9月17日、土曜日。
「酷道」に大切な事を教わり、二週間振りに佐久穂町を訪れました。
この日の第一の目的地は、前回の訪問後にネットで知った「パン屋さん」。
佐久穂の町に入り、「新駒書店」さんの前を通過すると、丁度ご主人が暖簾を掲げているところでした。5時半に出発、到着が10時ピッタリ。走行距離は120キロ。途中トイレに寄ったり、道端で考え事に耽りもしましたが、さすが酷道、時間が掛かりました。
目的のお店は10時開店との事前情報。
「ヒゲめがね」さんに寄ると、既に仕込みの最中。店頭には受付簿が出ていましたので記名、目出度く「トップ」!直ちに向かいました。
こちらは「パン工房エピローグ」さん。
佐久穂町についてネットで調べていて知りました。
一年前の開店、以前は精肉店だった建物で営業されています。
お店の前にはメッセージボードが。
素晴らしい達筆のチョーク文字で、こんな優しいコメントが記されています。お店の方の優しいこころが伝わります。
引き戸を開けて入ります。どうやらこの日、最初の客のよう。
「いらっしゃいませ」
右側のカウンターの中から女性が声を掛けてくれました。
ズラリと並ぶパンは、どれも美味しそう!
見れば見るほど食べてみたくなります。
甘くなさそうなものを3つ選びました。
●きまぐれピザ
●秋のきのこタコス
●クリームシチュー
還暦チョンガーには、これでも多いくらい。
お会計しようと思ったら、カウンターの左に保冷ケースがあることに気付きました。
どれも、美味しそうなサンドイッチばかり!
眺めていたら、お嬢様とおぼしき若い女性の店員さんから
「ももハムサンドは、地元の有名な『きたやつハム』製の、美味しいハムを使っています。お薦めです」
と、お薦めの言葉を戴きました。何と、4つも買ってしまいました!
こちらは、還暦を過ぎたご夫婦が、一年前に故郷で始められたお店。ご主人は、東京で11年間、パン職人として働いたキャリアの持ち主。還暦を過ぎ「人生最後の挑戦」として開店されたそう…。
お会計の際、ホームページを拝見して埼玉から訪れたこと、ボクも35年生まれの今年62歳、人生のシフトチェンジを模索中に初めて佐久穂を訪れ、「ヒゲめがね」さんや「新駒書店」さんに元気を戴いた旨をお話しました。
帰り際に
「まだまだ頑張りましょう。『エピローグ』ではなく、第二の人生の『プロローグ』にしましょう!」
とお伝えすると、奥様はにっこり微笑まれ、深々と頭を下げてくれました。
また、佐久穂のお店から『元気』を戴きました!
帰宅後。
購入したパンを、木のお皿に並べてみました。
こんなに買ってしまい、どうしようか、バーボンにはハムサンドとピザが合いそうかと思い、水割りを添えて撮影しました。
いざ食べてみると、これがバッチ、グー!
生地は柔らかく、もちっとした食感。バーボンにうってつけで、結局、あれよあれよと全部平らげてしまいました!
あー、美味しかった…。
パン工房エピローグ
長野県南佐久郡佐久穂町高野町413-4
0267-88-6990
10時開店、売り切れ次第閉店
月、火休
【今日の「おまけ」その①】
この日も新駒書店さんに伺い、二週間前に元気を戴いたお礼を申し上げ、先週作った活版印刷の名刺をお渡ししました。まだ茫漠とした夢をお伝えすると「是非、実現されて下さい!」と、エールを戴きました。
主にDIYの本を買いました。
ご主人はこの冬に向け、薪ストーブを設置される予定で、今から薪の確保を始めている、と、楽しそうに仰っていました。
いいな…。
【今日の「おまけ」その②】
「ヒゲめがね」さんに行きました。
前回キーマの「普通」を戴き大変美味しかったので、今回は「大盛り」をお願いしました。満腹に大満足!ところが帰路は眠くて眠くて…。タイヘンでした(笑)!
Posted at 2022/09/19 13:00:02 | |
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パン屋さん | 日記