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2021年08月29日 イイね!

ロードスター デッドストックの写真

ロードスター デッドストックの写真 前の記事にも書きましたが、今日の日曜日。久し振りに洗濯やホーム探しと契約手続きから解放され、ゆっくりと過ごしました。「ゴミ屋敷」の片付けは、今日はする気になれませんでした。

 4月にパソコンを買い替えましたが、以前に使っていたものには、大量の写真が入ったまま。必要なものを移し替えていましたが、この2ヶ月間、作業はストップしていました。今日、久し振りに再開しましたが、ロードスターの写真が少し見つかりましたのでご紹介します。撮影日時と場所はまちまちですが、大半は奥多摩。最も過去のものは2013年です。ボクは諸事情により長く行けておりませんが、この状況で奥多摩ミーティングの開催は休止状態のよう、目で楽しんで戴けたら幸いです。



 ロードスターはNAから最新のNDまで4タイプが存在、さらに排気量の違いや限定車があり、バラエティに富みます。そんな中の「頂点」と呼ぶに相応しいのがこちら、M2-1001。一見ブラックに見えますが、万年筆のブルー・ブラックのインクに、更に黒味を加えたような、実に風格ある大人の色。フォグランプは標準装備。



 革巻きのセンターコンソールにトンネル上のカーペットにシフトリング。オーディオは、このカセットがオリジナル。うーん、イイ!!



 この車両には圧倒されました。
 贅の限りを尽くした内装!
 おそらく、大阪のナカマエさんへのスペシャルオーダーかと思います。



 ワイパーは1本。
 お洒落だなぁ…。



 この写真を撮った時には気付きませんでしたが、変わったサイドブレーキ。もう一度、見てみたいと思いました。



 シート背後の僅かな隙間に、こんな収納が。
 これは「まねっこ」してみたくなりました。



 おー、ビキニトップ!
 更にこのクルマ、何かヘンだと思いませんか?
 …正解は、左ハンドルの「ミアータ」なのでした。



 野太いアルミのブレーズバーがカッチョイイ!
 透明のエアロボードには、アール・エス・アイザワのロゴ!



 太いロールバーに、これまたアイザワのロゴ入りエアロ!
 いいナァ…。



 革巻きのメーターフード!
 自作しようとアイザワの社長に分けて貰いましたが、今回の「ゴミ屋敷」の件が持ち上がり、何時着手できるか、全く分からなくなりました…。

 まだ前のパソコンには、一杯写真が詰まっています。
 ロードスターに限らず、面白いものがあれば、これからもご紹介します!
Posted at 2021/08/29 14:48:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2021年08月29日 イイね!

After the "X day" … vol.3

After the "X day" … vol.3 昨日8月28日、土曜日。
 
 午前にショートステイを訪れ、母を老人ホームへ連れて行きました。腰を骨折したためロードスターには乗れないこと、自宅からチェストやテレビ等の生活に必要な物を運んだため、軽ワゴンを借りました。
 
 ショートステイを出た時。

「やっぱり、家に帰りたい…」

と呟いていました。駄々を捏ねることはしませんでしたが、やはり本音はそうなのだろうと思うと、胸が痛みました。

 午後から妹も世田谷からやって来て、自宅から生活資材と衣類の運び出しと搬入を手伝ってくれました。チェストの中身を出してみると、これまた大量の「ゴミ」が…!親父が生前に使っていた眼鏡、仏壇で灯し短くなった大量の蝋燭、ちびた鉛筆、ボロボロに劣化した消しゴム、母が書いた写経類、竹製の定規、等々…。思わず天を仰いでしまいました。

 椅子とテーブルをホームセンターで購入、運び込んで組み立てました。母は丁度、夕食タイムで不在。暫くすると、車椅子を「イケメン」職員の方に押して貰い戻って来ました。

「今日はいい日。あなたに会えて嬉しいわ」

なんて、ハイテンションで喋っていました。思わず、妹と顔を見合わせてしまいました。聞けば既に「お友達」もできたそう。母は日本橋の外れ、霊岸島の生まれ育ちですが、その方は蛎殻町のご出身とか。敗戦後の焼け野原のこと、白木屋で買い物をしたこと、神田明神のお祭りのことなどを、チャキチャキの江戸っ子言葉でお喋りしたと喜んでいました。
 
