12.はSagamihara欅。
twitterで限定が「ブラックつけ麺」と言うのを見て、行って来ました。
待つ事5分少々で「ブラックつけ麺」が着丼。
確かに「ブラックつけ麺」らしい濃い色のスープです。
トッピングは別皿で、麺は昆布水に浸かっています。
まずは卓上の説明通りに、麺に別皿で提供されている沖縄の塩「ぬちまーす」を少量付けて頂きます。
真ん中の白いのが「ぬちまーす」です。
小麦粉の様に細かい塩です。
数本の麺を持ち上げて、食べてみます。
中細麺は全粒粉練りこみで、小麦の風味がします。
「ぬちまーす」と昆布水の昆布出汁のお陰で美味しく食べられます。
このままスープを使わなくても完食出来てしまう位です。
しかし折角の限定麺「ブラックつけ麺」なのでスープも味わいます。
まずは麺をリフトして・・・
スープに浸します。
見た目が濃い色なので、塩分濃いめの富山ブラック的な味か、溜り醤油の様な若干甘みのある味かと思ったら、どちらかと言うと長岡ラーメン的な味でした。
醤油の味を最大限生かしたスープで、醤油の旨さが良く出ています。
中細の麺との相性も良く、美味しく頂けます。
低温調理されたチャーシュー。
そのまま食べてみると仄かにスモークの香りがします。
スープに浸して食べると、醤油の香ばしさが加わって、更に旨味が増します。
スープの方にも角切りのチャーシューが入っています。
こちらは柔らかく煮られていて、脂の甘みが良く出ています。
材木メンマ。
見た目のゴツさほど硬くは無くて、柔らかく優しい味のメンマです。
ここで別皿で提供されていた、味変のおろし生姜を投入します。
元々、長岡ラーメンの様な味だったので、生姜が合わない訳がありません。
あっという間に麺を完食。
どうしようか迷いましたが、折角なので食べた事が無い「魚介醤油味」の替え玉をお願いしました。
「魚介醤油味」の替え玉にはほぐしチャーシューと刻み玉ねぎが載っています。
最初見た時は、シーチキンが載っているのかと思いましたが、解してみたらコンビーフの様に細かくなったチャーシューでした。
下には魚介風味の醤油ダレが入っており、良く混ぜると麺が醤油色になります。
見た目は味が濃そうに見えますが、食べてみると優しい味で、このままでも食べられますし、スープに浸しても良さそうです。
そのまま食べた方が麺の旨さを味わうには良さそうです。
まずは、そのまま食べてみます。
控えめな醤油味と、魚介の香る出汁で、麺の小麦の風味が引き立ちます。
このまま替え玉だけでも食べられそうです。
折角なので、スープに浸してみます。
クドくなるかと思ったら、意外や意外、塩分は足されても塩辛い程では無く、魚介出汁が効いて美味しいです。
最後に、スープに昆布水を加えてみます。
鶏の出汁に昆布水、濃口醤油、そして生姜が加わったスープ。
これが旨く無い理由がありません。
昆布水で薄まった醤油味のスープ。
醤油の香ばしさと生姜の爽やかさが合わさって、正に長岡ラーメン的な旨さです。
と言う訳で完食。
チト食べ過ぎ感は有りますが、とても満足しました。
欅のラーメンはどれを取っても旨いですが、「ブラックつけ麺」も期待通り旨いラーメンでした。
間に合えば、1日10食限定の「さっぱりジュレの冷やしら〜めん」も食べてみたいと思います。
13.もSagamihara欅。
定期検診の帰りに、Sagamihara欅に行って来ました。
夏季限定の「さっぱりジュレの冷やしら〜めん」と迷いましたが、本日限定の「まぜそば」にしました。
辣油と酢が付いて来ます。
続いて神様の「味玉醤油」も来ました。
欅の「味玉醤油」は鉄板の旨さです。
「まぜめん」のアップ。
ニラ、玉ねぎ、分葱の微塵切り、角切りチャーシュー、レアチャーシューx2枚、鶏チャーシューが載っており、底にはタレが入っているので、良くかき混ぜてから頂きます。
タレが濃い色なので、混ぜると麺がかなり濃い色になります。
しかし食べてみるとそんなに味は濃くありません。
卵のまろやかさがハッキリ分かる位の味です。
麺は自家製の全粒粉入り中細ストレート麺で、小麦の風味がする美味い麺です。
レアチャーシュー。
脂身の少ない肩ロース辺りの部位を低温調理したもので、少しスモークしてあって香ばしい風味がします。
鶏チャーシュー。
鶏胸肉辺りの比較的脂の少ない部位で、タレが付いて丁度良い味になります。
角切りチャーシュー。
これは低温調理では無い様ですが、煮豚っぽいもので、割と脂身が多くて柔らかいです。
こんなに減る前ですが、途中で思い出して酢と辣油を足して味変しました。
やはり「まぜそば」だけあって酢と辣油の味が加わると、しっくり来ます。
タレだけでも食べられますが、酢が加わる事によって味に幅が出て美味いです。
と言う訳で完食。
余裕があれば味付替え玉も食べようかと思いましたが、思いの外満腹になってしまったので今日はやめておきました。
平日の昼にも関わらず、Sagamihara欅は次から次へとお客さんが来て、食べ終わる頃には外に10人程の行列が出来ていました。
ベースの塩・醤油・味噌のラーメンもレベルが高く、限定麺も見事な仕上がりで、次の限定麺が楽しみです。
14.は肉煮干中華そば 鈴木ラーメン店。
暫く行って居なかった間に「ニボMAX」なる新メニューが!
