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2025年06月08日 イイね!

東屋 (埼玉県秩父郡皆野町)

東屋 (埼玉県秩父郡皆野町) 昨日7日。ボクも彼女も揃って休みでした。
 月末月初の多忙から解放されたボクは、何処かへ行こうと誘いました。

 彼女は連直明けで眠そうな声。
 最初は乗り気ではなさそうでしたが「おいしい鰻を食べに行かない?」と水を向けると、「行く!行く!」ダッテ(笑)!

 というわけで12時30分に予約、ドライブを兼ねて向かったのはこちら。



 秩父鉄道の親鼻駅の北側に、こじんまりした商店街があります。
 其処に、知る人ぞ知る「うなぎの名店」が佇んでいます。

 皆野町は「うなぎ」で知られています。
 皆野駅前には、週末はなかなか予約が出来ない大箱が二軒。
 かつて何度か、バイクでぶらりと寄ったことがありましたが、いつも「予約で一杯、ゴメンナサイ!」でした。

 前に勤めていた会社で、秩父出身の新入社員を迎えたことがありました。
 彼の実家は皆野駅至近の自営。それを聞いた瞬間、「いつも断られ未食だけど、あの二軒、美味しいんだよね?」と訊きました。すると彼は「子供の頃から、我が家では少し離れたお店に行っていました」と、こちらを教えてくれました。



 藍色の暖簾、毛筆体の「東屋」の行灯、営業時間の掲示に使われたレタリングと色彩、盆栽の如き松の植栽、数多の方が手を掛け擦り切れた引き戸の取っ手…。コレハ、コレハ、…期待が昂じます。

 玄関を潜ります。
 うなぎ屋さん特有の、食欲をそそる「嬉しい焦げの香」が!



 外観とは全く異なる、こんな渋い土壁と仄かな照明。



 4人掛けの座敷が縦に3つ。
 黒いタペストリーで区切られています。
 ボクたちが案内されたのは真ん中で、掘り炬燵になっていました。


 


 メニュー。
 うなぎだけではなく、いろいろな定食があります。
 メインは鰻重の「松」と「きもすい」をお願いしました。肝焼きは残念ながら、今日はなしとのこと。まあ、次回への楽しみとしました!



 ボクはノンアル、彼女は中ジョッキ。
 おつまみに玉葱サラダと蛸のから揚げをお願いしました。



 予約を入れていたので、10分ほどで登場。
 お重にお椀、中が見えないけれど、鼻腔には「あの香」が、遠慮なく侵入します。

「ごかいちょー!」(笑)



 ウワー、ご飯が殆ど見えません!
 思わず彼女と、幸せな目線の交換をしてしまいました。

「いただきまーす!」

 身を口に入れた途端、とってもオドロキました。
 とにかく「熱い」!
 唇に触れた途端、思わず離してしまいました。



 フーフーして、「アツアツ!」の「ふっくら!」を堪能しました。
 こんなに熱いうなぎを食べたのは、人生初。
 タレはちょっと甘め、焼き加減は皮が「パリパリ!」



 
 あれよあれよと箸が進み、



 あっと言う間に完食でした。



 お支払いの時にふと仰ぐと、立派な屋号の横に「おやはな」駅のプレートが。駅がリニューアルされた際に、秩父鉄道から戴いたそう。地域に根差したお店と実感しました。

東屋

埼玉県秩父郡皆野町2403
0494-62-0275

11:30-14:00 / 16:30-20:00
木休

※小さなお店、予約は必須と思います。











Posted at 2025/06/09 02:16:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | うなぎ | グルメ/料理
2025年06月08日 イイね!

間もなく「前期高齢者」の戯言

間もなく「前期高齢者」の戯言 なかなか更新が進まない此処にお越し下さる皆様、ご健勝でいらっしゃいますでしょうか。きっと皆様の多くは、ボクとほぼ同世代と想像しております。
 ボクはあと半年で「前期高齢者」になります。

 60代ともなれば、誰もがその後の人生をどう生きるかを考え、決める必要に迫られます。この段階で、主に二つのグループに大別できると思います。

 一つは定年や再雇用満了により、完全引退される方々。ボクの3歳年上の義弟がそう。60歳の定年時に再雇用を選ばず、何のためらいもなく、大手生命保険会社をさっさと辞めました。特別支給の年金が始まる63歳までの3年間は、貯蓄の取り崩しと、学童保育の指導員として勤める妹の給与で生活しました。現在も勿論無職。毎日、図書館に通ったり、地域のイベントを巡ったりしています。また、時々はソロで旅行に出かけています。少し前には、西表島に行き、すっかり日焼けして帰って来ました。彼が無職を選んだ動機は「もう、好きでもない仕事に残りの人生を費やしたくない、この先は徐々に体が衰えるのは確実、楽しめるうちに楽しみたい」というものでした。

