2021年5月のラーメン⑥の続きです。
27.は小田急相模原の「Sagamihara欅〜HANARE〜」。
Twitter情報で限定の「豚とアサリの塩つけ麺〜黒豚肩ロース焼豚を添えて〜」が提供されるとの事で行って来ました。
11:30過ぎに伺いましたが、満席で15分程待ちました。
限定の「豚とアサリの塩つけ麺〜黒豚肩ロース焼豚を添えて〜」は「限定麺B」¥950のボタンです。
一緒に行った奥様も、「豚とアサリの塩つけ麺」にしました。
但し麺量を少なめにして貰いました。
待つ事15分程で、「豚とアサリの塩つけ麺〜黒豚肩ロース焼豚を添えて〜」が着丼。
続いて奥様の「麺少なめ」も着丼しました。
まずは麺に「ぬちまーす塩」を付けて頂きます。
昆布水に浸かっているので、このままでも半分位食べられそうです。
トッピングの黒豚肩ロース焼豚。
「Sagamihara 欅」さん得意のレアチャーシュー。
しっとり感が有って柔らかい、とても美味しいチャーシューです。
トッピングの材木メンマ。
太いメンマですが、柔らかくて美味しいメンマです。
トッピングの紫キャベツのスプラウト。
相模原市の花、「あじさい」をイメージした感じでしょうか?
紫キャベツのスプラウトは彩を添えると共に、カイワレの様に辛くは無いので辛いものが苦手な方でも大丈夫です。
大葉も入っています。
個人的には大葉が好きなので、海苔の様に香ばしさが有って良いと思います。
豚とアサリのスープ。
黒いのは岩海苔でしょうか?
麺をリフトして、スープに浸してみます。
良く見ると、つぶつぶが見えるので全粒粉入りでしょうか?
豚とアサリのスープに浸します。
アサリの旨味と海苔の香ばしさがとても良い感じです。
背脂の甘みでスープがマイルドになっているのもポイントです。
ここで別皿で提供されている「柚子胡椒」を載せて食べてみます。
スープに溶いても良いと思いますが、まずは麺に付けて食べてみました。
柚子胡椒を載せた麺を、スープに浸します。
柚子胡椒の辛味と爽やかな風味で、豚とアサリのスープが更に美味しくなります。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
昆布水で薄めようかとも思いましたが、思いの外昆布水が無くなってしまったのと、スープが薄まっていたので、そのまま飲んでみました。
豚とアサリの塩味スープは、岩海苔の香ばしさも有ってとても美味しいです。
と言う訳で、完食。
「Sagamihara 欅 〜HANARE〜」の限定「豚とアサリの塩つけ麺〜黒豚肩ロース焼豚を添えて〜」でしたが、アサリの旨味と豚骨清湯スープが良いバランスで、そこに香ばしい岩海苔が入ったとても美味しいスープでした。
昆布水に浸かった麺もモチっとした食感で小麦の風味の美味しい麺で、「ぬちまーす塩」で食べると幾らでも食べられます。
味変の「柚子胡椒」も良い感じで、麺に付けても良いですし、スープに溶いて食べても良いと思います。
28.は相模大野の「スモジ(ラーメン二郎相模大野店)」。
Twitter情報で「ニンニクとゴマ油のつけ麺〜あつもり〜」が提供されるとの事で、行って来ました。
今日は雨にも関わらずかなりの行列でしたが、回転が早いので10分程で店内へ。
それから5分程で食券購入まで来ました。
「少なめラーメン」¥770と「つけ麺」¥150の食券を買いました。
待つ事10分程で、まず麺が到着。
店主さんの目の前だったので、店主さんから渡されました。
「スープ後から行きますから、良く混ぜて待ってて下さいね〜」と言う事で、一生懸命混ぜます。
箸とレンゲを使って、しっかり混ぜました。
色が白いので分かり難いですが、ニンニクとゴマが万遍無く絡んでいます。
「ゴマつけ麺の方〜」と声が掛かったので、「ニンニク、アブラで」と答えて、スープが到着。
アツアツのあつもり麺に温かいスープのつけ麺です。
今日は結構肌寒い日なので、温かいつけ麺はありがたいです。
"スモジの麺を、まずはそれだけでも食べるべし!"
