2019年9月のラーメンの続きです。
⑦はクックら。
2周年記念でラーメン¥500&特製モモチャーシューとの事で、行って来ました。
10:45頃着きましたが、階段待ちが3名、店内は満席でした。
「ラーメン」¥500+「味玉」¥100+¥「のり」¥100にしました。
待つ事5分少々で「ラーメン」+味玉+海苔増しが着丼しました。
とりあえずスープから。
いつもの味薄め、油少なめでオーダーしましたが、いつもは「味薄め」でも醤油のキレが感じられる位なのですが、今日はタレが少なめなのか非常にマイルドで、その分豚や鶏のエキスが感じられ、とても美味しいです。
硬めに茹でられた中太麺。
家系らしく短めで適度に歯応えが有って、コシの有る旨い麺です。
今日食べに来た理由の一つ、国産モモ肉を使用した特製チャーシュー。
いつもの肩ロースチャーシューと比較して物凄く柔らかく、脂も載っていてとろける様なチャーシューです。
もう一枚はスモークされたチャーシュー。
肩ロースと思われますが、歯応えが有って肉を食べている感がするタイプ。
2種類のチャーシューが楽しめるのは、2周年記念ならではです。
家系特有の大きな海苔。
今日は敢えてライスは頼みませんでしたが、海苔増ししたのでこれを何に使おうか・・・
いつも通り盛りの良いほうれん草。
茹で加減も丁度良いです。
海苔巻きほうれん草にしてみます。
スープに浸した海苔に、ほうれん草を載せて・・・
包んで頂きます。
ほうれん草の味に海苔の磯感とスープが加わって、とっても旨いです。
ここで味変で擂り胡麻とグリーンニンニクを投入しました。
家系ラーメンに胡麻とニンニクは鉄板です。
折角海苔が沢山有るので、海苔巻き麺もやってみます。
海苔の磯感が加わって、とても美味しく頂けます。
クックらの海苔は6月にリニューアルされて、より磯感が強くなりました。
トッピングの味玉。
良く味が染みて、黄身は程良く半熟です。
折角なので海苔巻きたまごにしてみます。
スープに浸した海苔に半分にした味玉を載せます。
海苔で包んで頂きます。
味玉のまろやかな味に海苔の磯感が加わり、何とも言えない美味しさです。
ここで拉麺胡椒と刻み生姜を追加。
刻み生姜でサッパリと、胡椒でスパイシーさが加わって、後半も食欲が衰えません。
と言う訳で完食。
今日のスープは今までの中でも1,2を争う旨いスープでした。
スープの濃度、鶏油の量、醤油ダレの量が絶妙で、正に神スープ。
2周年に相応しい素晴らしいスープでした。
クックらさんはオープン当初からかなりの高レベルでしたが、味が落ち着いてくると更に旨くなりました。
麺の改良や海苔の改良、限定麺のレベルも高く、2年目にして既に相模大野屈指の人気店になっています。
これからも益々進化していくクックらさんから目が離せません。
⑧は3SO。
今日は限定の「3SO香福豚ホルモン炒めのせ」が有るという情報をtwitterで聞きつけて、行って来ました。
私は当然「3SO香福豚ホルモン炒めのせ」を、一緒に行った神様は「味玉らーめんM」にしました。
こちらが「3SO香福豚ホルモン炒めのせ」+「味玉」です。
神様は「味玉らーめんM」。
トッピングのお麩が可愛いです。
まずはお約束のはスープから。
普段より麹が効いている様な気がしましたが、気のせいかもしれません。
甘みの有る味噌は3SOの特徴ですが、コクが有ってとても美味しいです。
中細の縮れ麺
自家製麺の麺はモチモチ食感で適度な歯応えが有り、白味噌仕立てのスープと良く合います。
香ばしく炒められた香福豚ホルモン。
ホルモン特有の食感で、味噌ダレが良く合っていてとても美味しいです。
角切りチャーシュー。
ほんの少し八角っぽい香辛料が香るとても美味しいチャーシューです。
とても柔らかく煮られています。
小ぶりのメンマ。
スープの味と合った味付けで、良いアクセントになっています。
