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MORSCHEのブログ一覧

2021年02月28日 イイね!

2021年2月のラーメン⑦

2021年2月のラーメン⑦2021年2月のラーメン⑥の続きです。












30.はお取り寄せラーメンで「赤坂麺処 友」。

2月9日の「ニクの日」に合わせて発売された「友二郎」。
諸般の事情により発送が遅れて、2/20頃到着しました。







パッケージには作り方説明書が付いています。

とても丁寧な説明書なので、分かりやすいです。







パッケージの内訳。

麺、具入りスープ、背脂、にんにくピクルス、追加の醤油ダレと至れり尽くせりの内容で、別途用意する必要があるのはモヤシとキャベツ位です。







今回、パッケージの他にオマケが入っていました。

入浴剤やお菓子と共に、手書きのお礼の紙が入っていました。
こう言う細かい心遣いは、お店に行った時も感じます。







「にんにくピクルス」と追加の醤油ダレ。

本来は自然解凍すべき所、短時間湯煎して解凍しましたが、「にんにくピクルス」が青くなっています。
尚、青くなっても特に問題は無く、味にも影響は無かったです。







スープは8分程湯煎という事で、先に始めます。

中にチャーシューも入っているので、あまりグラグラ沸かし過ぎない様に湯煎します。







別途用意したモヤシとキャベツ。

3分程沸騰したお湯で茹でて、水気を切ってザルにあげて置きます。







同時並行的に麺を茹で始めます。

極太麺は茹で時間6分〜6分半との事で、とりあえず6分茹でました。







スープを温めておいた丼に注ぎ、湯切りした麺を入れ、チャーシューやヤサイを載せて上から背脂を掛け、にんにくピクルスを載せて出来上がりです。

にんにくピクルスはちょっと湯煎したら青くなってしまいましたが、味や品質には問題無い様です。







まずはスープを一口。

少し濁ったスープは、乳化しているというより、少し白濁させた豚骨+豚肉のスープの様で、醤油と味醂の味のする美味しいスープです。
二郎の直系店より少し甘めな感じで、淵野辺の「麺屋 歩夢」さんや小田急相模原の「特選ラー油 肉そば 寅や」さんに近い味になっています。







極太の麺。

「赤坂麺処 友」さんの麺は、基本的にカネジン食品製ですが、この麺もそうなのでしょうか?
小麦の風味のする麺は、太麺らしいワシワシ食感の麺で、濃厚且つパンチのあるスープに負けない麺です。







トッピングの大きなチャーシュー。

「赤坂麺処 友」さんのチャーシューは、基本非常に柔らかいバラチャーシューですが、このチャーシューは二郎っぽい肩ロース辺りのチャーシューで、非常に柔らかく煮られています。
箸で持ち上げられない程柔らかいですが、とても美味しいチャーシューです。







トッピングの、茹でたモヤシとキャベツ。

やはり二郎系にはモヤシとキャベツが欠かせません。
個人的にシャキシャキ系が好きなので、3分程茹でて湯切りしてあります。








天地返しして麺を上に出しました。

極太麺はスープを吸って伸び易いのと、にんにくピクルスが満遍なく混ざってヤサイにスープが浸みるので一石三鳥です。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

にんにくピクルスが混ざると、にんにくのコクと旨味と、酸味が加わって、ちょっと不思議な味になります。
二郎のラーメンに酢を入れた事が無いので、こう言う味は初体験でしたが、多分二郎のスープに酢を足したらこんな感じになるのでは無いかと思う様な味になります。
今度実際に試してみようと思います。







と言う訳で、完食。

「赤坂麺処 友」さんの「友二郎」でしたが、良く有るインスパイア系とは一線を画した感じの一杯でした。

まず基本のスープが二郎系よりも豚骨が強めに出ており、更に醤油とみりんの内、みりんの比率が高いのか少し甘めで、にんにくピクルスのお陰で酸味が加わり、他には無い味に仕上がっています。
極太麺は味も食感も申し分無く、歯応えは兎も角味は本家のオーション麺すら上回る程の旨さです。
具材の大きな肩ロースチャーシューや背脂なども抜かり無く仕上げており、独自の味わいを出す「にんにくピクルス」は「赤坂麺処 友」さんの真骨頂と言えます。







31.は今月で閉店する、町田金森の「超純水彩麺 天国屋」。

2004年に「地獄ラーメン 天国屋」としてオープン後、2013年11月から「超純水採麺 天国屋」にリニューアルし、2021年2月28日まで、現在の町田市金森で営業して来ました。







今日は限定のみで、①〜④は共通で¥1,000、⑤のみ¥600。
お子様ラーメンは¥500で、ご飯ものは「あぶりチャーシュー丼」、「マヨってチキン丼」、「あぶら身丼」が各¥300、「カキ飯」が¥600(¥300券x2)となっています。

家族で来たので、私が「地獄味噌ラーメン」に、神様と長女が「醤油ラーメン」、次女が「塩ラーメン」と4人で3種をカバーしました。







待つ事10分程で、長女&奥様の「一番いちばん」さんとのコラボの「醤油ラーメン」が着丼。

ラストに相応しい豪華具材で麺が見えません。
ロースチャーシュー、鶏モモ肉チャーシュー、鶏胸肉チャーシュー、ワンタン、小松菜、メンマ、海苔、半熟味玉が載っています。







こちらは次女の「町田汁場 しおらーめん 進化」さんとのコラボの「塩ラーメン」。

こちらも具材は「醤油ラーメン」と海苔以外は同様で、豪華版です。
メンマが穂先メンマになっています。







続いて私の「麺や 維新」さんと「うまいヨゆうちゃんラーメン」さんと「拉麺 大公」さんのコラボの「地獄味噌ラーメン」が着丼。

ニンニク有り、辛口でお願いしました。







まずはスープを一口。

ニンニクを溶かずに、かき混ぜずに飲んだので、初めは以前食べた「地獄味噌ラーメン」とそれ程変わらない味に感じました。
しかしニンニクを溶いて、スープを下からかき混ぜると、「拉麺 大公」さんの"ハード”な味噌が顔を出し、濃厚且つパンチの有る味に変化します。
そして豚骨スープも「天国屋」さんの豚頭と「うまいヨゆうちゃんラーメン」の豚骨スープのタネをベースにしたと言う事で、いつもより気持ちクリーミーなスープに仕上がっています。







麺は中太縮れ麺。

モチモチ食感で、スープが良く絡んで美味しい麺です。
スープの濃厚さに負けない麺になっています。







トッピングの炙り焼きチャーシュー。

香ばしい焼き目の付いたチャーシュー。
適度に脂が入っており、濃厚なスープと良く合います。







トッピングのワカメ。

「地獄ラーメン」のスープに良く合う具材のワカメ。
磯の風味が辛い豚骨スープと良く合います。







薬味の笹切りの刻みネギ。

担々麺や辛味噌ラーメンなど、辛い麺に良く合う刻みネギ。
「地獄ラーメン」にも良く合います。







トッピングの大きな海苔。

海苔は醤油味スープや豚骨スープのラーメンに良く合う具材です。







スープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。

濃厚なピリ辛味噌味スープと海苔の風味が良く合います。







食べ進んでいくと「拉麺 大公」さんの"ハード”な味噌が濃くなって来ます。

コッテリとしたコクと、中太麺のモチモチ感がとても良く合います。







麺と具材を食べ終えて、スープを味わいます。

底の方になればなる程顔を出す「拉麺 大公」さんの"ハード”な味噌。
その濃厚さと、「天国屋」さんの豚頭と「うまいヨゆうちゃんラーメン」の豚骨スープのタネをベースにした豚骨スープのクリーミーさが合わさり、ニンニクの風味も相まって、とても美味しいスープです。







と言う訳で、完食。

"「地獄ラーメン」で始まり、「地獄ラーメン」で終わる"
佐々木さんがTwitterで書いていましたが、これがもう食べられない(次の店では出さないとの事)かと思うと、万感の想いが去来します。
佐々木さんが言っていた様に「何処かの会社でカップまたはインスタントラーメン化してくれないかな」が実現する事を切に願います。







神様の「一番いちばん」さんとのコラボの「醤油ラーメン」も少し頂きました。

スープは確かに今の天国屋さんのスープと違い、少し濁りが有るスープで、懐かしい中華そば系の味がします。







麺は「一番いちばん」さんの麺。

「一番いちばん」さんで食べる時より大分細めの麺ですが、それでも中太縮れ麺で、モチモチ感が旨い麺です。







続いて次女の「町田汁場 しおらーめん 進化」さんとのコラボの「塩ラーメン」も食べさせてもらいました。

スープは「醤油ラーメン」同様、若干濁りのあるスープで、今の「天国屋」さんのスープと比べて少しぼやけた(クリア感と逆な)感じがしますが、これはこれで美味しいスープです。
「醤油ラーメン」同様、ちょっと懐かしい感じの味です。







麺は「町田汁場 しおらーめん 進化」さんの中細麺。

きっちり茹で切られた麺は、「町田汁場 しおらーめん 進化」さんでも「硬めは出来ません」と言っているだけ有り、適度なコシと歯応えで、小麦の風味の味わえる麺です。

と言う訳で、2021年2月28日を以て営業を終了する「超純水彩麺 天国屋」さんのファイナルメニューでしたが、どれも素晴らしいコラボ作品でした。
「天国屋」さんの始まりにして集大成となる「地獄ラーメン」は、店主の佐々木さんの人柄で複数の有名店の協力の下、見事に仕上がった味になっていました。







と言う訳で、2021年2月のラーメンでした。
Posted at 2021/02/28 19:26:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2021年02月28日 イイね!

