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2021年05月04日 イイね!

みのり食堂(埼玉県入間市)

みのり食堂(埼玉県入間市) ボクは埼玉県南部、ちょっとクルマやバイクを走らせれば東京都西多摩郡瑞穂町に出る入間市で暮らし始めて30年になります。人生の半分を過ごしましたが、足繫く通うお店は、さほどありません。ところが、こちらには時々、足が向きます。



 西武池袋線とJR八高線のほぼ中間、辺鄙なロケーションにある「みのり食堂」さん。三井アウトレットパークの至近、周囲は狭山茶の畑。車やバイクでなければアクセスはほぼ不可能です。自宅から車で10分ほど。あまりにもローカルなネタで、ずっと掲載を躊躇していました。
 
 ご覧のように、店内は「昭和の大衆食堂」の面持ち。テーブルにメニューはなく、壁にズラリと貼られた豊富なラインナップから選びます。
 こんなに沢山あると、「何でもアリ!」で味を不安に思う方がいらっしゃるかも。ところがこちら、「何を食べてもホントおいしい!」んデス!全てを制覇してはいませんが、どれを戴いても後悔したことはありません。ただ、ここ最近はお店に入ると条件反射的に「カツ丼」(730円)を頼んでしまいます。
 お店は熟年のご夫妻での経営。白服のご主人が厨房に立ち、控えめな奥様が接客のご担当です。



 レトロ感溢れるストーブ。



 これまた「シブい椅子」とテーブル。
 昭和55年から60年にかけての学生時代、飯田橋や池袋ではこの種のお店は珍しくありませんでした。その筆頭がサンシャインの下、旧「東池袋大勝軒」!こちらとはお店の広さもレイアウトも異なるのに、訪れる度に思い出します。
 令和3年の今、昔ながらのこういうお店は、すっかり絶滅危惧種になりました。

 

 テーブルには各種調味料、箸、それにブリキの灰皿が。煙草をやめて久しくなりますが、店内に灰皿を認めると懐かしくなり、つい吸いたいとの願望に駆られます。



「お待ちどうさまでしたー」

 奥様が運んで来て、テーブルに並べてくれました。
 カツ丼、味噌汁、それに沢庵がつきます。
 大きな木製のスプーンを添付して下さる気遣い…。

「いただきまーす」



 カツに和えた溶き卵は、絶妙の火加減!
 白身は固まり切っておらず、フルフル震えています。



 一方、黄身はフワフワの柔らかい状態。
 カツの衣は見るからに「サクサク」!
 これが美味しくない訳がありません。



 湯気で少し曇ってしまいました。ごめんなさい。
 カツはこんなに分厚いものですが、ご主人は揚げる前に丁寧に叩きますので、実に柔らか!甘辛のダシを吸い、尚もサクサクの衣とのマッチングが素晴らしい!下に敷かれたタマネギとの相性もバッチリです。
 この頃合いに、漸く白身が固まりました。



 味噌汁の具は、なめこ、さいの目切りの豆腐、わかめ、刻みねぎ。
 日によって異なりますが、なめこは毎回、入ります。
 野菜はご夫婦の自家製、大変おいしいもの。
 毎回、これを戴くのが楽しみです。

 こちらのご飯は、普通でもボクには大変な量。今回も「小」をお願しましたが、それでもキツかった…。腹九分目になってしまいました!



「ごちそうさまー」

 奥様にお支払いをしました。
 レジスターは、これまた「レトロ」!

「ありがとうございましたー」

 ご夫婦揃っての唱和に見送られました。


 冒頭で、あまりにもローカルなネタと申し上げましたが、「それでも美味しいものは美味しい」と思い載せました。所沢や川越など、近隣にお住まいの方は、是非訪れてみて下さい。きっと頷かれると思います。
 ちょっと遠くにお住まいの方は、三井アウトレットパークのついでに行かれては如何かと思います。休日のフードコートは「メチャ混み」!目と鼻の先にあるこちらで、ゆっくり舌鼓を打つのにうってつけです。


みのり食堂

埼玉県入間市宮寺3064-4
0429-2934-1936

11:00-15:00
水休
Posted at 2021/05/04 12:34:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | カツ丼 | グルメ/料理
2018年09月02日 イイね!

千歳屋(群馬県甘楽郡南牧村)

千歳屋(群馬県甘楽郡南牧村) 昨日は週に一度の須坂での治療。
 帰路は毎回、経費節減のため、一般道です。

 下仁田を過ぎ、南牧村に入ったところで、村の放送が12時を告げました。
 この辺りは、あまり飲食店がありません。唯一、県道45号線に面しているお店があるのですが、毎回土曜日は、店の前に立つ縦型の電光サインは「本日、貸切」で、食べることが出来ませんでした。昨日は通りかかると「営業中」。直ちに車を駐車場に入れました。



 玄関です。和風な佇まいに和風の暖簾が出ています。



 二階も客席のようで、大きな下駄箱が。



 メニューです。
 今日は何だかカツ丼気分。並カツ丼650円、上カツ丼750円。お店の方に訊いたところ、並は小鹿野のわらじカツ丼のように、揚げたカツをタレに潜らせたもの。上は卵とじで、所謂一般的なもののようでした。
 わらじカツは先日食べたので、卵とじをオーダーしました。





 お客さんは一杯。
 他に食堂がない場所なので「独占企業」デス!
 皆さん、大半がラーメンを食べていますが、ちょっとビックリ!なことが…。

 麺が「マックロ」なのです。
 改めて店内を見ると、どうやらこの店の看板メニューは、炭を練り込んだ麺を使った「炭ラーメン」のようです。知ラナカッタ…。



 「お待ちどう様!」
 到着です。
 ここで、またビックリ!
 フタからカツがはみ出ています。これは小食のボクには辛い…。



 フタを取るとこれです。
 丼の摺り切りまで盛られたご飯の上に、でっかいカツが載っています。
 意を決して食べます。

 揚げたてでホクホクのカツは、かなり「甘い」味付けです。小鹿野の東大門よりも甘い!
 七味はテーブルになく、少し醤油を足して食べました。
 頑張りましたが、ご飯はやっと半分を食べました。

 お味噌汁は赤味噌。具はわかめ、麩が2個。三つ葉。
 濃過ぎも薄すぎずもなく、美味しく戴きました。
 漬物は茄子ときゅうり。薄味で上品なもの。

 美味しいのですが、甘さと量はボク向きではありませんでした。

 次回は「炭ラーメン」にチャレンジです!


