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2023年06月25日 イイね!

Kent Store (東京都目黒区)

Kent Store (東京都目黒区) 今日、サブチャンネルで堅苦しいことを書いたので、口直しで投稿します。この後、出掛ける用事がありますので、手短に書きます。 

 先日の昼休み。
 会社から徒歩で15分ほどの、こちらりお店を訪れました。実は以前から欲しいと思っていたものを購入するのが目的です。



 品川区から目黒区に入って直ぐの山手通り外回り沿いにあります。
 外見から、期待に胸が躍ります。



 玄関を潜ると、手前の空間は吹き抜け。
 高い位置に革トランクが。



 様々なアンティーク製品やインテリア雑貨が、整然と並びます。



 これは水牛の角。
 大変硬く、加工が大変とのキャプションがあります。
 靴ベラ等の製品が陳列されていますが、お値段は大変「立派」デシタ(笑)!





 旧いタイプライターの在庫も豊富でした。



 この日の目的は、こちらの時計。
 嘗てトライアンフ等、英国車で使われていたスピードメーターやタコメーターの会社、スミスのロゴをあしらったもの。デジタルの新品ですが、文字盤の色は敢えて経年変化したような意匠。茶色の筐体はアルミ製です。以前に訪れた時に購入すると決めていたのでした。
 ただし、当時の製品のように「クロノメタリック」ではなく、秒針は「スー…」と動きます。プライスカードにあるように、お値段はやさしいものです。

 まだ天井塗が残っており、リビングルームのレイアウトの決定はこれから。なので暫くは、テーブル上の蓄音機に立て掛けておこうと思います。英国車好きの方には、お薦めの一品です。

Kent Store

東京都目黒区下目黒3-7-6 永田ビル
03-6420-0548

10:00-18:00 無休






 
 
Posted at 2023/06/25 14:13:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 日記
2023年06月11日 イイね!

武相荘 (東京都町田市)

武相荘 (東京都町田市) 昨日10日、土曜日。
 神奈川県座間市のアール・エス・アイザワさんを訪れ、車検が終わったロードスターを引き取って来ました。社長曰く、「全く問題ないよー!安心して乗って大丈夫ダヨ!!」

 その帰路。
 かねてから訪れたいと思っていた、こちらを訪れました。
 白洲次郎・正子ご夫妻の終の棲家となった「武相荘」。
 この「華麗なるご夫妻」については、今更凡人のボクが記すのは野暮、以下にウィキペディアへのリンクを貼っておきます。

 白洲次郎はこちら。

 白洲正子はこちら。



 駐車場は反対側。こちらは鶴川街道側の正面入り口になります。



 案内図。結構広い敷地です。



 こちらについての、ごく簡単なキャプション・ボードがありました。



 門を潜った左の建物。
 一見、二階建てに見えますが、奥から眺めると崖状の立地で、三階建てです。二階は関連商品の販売コーナーで、11時に開きました。



 三階の窓。
 ステンドグラスの凝ったデザイン。
 いいなぁ…。



 その奥。
 東屋の中に、黒塗りのクラシックカーが見えます。
 ミッデミリアで堺正章さんが、ハンチングとゴーグルで運転して来そう…。



 ちょっと暗くなってしまいましたが、右45度から。



 ボクには全く予備知識がありませんでした。
 ペイジというアメ車で、次郎が17歳の時に父親から買い与えられたのだとか。白洲家は兵庫の豪商でしたが、後に倒産…。
 それにしても「バカデカイ」!日本はもとより、欧米でも現代とは異なり、まだ車がごく少数の時代。サイズや規格について、煩い縛りがなかったように想像しました。



 ステアリング。
 中心の六分儀のようなものは、何でしょう…?