トッピングの白髪葱と糸唐辛子。
味噌味スープに良く合っていて、スープの旨味を引き立ててくれます。
香ばしく炒められた野菜。
普通の「3SOらーめん」はもやしとキャベツとひき肉ですが、「3SO香福豚ホルモン炒めのせ」はもやしとキャベツとひき肉の他ににんじん、ニラが入っています。
野菜炒めを麺と一緒に頂くと、また一層美味しいです。
野菜の旨味と香ばしさが加わって、非常に美味しいです。
トッピングの味玉。
3SOの味玉は、いつもなら黄身の中心が半熟のものが多いのですが、今日は固茹ででした。
優しい味付けで、スープに浸して食べると美味しいです。
と言う訳で完食。
初めて食べた「3SO香福豚ホルモン炒めのせ」でしたが、自家製の味噌ダレに漬けて香ばしく炒められた豚ホルモンは絶品で、これをツマミにお酒が飲みたくなります。
野菜炒めもニラと人参が加わって野菜の旨味が濃くなっています。
スープは相変わらず唯一無二の味噌味スープで、これがまたハマる味です。
自家製麺の麺も他には無い食感と風味で、これも3SOの特徴の1つです。
⑨は西八王子の「麺や 睡蓮」。
twitter情報で開店3周年記念スペシャルラーメンの提供が有ると聞きつけて、行って来ました。
本来は火曜日が定休ですが、3周年の今日は特別に営業している様です。
今日のメニューは3周年記念限定麺「トリプルスープそば」のみ。
味玉はサービスの様です。
まずは地鶏、魚介、ハマグリのトリプルスープから。
貝の出汁が効いていて、次いで節系の出汁、それを地鶏のスープが下支えしている感じです。
「春よ恋」、「はるゆたか」、「ゆめちから」の3種の小麦粉をブレンドした特製麺。
中細ストレート麺で、茹で加減はやや硬め、適度な歯ごたえとコシが有り、小麦の風味の有る美味い麺です。
スープが良く絡みます。
希少な豚である、イベリコ・ベジョータのレアチャーシュー。
Japanese Soba Noodles 蔦の醤油Sobaに非常に小さなチャーシューとして載っていた事はありますが、これだけ大きなものは初めて食べました。
しっとりジューシーで味付けも申し分無く、旨さを堪能出来ました。
大きな穂先メンマ。
清湯系のスープに良く入っている穂先メンマ。
柔らかくてとても美味しいメンマです。
サービスの味玉。
黄身がトロトロの半熟で、味もしっかり付いており、とても美味しい味玉です。
と言う訳で完食。
思わずスープまで完飲してしまいました。
流石は3周年記念メニューの「トリプルスープそば」。
鶏と魚介と貝のトリプルスープは見事な仕上がりです。
ハマグリが効いたスープといえば、Soba House 金色不如帰の「真鯛と蛤の塩そば」を思い出しますが、あちらは動物系を使用していないので直接比較は出来ませんが、ハマグリの出汁が前面に出て来るのは近い感じです。
個人的にはもう少しパンチが有っても良い様な気がしますが、現状でもかなり良いレベルだと思います。
⑩は八王子の「タンタン」。
八王子ラーメンの有名店「
みんみん」のお母さんがやっているというお店です。
土日祝は休み、平日の11:00〜14:30までしか開いていないという難関店。
更にいつ行っても行列というウワサでしたが・・・
平日の12:00前に着きましたが、やっぱり行列でした。
ざっと7〜8人は並んでいました。
20分程並びました。
12:00前に着いたにも関わらず、既にお目当のロースチャーシューのチャーシュー麺は並・大・特大共に売切れ・・・
バラチャーシューメン並が有るので、「バラチャーシューメン並」+「味玉」にしました。
・・・が、「済みません、並が売切れてしまって、大なら有るのですが・・・」との事。
と言う訳で、「バラチャーシューメン大」+「味玉」になりました。
麺の硬さを聞かれたので、硬めでお願いしました。