と言う事で、まずは麺だけで食べてみます。
ゴワムチのスモジ麺にニンニクとゴマ油、そして少し味が付いているので、このままでも美味しく食べられます。
多分、卓上の「FZ醤油」を掛けたらそのまま全部食べられそうです。
折角なので、スープに浸して頂きます。
スープに浸すと、それはそれでまた美味しく食べられます。
ごま油の香ばしい風味とニンニクの風味で、更に旨味が増します。
麺があつもりだと水で締めた時より柔らかめで、なんと無く新鮮な食感に感じられます。
今日のブタ。
小さく見えますが、厚さは2.5cm位有るのでそんなに不満は無いです。
もう一つの方も端ブタで、カタマリの様なブタでした。
両方とも適度に味が染みていて、結構しっかりした肉感のブタでした。
麺だけと、スープに浸して食べるのをかわるがわる食べてみます。
麺だけで味わうとシンプルにニンニクとゴマ油で、麺そのものの旨さが味わえ、スープに浸せば二郎らしい味が味わえます。
途中味変で、ブラックペッパーを掛けてみました。
ゴマ油が有るせいか、ブラックペッパーの風味があまり感じられませんでした。
と言う訳で、一味も掛けてみました。
一味はゴマ油が掛かっていても、しっかり辛味が出ます。
と言う訳で、完食。
「スモジ(ラーメン二郎相模大野店)」の「ニンニクとゴマ油のつけ麺〜あつもり〜」でしたが、ニンニクとゴマ油がとても良く合っていて、そのまま麺を食べてもとても美味しいです。
スープに浸すと、ゴマ油の香ばしさがスープに加わり、コクが有ってとても美味しいです。
29.は町田の「一番いちばん」。
久しぶりに「雲呑生姜中華」が食べたくなって行って来ました。
入口左手の券売機で食券を購入します。
「大人のニーボ」¥800が有ります。
しかし今日は「雲呑生姜中華」の気分なので、「雲呑生姜中華」¥1,200にしました。
待つ事10分程で、「雲呑生姜中華」が着丼。
生姜は都度すり下ろしてくれるので、とても新鮮です。
まずはスープを一口。
醤油の効いた、鶏と魚介の旨味のスープ。
しかし今回のスープは一味違います。
良く見ると刻んだ背脂が浮かんでいます。
そのお陰か、醤油が効いているものの、マイルドになっています。
麺は青竹踏み手打ち麺。
平打ちでピロピロの手打ち麺。
モチっとした食感で、絶妙な歯応えに小麦の旨味が感じられる至高の麺です。
手打ち麺も色々食べましたが、此処を超える手打ち麺には未だ会った事が有りません。
トッピングの大きなチャーシュー。
これは豚腕肉と思われる部位のチャーシューです。
煮豚系ですが周囲を焼いて有る様で、肉感が有って味染みも適度で美味しいチャーシューです。
トッピングの少し小ぶりのチャーシュー。
こちらは豚モモ肉でしょうか?