 もう一つはボクのような、年金とのダブルインカム志向派。経済的な理由でこれを選択される方は意外に多いようです。
ボクの場合、その側面もありますが、早くに男寡になったため、少しでも社会と繋がっている必要性を感じたことが大きな理由でした。また同時に、40年も働いたというのに、「仕事をしていない自分」を思い描くと、恐怖心に似た感情に陥ったことが挙げられます。収入が途絶えることに加え、「社会人としての居場所を喪失する」のが怖かったのだと思います。今思えば、完全な「ワーカーホリック」。じたばた抵抗しながら選んだのが資格取得。ところが記憶力や精神力の減退は想像以上で、あっけなく撃沈…。幸い試験に失敗した直後に現職の内定を得て現在に至ります。ところが此処は、過去記事に記したように問題のある職場。まあ、64歳が雇って貰えるだけましですが、特別支給の年金支給が始まり、大好きだったシュタイネの閉店で、考え方が変わりつつあります。

 従前は「生涯現役」を目指していました。
今は、「何時まで仕事を続けようか」に変化しました。
楽をしたいからではなく、義弟の一言が、やっと理解出来たと感じています。

 60代以降の人生をどう構築すべきかについて、この国は長年年金を支払って来た個々人に対し、誰も自分が何時この世を去るかを予見不可能にもかかわらず、「75歳まで繰り下げれば支給額がどんどん増えるヨー」などといういい加減な制度を運用し、「あとは自分で決めればアー」と、まるでクレヨンしんちゃんのような言葉を言外に囁いていると感じます。

 長く患われた長嶋さん、懸命にリハをされたそう。
 あれほどの方にも、お迎えは来るのだと、改めて思い知らされました。
 凡人、平民のボクは「健康寿命」を強く意識させられました…。

 皆様は、如何でしょうか。
2025年05月25日 イイね!

中華料理 宝来 (埼玉県上尾市)

中華料理 宝来 (埼玉県上尾市) 先週18日。
 久し振りの日曜公休日。午前に所用で上尾市へ出掛けた帰路。もう「ウン十年振り」に、こちらを訪れました。



 上尾市役所近くの「中華料理 宝来」さん。上尾を代表する、中華料理の名店。
 まだ若かった時。大学を出て最初に就職し、ほぼ20年勤めたレコード会社時代。営業マンとして大宮と川越エリアのレコード店を廻っていました。その時、他社の営業マンに連れて行って貰ったのがこちらでした。何を食べてもおいしくて、上尾を訪れる度に通ったものでした。

 それにしても、街の様子はガラリと変貌。市役所は近代的な大きな建物となり、駅周辺は再開発が進み、大型店舗が連なっていました。うっすらと記憶している当時の街並みは、全く残っていませんでした。おそらく注文取りに通った路地の特約店も消えたことと思います。嘗て川越には、商店街の終端近くに沢山のジャズレコードを置いたお店があり、注文を取りに訪れる度に2、3枚は購入したこと、会社を移った直後に訪れたら、影も形もなくなっていたことを思い出しました。



 テーブル、座敷とも大きく、沢山のお客さんに対応しています。



 土日のおすすめメニューがありました。



 こちらは通常のメニュー。
 久し振りの訪店、「うま煮そば」一択です。



 去年1月に、地元の埼玉新聞に掲載された記事がありました。開店は1968年、ボクが8歳の時。現在は先代と2代目の次男さんでやっていらっしゃるとあります。



 さて、目の前に登場!
 まるで山岸さんの大勝軒並の巨大な丼。その中にうま煮をたっぷり載せた中華そばが潜んでいます。

「いただきまーす!」



 スープは醤油ベースですが、野菜や肉、きのこ類の出汁を封じ込めた甘辛でアツアツの餡を纏ったもの。フーフーして飲みます。



 細麺は柔らかな茹で加減ですが、延びてはいません。啜ると心地良くスルスル入ります。





 具材は白菜や人参などの野菜類、海老、椎茸や筍など山の幸がタップリ!



 トロリとした餡がスープに溶けてしまう前に、レンゲでかき寄せて味わいました。これが熱くて、おいしくて、たまりません!