2021年2月のラーメン⑥

2021年2月のラーメン⑥2021年2月のラーメン⑤の続きです。











25.は寒川の「横浜家系らーめん 天王家 寒川総本店」。

20〜30年前は茅ヶ崎の会社に勤めていて、クルマ通勤していたので毎日近くを通っていましたが、会社を変わって以降は行く機会が殆ど無くて、久しぶりに高速道路を使って行って来ました。







まずは入口左手奥の券売機で食券を購入します。

初訪問と言う事で、まずは「らーめん」¥700と、「半熟味玉」¥100にしました。
良くお寿司屋さんの良し悪しを測るのに、「玉」(たまご)の味を確認すると言いますが、ラーメンの味玉もラーメン屋さんの味を知る一つのバロメーターでは無いかと思います。







待つ事7〜8分で、「らーめん」+「半熟味玉」が着丼。

メニュー写真だと海苔が3枚だった様な気がしたのですが、海苔が5枚載っています。







まずはスープを一口。

特に何も言わなかったので、濃いめでも薄めでも無いのですが、比較的まろやかな味で、「クックら」さんよりはマイルドですが、「がん家」さんよりは濃厚な感じです。







麺は大橋製麺製の中太ストレート麺。

いかにも「家系ラーメン」と言った感じの麺で、家系御用達の「酒井製麺」の麺と比較しても遜色無い味です。







トッピングの小さめのチャーシュー。

特に2枚目は極限の薄さに挑戦したのかと思う程薄いチャーシューです(笑)。
しかし、食べてビックリ、超本格的に作られたスモークチャーシューです。
香ばしいスモーク感なのにしっとり感も有るこのチャーシュー、家系のスモークチャーシューとしては出色の出来です。
これは家系ラーメンのスモークチャーシューの中で、間違い無く1,2を争う旨さです。







トッピングの、ちょいクタなほうれん草。

量はたっぷりで、「クックら」さん並の盛りの良さです。







トッピングの海苔。

家系の代表的な具材の海苔。
5枚も載っているので、何に使おうか迷います。







まずはスープに浸して、麺を巻いて海苔巻き麺に。

まろやかな味ながら、醤油の味もしっかり効いているスープなので、海苔や麺と良く合います。







続いてほうれん草を巻いてみます。

スープに浸した海苔にほうれん草を載せます。







海苔巻きほうれん草にして頂きます。

スープを吸った海苔が、ちょいクタのほうれん草にとても良く合います。







折角なので、卓上調味料を駆使して味変してみます。

グリーンニンニク、擂り胡麻、ブラックペッパー、酢で味変してみました。







味変後の味を見てみます。

やはりグリーンニンニクは鉄板の旨さです。
胡麻の香ばしさとブラックペッパーのスパイシーさもこのスープに良く合います。
少量加えた酢によって、爽やかさが加わり、スープが少し軽い感じになりました。







トッピングの半熟味玉。

名前の通り、黄身が半熟の味玉。
比較的薄味ですが、スープとの相性はとても良いです。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

適度に醤油が効いていながら、濃厚な豚骨と鶏ガラの味でまろやかさが出ているスープ。
直系のスープよりは醤油がマイルドですが、スープの濃厚さは「がん家」さん以上「クックら」さん未満な感じで、「たかさご家」系とはまた違ったまろやかさのスープです。







と言う訳で、完食。

「横浜家系らーめん 天王家 寒川総本店」さんの「らーめん」+「半熟味玉」でしたが、とても開店して1年未満のお店とは思えない完成度には驚きました。
スープの安定感もさる事ながら、スモークチャーシューの旨さに度肝を抜かれました。
ちょっと家系の範疇を超える様なスモークチャーシューで、今までの家系のチャーシューの概念を覆す様な逸品です。

なるほど、これなら開店して1年未満で行列店なのも納得です。







26.は寒川の「ブリキの木こり」。

FBのラーメングループの中で度々話題になっていたので、行って来ました。







「塩そば」と「醤油そば」、「にんにく醤油そば」、「赤そば」、「塩つけ麺」がレギュラーの様です。

初訪問と言う事で、左上の法則…と思いましたが、味玉は欲しいので「味玉醤油そば」¥900にしました。







待つ事7〜8分で、「味玉醤油そば」が着丼。

ステンレスの2重構造の丼は、七沢の「ZUND-BAR」に良く似ています。






まずはスープを一口。

まるで塩ラーメンの様な薄い色の澄んだスープです。
しかし飲んでみると、ちゃんと醤油の味がします。
ベースのスープは鶏メインっぽいですが、どっしり感が有るので豚も使っている様です。
とある情報では隠し味に牛骨を使っているとの事で、だとするとこのスープの甘みも合点が行きます。







麺は「サッポロめんフーズ」製の中細縮れ麺。

麺を熟成させてから使用しているとの事。
食べた感じでは「一条流がんこ総本家相模原分店」や長津田の「十人十色」さんと大きく違いは無い様ですが、両店よりも透明さが増している気がします。
恐らく熟成によって伸び易い代わりにスープが麺に浸み易いのだと思われます。
なので、優しい味のこのスープでも麺を食べた時にしっかりと味が感じられます。







トッピングの、肩ロースと思われるレアチャーシュー。

スープに浸かっているだけで色が変わって来てしまうので、早めに頂きます。
やはりしっとり感と肉感が感じられ、味も良く浸みています。







トッピングの、綺麗に巻かれたバラチャーシュー。

こちらは軽く炙ってあります。
この、肩ロースのレアチャーシューと炙ったバラ巻チャーシューの組み合わせは「Sagamihara欅」さんの肩ロースのレアチャーシューとスモークしたバラ巻チャーシューに近い感じです。







トッピングの穂先メンマ。

優しい味の清湯系スープに良く合う穂先メンマ。
柔らかくて、味が染み易いのが特徴です。







薬味の笹切りの刻みネギ。

爽やかな辛味が醤油味スープを引き立てます。







トッピングの豆苗。

豆苗はカイワレと違って辛味が無く、独特の味ですが、ラーメンに合います。
町田の「3SO」さんの「ニボシ3SOつけめん」にも合わせられています。







トッピングの半熟味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、まろやかな味に仕上がっています。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

鶏ガラベースのスープに清湯豚骨スープを合わせたスープに、隠し味の牛骨スープの甘みが合わさったスープは、多層的な味の重なりが絶妙で、他に無いタイプの味わいです。

「ブリキの木こり」さんの「味玉醤油そば」でしたが、トリプルスープの多層的な旨さと、熟成麺の組み合わせが想像以上に良い感じで、見た目の予想を上回る旨さでした。
具材の方も、低温調理のレアチャーシューと炙りバラチャーシュー、穂先メンマ、豆苗、刻みネギと抜かりの無い仕上げで、噂通りの一杯でした。







27.は今月いっぱいで一旦閉店する、町田金森の「超純水彩麺 天国屋」。

平日にも関わらず、開店20分前で20人以上が並んでいました。







並ぶ事1時間20分で、やっと入店出来ました。

どれにしようか熟慮の末、自分の中で「天国屋」さんと言えば「鶏鮭塩麺」なので、「鶏鮭塩麺味玉」¥1,000にしました。
麺大盛り無料でしたが、普通で、ライス無料でしたがライスも付けず、薬味はネギと三つ葉にしました。







待つ事10分程で、「鶏鮭塩麺味玉」が着丼。

いつ見ても美しいビジュアルです。
「天国屋」としての「鶏鮭塩麺」はこれが最後だと思うと、とても感慨深いです。







まずはスープを一口。

元々醤油ラーメンが好きだったので「鮭節醤油麺」を選んでいましたが、白醤油や塩味も食べている内に、「天国屋」さんの「鶏鮭塩麺」が大好きになりました。

「天国屋」さんらしい、澄んだ清湯系の鶏出汁に鮭節の旨味が入ったスープを一番味わう事の出来る「鶏鮭塩麺」は、自分の中で一番「天国屋」さんらしさを感じられるスープです。