どうみてもG系にしか見えないビジュアルで、麺量300g!
これは行くしか無いでしょう。
鈴ラー(肉煮干中華そば 鈴木ラーメン店の略)とは思えないガッツリ系ジャンクなビジュアル。
ニンニクと背脂がガッツリ載っています。
二郎で言えば「ニンニク、アブラ」をコールした状態ですね。
まずはかき混ぜる前にスープを一口。
いつもの優しい醤油味とは打って変わって、醤油の効いたスープになっています。
かき混ぜる前にも関わらず、既にニンニクの風味も有って、煮干の風味はあまり感じられません。
幅広の太麺は「背脂煮干」の麺と良く似ていますが、あちらは加水率が高そうな透き通った麺で、幅広でも薄いので、手打ち麺の様にピロピロしています。
この麺は厚さと加水率が全然違う様です。
二郎のオーション麺に負けないワシワシ感と小麦の風味で、正にG系インスパイアに相応しい麺になっています。
茹で加減も硬めで、とても良い感じです。
チャーシューも「豚」と呼びたくなる位分厚くてボリュームのあるものになっています。
これが3枚も載っていて、ガッツリ感は二郎に負けていません。
ヤサイもかなりのボリュームで、麺量も300g有るので、ここまで食べるだけでも一苦労です。
味変しようか迷いましたが、スープがあまりに旨いので、このまま行く事にしました。
麺を完食しましたが、スープが旨くてレンゲが止まらず・・・
微乳化のスープが絶妙な旨さです。
スモジ(ラーメン二郎相模大野店)のスープに良く似た味で、醤油が効いているのですが、キレが有ると言うよりコクが有る醤油味と豚のエキスに背脂が効いていて非常に旨いです。
危うく完飲しそうになりましたが、グッと我慢しました。
しかし、これは旨いです。
今までも鈴ラーは色々な味にチャレンジしていましたが、これは出色の出来でしょう。
G系インスパイアでもやって行けるのでは無いでしょうか?
既に半レギュラー化している「しおらぁ麺」も旨いですが、「ニボMAX」も是非レギュラー化して欲しい一杯です。
15.は竹の助。
前々から噂は聞いていて、前々から行きたいと思っていた「竹の助」に行って来ました。
初訪問だったので、「特製中華」にしてみました。
流石は「特製」、全部載せなので具沢山で麺が見えません。
とりあえずスープを一口。
思ったよりも優しい味で、懐かしい感じのする味です。
同じ白河ラーメンでも、醤油の効いた町田の「一番いちばん」とは大分違う印象です。
続いて、青竹踏み手打ち麺をリフトしてみます。
平打ちの手打ち麺ですが、「一番いちばん」の麺と比較すると大分細くて、薄い麺です。
食感も、ツルツル感が有り、コシの有る麺です。
沢山載っているチャーシュー。
表面が炙ってあって、香ばしいチャーシューです。
6枚も載っていてビックリしました。
細長いチャーシューも入っています。
「豚ももチャーシュー増量」とあったので、豚もも肉なのでしょうか?