 久し振りに味わい、至福のひと時でした。
 ただ、「腹パン」で帰路はタイヘンでした(笑)!

 上尾市民が羨ましい一杯でした。


中華料理 宝来

埼玉県上尾市本町2-2-8
048-772-0564

11:00-15:00 / 17:00-21:00
水休
Posted at 2025/05/25 10:05:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 中華料理 | グルメ/料理
2025年05月25日 イイね!

洗車に新兵器!

洗車に新兵器! いつもお越し下さる皆様。
 なかなか更新出来ない日々が続いており、申し訳ありません。去年10月に再就職を果たしましたが、何しろ給料が安い上に休みが少ない職場。このゴールデン・ウィークの休みは29日と4日だけでした。おまけに某日、入社日に遡り「みなし残業制」を導入する旨の書面を提示され、署名捺印を求められました。長年総務管理職として働いたボクは、これには開いた口が塞がりませんでした。なので、

1.入社時に雇用条件通知書の発行を求めたが、「当社にはその慣行がない」との事由でなされなかった。

2.前項が未了のまま、雇用条件を入社日に遡り変更するのは、ハローワークの求人票に記されていた内容を蔑ろにするものであり、ハローワークおよび労働基準監督署に相談する。

旨を伝え、署名捺印を拒否しました。担当者(ボクの直属上司、52歳)はかなりビビッた様子で、直ちにハローワークと社労士に相談をした模様。週明けには全て撤回の上、法定時間外労働分の賃金を支払う旨の回答がありました。

 こんな総務と人事のいろはの「い」も知らぬ人物が採用を行っている現実に、深いため息が出ました。65歳を迎えようとするボクですが、定年退職後の再就職では、こんな行為がまかり通っているのだと想像しました。これから再就職を考えている方は、もし入社後に労働条件の変更を承諾する書面を提示された場合は、絶対にその場での署名捺印をしてはいけません。相手が最も恐れるのは「労基署」。それとハローワーク経由での採用の場合は、所謂「職安」であることを覚えておいて下さい。

 同時にこの経験から、現在の会社は「所詮この程度」と、腹を括ることが出来ました。心の何処かに「ダブルインカムの継続」に色気があり、時間外の長時間労働や、矢鱈と人に仕事を押し付ける問題人物の存在などを、甘んじて受け容れて来ました。しかし前回ご報告の通り、シュタイネの閉店により今後の「残り時間」に対する考えが変化したこともあり、「嫌なら何時でも辞めていい」と思い至りました。経済的安定と代替えに不本意な労働を強いられるなら、清貧に甘んじて、残された時間を自分のために費やすのもありかと思い始めています。

 閑話休題。

 職場の駐車場で土埃にまみれてしまったボクのロードスター。プーリーとベルトを交換しましたが、それでも始動時には鳴きが発生します。このため、「新兵器」を導入しました。



 アストロプロダクツ製のエアーコンプレッサー。
 土埃対策では必需品と、今回の経験で身に沁みてわかりました。



 早速、作業開始。
 これでも、かなり除去した後。
 コンプレッサー、スチームスリーナー、業務用バキューム、ブラシ類を総動員しました。



 細かい部分には、まだこんなに残っています。



 キリがないので、エンジンルームはこの時点で切り上げました。毎週、こまめに作業する必要があると痛感しました。





 キャンバストップや給油口も、ごらんの有様…。





 何とか、ここまで来ました。
 いやー、大変でした。すっかり腰が痛くなり、今湿布薬を貼りパソコンに向かっている有様です。



 ひとつ「涙」のご報告…。
 有名なガーテーニングセンターの駐車場で、左後ろ角を擦ってしまいました。運転席からは見えない、低いプランターが潜んでいたのでした。7月1日に車検が満了するため、近々主治医のアイザワさんを訪れます。処置をお願いするつもりです。


Posted at 2025/05/25 07:48:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2025年04月27日 イイね!