麺は中西食品製の細麺。

しっかりと茹で切られた麺は、適度なコシと歯応えが有り、伸び辛く麺の味を最大限に引き出しています。







トッピングのロースチャーシュー。

煮豚系のチャーシューですが、柔らかいながらも適度な肉感が有り、優しい味のスープに良く合う、適度な味付けのチャーシューです。







トッピングの鶏胸肉チャーシュー。

しっとり感の有る鶏胸肉チャーシュー。
鶏モモ肉と比べて脂が少ないので、さっぱりとした味わいです。







トッピングの鶏モモ肉チャーシュー。

同じ鶏肉ながら、胸肉に比べて脂身が有り、その旨味を感じられるチャーシューです。







トッピングの穂先メンマ。

清湯系のスープに合わせられる事が多い穂先メンマ。
特有の柔らかさが有り、スープに良く合う優しい味に仕上げられています。







薬味のネギ。

「鶏鮭塩麺」や「鶏塩麺」、「鶏白醤油麺」、「鶏醤油麺」は薬味をネギまたは三つ葉、もしくは両方が選べます。
ネギは塩味スープでも醤油味スープでも良く合う薬味です。







薬味の三つ葉。

ラーメンに三つ葉と言えば、埼玉県比企郡川島町の「中華そば 四つ葉」さんが有名ですが、「天国屋」さんも薬味に三つ葉を使っており、私はいつもネギと三つ葉「両方」にしています。







トッピングの、「鶏鮭塩麺」に欠かせない「鮭節」。

これの旨さを知ってしまったら、もう逃れられません。
私は一発でハマり、ひたすら「鮭節醤油麺」や「鶏鮭塩麺」のヘビロテでした。







トッピングの半熟味玉。

黄身がトロトロの半熟味玉。
黄身のまろやかさを感じる旨い味玉です。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

いつもながら、鶏の出汁と鮭節の旨味たっぷりで、それを引き出す塩と相まって、とても美味しいです。







体に良く無いと思いながらも、ついつい飲み干してしまいました。

「天国屋」さんとしては最後のレギュラーメニューなので、大目に見て貰いましょう。

「超純水彩麺 天国屋」さんの「鶏鮭塩麺味玉」でしたが、いつ食べても安定の旨さです。
シンプルに、鶏と鮭節のスープなのですが、想像を超える旨味と優しい味は、多くの人を魅了して止まない味です。
常連さんが愛したこれらのレギュラーメニュー、次のお店でも是非味わいたいと思います。







28.は「蒙古タンメン中本 町田店」。

限定の「北極の炎」を食べに行って来ました。
「北極の炎」は昨年の3月に食べてすっかりハマった一杯です。
町田店が発祥のメニューの様で、そう言う意味でも町田店で食べるのに相応しい一杯です。







まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

「限定メニュー」の所にも無く、「日替り」の所にも無く、探してしまいましたが、「辛く無いメニュー」の下に有りました。
中本はメニューが多くて、ボタンを探すのに苦労します。







待つ事7〜8分で「北極の炎」が着丼。

”通常で北極の2倍の辛さ"
と言う事で、「辛さ度」は10以上との事です。







まずはスープを一口。

一口飲んでみると、最近辛さに慣れてしまったのか"北極の2倍の辛さ"と言う程の辛さは感じられません。
しかし山椒が効いているので、「鬼金棒」の様な「シビカラ」な辛さを味わえます。







中本特製の中太ストレート麺。

モチっとした食感の麺は、スープが適度に絡んで、とても美味しいです。







トッピングのキクラゲ。

通常の「北極」には載っていませんが、「北極やさい」などには載っているキクラゲ。
ザクザクした食感で、個人的に大好きな具材です。







トッピングのニラ。

これも通常の「北極」には入っていませんが、「北極やさい」などには入っています。







トッピングの、たっぷり載っているモヤシ。

通常の「北極」と違い、シャキシャキの状態で載っています。
ちなみに元々増量されているので、野菜増しは出来ない様です。







天地返しして、麺を表面に出しました。

「北極」系は麺量1.5倍なので、かなりの麺量です。







良く混ざったのか、山椒のシビレと唐辛子の辛さがより感じられます。

「北極」などの唐辛子だけの辛さも悪く有りませんが、山椒系の入った「シビカラ」はやっぱり旨いです。







トッピングの炒めたメンマ。

「北極の炎」特有の具材です。
炒めたメンマは香ばしさが加わって、美味しいです。







トッピングの豚薄切り肉。

これは通常の「北極」にも入っています。
この豚肉の旨味も「北極」には欠かせない味です。







トッピングの「スライス卵」。

「北極」の2倍の辛さにビビって追加しました(笑)。
「スライス卵」は辛さを和らげてくれる具材ですが、自分が辛さに慣れたのか、そんなに辛いと思わなかったので、無くても大丈夫でした。
それでも、大好きな具材なので、美味しく頂きました。







麺と具材を食べ終えて、スープを味わいます。

「北極の炎」は都度調理で具材が異なるからか、山椒が入っていると言う事を除いても、明らかに普通の「北極」より旨いです。
一番大好きな「北極やさい」よりも旨味が強い気がします。
やはりメンマのお陰が大きいのでしょうか?







と言う訳で、完食。

「蒙古タンメン中本 町田店」の限定「北極の炎」でしたが、やはり旨い一杯でした。
「辛さ度」が10を超え、「北極」の2倍と言う話ですが、旨みが強いからか、野菜が多いからか、辛さそのものはそれほど強く感じません。
具材の旨味と山椒のシビレが、辛いもの好きには堪らない一杯です。







29.はお取り寄せラーメンで、赤羽の「自家製麺 伊藤」。
先日通販で取り寄せた、「自家製麺 伊藤」の「比内鶏肉そば」を作ってみました。

「自家製麺 伊藤」さんは銀座店に食べに行った事が有りますが、ハヤリのセメント系では無い、清湯系のスープながらガツンと来る煮干しの風味と、鶏のスープの旨さと、かなり硬めのザクザク食感の麺が印象的でした。







パッケージの内容はこんな感じ。

スープバッグ、麺、そして説明書とシンプルな構成です。







スープバッグを10分程湯煎して、麺茹で前に丼に注いでおきます。

麺の茹で時間が1分半程度なので、麺を茹で始めるのと同時位にスープを用意します。
スープバッグにチャーシューも入っているので、スープだけ注いでチャーシューは別途取って置きます。







麺の茹で時間は1分半。

お店では芯が残る程硬めですが、1分半だとそこまで硬くはなりません。







湯切りした麺をスープの入った丼に入れ、チャーシューを載せ、別途用意した九条ネギ、メンマ、半熟味玉を載せて完成です。

お店ではシンプルに、麺とスープとチャーシューのみですが、お家ラーメンだとお好みで具材を追加出来るのも良い所です。







まずはスープを一口。

以前お店で食べた「肉そば」よりも煮干し感はマイルドですが、その代わり比内地鶏の味が良く分かるスープになっています。







自家製麺の中細ストレート麺。

「自家製麺 伊藤 銀座店」では芯が残る程のザクザク食感で衝撃を受けましたが、1分半茹でた麺はそこまで硬くは無く、小麦の香る適度なコシと歯応えの美味しい麺です。







トッピングのバラチャーシュー。

お店で食べた時と同様、とても柔らかく、味付けもスープに合わせた控えめな味で、とても美味しいチャーシューです。

今回は子供達に作ってあげたので、私が味わったのはここまで。
「自家製麺 伊藤」さんの「比内鶏肉そば」でしたが、「肉そば」とは一味違う、煮干しを効かせながらも比内地鶏スープの旨味を生かした、美味しいスープでした。
自家製麺の麺も、コシや歯応え、小麦の風味に至るまで、かなりの再現度で、箸で持ち上げられない程柔らかいバラチャーシューもほぼお店と変わりません。








30,000文字の制限を超えたので、次に続きます…
Posted at 2021/02/28 19:27:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2021年02月28日 イイね!