 ボンネット先端のマスコット。
 凝りに凝った造形。アメリカ車ですが、英国車のような気品が漂います。バッジは日本の七宝焼きのような質感…。



 サスペンションはリーフ式。
 乗り心地は想像できますが、現代のクルマと比べる意味はありません。



 東屋の奥に、白壁の立派な山門。
 10時丁度に開きました。



 郵便受けは軒下の臼。



 右にはレストランとバー。開店は11時。
 中を覗くと吹き抜けでした。



 奥の本棟が、ミュージアムになっています。ご夫妻に所縁の品々が陳列されています。残念ながら、撮影はNG。ネットを探したところ、内部を紹介されているページを幾つか発見しました。

 上品倶楽部

 和楽web

LIFULL HOME'S



 その中から、2つだけお借りします。
 こちらは玄関を入ったところの居間。元々「武相荘」はかなりくたびれた農家で、ご夫妻は長い間、手直しを楽しみながら住まわれたとか。このリビングは牛を飼うスペースだったそう。床下には朝鮮風に言うと「オンドル」。温水による暖房が配されていると、スタッフの女性にご教示戴きました。ちなみにソファ等の調度品はもの凄い重量のため、ご夫妻の生前から動かしていないそうです。



 こちらは、文筆家として名を成した正子の書斎。
 こじんまりとした板の間に文机。
 左右に蔵書。
 ところが、この手前の六畳間は、壁一面が本棚!
 物凄い勉強家だった証…。



 レストランに立ち寄りたかったのですが、午後に所用があり諦めました。
 少しだけ写真を撮りました。

 これはバーの壁面。
 こんな素晴らしいステンドグラスが嵌め込まれていました。



 蛇口。



 水面の紅葉…。
 秋の再訪を決め、裏手の駐車場へと歩きました。



 竹林。



 切り株。



 枯れの「美」…。





 無駄のある家

 鶴川の家を買ったのは昭和15年で、移ったのは戦争が始まって直ぐのことであった。
別に疎開の意味はなく、かねてから静かな農村、それも東京からあまり遠くない所に住みたいと思っていた。
現在は町田市になっているが、当時は鶴川村といい、この辺に(少なくともその頃は)ざらにあった極く普通の農家である。
手放すぐらいだからひどく荒れており、それから三十年かけて少しずつ直し、今も直し続けている。

 もともと住居とはそうしたものなので、これでいい、と満足することはない。
綿密な計画をたてて設計してみたところで、住んでみれば何かと不自由なことが出てくる。
さりとて、あまり便利にぬけめなく作りすぎても、人間が建築に左右されることになり、生まれつきだらしのない私は、そういう窮屈な生活が嫌いなのである。
俗に言われるように、田の字に作ってある農家は、その点都合がいい。いくらでも自由がきくし、いじくり廻せる。
ひと口に言えば、自然の野山のように、無駄が多いのである。

 牛が住んでいた土間を、洋間に直して、居間兼応接間にした。
床の間のある座敷を寝室に、隠居部屋が私の書斎に、蚕室が子供部屋に変わった。子供たちも大人になり、それなりに家庭を持ったので、今では週末に来て、泊まる部屋になっている。
あくまでも、それは今この時間のことで、明日はまたどうなるかわからない。
そういうものが家であり、人間であり、人間の生活であるからだが、原始的な農家は、私の気ままな暮らしを許してくれる。
三十年近くの間、よく堪えてくれたと有がたく思っている。

『縁あって』「思うこと」より




武相荘

東京都町田市能ヶ谷7-3-2
042-735-5732

10:00-17:00 月休










Posted at 2023/06/11 16:12:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 日記
2023年06月04日 イイね!

車検で「アール・エス・アイザワ」へ (神奈川県座間市)

車検で「アール・エス・アイザワ」へ (神奈川県座間市) そんなに多くはいらっしゃらないと思いますが、定期的に覗いて下さる皆様、お元気でいらっしゃいますか?今回、3週間ぶりの更新となりました。
 相変わらず、週末は家の片づけに孤軍奮闘中。また先週は、伸び放題だった庭の樹木の剪定に追われました。母が施設に入り、8月で丸2年なので、おそらく3年ぶり。伸びた枝を大量に切り、更に細かく切り刻み、袋詰め…。土日とも早朝から夕方まで掛かりました。

 さて、そんな今日。
 我がロードスターは7月1日で車検切れ。お世話になっている、神奈川県座間市のアール・エス・アイザワさんを訪れました。
 こちらを訪れる楽しみの一つが、いつも素敵な車両に逢えることです。



 こんなファンキーなクルマに逢うことが出来ました。
 ド迫力のタイヤとホイール、オーバーフェンダーに圧倒されました。



 旧いマツダのロゴがイイ!



