースなのに対し、赤味噌ベースの一杯です。
「3SO」らしさはしっかり出ており、少し甘めのスープで味噌が突出する事無くきちんとバランスしています。
コクのある赤味噌スープに合わせて、コーンや玉ねぎなどのトッピングを追加しているのも流石です。
26.は新川崎の話題の新店「ラーメン日陰」。
店主さんはミシュランガイドでビブグルマンを受賞した下北沢の「麺と未来」で修行された方で、2021年1月12日オープンの新店ですが、既に行列必至のお店です。
「海老ワンタンメン」はゴマ油の風味が香ばしい海老ワンタンが載っています。
ラーメンは出身店の「麺と未来」に良く似た感じの手打ち太麺に魚介出汁の効いた塩味スープですが、手打ち極太麺はよりコシと弾力が有る感じで、スープも近い方向性ながら鶏油の効いたクッキリとした味になっているなど、しっかり独自性も有ります。
27.は武蔵新城の「田中にぼる」。
店主さんは、八王子の煮干しの名店「煮干し鰮らーめん 圓 八王子本店」で5年程修行して独立された方です。
限定コラボの「牛王×にぼるの『牛王煮干しらーめん』」は、武蔵新城に有る牛骨×ローストビーフのラーメンで有名な「牛骨らーめん 牛王」と言うお店とのコラボ麺。
店主さんは「麺屋 武蔵 新宿本店」や神田の「鬼金棒」などで修行されて独立されたのだそうです。
牛骨の旨味とスパイシーステーキソースに煮干しの効いたスープがとても美味しい一杯でした。
トッピングのローストビーフとスパイシーステーキソースの効いたスープがとても良く合っていて、小麦香る自家製麺との相性も抜群です。
28.は相模原市清新の「六花」。
「塩ワンタンらーめん」は、リニューアルして無化調になった一杯。
素材の味を生かす為に化調を使っていたそうですが、今回無化調に踏み切ったのは、半年程逡巡した末の決断だったそうです。
今までの味と今回の味で、味が大きく変わっていない事が、逆に言えば無化調でもほぼ以前の味を出せていると言う証拠ではないかと思います。
29.は相模原市中央区の「麺や ZEっ豚」。
「チリトマトチーズとんこつ」は看板メニューの「白とんこつ」のクリーミーなスープを生かした一杯で、チリトマトチーズとクリーミーな豚骨が見事に調和した美味しい一杯です。
30.は11月27日で閉店の相模大野の「えびくらぶ」。
最後の一杯は、やはり看板メニューの「えびつけめん」にしました。
超濃厚な海老スープが味わえなくなるのは残念です。
別皿トッピングの「ガーリックシュリンプ」も絶品でした。
31.はお取り寄せの「すごい煮干しラーメン 凪」。
お取り寄せでもあの超濃厚煮干しスープは健在です。
名物の一反麺も付いています。
お取り寄せラーメンの中で3回はリピートしているお気に入りです。
32.は東林間の「勇志郎製麺研究所」。
限定の「味噌ラーメン」。
追加トッピングの「コーン」と「バター」に加え、「辛味にんにく油」も頼みました。
「コーン」と「バター」は味噌味ラーメンには鉄板の旨さ、「辛味にんにく油」は入れると「辛味噌ラーメン」になり、1杯で3度楽しめます。
33.は「蒙古タンメン中本 町田店」。
11月限定の「海鮮テンタンメン」辛さ3倍。
町田店初登場の「海鮮テンタンメン」は甜麺醤を使っているので甘めのスープという事で、辛さを3倍にしてみました。
辛さ3倍でも甘みを感じ、辛さ度8の「味噌卵麺」と同じ位の辛さです。
野菜と魚介がたっぷりで、炒めた香ばしい風味が美味しい一杯でした。
と言う訳で、2021年11月のラーメンでした。
ブレークスルー感染やオミクロン株など、心配な要素も出て来ていますが、感染予防に留意しながら食べて行きたいと思います。