 群馬県甘楽郡南牧村磐戸141
 0274-87-2027

 11:30-14:30
※メニューに、夜は要予約と書いてありました。
 水曜定休


 下仁田から県道45号線を上野村に向かって上がり、45号線が上野村方法に右へ曲がる
 角の手前100メートル右側
Posted at 2018/09/02 10:29:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | カツ丼 | グルメ/料理
2018年08月19日 イイね!

東大門(埼玉県小鹿野町)

東大門(埼玉県小鹿野町) 少し秋らしくなり、ボクの住む埼玉県入間市でも、蜩の声が聞こえるようになりました。

 ほぼ毎週、突発性難聴の治療に、長野県須坂市まで通っております。
 毎回、往路は高速を使いますが、帰りは経費節減のため、下道です。須坂→菅平→東御→小諸→佐久→内山峠→下仁田→南牧→上野→神流→小鹿野→秩父→飯能→入間という経路、凡そ220キロです。

 この行程で、お昼ごはんタイムは大体、下仁田→南牧→上野→神流→小鹿野→秩父のあたり。昨日は小鹿野で丁度12時。以前から行ってみたかったお店に向かいました。





 小鹿野名物で知られるのが、わらじかつ丼。
 玉子と葱で閉じた普通のカツ丼ではなく、揚げたてでホクホク、サクサクの2枚のカツを甘いタレに潜らせ、ごはんに載せたものです。
 昨日のランチは、小鹿野のメインストリートにある、東大門へ初めて行きました。



 入店は12時10分。玄関を入ると、夥しいお客さんの写真が!沢山の4人掛けテーブルと座卓の客席は、既にほぼ8割の入り。ボクは一人ですが、カウンターがないため4人用の座卓に案内して戴きました。





 メニューです。
 
  「メガわらじカツ丼(1500円)」…(タメイキ…)。
 どれも見ただけでヴォリューム満点。何年か前、ここ小鹿野のわらじカツ丼のルーツとされる安田屋さんで食べたことがありましたが、小食のボクにはかなりキツかったのを思い出しました。ちなみに、わらじカツとは、二枚のカツをわらじ1足分に例えて名づけられたとのこと。仲居さんに小食の旨を伝えると「ミニは一枚ですヨ!」とのお答えが。迷わずお願いしました。



 おおー、1枚でも結構なヴォリュームです!
 早速「いただきまーす」!
 揚げたてでサクサク、肉も柔らかくておいしいです。ごはんも進みます。
 でも、途中で「甘さ」に飽きが来ました。
 


 食べかけでゴメンナサイ!
 七味を掛けて味に変化を。
 
 これは「イイ!」

 甘さに支配されていた口中に、適度な辛味が広がりました。昔のコマーシャルのコピー「二度、おいしい」を体感しました。
 お吸い物の具はわかめと刻み葱。味は、永谷園のインスタント、松茸のお吸い物から松茸の香りを除いたようなイメージ。悪くありません。お小皿は、茄子の揚げ浸しと沢庵。この茄子がおいしかった!テイクアウトでお酒のおつまみにしたかったです。


  
 お箸の袋。
 右端に、バイクっぽいイラストが。
 ここ小鹿野はバイク歓迎の街で、バイクの展示施設を誘致した過去があります。残念ながらその展示施設は、運営会社の倒産で、現在は閉鎖されています。



 お会計は、何と650円!小食のボクは、残して後ろめたい思いをせず、全ておいしく戴き、お財布に優しいお値段に感謝でした。

 これらの写真は、 「メガわらじカツ丼(1500円)」を、お店で完食された方々だそうです。ボクにはゼッタイ、ムリです…。



 小鹿野がバイクを歓迎しているので、ライダーが多いです。
 お店の裏には、こんなパーキングも。

 発祥とされる安田屋さんのクチコミは、何でもバイカーから広がったようです。
 ボクも何年か前に噂を聞き、訪れたことがあります。

 「昭和」の佇まいで、いまは亡き日本橋のはずれ、東京都中央区霊岸島にあった祖母の家を訪ねたような気がしました。

 でも、何故今回再訪しなかったかというと…。

 美味しくないからではありません。

 理由は「わらじカツ丼とおしんこ」だけで汁物がない、七味のような「味変グッズ」がテーブルになかった」、でした。今回、東大門さんで最初にお訊きしたのが

「お味噌汁はつきますか?」

「スープがつきます」

 安田屋さんでも東大門さんでも感じたのですが、ボクのように酒飲みで塩辛い味を嗜好する者には、「おいしいけれど、やっぱり『甘い』のでした。どちらのお店でも思ったのは、「なめことおとうふが具の『赤出汁・赤味噌のお味噌汁』で食べてみたい!」でした。



 

 


 





Posted at 2018/08/19 15:44:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | カツ丼 | グルメ/料理

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何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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