レアチャーシュではありませんが、若干赤味が掛かっています。
トッピングのワンタン。
どちらかと言うと皮を食べるタイプのワンタンです。
これも自家製なのでしょうか?とてもツルツル感があってコシの有る皮で、美味しいです。
これが5個も入っています。
小松菜。
白河ラーメンには定番のトッピングです。
丁度良い茹で上がりで、良い食感です。
トッピングの海苔。
東京ラーメン風の海苔です。
いつもの様に、海苔で麺を包んで頂きます。
やはりこの食べ方が一番うまいです。
小さなナルト。
先日のハワイ旅行でもナルトが載っていましたが、やはり日本のナルトの方が形が綺麗ですね。
細身のメンマ。
スープと同様にメンマも非常に優しい味で、柔らかく煮られています。
トッピングの味玉。
これも非常に優しい味で、ほぼ茹で卵に近い感じです。
と言う訳で完食。
同じ白河ラーメンでも一番いちばんとは全く違っていて、町田の天国屋さんに近い優しい味のスープで、ノスラー(ノスタルジックなラーメン)に近い感じです。
麺も同じ青竹踏みの手打ち麺ですが、竹の助の方は細くて薄い麺で、ツルツル食感です。一番いちばんの麺は倍位幅があって厚みもあり、モチモチ食感です。
どちらも一長一短が有って一概に言えないと思いますが、優しい味のサッパリタイプがお好みなら竹の助、キレのある醤油にモチモチ麺を味わいたいなら一番いちばんと言う感じでしょうか?
電車だと結構歩く場所に有るので、クルマで行きましたが、クルマでも約30分位かかります。
それでもお客さんが途切れなく来るのは、やはりこの味が支持されている証拠でしょう。
16.は「うまいヨゆうちゃんラーメン」。
前々から気になっていた、「うまいヨゆうちゃんラーメン」に行って来ました。
「TRY ラーメン大賞2018-19」において、「名店部門 とんこつ」で1 位に輝き、先日東洋水産より
カップラーメンが発売されました。
とりあえず初訪と言う事で、ラーメン¥780と味玉¥120にしました。
醤油豚骨のスープにチャーシュー、ほうれん草、海苔、キクラゲと、ビジュアル的には家系ラーメンに近いです。
お好みは「(麺)硬め、(味)薄め、(油)少なめ」でお願いしました。
まずはスープを一口。
濃厚そうな見た目ですが、同じ家系でも、吉村家よりどちらかと言うと町田家に近い感じです。
店主の千葉さんの出身店である壱六家はクリーミースープが特徴ですが、このスープは確かにクリーミーながらコッテリ感より旨味が出ている感じです。
味薄めで頼んでいるので、より豚骨の出汁感が味わえて美味いです。
麺の見た目はまんま家系ラーメンです。
それもその筈、
長多屋製麺所は壱六家で使用されている麺だそうで、
HPにも"
生中華麺の中でも横浜家系ラーメンの製麺を得意としています。"とあります。
家系らしく平打ちの中太ストレート麺は短めで、小麦の風味がします。
これが醤油豚骨のスープに合わない訳がありません。
トッピングのチャーシュー。
比較的脂身の少ない部位で、家系ラーメンっぽい煮豚タイプのチャーシューです。
しっとり感が有って、肉感も有り、美味しいチャーシューです。
チャーシュー麺も食べてみたくなりました。
トッピングのキクラゲ。
キクラゲというと博多ラーメンを思い出しますが、最近ではクックらなどの家系ラーメンでもトッピングで出されており、当たり前ですが豚骨スープとの相性は非常に良いです。
少々柔らかめのほうれん草。
大分クタ気味ですが、ほうれん草の旨さはちゃんと残っています。
トッピングの大きな海苔。
茶色く濁ったスープに、これとほうれん草を見ると家系に見えます。
実際、家系スープに海苔は鉄板の組み合わせです。
今回はほうれん草を巻いてみます。
スープに浸した海苔に、ほうれん草を載せます。
クルッと巻けば出来上がり。
スープの染み込んだ海苔にほうれん草の味が加わって、とても美味しいです。
やはり家系のスープには海苔とほうれん草はマストですね。
ここで味変のおろしにんにくを投入します。
醤油豚骨のスープにはニンニクがマストです。
胡麻も追加します。
家系スープに胡麻とニンニクは鉄板の組み合わせです。
案の定、コクが深まって味に奥行きが出ました。
唐辛子も入れようかと思いましたが、粉ではなくペースト状だったので、味が変わってしまう可能性を考えて今回は止めておきました。
辛味の有る醤油豚骨スープも美味いんですが、今回は豚骨スープを味わいたいので敢えて入れませんでした。
追加トッピングの味玉。
ほぼ固ゆでに近い感じですが、優しい味で黄身のまろやかさが味わえます。
という訳で完食。
スープが美味いので、酢を入れてサッパリさせてみたり、ブラックペッパーを振り入れて少々スパイシーさを出したりしながらスープを味わいました。
家系かそうでないかはさておき、醤油豚骨のスープとしては非常に美味しい部類に入るのは間違い無いです。
細麺も選べますが、恐らくこの濃厚スープには家系の麺の方が合ってる気がします。
30,000文字を超えた様なので、次に続きます・・・