ギャラリー シュタイネ 最終章

ギャラリー シュタイネ 最終章 3月下旬のこと。
 帰宅すると、郵便受けに封書が届いていました。
 安曇野のギャラリー・シュタイネから。
 この春の開館は、3月から4月に延期されていました。しかも、企画展の案内は毎回、カラー印刷の私製ハガキ。訝しい気分で開封しました。


お客様 各位

 春爛漫の候、みなさま、おかわりなく、お元気にお過ごしでしょうか。
 当館は昨年、開館20周年の節目の年を迎え、7つの企画展と2つの特別展を無事に開催することができました。お陰様で、たくさんの方々に作品をご覧いただくことが叶い、ご贔屓くださるお客様方のご厚意と、傑作を出展した作家の尽力に、心より感謝申し上げます。

ギャラリーシュタイネ「閉館」のご挨拶

 卒爾ながら、ギャラリーシュタイネは、2025年3月31日をもちまして閉館(廃業)しましたことを、茲に謹んでお知らせ申し上げます。
 当館は、作家とその作品を介して、生きる勇気や希望、ささやかな幸福感や安心感など、お客様の生き方や暮らしに共感を届けられる存在、謂わば「劇場のようなギャラリー」を理念に掲げて粛々と企画展を開催して参りました。しかし近年、館主もスタッフも老境に入り、日々感じている身体の老化と感性の鈍化は思っていた以上で、既に企画立案や展示演出、接遇など、様々な場面で影響が表れています。このまま頑なに続けても、数年後に理念は形骸化し、お客様にドラマチックな企画展をご覧いただけなくなることは確実です。そこで私たちは冬期休館中に進退を熟慮した結果、20周年を終えたことに深く感謝し、今こそ「シュタイネ劇場の幕を閉じる好機」という結論に至りました。今後はギャラリーシュタイネを超越した方々のクリエイティブな事業の場として、有意義に活用されることが期待されます。突然の閉館をお詫びいたしますと共に、これまでのご愛顧に暑く御礼申し上げます。
 シュタイネ劇場の主役は作家とその作品です。私たちは裏方に徹してきましたので、カーテンコールは致しません。後ろ髪を引かれることなく潔く退きたいと、切に願っております。既にギャラリー店舗と駐車場を閉鎖しましたこと、ご留意ください。本来ならお客様お一人お一人と対面してご挨拶を申し上げるべきところですが、非礼の段、何卒ご容赦くださいませ。
 毎々お客様の優しい笑顔をお迎えできたこと、ステキな作家と作品に恵まれたことは誇らしく、ギャラリー冥利に尽きます。ご紹介してきた作家は人品骨柄よろしく、安心してオススメできる作品を制作する方々です。引き続き応援いただければ幸いに存じます。
 末筆ながら、みなさまのご健康とご多幸をお祈りして、閉館の挨拶に代えさせていただきます。

 万感の思いを胸に 館主・スタッフ一同


 何度も読み返してしまいました…。

 もう、あの優しさと温もりに満ちた空間に、足を踏み入れることが叶わない現実を咄嗟には理解出来ず、呆然としてしまいました。ただ、「身体の老化と感性の鈍化」が閉館理由との記述に、約半年後に「前期高齢者」を迎える身として、大きく頷きはせずとも、共感を覚えました。

 同時に、ある種の羨望を抱きました。

 サラリーマンの世界は、人事、給与を筆頭に、数多の権謀と矛盾が横行、大多数の者がそれを甘受し、日々耐えながら生きています。にもかかわらず、定年や再雇用終了によりお役御免を通達されます。
 一方、館主さんは長年に渡りギャラリーを運営、そのプロセスにはサラリーマンが想像出来ないような苦労が存在したはず。その甲斐あり作家、顧客の両者から大きな信頼を得たけれども、寄る年波の現実を前に、自ら出処進退の時期を決められたから…。これはボクの想像ですが、「やるだけやり切った」との想いが胸に満ちていらっしゃるような気がします。

 この先をどう生きるべきかを、再び考えさせられました。

 ハローワークの求人票には明記されていませんでしたが、事実上年金受給者が対象の求人でした。今の仕事は、過去40年間のサラリーマンとしてのキャリアでは未経験。好き好んで選んだ訳でもありません。入社から半年が経ちましたが、今もわからないことだらけ、あちこち頭をぶつけ、たん瘤を作っています。振り返って見れば、総務系管理職として長年のキャリアを積みましたが、それとて自ら好んで選んだ結果ではありません。

 「俺にはこれだ!」と心の底から思えること、自分が没頭できることを、能動的に選んだ人生ではありませんでした。収入の有無はともかくとして、残された時間を「何」に「どう」使うべきかを、館主さんからの閉館の挨拶状に触れ、再考させられました。

 年金との併走による「ダブルインカム」実現を目指しての再就職でしたが、館主さんが仰る「身体の老化と感性の鈍化」による引退の日が、ボクにも必ず訪れます。それまでの時間を、好きでもない仕事に費やすのは、あまりにも勿体ないと思い始めております…。



Posted at 2025/04/27 07:23:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味

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「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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