そう言えば玉ねぎを「増し」にするのをすっかり忘れていました・・・
「バラチャーシューメン」のアップ。
バラ巻きチャーシューが5枚載っています。
八王子ラーメンの特色である玉ねぎは、微塵切りと言うよりおろし玉ねぎの様です。
別皿の味玉。
ほんのり醤油色の綺麗な味玉です。
まずはお約束のスープから。
見た目と違って香ばしいラードの味がガツンと来ます。
醤油は結構効いていますが、塩分よりコクの有るタイプで、ラードのお陰かマイルドな印象。
鶏ガラスープのアッサリ系の味に魚介を合わせたスープだと思いますが、ラードのお陰でどっしりとした味になっています。
細麺の麺。
大きな中華鍋で1杯分ずつ茹でているそうで、時間は掛かりますが茹で加減のブレは無さそうです。
硬めでオーダーしたので、かなり硬めに茹で上がっていますが、博多ラーメンの様にパッツン系ではなくムニュっとした食感で、小麦感は結構強めです。
5枚入っているバラ巻きチャーシュー。
とても柔らかく煮られていて、箸で持ち上げただけでバラバラになってしまいます。
とても柔らかいですが、味の方はしっかり付いていて肉の旨味が味わえます。
バラチャーシューなのでかなり脂身が多いですが、脂っぽさよりも甘みが感じられ、そのお陰でまろやかな味になっています。
今日は売切れで食べられませんでしたが、ロースチャーシューの方も食べてみたいと思いました。
小ぶりなメンマ。
柔らかく煮られていますが、ちょっと濃いめの味付けで良いアクセントになっています。
小さな海苔。
東京ラーメンに載っているものより更に小さめな海苔。
海苔巻き麺にするには小さ過ぎるので、麺と一緒に頂きました。
ここでブラックペッパーで味変。
食べ進めるにつれて醤油の塩分が強く感じられる様になったので、ホワイトペッパーよりブラックペッパーの方が合うだろうと思ったからです。
八王子ラーメンの特徴でも有る玉ねぎ。
タンタンの玉ねぎは微塵切りと言うより、おろし玉ねぎと言う感じです。
量が少ないからか、それ程辛さを感じませんでした。
別皿で提供された味玉。
途中でスープに浸けて温めておきました。
中心が半熟の味玉は、チャーシュー同様にしっかり味が付いていますが、黄身のまろやかさで丁度良い加減になっています。
と言う訳で完食。
今まで何度か八王子ラーメンというものを食べてみましたが、正直それ程旨いものだという印象は有りませんでした。
しかし今日八王子ラーメンのルーツとも言える「タンタン」のラーメンを食べて、その印象はガラリと変わりました。
濃いめの醤油に香ばしいラードを効かせたこの味は、旭川ラーメンに通じる所が有ると思います。
ラードが鶏ガラベースの醤油味スープにコクと旨味を与え、ありきたりの醤油ラーメンとは一線を画す味になっていると思います。
11.は東京油組総本店 町田組。
久し振りに「東京油組総本店 町田組」に行って来ました。
今日も安定の「油そば大盛」+「柚子こしょう」の組み合わせ。
待つ事7〜8分で「油そば大盛り」が着丼しました。
まずは酢と辣油を4〜6周位回し掛けます。
マニュアルでは並なら2周、大盛は3周、W盛は4周と有りますが、個人的には多めの方が好みです。
刻み玉ねぎもたっぷり載せます。
この位載せても辛味はそれ程でもないので大丈夫です。
良く混ぜます。
底の方にタレと油が入っているので、タレに浸かっていた麺は色が濃くなっています。
それが表面に出てくる様に混ぜます。
黄色い中太の特製麺。
この麺がまた旨いのです。
モチモチ食感で小麦の旨さが生きています。
似た様な麺は有っても、この麺ほど油そばに合った麺は無いのではないかと思う程旨いです。
刻んだチャーシューに柚子こしょうを載せて食べます。
もちろん、麺と一緒に食べます。
柚子こしょうを載せたチャーシューと麺を持ち上げて・・・