 何だか、幸先の良い入居初日となり、胸を撫で下ろしました。

 ボクは暫くは「ゴミ屋敷」の片付けに追われそうですが、ショートステイとは異なり、洗濯物は全てホームがしてくれるため、週末は少し楽になりそう。この二か月間、洗っては干して届け、一方でホーム探しをしていたので、今日は朝から一息つき、久し振りにコーヒーを淹れて味わいました。

 独り(と一匹)になりましたが、これもまた、人生。
 これからは片付けをしながら、これからの生き方を模索しようと思います。或る意味、母はゴミと共に、そのチャンスを与えてくれたような気がします。

 さあ、ボクも今日から「新しい地図」を手に生きて行きます。
Posted at 2021/08/29 10:54:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然なるままに | 日記
2021年08月15日 イイね!

サニー(東京都西東京市)

サニー(東京都西東京市) 全国的に酷い雨。
 災害も発生、不幸にもお亡くなりになった方もいらっしゃり、何とも重苦しい気分です。幸い、ボクが住む埼玉県南部は、そんなに強い雨には、今のところ見舞われておりません。

 金曜日から、お盆の三連休でした。
 改まって何処かへ出かけることなく、ショート・ステイに居る母に洗濯済の衣類を届けた他は、ひたすら「ゴミ屋敷」の片付けをしておりました。幸い、金曜日は午前と午後、土曜日は午前は市のクリーンセンターが稼働しており、合計5回、ゴミを運び込みました。エマージェンシー用のタイヤを外したトランクと助手席だけでは一度に運べる量が限られるため、「足で稼ぎ」ました。…それでもまだ「序章」に過ぎない溜め込み方。つい、溜息が出てしまう有様です。

 そんなこんなで、この連休中の新しいネタがありません。
 今日はストックの中から、こちらをご紹介します。



 西武池袋線ひばりが丘駅北口から至近のサニーさん。
 訪問日は昨年8月9日です。
 この写真に行列はありませんが、ボクが先頭になった時に撮りました。



 メニューの筆頭は「もりそば」!
 そう、こちらは東池袋大勝軒は山岸さんのお弟子さんのお店。
 御大は長く、奥様と妹さんの三人でお店を廻していました。ボクが足繁く通っていた当時、既に行列店になっていましたが、弟子志願者が出始めていた頃。店内で食べ終わった若い男性が丼を返しに行った時、御大に志願した光景を見ました。いつもの柔和な表情で、

「うちは、典型的な零細店。薄利でやっているから、家族に頼るしかないのです。まだ若いのだから、こんなキツくて生活がやっとの世界に入らない方が、あなたのためです」

と仰り、丁重にお断りをされていましたっけ…。

 そんな山岸さん。
 お子様に恵まれなかったこともあり、齢を重ねるにつれ、ご自身の味を伝承してくれる存在を求めるようになったのだそう。それでお弟子さんを採るようになりましたが、最初の「卒業生」が、六会日大前の「豪快」さんと、こちら「サニー」さんのご主人なのだとか。

 ボクは最初のレコード会社時代、東京へ戻り保谷市に暫く住みました。その後、保谷市は田無市と合併し、西東京市となりました。当時、幼稚園児だった息子と休日にこちらへ通ったものでした。おそらく、山岸さんの東池袋と同じくらい食べたと思います。

 懐かしさが込み上げます。「もりそば(770円)」に「茹で玉子(90円)」をお願いしました。





 店内には、感染対策の告知が…。
 スープ割りが出来ないのはちょっと残念ですが、まあ、いいや。全部飲んでしまおーっと!