2021年2月のラーメン⑤

2021年2月のラーメン⑤2021年2月のラーメン④の続きです。












20.は小田急相模原の「石山商店」。

Twitter情報で数量限定の動物系出汁100%の「つけ麺」が提供されるとの事で、行って来ました。







武田店主と話に夢中になっている間に、「つけ麺」が到着しました。

味玉を追加しようか迷いましたが、追加しなくて正解でした。
最初から載っていました🤣







「つけ麺」なので、まずは麺から。

黄色っぽい中細縮れ麺は加水率高めのツルシコ食感の麺です。







スープは清湯系の醤油味スープです。

武田店主によれば、「鶏と豚の動物系のスープ」との事ですが、スモークされたチャーシューチャンクのお陰か、その香ばしい風味が煮干しのビターな感じに似ていて、味に厚みが有ります。







トッピングの炙り焼きチャーシュー。

元々石山商店さんのチャーシューはスモークされていますが、それをバーナーで炙ってあります。
薄手ながら適度に脂が載っていて、香ばしくて美味しいチャーシューです。







スープに入っているチャーシューチャンク(細切れ)。

動物系100%とは思えない風味は、スモークチャーシューの香ばしい風味が加わっているからでしょうか?
鶏と豚と言う話ですが、非常にスッキリした味で重い感じがしません。






トッピングの、沢山載っているメンマ。

食感と、醤油味スープに良く合う味で、良い箸休めになります。







薬味の笹切りの刻みネギ。

爽やかな辛味が醤油味スープに良く合います。







トッピングの2枚載っている海苔。

ちょっと大きめで、しっかりした海苔です。







海苔巻き麺にして頂きます。

醤油味スープと海苔は相性が良く、ツルシコ麺にも良く合います。







トッピングの、半分に切って入っている味玉。

味玉を付けようか迷っていたので、嬉しい誤算です。
黄身がゼリー状の半熟で、味付けも適度で美味しい味玉です。







麺と具を食べ終えたので、スープ割をお願いしました。

動物系100%のスープながら、スッキリしていてとても飲みやすいスープ。
動物系ならではのコクと旨味は有りながら、重さは有りません。
スモークされたチャーシューチャンクの香ばしさがとても良いアクセントです。







と言う訳で、完食。

「石山商店」さんの動物系出汁100%「つけ麺」でしたが、動物系だけで出来ているとは思えないサッパリ感と、コクと旨味を両立し、スモークされたチャーシューチャンクの香ばしさがとても美味しいです。

黄色いツルシコ麺もスープに良く合っていて、炙り焼きチャーシューや刻みネギ、メンマ、味玉などの具材も美味しいです。







21.は海老名の伝説の名店「中村屋」。

昔、高座渋谷に有った頃に出会い、衝撃を受けて良く通っていましたが、海老名に移転してからは忙しくなったのと、行列だった事も有り、足が遠のいていました。
七沢温泉の「ZUND-BAR」には2回程行きましたが、「中村屋」本店は移転後すぐに行って以来何年かぶりの訪問です。







まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

券売機上の帽子は中村さんが被っていたものでしょうか?
なんとなく見覚えがあります。

久しぶりなので、「1番人気」と有った「中村屋らーめん 塩」にしました。
長女と奥様は「中村屋らーめん 醤油」を、次女は「らーめん 醤油」にしました。







待つ事7〜8分で、次女の「らーめん 醤油」が到着し、その後、長女と奥様の「中村屋らーめん 醤油」に続き、私の「中村屋らーめん 塩」が到着。

海苔5枚、炙り焼きロースチャーシュー、炙り焼き鶏モモ肉チャーシュー、細切りのメンマ、ほうれん草、味玉半分が載っています。
これだけで、普通の店の「特製ラーメン」級ですが、この上に炙り豚バラチャーシューを加えた「特 中村屋らーめん」が有ります。







まずはスープを一口。

澄んだスープは、仄かに生姜が香る魚介出汁の効いた、丸鶏や鶏ガラから採った鶏ベースのスープです。
細かく刻んだネギや、フライドガーリックなどが浮いています。
ハヤリの「鶏と水」タイプのスープでは無く、重層的な重なりを感じるスープは、初めて飲んだ時は衝撃的でしたが、今飲んでみてもその旨さは些かも衰えていません。
とても丁寧に作られている事が良く分かるスープです。







麺は三河屋製麺製の細麺ストレート。

博多ラーメンの麺の様な細さですが、しっかりと茹で切られており、茹で加減は硬くも無く柔らかくも無い、正にジャストな茹で加減です。
適度なコシと歯応えが有り、スープが良く絡む美味しい麺です。







トッピングの豚ロースの炙り焼きチャーシュー。

「焼豚」と言う表現が的確な、香ばしく炙られたチャーシューは「中村屋」の代名詞的な逸品です。
肉感が素晴らしく、噛む毎に旨味が出て来る美味しいチャーシューです。







トッピングの炙り焼き鶏モモ肉チャーシュー。

香ばしく炙られた鶏モモ肉は、適度な味付けでとても美味しいです。
豚ロースよりも炙った香ばしさはこちらの方が有ります。







トッピングの、5枚載ってる海苔。

折角なので、色々巻いてみます。







まずはスープに浸して、麺を巻いて海苔巻き麺にして頂きます。

魚介出汁が効いたスープは海苔と良く合います。
細麺の麺を包んでたべると、海苔の風味とスープ、そして麺が一体となってとても美味しいです。







トッピングの細切りメンマ。

町田の「一番いちばん」さんや八丁堀の「麺や 七彩」さんも細切りメンマですが、両店とも濃いめの色でしっかりとした味付けのメンマなのに対し、「中村屋」さんのメンマは繊細な味のスープに合わせる様に、優しい味のメンマです。







トッピングのほうれん草。

家系ラーメンの代表的なトッピングですが、家系ラーメンのほうれん草がややクタ位の茹で加減なのに対し、「中村屋」さんのは正にジャストな茹で加減です。







折角海苔が沢山有るので、海苔巻きほうれん草にして頂きます。

しっかりとした海苔に魚介の効いたスープ、そしてほうれん草の組み合わせがとても美味しいです。







トッピングの、半分載っている味玉。

黄身が綺麗に半熟の味玉で、まろやかな味の美味しい味玉です。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

丸鶏や鶏ガラで採ったスープと魚介のWスープですが、更に生姜やフライドガーリックなどが効果的に重なり合って、繊細ながら見事な調和を見せています。







と言う訳で、完食。

スープもほぼ飲み干してしまいました。
「中村屋」さんの「中村屋らーめん 塩」でしたが、素晴らしい一杯でした。

今ハヤリの味では有りませんが、だからと言って古く色褪せた味か?と言うと全然そんな事は無く、味の重ね合わせで構成されているスープは「Japanese Soba Noodles 蔦」や「金色不如帰」などと通じる部分が有り、今でも一線級の味を維持しています。
スープはもちろん、一つ一つの具材や麺の茹で加減など、とても丁寧な仕事が分かる、見事な一杯でした。







22.は町田の「パパパパパイン」。

この時期恒例の限定「カカカカカカオ」を食べに行って来ました。
実はこの時期恒例なのに毎年食いっぱぐれていて、食べるのは初めてだったりします😅







まずは入口右手の券売機で食券を購入します。

「カカカカカカオ」は右上の「限定1」¥1,000のボタンです。
限定トッピングの「チョコワンタン」¥180は左下に有ります。







待つ事10分程で、「カカカカカカオ」が着丼。

匂い的にはどう考えても「ココア」です。







まずはスープを一口。

一口飲んでみると、甘〜いココアです(汗)
が、後で肉味噌をスープに溶かして行くと、甘い味が甘塩っぱい味になり、そして確かに辛味の有る「担々麺」の味へと変化します。
この味の変化は今まで食べた「パパパパパイン」のラーメンの中で、一番変化が大きいです。







麺は三河屋製麺製の細麺。

パツンと言う食感の茹で加減で、この甘い(途中で味が変わりますが)スープでも、ちゃんと小麦の風味がします。







限定トッピングの「チョコワンタン」。

中に入っているのがミントチョコレートなので、食べた感じは八つ橋のチョコレート版と言った感じです。
これは具材と言うよりも、デザート的に食べた方が良さそうです。







トッピングの、「パパパパパイン」と言えば、のパイナップル。

「チョコレートにパイナップルは合うのか?」と思いましたが、肉味噌を溶いて行くとどんどん担々麺らしい味になって行くので、酢豚に入っているパイナップルの様に、甘酸っぱさが肉味噌の味を引き立てる様になります。







トッピングのほうれん草。

これも「チョコレートにほうれん草は合うのか?」と言う疑問がありましたが、肉味噌が溶けて担々麺らしい味になって来ると、全く違和感が有りません。







最初は真ん中に載っている肉味噌。

甘いチョコレートに負けない様に、少し濃いめの味付けになっている肉味噌。
これをスープに溶くと、少し辛味を感じる担々麺らしい味に変わって行きます。







トッピングのカシューナッツ。

汁なし担々麺などに良く入っていて、香ばしさを加えてくれるカシューナッツ。
鶏肉とカシューナッツ炒めなど、中華料理にも使われています。







肉味噌を絡めて麺を頂きます。

あれ程甘かったココアの様なスープが、辛味すら感じるほどになり、確かに担々麺の味になります。







麺と具を食べ終えて、スープを味わってみます。

こんな色ですが、味は確かに坦々麺の味。
アタマと舌の感覚がおかしくなりそうですが、視覚より味覚を優先させれば、普通に旨い担々麺です。







と言う訳で、完食。

「パパパパパイン」のチョコレート担々麺「カカカカカカオ」でしたが、初めの甘いココアの様なスープが、肉味噌を溶いて行く事で、甘塩っぱく、最後は辛味すら感じる立派な担々麺へと変化します。
流石は倉田店主、全く想像のつかない味の変化で、普通に「旨い」と思える味に持って行く手腕は見事の一言です。







