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2021年12月19日 イイね!

クランク角センサー Oリング交換

クランク角センサー Oリング交換 昨日18日、土曜日。
 長野県須坂市へ難聴の治療に行く予定でしたが、この冬初の大型寒波が到来。北信の地は大雪が確実のため、見送りました。時間が空いたので、懸案のクランク角センサーのOリングを交換のため、神奈川県座間市のアール・エス・アイザワさんを訪れました。



 ボクのクルマのエンジンルーム。
 24年で18万4千キロの、立派な「大古車」!
 かなりくたびれた外観です。



 今回の交換部品。
 左がクランク角センサーのリング。
 下のビニールに入ったものが、エンジンヘッドのガスケットです。



 さあ、作業開始。
 ヘッドカバーの外しが始まります。



 てきぱきと進みます。
 さすが、ロードスターの専門店。
 今回のメカニックはYさん。



 ご開帳ーー!!

 ウヒャー、かなりのスラッジ!!



 外したカバーも、こんな状態。
 Yさんにお訊きすると、18万4千キロだから、相応の状態とのこと。
 ただ、今後も長く乗りたいのなら、何処かのタイミングでエンジンをO.H.した方が良い、との見解でした。



 センサーが外れました。
 この黒いリングが「犯人」!



 完全に硬化、Yさんが抉り取りましたが、プッツン切れてしまいました。



 下を走るクラッチホースに、結構なオイルが被っていました。
 ベトベトを洗浄中。



 新品のリングを取り付けます。
 柔らかいゴム、スルッと嵌ります。



 液体パッキンを塗布、



 既定のトルクで取り付けます。



 ヘッドを取り付ける前に、本体に残った液体パッキンの残滓をヘラで削ぎ、中に落ちないように慎重に取り除きます。



 カバーのガスケットを外します。



 こちらも硬化、ポッキリです。



 新品を装填、



 液体パッキンを要所に塗布、



 サクサクと組みます。



 点火時期調整を行い、めでたく終了しましたが…、



 このホースの取り付け部に罅割れが発覚…!
 近々に再訪が決定してしまいました。
 でも毎回、問題がないかを丁寧にチェックして下さるので感謝の極み。
 社長以下4兄弟の家族経営、チームワーク抜群です。
 だから全国から入庫するのでしょう!



 こちらは、フルレストア車両。
 まるで「新車」!
 いや、それ以上かも…!



 洗浄を終えたクラッチケースがありました。



 こちらは、名古屋からのNB。
 下塗りを終え、手作業で水研ぎの最中です。



 その、ヘッドライトケースがこれら。
 この深みのあるマルーンはオリジナルで、NB最終型の限定色だとか。
 うーん、仕上がりを見てみたくなりました。

 これでひとつ、課題が解消しました。
 近々に、ホースを交換すれば安心です。

 最近、NAではこのセンサーの不具合が、多く発生しているとのこと。
 ここが「昇天」すると、全くエンジンが掛からなくなるとか。「突然死」もある箇所、考えただけで「オソロシイ」!!
 ここを一度もメンテしたことのないオーナーの方には、状態のチェックをお薦めします。

 社長以下、皆様にお礼を述べ、辞去しました。
 

Posted at 2021/12/19 07:45:59 | コメント(6) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2021年12月12日 イイね!

チームシェルパ (山梨県北杜市)

チームシェルパ (山梨県北杜市) 11月13日、土曜日。
 北杜市の「工房 月の手」さんからの帰路。
 この日のランチに、まだ一度も訪れたことはありませんが、ずっと行きたいと温めていたお店へ向かいました。
 「月の手」さんから県道28号線をどんどん下り左折、小川を超えたところに、こんなメルヘンチックな看板が見えます。木製の手彫り。犬と男性のシルエットは牧歌的。対して色彩は赤、黄、黒のコントラストが強いもの。このバランス感覚が、大変秀逸。



 その上には、こちらの10月と11月の営業日を書いたカレンダーが。
 錆びた鉄板に一字一字、丁寧にチョークで書かれたもの。

 この二つを見ただけで、胸が躍りました。



 こちらは駐車場。
 順路を描いた看板も素敵!

 車が一台、ありました。
 先客がいらっしゃる様子。



 こちらが玄関。
 靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。



 左の窓際には、ギッシリとランプ、ランタンが!
 …やっぱりナァ。



 その前には薪ストープ。
 やさしい赤い焔を放ってくれます。



 最深部が厨房。
 女性が現れ、手前の小上がりに案内され、メニューを渡されました。
 どれどれ…。
 お、ベジタブルカレーにしよう!



 食事が出て来るまで、店内を見学しました。
 こんな大きな書棚が。
 ジャンルは多岐ですが、安曇野の「書翰集」さんのように難解なものはなく、旅行、自然系のものが多く収蔵されていました。
 ナルホド…。



 お、やっぱりありました。
 シェルパ斎藤さんの著書のコーナー。

 シェルパ斎藤さんは、日本の旅行作家の草分け。
 日本に止まらず世界中を放浪しては、その旅行記を発表されています。
 
 息子が生まれ、一年後に東京の本社へ。
 配属先は、昼も夜も休日もない生活になる部門でした。
 家に殆ど居られなくなることが明らかだったので、少しでも妻と息子が平穏に暮らせる環境が良いと思い、小金井公園に近い場所にしました。
 
 それでも…。

 徐々に成長する息子に、事実上父親不在で東京暮らしをさせていることが、不憫に思えてならなくなりました。その結果、そう遠くない将来に会社を辞め、自然に囲まれた環境で育てたいと考えるに至りました。
 幸い二年後に違う部門に異動となりましたが、その想いは胸に居座ったまま。書店で「Be-Pal」に手が伸びるようになりました。その誌面に掲載されていたのが、シェルパさんの「旅行記兼エッセイ」でした。プロフィールで同学年と知り、同い年でこんな自由で心豊かな暮らしをされている方がいることに、感動と羨望を抱きました。



 ロフトへの梯子の横には、鳥のオブジェ。
 紺の彩色が印象的。



 女性らしい、紙類や衣類の雑貨が並びます。



 こちらは、雑誌のラック。



 こんな本もありました。
 カワサキW3ではなく、何故かホンダCB450「クジラ」!