 山岸さんの50周年パーティーの写真が飾られていました。
 右の眼鏡の男性が、こちらのご主人、新井さん。



 同じパーティーでの写真。
 「ラーメンの鬼」、佐野さんご夫妻と。
 お二人とも鬼籍に入られて久しくなります。
 余談ですが、ボクは佐野さんの「作品」を、一度も味わうことが出来ませんでした…。



 やがて出て来ました。
 うーん、これぞ「東池袋の顔」!
 何度見ても頬が緩みます。



 黄色味を帯びた「ツルモチ」の麺!
 中太で歯応えがあり、スルスル食べられます。
 うーん、懐かしい…。



 スープも「東池袋」そのもの!
 33:33:33の味わいが嬉しくなります。
 スープを吸った茹で玉子が絶品の味わい。
 「ムホムホ…!ムホムホ…!」とばかり、掻き込む「シヤワセ」……。
 あっと言う間に食べてしまいました。



 スープ割りがなく全部飲むつもりで臨みましたが、小食のボクには無理でした。

 こちらのお店、「大勝軒」を標榜していないのは、初の暖簾分け店で、大看板を名乗ることに遠慮と躊躇があったのだとか。同時に卒業した「豪快」さんも、同じ理由と聞きました。ちなみに「サニー」とは、お父様が経営していた喫茶店の屋号だそうです。

 通勤で毎日ひばりヶ丘を通っていますが、なかなか途中下車するチャンスがありません。暫く振りの訪問でしたが、たまには寄りたくなりました。

サニー

東京都西東京市ひばりヶ丘北3-2-4
042-424-3214

11:30-20:30
水・第3火休

Posted at 2021/08/15 15:30:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン(丸長・東池袋系) | グルメ/料理
2021年08月09日 イイね!

夏への扉 (東京都青梅市)

夏への扉 (東京都青梅市) ここ数週間、満足に羽を伸ばすことが叶いませんでした。
 ボクが勤める会社は夏は多忙の極み、土曜出勤が続きます。加えて日曜日には妹と母の施設探しをしていたのが原因です。更に、ショート・ステイから母の洗濯物を回収、自宅で洗って届け、細切れの空いた時間には「ゴミ屋敷」の片付け…。もうクタクタでした。幸い、施設への入居も決まり、この日・月は纏まった時間が出来ました。

 自宅の片付けをしていたら、これまでの母の人生、今後のボク自身、そして愛憎が絡み合う母とボクとの関係が炙り出されたことを実感しました。何だか過去と現在、そして未来を行きっ戻りつの複雑な心境になり、いたたまれなくなりました。
 そんな昨日、こんな心境の時に相応しい場所を思い出し、ロードスターで向かいました。



 掘割状の線路を跨ぐ橋の袂に、こんな特異な建物が目を惹きます。
 和風でも洋風でもなく、かと言い和洋折衷でもなし。
 大きな黒猫の看板が掛けられています。



 跨線橋の上から。
 洒落た旧い洋風の一階に、半ば朽ちたような二階が被さります。



 表面のペンキが剥がれ始めていますが、「カフェ 夏への扉」と読めます。シックな深緑の背景に、黒猫が横臥しています。



 こちらにも猫が。



 開け放たれた、白い枠のガラス扉。少し角度をつけた二本の握りは、昭和の時代にあちこちで見られた意匠。令和の時代に出会うと、却って新鮮に感じます。

 ここは、東京都青梅市。
 立川から出発した青梅線の電車が、青梅駅に到着する手前に佇む喫茶店。
 おそらく、5、6年ぶりに訪れました。

「いらっしゃいませ」



 厨房からご主人が、カウンターから奥様が声を掛けて下さりました。
 うん、ちっとも変っていない…。
 2席だけのカウンターには、常連と思われる男性が座っていました。
 窓際には、やっぱり猫が…。