23.は町田の「81番」。

Twitter情報で、リニューアル前の「40番」のラーメン「洋」をイメージした限定ラーメン「洋」を提供するとの事で、行って来ました。






入口左手の券売機で食券を購入します。

「洋」は一番右上の「限定」¥950の食券です。
店員さんに食券を渡すと、細麺か手揉みの中太麺が選べるとの事で、確か「40番」の「洋」は細麺だったと思うので、今回は手揉みの中太麺にしました。







待つ事7〜8分で「洋」が着丼。

見た目は確かに「40番」のラーメン「洋」っぽいです。







まずはスープを一口。

野菜のみとは思えない、コクと旨味は健在です。
ただ、「40番」のラーメン「洋」のスープよりドライトマトの旨味が希薄になっています。
5種類→6種類へと種類が増えた影響かも知れませんが、個人的には「もうちょっとドライトマトが効いてて欲しかったな〜」と思いました。
とは言え野菜のみでこの味を出しているのは凄いです。







麺は中太の手揉み麺。

このスープの味だと、中太の手揉み麺の主張が強過ぎて、本来的には細麺の方が合っているのでは無いかと思います。
ただ、あくまで個人的には中太の手揉み麺のモチモチ感と小麦の風味が気に入っていて、これはこれでアリだと思います。







トッピングの、スチームコンベクションオーブンで焼き上げたと思われる、焼豚系のチャーシュー。

こうして見ると小さく見えますが、実は厚みが凄いです。







横から見たところ。

ほとんど角煮に近い厚みです。
しっかりした食感ですが、繊維が解れる様な感じで、決して硬くは有りません。
味も適度で、若干冷たかったのがマイナスポイントですが、美味しいチャーシューです。







トッピングの太めのメンマ。

いわゆる材木メンマ系のメンマ。
柔らかいですが、太くて食べがいが有るメンマです。







トッピングのカイワレ。

「40番」のラーメン「洋」には多分ブロッコリースプラウトだと思われるスプラウトが載っていましたが、こちらはカイワレになっています。
爽やかな辛味が美味しいです。







トッピングの紫玉ねぎ。

甘みと辛味が醤油味スープに良く合う紫玉ねぎ。
辛過ぎないのが良い所です。






麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

相変わらず野菜だけとは思えない、コクと旨味のスープですが、やはり個人的には「40番」のラーメン「洋」の時のドライトマトの味がもう少し出ている方が好みです。
スープは毎日変わって行くと思うので、日によっても若干バラつきが有り、もしかしたら今日はドライトマトの味が控えめだったのかも知れません。







と言う訳で、完食。

塩分制限が有るので、完飲はしませんでしたが、優しい味のスープは罪悪感が希薄なので、うっかりすると飲み干してしまいそうです。

「40番」のラーメン「洋」をリスペクトした「81番」のラーメン「洋」でしたが、派手さは有りませんがしみじみ旨いタイプの一杯で、個人的にはとても好感が持てます。
個人的に「40番」のラーメン「洋」はリニューアル前のラーメンの中では一番気に入っていて、限定とは言え、また食べられたのはとても嬉しいです。







24.は相模大野の「昌龍飯店」。

南区10周年記念ラーメン「南区10(テン)こもりラーメン」を食べに、昌龍飯店に行って来ました。







相模原市南区の誕生10周年記念として、地元の谷口台小学校4年2組の児童がメニューを考え、昌龍飯店さんが実際に作り上げた一杯です。

チャーシューは「さがみはら香福豚」、味玉はコトブキ園(相模原市麻溝台)の惠壽卵、野菜は相模原産の小松菜・ネギなどを使用、中根製麺(相模原市若松)の麺など、地元食材をふんだんに使用しています。

昌龍飯店の「スーラータンメン」は旨いので、一瞬迷いましたが、やっぱり初志貫徹で「南区10(テン)こもりラーメン」¥1,000にしました。
長女と神様も「南区10(テン)こもりラーメン」、次女は「レタスヤキメシ」にしました。







待つ事10分程で、「南区10(テン)こもりラーメン」が着丼。

海苔は「祝」文字入り、「10」の文字を入れた揚げワンタンが載せられています。







まずはスープを一口。

スープは鶏ガラベースの醤油味スープで、如何にも街中華らしい「中華そば」っぽい味です。







麺は中根製麺製の中細ストレート麺。

細めの麺はキッチリ茹で上げられており、適度なコシと歯応えの麺です。
あの「ラァメン家 69'N'ROLL ONE」(閉店)が使用しており、長津田の「十人十色」さんや小田急相模原の「麺処 宥乃」さんなども使用しています。
ちなみに昌龍飯店さんは、普段から中根製麺さんの麺を使っています。







「さがみはら香福豚」を使ったチャーシュー。

ものすごく柔らかい食感ながら、ちゃんと肉感が有り、肉自体の味がとても美味しいです。







トッピングには相模原産の小松菜やネギなどの野菜をふんだんに使用しています。

モヤシ、玉ねぎ、にんじんなど、タンメンに近い位沢山の野菜が使われています。







トッピングの「祝」の字が入った海苔。

この海苔が2枚載っています。







スープに浸して、麺を巻いて海苔巻き麺にして頂きます。

醤油味スープに海苔は良く合います。







トッピングのコトブキ園の惠壽卵を使った味玉。

黄身の味がとても濃い、とても美味しい味玉です。







麺と具材を食べ終えて、スープを味わいます。

シンプルな味のスープは、懐かしの「中華そば」と言った味です。
昌龍飯店さんの「ラーメン」や「レモンラーメン」などもベースのスープは同様と思われますが、昌龍飯店さんのラーメンはどれも美味しいです。







と言う訳で、完食。

元々かなりボリュームの有る昌龍飯店さんのラーメンをベースに、沢山の野菜や香福豚のチャーシューやコトブキ園の惠壽卵の味玉など、具材がとても充実しているので、かなりのボリュームです。

地元相模原産の食材をふんだんに使用した「南区10(テン)こもりラーメン」。
谷口台小学校の生徒さんも沢山来ていました。







30,000文字を超えたので、次に続きます…
Posted at 2021/02/28 19:28:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2021年02月28日 イイね!

2021年2月のラーメン④

2021年2月のラーメン④2021年2月のラーメン③の続きです。












15.は2021年2月16日オープンの、小田急相模原の「らーめん勇志郎製麺研究所」

こちらは元「ボーンチャイナ」の跡地で、「清勝丸相模大野店」などを展開する株式会社成匠の系列です。
店舗の奥には製麺所が有り、製麺部門としての機能も有ります。







券売機は1万円、5千円にも対応するタイプ。

メニューは「頑固おやじ涙の醤油」と「頑固おやじ涙の塩」の2種類で、トッピングによって「味玉らーめん」、「チャーシューめん」、「ねぎらーめん」、「メンマらーめん」、「のりらーめん」が有ります。
サイドメニューはライス(小・大)と「涙のでかギョーザ」です。







待つ事7〜8分で、「頑固おやじ涙の醤油 味玉らーめん」が着丼。

このお店の最初の一杯を頂く事が出来ました😊
浅くて広めの丼に、黒い受け皿が付いています。
レンゲは黒い受け皿に載って提供されます。







まずはスープを一口。

鰹節や鯖節などの節が効いたスープは、恐らく動物系も入ったWスープで、優しい醤油味と合わせた「懐かしの中華そば」的な味です。
オープン初日でこの安定感は、やはり「清勝丸相模大野店」などを展開しているノウハウのお陰でしょうか。
香味油のお陰か、とても熱々なのも嬉しいポイントです。







自家製麺の中細縮れ麺。

少し硬めの茹で加減の麺は、しっかりとしたコシと適度な歯応えで、パツンとした食感の麺です。
株式会社成匠の製麺部門と言う事も有り、麺のクオリティはしっかりしています。







トッピングの厚手のチャーシュー。

適度な肉感と適度な味染みで、美味しいチャーシューです。







トッピングのオーソドックスなメンマ。

サクサク食感で適度な味付けのメンマ。
「中華そば」と言った感じのスープにとても良く合います。







薬味の笹切りネギ。

刻みネギもこのスープに良く合います。
「ねぎらーめん」は多分美味しいと思うので、今度食べてみたいです。







トッピングの大きな海苔。

家系ラーメン並に大きな海苔です。







スープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。

醤油味スープに浸した海苔と麺は、とても美味しいです。







トッピングのほぼ固茹での味玉。

「懐かしの中華そば」っぽいラーメンなので、固茹での卵も良い感じです。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

とても魚介の効いたスープは、表面の香味油のお陰でアツアツです。
どこと無く旭川の「天金」のラーメンを彷彿とさせます。







という訳で、完食。

「らーめん勇志郎製麺研究所」の「頑固おやじ涙の醤油 味玉らーめん」でしたが、正統派の醤油ラーメンでした。
旭川ラーメンを彷彿とさせるスープに、自家製麺の中細縮れ麺が良く合っており、オープン初日の新店とは思えない完成度でした。
今後が楽しみなお店です。