ロース系っぽいチャーシューで、しっとりとした食感と脂身の少ないサッパリ感が特徴です。
トッピングの鶏胸肉チャーシュー。
しっとり感が有って、サッパリとした味のチャーシュー。
生姜風味のスープにとても良く合います。
トッピングの大きな雲呑。
生姜の風味のする餡がとても美味しい雲呑。
皮の旨さも特筆モノで、個人的に今まで食べたワンタンの中で3本の指に入る雲呑です。
トッピングの細切りのメンマ。
醤油の効いたスープに良く合う味付けのメンマ。
サクサク食感で麺との食感の違いを楽しめます。
トッピングの大きな小松菜。
硬そうに見えますが、茹で加減が絶妙でサクサク感を残しながら、硬さは全く有りません。
小松菜の旨さを引き出した茹で加減で、生姜醤油のスープにとても良く合います。
トッピングの海苔。
醤油味のラーメンに良く合うトッピングです。
スープに浸して麺を包んで頂きます。
醤油と生姜の効いたスープに海苔の香ばしさがとても良く合います。
途中、一味唐辛子で味変します。
ちなみに一味唐辛子は「生姜中華」を頼むと出て来ます。
「中華そば」系の場合は出て来ませんので悪しからず。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
前回も昨年8月も昨年2月も一昨年の9月も、私が「雲呑生姜中華」を食べたここ2年程の間ではスープに刻んだ背脂は載っていませんでした。
この刻んだ背脂のお陰か、醤油の味がマイルドになっています。
キレの有る醤油味から、醤油が効いていながら後味がマイルドで旨味の増したスープになっています。
と言う訳で、完飲&完食です。
「一番いちばん」さんの「雲呑生姜中華」でしたが、麺もスープも具材も更なる進化を遂げていました。
個人的には手打ち麺の最高峰と思っていますが、以前よりも食感も味も良くなっています。
スープも刻んだ背脂を加えてコクとまろやかさを増し、元々美味しかったスープが更に美味しくなっています。
チャーシューやメンマ、小松菜などの具材にも妥協は一切無く、生姜も都度おろして載せるなど、細かいところも一切手を抜く事無く作り上げられた一杯です。
30.はお取り寄せグルメの池袋「麺屋 六感堂」の「煮干しラーメン」。
先日通販で取り寄せたので、作ってみました。
「麺屋 六感堂」の「煮干ラーメン」は醤油と塩の2食ずつ入っています。
こちらが醤油味。
かなり濃い色の醤油です。
作り方説明書。
スープの湯煎時間は10分、麺の茹で時間は1分〜1分20秒との事。
まずはスープの湯煎から。
10分程湯煎します。
麺の茹で時間は1分程。
事前にスープを丼に入れてから麺を茹で始めます。
茹で上がった麺を湯切りして丼に入れ、トッピングを載せて完成です。
HPではメンマは入っていないとの事でしたが、実際には入っていました。
今回は味玉を作り損ねたので九条ネギのみ追加しました。
こちらは塩味。
煮干しの香りがとても美味しそうです。
まずはスープを一口。
鯵煮干しの風味が鮮烈なスープ。
塩味なので出汁の味がとても良くわかります。
自家製麺の中細麺。
ツブツブが見えるので、全粒粉入りでしょうか?
