その8の喫茶店は通過もしておりませんので、
その7の市場調査会社から2.5kmほど移動しました。学校3年目の9月頃から12月初めまで勤務した、シンクタンクです。職種は、主にパソコンの操作とされていました。現代のパソコン操作ほどは複雑ではなく、ワープロ打ちでした。
ところが、アルバイトではあるのですが、社員との関係はまるで「自動車整備関係の「構内外注」」や「ソフトウェア会社の「客先常駐」」のような扱いでした。すなわち、仕事は「文書の文字や空白の修正や体裁の整え」とされて丸投げなのです。
社員は「仕事はお願いするけど、仕事で分からないことがあって質問されても、こちらがわからないことばかりだから」、と、言っていました。文章はすでに完成しているのですが、だれか偉い人が書いた文章を誰かがパソコン上の文字に起こしており、これを印刷できる体裁に整えるのが、私の仕事でした。同時に男性3名が採用されていました。
現在の私なら、「気楽に自分のペースで仕事ができてストレスフリー」と思ったかもしれませんが、実際にはなんだか苦手な職場でした。
正社員は4名いました。部署の管理者1名、年齢はそこそこ高いけれども役職はそれほどでもない人1名、下っ端1名、補助業務の女性1名、パートで働く女性2名でした。
上記の通り、「他社所属者への構内外注」「他社の社員が客先常駐」のような感じでしたから、人間関係的には実質切り離されています。
いや、社員同士もほとんど会話をしておらず、恐らく仲は良くないことは想像できました。いかにも人間味がない人たちで、話さない、笑わない、人間味を出さない、と、まるでロボットでした。
補助業務の女性とパートの女性の関係性も微妙でした。パートの女性1名は若くして収入が高い人と結婚したかのような既婚者でした。どことなく「小遣い銭稼ぎと暇つぶし」で働いているような雰囲気で、独身と思われる補助業務女性は、面白くなさそうな目で見ているような感じでした。
そんな中ですから、ほとんど無言で時間が過ぎていきます。私と同時に採用された人のうち1人が精神的に参ってしまったようで、わずか1か月で退社しました。私もようやく体調が回復、
その4で勤務していたコンビニエンスストアと兼務していたのですが、また体調を崩してしまいそうな気持になってしまいました。
そんなわけで、短期間でこの場を去るのでした。体調が悪いと、何でもないことがつらくなったりするのですね。
ブログ一覧 |
仕事 | ビジネス/学習
Posted at
2022/04/02 22:53:35