16.は小田急相模原の「Sagamihara欅〜HANARE〜」。

久々に「まぜそば」が食べたくなったので行って来ました。







券売機で食券を買います。

今日は「まぜそば」¥700一択です。







待つ事7〜8分で、「まぜそば」が着丼。

Mitchey店長が麺を手揉みして、チャーシューをバーナーで炙り、丼に盛り付けてくれました。







綺麗に盛り付けられたものを崩してしまうのは申し訳ないのですが、「まぜそば」なので、良く混ぜます。

しっかりと混ざると、醤油ダレで色が付いた麺が全体に広がります。







自家製麺の中太手揉み麺。

モチモチ食感で、縮れているのでタレが良く絡みます。
小麦の風味のする旨い麺です。
まず一口たべてみると、醤油ダレが良く絡んで、とても美味しいです。







次いで、「ちょいスープ」に浸して頂きます。

「ちょいスープ」に浸すと、醤油ダレが洗われるからか、味がマイルドになって食べ易くなります。
とてもオススメの食べ方です。







トッピングの、バーナーで炙ってある、香ばしい角切りチャーシュー。

元々スモークされていて香ばしいチャーシューですが、更に香ばしさが増しています。







トッピングの材木メンマ。

とても太いメンマですが、柔らかくて美味しいメンマです。







初め醤油かと思って、Mitchey店長に「これ何ですか?」と聞いてしまいましたが、自家製ラー油でした…

以前はラー油は付かなかったと思いますが、ラー油が付いて来る様になった様です。
油そばにはラー油とお酢を掛ける事が癖になっている私としては、ありがたいです。







お酢とラー油を加えて、良く混ぜてから頂いてみます。

やはりお酢の酸味とラー油の辛味が加わり、美味しいです。
こう言うタイプのまぜそばにはお酢とラー油が良く合います。
お酢とラー油を掛けた後でも、「ちょいスープ」に浸して食べるとマイルドで美味しくなる事は変わり有りません。

という訳で、久しぶりに「Sagamihara欅〜HANARE〜」で「まぜそば」を頂きましたが、やはり安定の旨さでした。

モチモチの自家製麺に、コクの有る醤油ダレと背脂の甘みが有り、ネギとニラの爽やかな辛味と炙ったチャーシューの香ばしさ、そしてそれらをマイルドにしてくれる卵黄の組み合わせは安定感の有る旨さでした。
そして「ちょいスープ」に浸してつけ麺風にして食べると、これがまたとても美味しいです。







17.は相模大野の「クックら」。

Twitter情報で「味噌とんこつ」が提供されるとの事で、行って来ました。







「味噌とんこつ」は「限定ラーメン」¥880のボタンです。

トッピングはTwitterサービスの「ワカメ」にしました。
レタスより味噌ラーメンに合っていると考えたからです。







待つ事10分程で、「味噌とんこつ」ワカメトッピングが着丼。

いつもの丼より小ぶりで深い丼に入っています。







まずはスープを一口。

優しい味の味噌味スープは、ベースの豚骨スープの味が良く分かる様なスープです。
味噌ラーメンと言うと、濃い味のものが多いのですが、この「味噌とんこつ」は比較的味噌を薄めに使っている様です。







麺は札幌ラーメンの様な、黄色っぽい中太縮れ麺です。

ツルモチ食感の麺で、味噌味のスープに良く合っています。







トッピングの大きなチャーシュー。

スモークされている香ばしい風味のチャーシューです。







トッピングのTwitterサービスの「ワカメ」。

個人的にワカメの入った味噌汁が好きなので、この「味噌とんこつ」のワカメも良く合っていると思います。







トッピングのモヤシ。

シャキシャキ食感のモヤシは、味噌ラーメンには欠かせないトッピングです。
もちろん、「味噌とんこつ」にも良く合います。







トッピングのコーン。

コーンも味噌ラーメンに良く合うトッピングです。
コーンの甘みが味噌味スープに良く合います。







トッピングの大きな海苔。

家系ラーメンならではの大きな海苔。
厚手でしっかりとした海苔です。







スープに浸して、海苔巻き麺にして頂きます。

味噌味スープの浸みた海苔と、黄色っぽい中太縮れ麺がとても良く合っています。







味玉かと思ったら、茹で卵でした。

しかし味噌味スープに茹で卵は良く合います。
却って醤油と味醂で味付けした味玉より合うかも知れません。







とんこつスープなので、グリーンニンニクや胡麻が合うだろうと言う予想の下、味変してみました。

グリーンニンニクと胡麻を投入です。







更に大好きな酢漬けの生姜も入れてみました。

味噌に生姜は良く合うので、これはイケると思います。







味変後の麺を味わってみます。

予想通り、豚骨スープなので、マイルドな味噌味ながらグリーンニンニクは良く合います。
胡麻の香ばしい風味も味噌味スープと相性が良さそうです。
酢漬けの生姜も、しっかりマッチしています。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

敢えて味噌を濃い味にせず、味噌の旨味を使いながらも優しい味のスープに仕上がっています。
唐辛子も使っていない様ですが、仄かに生姜の風味がした様な気がします。
味変で入れたグリーンニンニクや胡麻、生姜も良くマッチしています。







という訳で、完食。

ダイエット中なので諦めましたが、味噌味スープなので、ライスドボンもバッチリでしょう。

味噌ラーメンと言えば、大抵濃い味+唐辛子+ニンニクでコッテリ感の強いスープが多かったのですが、このスープは優しい味で、むしろサッパリ系の味です。
ベースの豚骨スープの濃厚さも有って、非常にバランスの良いスープだと思います。
そして麺も敢えて王道家の中太平打ち麺では無く、加水率高めの中太縮れ麺を使う事によって、味噌ラーメンらしさを出しています。

「クックら」さんの限定「味噌とんこつ」でしたが、個人的には今まで味噌味のとんこつラーメンはあまり美味しいと思わないものだったのですが、見事に覆されました。







18.は海老名の「麺処 ぐり虎 海老名店」。

前回食べ損ねた「イタリア産黒トリュフの醤油そば」を食べに行って来ました。







今日は「イタリア産黒トリュフの醤油そば」と決めていたので、「黒トリュフ特製醤油そば」にしました。

1日30食限定との事ですが、開店直後と違ってすぐに売り切れてしまう事は無い様です。







待つ事5分程で、「黒トリュフ特製醤油そば」が着丼。

大きなクレソンが目立ちます。







まずはスープを一口。

いわゆる「鶏と水」系スープで、ハヤリの味です。「ラァメン家 69’N’ROLL ONE」(閉店)の2号ラーメンに端を発するタイプのスープで、湯河原の「飯田商店」(味変更前)や三ノ輪の「トイ・ボックス」など、今の鶏清湯スープのトレンドですが、この手の味を出すラーメン店が増えて来て、若干新鮮味には欠ける印象です。
スープそのものはトリュフの風味をそんなに感じませんでした。







中細ストレート麺。

この麺は松戸の「中華蕎麦 とみ田」の「心の味食品」製の麺だそうで、この手のスープに良く合わせられる加水率低めの麺です。
小麦の風味のする旨い麺で、茹で加減は硬くも柔らかくも無い正にジャストな感じです。







トッピングのバラチャーシュー。

スモークされているそうですが、スモーク感はそれ程強く有りません。
薄手ながら脂の甘みを感じられ、しっとりとした食感のチャーシューです。







トッピングの鶏モモ肉のチャーシュー。

これはスモーク感を感じる、香ばしい味のチャーシューです。







トッピングの肩ロースチャーシュー。

真空低温調理で5時間掛けて煮込んでいると言う肩ロースチャーシュー。
しっとりとした食感で、美味しいチャーシューです。







これも肩ロースチャーシュー。

黒っぽいのは魚粉とトリュフの粉末の様です。
これをスープに溶かすと、確かにトリュフの風味がするスープになります。







トッピングのメンマ。

オーソドックスなタイプながら、サクサクとした食感と適度な味付けで、美味しいメンマです。







トッピングの大きなクレソン。

生のクレソンなので、かなり硬めの食感ですが、醤油味スープとの相性は悪く有りません。







特製ダレとブランデーに漬け込んで作ったと言う味玉。

今日一番旨いと思ったのが、この味玉。
君がトロトロの茹で加減もさる事ながら、ブランデーのお陰なのか、コクが有ってまろやかで、旨味たっぷりの味玉で、これだけ旨い味玉は個人的には今まで食べた中で3本の指に入る程です。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

チャーシューの上に載っていた魚粉とトリュフの粉末をスープに溶いた後は、「Japanese Noodles 蔦」の「チャーシュー味玉醤油Soba」に近い味になります。
「Japanese Noodles 蔦」は「トリュフ醤油Soba」を封印したと言う話なので、この味が食べられるのは有る意味貴重かも知れません。