 店内は逆L字型。
 右下は青梅線の掘割で、右奥へ緩やかなカーブを描いて立川へ向かいます。



 三連窓は下開き。美しいシルエットに目を惹かれます。
 青梅線の代わりに川が流れていれば、宮ケ瀬の「スパゲティ青山」のよう。

 開閉可能な窓は、全て開けられています。
 …そう、このお店にはエアコンはありません。



 青梅線を見下ろす、小さなこのテーブル席に座りました。





 奥様が、メニューを持って来てくれました。
 表面をパウチ処理した、二つ折の細長いもの。
 昔の喫茶店って、これが定番だったなぁ…。

 野菜カレーとアイスコーヒーのセット(1250円)をお願いしました。



 裏には、お店のイラストがあしらわれています。



 テーブル上には、お洒落なヨーロッパ調の照明。



 台風の接近で曇り空でしたが、まさしく「夏への扉」。
 奥多摩のミンミンゼミとアブラゼミの合唱が、心地良い風に乗って届きます。



 時折、眼下を電車が通ります。
 青梅駅構内の外れと言って差し支えないロケーション。
「…ゴトン、…ゴトン、ゴトン」の緩やかな音。
 お店の雰囲気と、ピタリ符合します…。



 扉を開けたまま固定する金具。
 今では絶滅機種…。



 三菱マークの扇風機。
 大時代的デザインが、旧いインテリアに溶け込んでいます。



 天井の丸い照明も、



 段違いが施された壁、天井、梁の符合部も、手の込んだ意匠。
 それぞれが強烈な主張をすることなく、ひとつひとつが放つ微かな存在感が融和した空間。どこか懐かしく、キリスト教建築的。上でご紹介したライトや扇風機など、店内のオブジェの「背景」として機能します。



 さて。
 奥様が届けてくれました。
 おー、ステキ!

「いただきまーす!」



 茶色のごはんは「玄米」!
 ともするとボソボソの食感になりがちですが、ふっくら炊けています。



 ズッキーニ。



 にんじん。



 茄子。



 ピーマンとほうれんそう。

 それぞれの野菜が溶け込んだ、甘い味わい。
 どこか家庭的で優しさが滲み出ています。
 それでいてスパイシー、後から汗が出ます。



 ざっくり潰したポテトが主役のサラダ。
 脇役はトマトとレタス。
 特段、変わったものではありませんが、おいしく戴きました。



 食後にアイスコーヒーを戴きました。
 深煎りでビターな味わい、ボクのストライクゾーンでした。

 さて。
 店名「夏への扉」と、あちこちの「猫」の由縁は…。



 やはり今も書棚にありました。
 お読みになった方は多いと思いますが、アメリカ人SF作家、ロバート・A・ハインラインの名著「夏への扉」。タイムトラベルもので全くの空想世界ですが、何事も上手く行かない主人公が、時空を往きつ戻りつするプロセスで、自分を取り戻す内容。それぞれのシーンには、現在を生きる私たちが、身につまされたり思わず頷いてしまう描写が。そして「猫」は、主人公の大切なパートナーとして登場します。

 この小説を初めて読んだのは、遥か彼方の学生時代。
 政治学の授業のレポートに、ジョージ・オーウェルの代表作「1984」の感想文の提出を求められた直後のこと。たまたま酒席でこのことが話題になり、あれこれ話していた時。その後某新聞社に入り(ボクは見事に落ちました)、外信部一筋に勤めたK君が言ったのでした。

「オーウェルは、閉鎖的な監視社会の到来を危惧、予言と警告としてあの本を書いた。でも、個々人が見舞われる招かれざる現実と、その克服の過程を描いてはいない。社会の構成単位はあくまでも個人であり、それぞれの過去と現在が昇華して、初めて未来に繋がる。俺は、それをテーマにした小説を読んだが、「1984」よりも遥かに惹き込まれた。勿論、ちっとも政治的ではないことも、大きな魅力さ」

 席にいた面々はあまり興味を示さず、違う話題になりました。
 ボクは大いに掻き立てられ、彼からこの本を教えて貰ったのでした。

 何度か読み返した本。
 自宅の何処かにあるはずですが、探し始めれば幾つもダンボールを開けることになり、「ゴミ屋敷」は更に「ゴミゴミ屋敷」になってしまいます。

「夏への扉」からの帰り、「夏への扉」を探しに、書店に向かうと決めました。

 このお店の名前は、ご主人がハインラインに魅せられて命名したそうです。

 ついでながら、もうひとつ「タネアカシ」を。
 お店の建物は、嘗ては耳鼻科の診療所だったとか。昔、他のお客さんと会話するご主人が、そう語ったのを聞きました。

 あの雰囲気、道理で…。



夏への扉

東京都青梅市住江町16
0428-24-4721

10:00-18:00 火休

※お店には駐車場はなく、前の道は狭く擦れ違いは困難。
 ボクは、メインストリート沿いのコインパーキングに停めました。


 


 
Posted at 2021/08/09 06:56:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | コーヒー・喫茶 | グルメ/料理
2021年08月08日 イイね!