 凝りに凝ったインテリア!
 まるでナカマエさんの「デモカー」状態!!



 この角度から見て、オーバーフェンダーの張り出し見事な具合にクラクラしました。まるでハコスカのGTRみたい…。



 ピットには、こんなクルマが。



 リヤウィンドの文字から、エンジンをやったばかりのよう。



 そのエンジンがコレ!
 覗いた途端、ビックリしました。
 同じクルマなのに、全く別物みたい…。
 整備作業中のYさんに訊くと、伝説のマツダスピード製とか!
 確かに、助手席側のエンジンルームのドンツキに、シリアルナンバー・プレートが見えます。
 Yさんによれば、マツダスピードが空中分解した結果、正規ディーラーにメンテの申し込みが相次ぎましたが、事実上門前払いだったとか…。その結果、今もアイザワさんでは持ち込まれた車両の面倒を看ているのだそう…。



 さて、ボクのクルマです。
 過去記事でご紹介した通り、こちらアイザワさんで大手術を3度、やりました。おかげで間もなく20万キロになりますが、全く問題なく、何処にでもボクを連れて行ってくれます。

 ただ、問題は「内装」。
 
 その筆頭は、3か所で罅割れたダッシュボード。
 長年の課題ですが、問題は費用。クッションパッド等の交換も必要で、軽く12万!マツダお得意の「予告なき」値上げがされていれば、もっと行くかも…。

 家の片づけに専門の業者の手をお借りし、これまで2回でおよそ10万円をお支払いしました。加えてリビングルームのエアコン交換が必要となり、こちらに30万円…。また、浴槽内面の剥がれが進行中。親父が契約し施工したシロアリ対策処理の保証期限が切れるとのハガキが、今週届いたばかり…。

 泣く泣く今回は諦めました。



 内装の問題は他にも。

 シートの座面が、遂に裂け始めてしまいました。うっすらとスポンジが見えます。社長に診て戴きましたが、同様の相談がここ数年相次ぎ、アイザワさんでも中古の右シートは、まともなものがないのだとか。自分で張り替えるためのキットなら、5万円程度で販売可とお聞きしました。



 背もたれの縁も、こんな状態…。



 ベルトも解れています。
 かなり前に聞いた時、確か3万円だったか6万円だったと記憶しております。
 値段に開きがありますが、どちらが正解にせよ、オドロキ!
 今では一体、いくらなのでしょうか…。

 ロードスターに限らず、旧いクルマのオーナーの方々には、ボクと同様、お財布と睨めっこしながらタメイキを漏らされている方が多いと想像しております。また、配偶者の方から「ふたりしか乗れない旧いクルマに、一体いくらお金を掛ければ気が済むの!」と言われている方も…。

 ボクは男寡ですが、12月には63歳。この4月には突然給料が2割カットされました。そんな現実に、内装以外はやっておいて良かったと思っております。

 今日、アイザワさんの社長にダッシュを諦める決意と背景をご説明しました。

「それが正解!クルマは安全に走ってナンボ!内装なんか、はっきり言えばオプション。

特に●●さん(=ボク)のように、ハンパない距離を乗る方はそう。ダッシュが罅割れていても、座面が裂け始めても、ベルトの耳が解れていても、●●さんのクルマは、ゼッタイにこの先暫くはノン・トラブルで行けるよ。ヘンなチューニングもしていないし、消耗具合は常識の範囲内、乗り方もごく普通のはず。ウチの中で最も距離を乗る人。それでも、これからも長く乗りたいっていう気持ちが、修理屋としてわかるんだ。あなたの場合、内装にお金を掛けるのなら、その分、65歳過ぎてのメンテに取って置いた方がいと思う…」

 ナルホド…。
 いろいろなタイプのお客さんに対応されているだけに、説得力があります。

 …デモ、…デモ、…キレイニ、シタイナァ(ワライ)。


Posted at 2023/06/04 18:09:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ

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