と言う訳で、完食。

「麺処 ぐり虎 海老名店」の「黒トリュフ特製醤油そば」でしたが、ハヤリの「鶏と水」系のスープは確かに旨く、魚粉とトリュフの粉末をスープに溶かせば、トリュフの風味のする美味しいスープになります。

確かに旨いのですが、最近の鶏清湯系スープの醤油ラーメンは、基本的にこの系統で、正直初めて湯河原の「飯田商店」(味変更前)や三ノ輪の「トイ・ボックス」や「Japanese Noodles 蔦」を食べた時程の感動は無いと言うのが本音です。「Japanese Noodles 蔦」は「トリュフ醤油Soba」を封印したと言うのが分かる気がします。

「心の味食品」製の麺や、3種のチャーシューそしてブランデーに漬けた味玉など、光る部分が多いので、これらを生かして独自性の有る味を作り出して欲しいと思います。







19.は海老名の「麺屋 銀星 海美風 海老名店」。

海老名のビナウォークに有る「ラーメン処」に有ります。
新橋の「麺屋武一」と関連が有るらしいと、後から分かりました。







張り紙だらけな上、ボタンも多いので、初訪問と言う事で「左上の法則」で「煮干し中華そば」にしました。

新橋の「麺屋武一」は鶏白湯醤油スープがウリでしたが、こちらはどうでしょうか?







待つ事5分程で、「煮干し中華そば」が着丼。

刻み玉ねぎが載っていて、見た目は八王子ラーメンっぽいです。







まずはスープを一口。

清湯系のスープは魚粉が浮いています。
ハヤリのセメント系では有りませんが、煮干しの風味がしっかり伝わって来ます。







麺は中細ストレート麺。

加水率低めの、パツンとした食感の麺です。
新橋の「麺屋武一」は自社製麺ですが、こちらはどうなんでしょう?







トッピングの薄手のチャーシュー。

2枚載っていますが、薄手ながら脂の甘みと肉の旨味が有り、美味しいチャーシューです。







トッピングのメンマ。

普通のメンマでは無く、穂先メンマっぽいメンマです。
実際、食べてみると柔らかく、適度な味付けです。







薬味の玉ねぎ。

煮干しの効いた醤油味スープにとても良く合う刻み玉ねぎ。
爽やかな辛味と甘みが美味しいです。







刻んだ青ネギも載っています。

玉ねぎとは違う辛味と食感で、これも美味しいです。







トッピングの2枚載っている海苔。

普通の海苔っぽく見えます。







スープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。

煮干しスープが良く染みた海苔の風味が麺と良く合います。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

醤油の香ばしさと煮干しの風味がとても良く合っています。
優しい味なので、幾らでも飲めそうです。







と言う訳で、完食。

流石に飲み干すのは止めておきました。

「麺屋 銀星 海美風 海老名店」の「煮干し中華そば」でしたが、イメージ通りの醤油味の煮干しスープに、これまたイメージ通りの低加水の中細ストレート麺と、「煮干し中華」の王道の様な一杯でした。
有る意味期待を裏切らない、安定した一杯だと思います。







30,000文字の制限を超えたので、次に続きます…
Posted at 2021/02/28 19:29:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2021年02月28日 イイね!

2021年2月のラーメン③

2021年2月のラーメン③2021年2月のラーメン②の続きです。











⑩は「元祖一条流がんこ総本家 相模原分店」。

Twitter情報で「大人の味噌ラーメン『さゆり』」が提供されるとの事で、行って来ました。







まずは入口右手の券売機で食券を購入します。

「大人の味噌ラーメン『さゆり』」は「マニア①」¥900のボタンです。







待つ事10分程で、「大人の味噌ラーメン『さゆり』」が着丼。

見た所、ちょっとピリ辛な感じに見えます。







まずはスープを一口。

ちょっとビックリだったのは、まず甘さを感じた事。
見た目で、塩っぱくて辛い味を想像していたのが見事に裏切られました。
かなりの甘さですが、コクのある味噌味で甘辛い感じの味です。

そして自家製ラー油と思われる、かなりピリ辛な油が表面に掛かっており、その辛さは確かに「大人の」味です。







麺は中細縮れ麺。

恐らく「サッポロめんフーズ」製と思われる麺は、適度な茹で加減で、歯応えも良く、美味しい麺です。







トッピングの、非常に柔らかいバラチャーシュー。

かなりの大きさですが、とても柔らかいので箸で持ち上げる事が出来ませんでした。
持ち上げた所からバラバラになってしまう程柔らかいチャーシューですが、ただ柔らかいだけでは無く、肉感も有って、味も適度で美味しいチャーシューです。







トッピングのメンマ。

普通は清湯系の淡麗醤油もしくは塩ラーメンに良く合う穂先メンマ。
先日食べた、長津田の「十人十色」さんの「信州味噌らーめん」も穂先メンマでした。
実際に食べてみると、思ったより穂先メンマが良く合います。







薬味の笹切りのネギ。

ピリ辛の味噌味スープには良く合うネギ。
甘辛の「大人の味噌ラーメン『さゆり』」に合うのかどうか疑問でしたが、結論から言うと良く合います。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

予想を裏切って、甘みが先に来るタイプの味噌ダレと、想像を上回る辛さのラー油が、全く新しい味の味噌ラーメンになっています。
その奥にはきちんと「一条流がんこ総本家」譲りのベースのスープが感じられます。







と言う訳で、完食。

「元祖一条流がんこ総本家 相模原分店」の「大人の味噌ラーメン『さゆり』」でしたが、今までに無い「甘辛な味噌ラーメン」と言う発想に度肝を抜かれました。
甘みが有ると言う意味なら、「ラーメンおやじ」さんのラーメンも白味噌ベースで甘みの有る味噌ラーメンですが、「がんこ分店」の「大人の味噌ラーメン」は赤味噌で甘みの有るタレに、ピリ辛のラー油を合わせた独創的な一杯だと思います。
正直、万人向けの一杯では有りませんが、とても個性的な味噌ラーメンだと思います。







11.はお取り寄せの「味仙 今池本店」の「台湾ラーメン」。

味仙の「台湾ラーメン」は、以前仕事で2ヶ月程名古屋の矢場に滞在していた時に、週に2回は通っていました。







セットには特製ミンチと麺が2食分入っています。

これが1食分です。







作り方は箱の裏面に有ります。

説明だと麺から先に茹でていますが、2分茹でだと茹で始めてからスープを作り始めると、多分先に麺が茹で上がってしまうので、先にスープから作る事にします。







水230ccを沸かし、特製ミンチを入れて、モヤシとニラも入れ、2〜3分煮込みます。

煮過ぎるとニラがクタクタになってしまうので、2〜3分にしておきます。







スープを煮込んでいる間に、麺を茹で始めます。

茹で時間は2分です。







茹で上がった麺を湯切りして丼に入れ、スープを掛けて出来上がりです。

見た目はバッチリ「台湾ラーメン」です。







まずはスープを一口。

以前、神田の「郭正良 味仙」で食べた時より、名古屋の「味仙 今池本店」に近い味がします。
ミンチの量も申し分無く、辛さもお店並みです。
再現度はかなり高いです。







麺は丸い断面の中細ストレート麺。

茹で時間2分で完璧な茹で上がりです。
麺のコシや歯応えまでもお店で食べるのとほぼ変わりません。
「蒙古タンメン中本」の麺もそうですが、かんすい少なめなのか白っぽい麺で、モチっとした食感の麺です。







「台湾ラーメン」と言ったらこの「特製ミンチ」。

これが無いと「台湾ラーメン」になりません。
嬉しい事に、「特製ミンチ」がたっぷり入っていて、満足度は高いです。
ニラとモヤシは必須アイテムです。







追加したトッピングのモヤシとニラ。

シャキシャキ感を残すために、煮る時間は2〜3分に抑えています。
やはり特製ミンチにはモヤシとニラが欠かせません。







麺と特製ミンチ、ニラやモヤシを一緒に頂きます。

やはり「台湾ラーメン」は麺とミンチや野菜を一緒に食べるととても美味しいです。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

たっぷり入ったミンチがまだ底に沈んでいるので、レンゲで掬ってスープと共に頂きます。
やはり「味仙 今池本店」の「台湾ラーメン」は一味違います。







旨過ぎて、ついついスープを飲み干してしまいました…😓

と言う訳で、「味仙 今池本店」の「台湾ラーメン」でしたが、お取り寄せラーメンでもお店の味に非常に近く、満足度の高い一杯でした。
これで2食入り¥1,250で一食当たり¥625ですから、お得感が有ります。
送料は北海道や沖縄を除き¥800なので、2箱買えば一食当たり¥200で、トータル¥875になり、名古屋まで行く事を考えたらリーズナブルです。