After the "X day" … vol.2

After the "X day" … vol.2  三週間ご無沙汰してしまいましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。 
 ボクは夏に多忙を極める業態の会社に勤めており、このところ土曜日も出勤が続いておりました。加えて、ショート・ステイにお世話になっている母から洗濯物を回収、洗っては届けながら、空いた時間に妹と老人施設探しをしておりました。おかげさまで、何とか見つかりました。現在、母が血液内科と整形外科でお世話になっている、二次救急の大きな病院がドクターを派遣している唯一の施設で、往診の他に通院でも便を図ってくれるとのこと。前回のショート・ステイもそうでしたが、今回も偶然空きが出たタイミング。本当にラッキーです。

 閑話休題。

 所謂「もの忘れ」が酷くなったこと、掃除を筆頭に「片付け」が全く出来なくなったことで、ボクは母が「認知症」ではと疑いました。ショート・ステイから二度、専門病院へ検査に連れて行った結果は、アルツハイマー型の中度。ボクも脳のCTを見ましたが、右脳と左脳、海馬が委縮していました。それぞれの脳の中心には穴が開いた状態…。自宅で過ごすのは、もう限界と悟りました。

 母が家に居る間、ボクは平日は仕事で不在。休日は耳の治療で長野を往復したり、仕事の疲れでゴロゴロしていたので、家のことに神経を払いませんでした。しかし独りになり改めて室内を眺めると、まさしく「ゴミ屋敷」。冷蔵庫には賞味期限を過ぎたものがギッシリ!いつから溜め込んだのか、新聞回収用の紙袋が、およそ100枚!仕込んだ時期が不明のクコ酒や梅酒の大きな壜!封を切っていないインスタント・コーヒーが、それぞれ別の場所から5個も出て来ました。食器棚には、この8年間に一度も使っていない皿やティー・カップが、山のように押し込まれています。リビングには、母の衣類が詰まったダンボールが5個。玄関に置かれた靴の紙箱には、帽子が10個。しかも、その中に何故か封を切っていないレバーチップ…。これらは、ほんの一例です。
 認知症の進行とともに、徐々にこうなって行ったと悟りました。少しずつですが、「断捨離」を始めました。既に膨大なゴミを捨てましたが、まだまだ途上です。

 それにしても、よくここまで「溜めた」ものと、ため息が出ます。そしてこの際、親父が遺した大量の本も処分すると決めました。それに、問題は押し入れの「布団」。妹夫婦は四人家族ですが、甥と姪は既に三十歳前後。揃って盆と正月に来ることもなくなり、最早「無用の長物」…。キッチンとリビングの細々としたモノを片付けたら、専門の回収業者に依頼することにしました。

 キッチンは、かなり進みました。片付いていくと、気持ちがスッキリすると実感しました。同時に、「不要・不用」なモノに囲まれていると、自らは意識せずとも「覇気」が削がれることを体感しました。振り返ってみれば、親父が亡くなり母と同居してからバイクに乗ろうとする気が失せ、執筆中の小説も中断したままになっていることを、改めて思い出しました。やはり、人生を前向きに生きるには、クリエィティヴな空間に身を置き、自ら工夫を凝らして料理をしたり、それを味わいながらお酒を楽しみ、好きなレコードに耳を傾けるといった「潤い」が大切と知りました。

 今、ボクは還暦。
 親父は80で亡くなりました。
 残りの人生は、ざっと見でまだ20年もあります。
 前向きに、積極的に、そして充実した日々を送るために、「断捨離」を続けると決めました。その過程で何か「発見」があれば、ご報告いたします。

Posted at 2021/08/08 08:08:53 | コメント(1) | トラックバック(1) | 徒然なるままに | 日記

プロフィール

「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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