タレとチャーシューと麺の味が一体となって、そこに柚子こしょうの爽やかな香りとピリッとした辛さが加わって、とても美味しいです。
メンマも同様に、柚子こしょうを載せて麺と一緒に頂きます。
メンマの方がチャーシューより沢山入っているので、より多く味わえます。
柚子こしょうを載せたメンマを麺と一緒に頂きます。
メンマの味と柚子こしょうは絶妙のマッチング。
麺とタレの旨さも加わって至福です。
と言う訳で完食。
スープが無い油そばですが、食べてみると意外に物足りなさは無くて、結構満足感が得られます。
油そばは麺とタレと具材だけなので、旨い麺でないと美味しく有りませんし、タレが非常に重要です。具材に関してはトッピングで有る程度調整出来ますが、麺とタレはどちらが欠けても美味しい油そばにはなりません。
東京油組総本店はチェーン店ですが、個人的には一番好きな油そばのお店です。
赤坂に勤めていた頃にハマって5年位になりますが、一向に飽きません。
常習性の有るラーメンというと、二郎や蒙古タンメンが有りますが、私の中では東京油組総本店も常習性の有るラーメンの一つです。
12.は鹿児島の「五郎家」。
今日は伊勢丹相模原店で開催されている「大九州展」に出店されている「五郎家」さんに行って来ました。
五郎家さんは「第4回鹿児島ラーメン王決定戦」で優勝、「第5回鹿児島ラーメン王決定戦」で準優勝という実力店です。
お昼時だったので、満席で5分ほど待ちましたが、店内に入れました。
それから待つ事15分程で「三越伊勢丹特製ラーメン」が着丼。
わずかに濁ったスープで、背脂が結構浮いています。
丼は径が小さめで、深さが有る独特の形状です。
野菜が結構盛り上がっています。
まずはスープを一口。
うっすら濁ったスープは、確かにスッキリ系で、背脂が浮いているにも関わらずサッパリしています。
サッパリした中にもコクが有るスープです。
麺は細麺です。
細麺ですが、博多ラーメン程細くは有りません。
色も博多ラーメン程白くは有りませんが、一般的な中華麺と比べると白っぽい麺です。
ツブツブが見えるので全粒粉入りでしょうか?
茹で加減は比較的柔らかめで、コシは有りませんが小麦の風味はしっかりします。
見た目では分かりませんでしたが、マー油が掛かっている様で、マー油の香ばしい香りがします。
バラチャーシュー。
チャーシューと言うより薄めの角煮の様な感じです。
生姜が効いていて、とても美味しいです。
バラ肉なので脂は多いのですが、生姜のお陰でクドさは有りません。
結構盛られている野菜。
キャベツ7割、もやし3割位の感じで、茹で加減はキャベツはクタ気味ですがもやしはシャキシャキです。
マー油が掛かっていて、香ばしい香りがします。
麺と一緒に野菜を頂きます。
マー油の掛かった野菜とスープの絡んだ麺を一緒に食べると、香ばしいマー油とサッパリした豚骨スープが良くマッチしていて美味しいです。
半分載っている味玉。
黄身の中心が半熟の味玉は、丁度良い味付けで、黄身のまろやかさを味わえます。
と言う訳で完食。
比較的サッパリしたスープなので、思わず完飲しそうになりました。
感じとしては博多ラーメンよりやや熊本ラーメン寄りの味です。
麺も博多ラーメン程細く無く、熊本ラーメン程太くは無いです。
僅かに濁ったスープはスッキリ系ながらコクが有り、マー油の香ばしさと併せて飲みたくなるスープです。
チャーシューに生姜が効いているのもとても良い感じです。
隣のご婦人が 「おなじみラーメン(あっさり)」を食べていましたが、チャーシューがロースチャーシューになっていて、それも食べてみたいと思いました。
麺の茹で加減が柔らかめなのは偶々だったのかデフォルト柔らかいのかは分かりませんが、個人的にはもう少し硬めでも良いのでは無いかと思いました。
30,000文字の制限に引っ掛かったので、次に続きます・・・