12.は小田急相模原の「石山商店」。

2021年2月限定の「いかゴロらーめん」を食べに行って来ました。







「いかゴロらーめん」は「限定メニュー」¥850のボタンです。

上から2段目の右から2つめのボタンです。






待つ事7〜8分ほどで、「いかゴロらーめん」が着丼。

一見すると味噌ラーメンに見えます。







まずはスープを一口。

イカワタ特有のコクの有る味で、唐辛子の辛味が生臭さを絶妙に抑えています。
ラーメンとしては難しい素材ですが、見事に仕上がっています。

イカを使ったラーメンと言えば、新橋の「纏」の「烏賊干鶏白湯そば」や福富町の「丿貫」の「烏賊ワタの和え玉」などが有りますが、イカワタの醤油味スープと言うのは今までお目に掛かった事が無いです。







麺は中太の縮れ麺。

加水率高めのツルモチ食感の麺で、イカワタと醤油のスープに良く合っています。







トッピングの炙ったバラチャーシュー。

香ばしさと脂の甘みが感じられる、美味しいチャーシューです。







トッピングのイカリング。

イカは煮過ぎると硬くなってしまうので、丁度良い加減にするのが難しいのですが、絶妙な茹で加減のイカです。
イカワタのスープなので、まさに居酒屋メニューの「イカワタ焼き」の様な感じです。
日本酒が欲しくなる味です。







薬味の大葉。

これもイカの生臭さを消す工夫の一つでは無いかと思われます。
大葉の風味がイカワタと醤油のスープに良く合います。







薬味の笹切りのネギ。

これもピリ辛で、イカワタと醤油のスープに良く合います。







トッピングの2枚載っている海苔。

2枚有るので、海苔巻き麺や海苔巻きチャーシューも楽しめます。







海苔をスープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。

イカワタも海産物なので、同じ海産物の海苔は良く合います。







麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

イカワタと醤油のスープはやっぱり「イカワタ焼き」を思い出させる味です。
これは一杯飲みながら食べたい一杯ですね。







と言う訳で、完食。

結局スープも殆ど飲んでしまいました…😓

「石山商店」さんの「いかゴロらーめん」でしたが、イカワタを使って、唐辛子や薬味で生臭さを消しつつ独特のコクと旨味が有るスープに仕上がっています。
イカも絶妙な茹で加減で、炙り焼きチャーシューや薬味の大葉、白髪ネギなど、具材の方も抜かり有りません。
組み合わせた中太縮れ麺もこのスープに良く合っており、とても良く仕上がった一杯だと思います。







13.は藤沢大鋸の「鮮魚鶏出汁麺 沢むら」。

2016年4月オープンとの事ですが、それにしては歴史の有る建物だと思ったら、店主さんの親御さんがお寿司屋さんをやっていて、店主さんも海外で寿司職人をやっていたそうです。
帰国して閉店していた実家のお店を改装してラーメン店として開店したそうです。






入口右手の券売機で食券を購入します。

今日は「ちらし麺」と決めていたので、「ちらし麺 竹」¥920にしました。
折角なので「ちらし麺 松」¥1,350にすべきなのでしょうが、生憎貝類が得意ではないので、貝が載っている「ちらし麺 松」¥1,350では無く、「ちらし麺 竹」¥920にしました。







待つ事10分程で、「ちらし麺 竹」が到着。

マグロ中落ちと、とび魚の卵、味付け油揚げ、味玉などで覆われていて、麺が見えません。
以前はつけダレが別では無かった様ですが、つけダレが別に出て来る様になった様です。
小鉢にはワサビとガリが載っています。







麺は平打ちの中太麺。

この麺は自家製麺だそうで、ツルシコ食感でつけ麺らしい麺です。
ちなみに寿司酢で味が付いているので、つけダレに浸さなくても食べられます。







折角なので、つけダレに浸して食べてみます。

この付けダレ、香ばしいフライドオニオンや魚粉、醤油や味醂、香味油などが入っている様ですが、極少量なのを見ても分かる様に、かなり味が濃いので、麺の先にちょっと付ければ十分です。
マグロ中落ちなども、これで味を付けて食べると美味しいです。






トッピングのマグロ中落ちにワサビを載せて頂きます。

つけダレをちょっと付けて食べると美味しいです。







麺と一緒に食べても美味しいです。

こうやって麺と一緒に食べると、まるで「ちらし寿司」を食べている様な感じです。







トッピングの鶏団子。

食感が良く、適度な味付けで美味しい鶏団子です。







トッピングの甘塩っぱく味付けされた油揚げ。

おいなりさんの皮の様な感じで、寿司酢で味が付いている麺と良く合う味です。







トッピングのプチプチ感が楽しい飛び魚の卵。

寿司酢で味が付いた麺と一緒に食べると、正に「ちらし寿司」感覚です。







トッピングの味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、美味しい味玉です。
1個分が半分に切って有ります。







という訳で、完食。

「鮮魚鶏出汁麺 沢むら」さんの「ちらし麺」でしたが、流石は元寿司職人の店主さんが作っただけ有り、麺の寿司酢の加減が絶妙で、それだけでも十分美味しいです。
つけ麺と言うより、まぜそばに近いのかも知れませんが、つけダレにも工夫がなされており、マグロの中落ちにも合う味に仕上げています。

更に麺はこだわりの自家製麺で、ただ珍しさを狙っただけのキワモノ感は全く有りません。
しかも、ただ「ちらし寿司」のシャリをコメに変えただけでも無く、自家製麺の麺や具材に合わせて、キチンと中華風のタレを作り、麺の寿司酢の加減を調整してあり、ラーメンの新たなジャンルを切り拓いた感じです。
駅から大分離れていますが、食べに来る価値は十分に有ると思います。







14.は藤沢市藤が丘の「ら〜めん ひの木」。

辛いもの好きの間では知られた存在の老舗で、看板メニューの「辛味ら〜めん」には、①普通、②中辛、③大辛、④激辛(+50円)、⑤プレミアム、⑥カプサイシンと有りますが、プレミアムとカプサイシンは一見さんお断りです。

プレミアムで「神奈川最強の辛さ」、カプサイシンは「この世最大級の辛さ」だそうです😅






こちらは注文制なので、「辛味ら〜めん」¥750の大辛にしました。

激辛は+50です。







待つ事10分程で、「辛味ら〜めん」大辛が着丼。

見た目はかなり辛そうです。







まずはスープを一口。

表面は真っ赤なスープですが、下の方は家系ラーメンのスープを若干マイルドにした様なスープです。
色の割には辛さはそれ程でも無く、「大辛」だと「蒙古タンメン中本」の「蒙古タンメン」(辛さ度5)よりも辛くない程度です。

しかし、辛さの片鱗は見えていて、花椒を使用していないにも関わらず、そこそこインパクトの有る味になっています。
ただ辛いだけで無く、ベースのスープは豚骨鶏ガラと思われるスープで、その旨味を感じられる味です。







麺は家系ラーメンっぽい、中太ストレート麺。

長さも短めで、家系ラーメンの麺と同様に、モチっとした食感です。







トッピングの2枚載っているロースチャーシュー。

1枚は薄手のレアっぽいロースーチャーシューです。







もう一枚もロースチャーシュー。

こっちは結構厚手で、煮豚系に見えます。
もしかしたら薄い方もレアっぽく見えているだけで、同じチャーシューから切り出されたのかも知れません。
どちらもしっとり感が有って、適度な味付けで美味しいチャーシューです。







トッピングのメンマ。

辛いラーメンでも、メンマは食感が楽しめる食材です。
「麺処 井の庄」の「辛辛魚らーめん」にもメンマが載っています。







トッピングの三つ葉。

清湯系の塩または醤油ラーメンに載っている事が多く、金森の「超純水彩麺 天国屋」さんや、埼玉の「四つ葉」にも載っている事で有名です。
今回の三つ葉は辛い「辛味らーめん」に載っていて、とてもカッコいいです。







家系ラーメンの様な大きな海苔。

しかも、この海苔はかなり厚手でしっかりとしています。
スープに浸して海苔巻き麺にして頂きました。







麺と具を食べ終えてスープを味わいます。

一見非常に辛そうですが、辛さそのものはそれ程でもありません。
しかし旨味と辛さの調和についてはコダワリが有り、白胡麻と黒胡麻を使い、自家製ラー油でしっかりと仕上げて有ります。







という訳で、完食。

「ら〜めん ひの木」さんの「辛味ら〜めん」(大辛)でしたが、このレベルであれば、多くの方がその旨さを堪能出来ると思います。
しかし、辛さはソコソコながら、味の方は抜かり無く、ベースのスープの味がしっかり伝わってきます。
白胡麻と黒胡麻を使い分け、香ばしさと辛さを増強する為に使用しているのは見事です。







30,000文字の制限を超えたので、次に続きます…
Posted at 2021/02/28 19:30:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記

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