香ばしく、パツンと言う食感の麺です。
トッピングのバラ巻チャーシュー。
柔らかいながらも適度な肉感が有り、味も適度で美味しいチャーシューです。
トッピングの細切りのメンマ。
細切りにも関わらず、物凄くサクサクした食感で、沢山入っているので麺と食べると美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
とても煮干しの効いたスープで、魚介感が満点です。
これだけ濃厚な出汁感は凄いと思います。
と言う訳で、完食。
黒いツブツブは、後で掛けた胡椒です。
池袋の「麺屋 六感堂」の「煮干ラーメン」でしたが、鯵煮干しの風味が濃厚で、全粒粉入りの麺と合わせて、サッパリ感の有る美味しいラーメンでした。
チャーシューもメンマも付いていて、薬味さえ足せばOKと言うお手軽さも魅力です。
醤油味の方も少し貰いましたが、香ばしい醤油の効いた美味しいスープでした。
煮干しの中でも鯵煮干しの風味が濃厚で、個性的な一杯です。
31.は小田急相模原の「麺ダイニング 旬彩」。
Twitter情報で週末限定の「昆布水のつけ麺」が提供されるとの事で行って来ました。
券売機横に「期間限定『昆布水のつけ麺』」のPOPが有ります。
「昆布水のつけ麺」には「並」(1玉)、「中」(1.5玉)、「大」(2玉)と有ります。
ここはPayPayが使えるので、PayPayで¥1,800を前払いしました。
軽く済ませるつもりで「並」にしようかと思いましたが、女性の店員さんに「『並』は物凄く少ないので、男性の方なら全然足りないと思いますよ」と言われたので「中」¥950にしました。
一緒に行った神様はどれにするか迷っていたので、一番オススメの「貝塩ラーメン」¥850にしました。
待つ事5分少々で、神様の「貝塩ラーメン」が到着。
相変わらず綺麗なビジュアルです。
貝ペーストを溶きながら、味の変化を楽しみつつ頂きます。
続いて私の「昆布水のつけ麺」が到着。
「中」(1.5玉)ですが、かなりの盛りです(汗)😅。
まずは「すだちを掛けて、藻塩で食べてみて下さい」と言う事で、すだちを掛けて藻塩で頂きます。
麺そのものは「貝塩ラーメン」と同じ「菅野製麺」製の特注麺に見えます。
ツブツブが見えますが、確か全粒粉入りでは無いとの事。
この麺、温かいスープでも美味しいですが、水で締めてすだちと藻塩で食べると麺の旨さがより分かります。
続いてスープに浸すために麺を持ち上げます。
今度は少し多めに取ります。
スープに浸します。
このスープ、メチャメチャ旨いです。
香ばしい醤油の風味がしますが、塩分は控えめで出汁感が有り、旨味がたっぷりです。
香ばしい麺と、旨味たっぷりのスープでとても美味しいです。
最近のつけ麺は「六厘舎」や「とみ田」の様な濃厚系がハヤリですが、「はやし田」や「肉煮干中華そば鈴木ラーメン店」など、こう言うサッパリ系のつけ麺は個人的に大好きです。
トッピングのレアチャーシュー。
極薄で火加減と味付けが絶妙なレアチャーシュー。
このチャーシューは「Japanese Soba Noodles 蔦」のチャーシューに匹敵する旨さだと思います。
トッピングの大きな穂先メンマ。
柔らかく、スープの味と良く合う味付けのメンマです。
トッピングの赤カブの薄切り。
彩を添える赤カブ。
赤坂の「なかご」を思わせるトッピングです。
トッピングのカイワレ。
爽やかな辛味がつけ麺に良く合います。
トッピングの大きな海苔。
家系ラーメン並みの大きな海苔です。
スープに浸して、麺を包んで頂きます。
スープと海苔が良く合っていて、とても美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わう前に、麺が浸かっていた昆布水を味わってみます。
他店の昆布水と比較して、比較的薄目の昆布水です。
逆に言えばスープと喧嘩しない、絶妙な塩梅だと言えます。
昆布水で薄めてスープを味わいます。
昆布水で薄めてみても、改めてこのスープはとても旨いスープです。
鶏と魚介だけの味では無く、香味野菜などと合わせたスープではないかと思いますが、兎に角旨味が多層的で深い印象です。
と言う訳で、完食。
「麺ダイニング 旬彩」さんの週末限定の「昆布水のつけ麺」でしたが、旨味の凄いスープに、水で締める事でコシと歯応えを増し、香ばしさを味わえる麺、そして個人的に「Japanese Soba Noodles 蔦」に匹敵する旨さだと思っているチャーシューを含めた具材に至るまで、とても丁寧に作られた一杯でした。
スープの旨さはハヤリの「鶏と水」タイプでは無い、多層的な旨味のスープで、麺も敢えてハヤリの平打ち太麺では無く中細麺ですが、パツンとした食感で香ばしい風味の麺で、「良く有る『つけ麺』」とは一線を画した一杯です。
30,000文字の制限を超えたので、次に続きます…