 「雨ニモマケズ」。
 その下には、訪れた子供たちの写真が。
 夏場には多くの子供たちが訪れ、至近の森や川で遊ぶのだとか。



 そのためでしょうか。
 店内に、こんな可愛い「手洗い」があることに気付きました。



 こんな渋いストーブもありました。
 テーブル下のカーペットの柄もイイ!

 さて、

「おまちどうさまー」



 ベジタブルカレーの登場です。
 見るからに野菜が「イッパイ」!



 ジャガイモ。



 ナス。



 カボチャ。



 ニンジン。



 ピーマン。



 こちらはサラダ。
 トマトや赤かぶ、レタスにキュウリ。



 その下にもギッシリ!
 さいの目切りなので、隙間なく詰まっています。



 こちらはピクルス。
 レンコンのものは初めて食べましたが、これが「おいしい」! 
 家の片付けを終えたら、自分で漬けてみようと決めました。



 お腹が一杯になりました。



 少しキツかったけれど、アイスコーヒーも戴きました。
 ヒエヒエのビターな味わい。

 お料理にもドリンクにも、大満足でした。



 食後、少し奥様とお話ししました。
 シェルパさんは、自ら「八ヶ岳に移住しよう!」と言い出したのに、滅多にここには帰って来ないのだとか。それでも屈託なく、

「あたし、ほったらかしにされるのに慣れちゃったわ!」

と、笑顔で仰いました。何とも懐の深い素敵な女性。たちまち奥様のファンになってしまいました。

 この地図は、訪れた方の自宅の地を、ピンで留めて貰ったもの。ボクも埼玉県入間市の上に刺しました。



 クルマに戻ると、フロントガラスに一枚の落葉が。
 文庫本に挟み、思い出に持ち帰りました。

 「月の手」さん、この後の帰路に偶然訪れた「アンティーク・ショップ仁」さん、それにこちらの「チームシェルパ」さん。大変充実した一日でした。

チームシェルパ

山梨県北杜市高根町上黒沢1123
090-2598-2234

10:00-17:00 火水木休





Posted at 2021/12/12 06:26:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | コーヒー・喫茶 | グルメ/料理
2021年12月11日 イイね!

ティン・パン・アレー / アップル・ノッカー

ティン・パン・アレー / アップル・ノッカー パソコンを買い替えてから、ネットの音楽や歴史的な動画を見ることが多くなりました。
 ボクは1960年生まれの61歳。中高時代は東北の田舎町でした。ロックやジャズ、ジャパニーズ・ポップスにのめり込みましたが、何しろ「情報」がない時代。最も手軽な情報源はラジオと音楽雑誌。毎晩のように音楽番組を聴いては、書店で音楽雑誌を「立ち読み」していました。毎晩欠かさず聴いていたのは、ニッポン放送で22時からオン・エアされていた「日立ミュージック・イン・ハイフォニック」。当時2本持っていたソニー製の赤いC-60のカセットテープ。1本目のサイドA、B、2本目のサイドA、Bの順に録音。5日目には最初のサイドAに上書き録音ました。つまり、録音した番組を聴けたのは4日間だけ。当時の小遣いでは、LPなんて1年に1枚か2枚しか買えませんでした。

 12月決算の会社に勤めており、今週は次年度の年間販売計画の作成に忙殺されました。そんな昨日、帰宅してバーボンを飲みながらYou Tubeを見ていたら、「トンデモナイ」動画に遭遇しました。何と、ジャパニーズ・ポップスの草分けと呼ぶに相応しい、ティン・パン・アレー!You Tubeのコメント欄によると、1975年の新宿厚生年金会館でのライブの模様。



 この、清楚な女子大生風の方、どなただと思います?
 …ナントナント、あの吉田美奈子さん!
 今ではすっかり黒人風の風貌と歌い方で知られていますが、この映像ではそよ風を彷彿させる美声。それがグルーヴ感溢れる演奏に載り、都会的でお洒落な楽曲…。

 他のメンバーは、細野晴臣(Ba) 鈴木茂(Gt) 林立夫(Dr) 佐藤博(Key) ジョン山崎(key) 浜口茂外也(Per,Fl) 小坂忠(Vo)。当時のポップス界の重鎮ばかり。まさにオールスターズ!



 ステージ上に凝ったセットはなく、演奏に特化した空間。
 小坂忠さんと吉田美奈子さんが、当時のアメリカの音楽テレビ番組「ソウル・トレイン」で流れていたようなダンスを披露します。この演奏と映像に、彼らがやっていた音楽は10年は早かったとの思いがしました。
 
 それにしても、「本物」は決して色褪せないと実感しました。

 ティン・パン・アレーの動画はこちらです。



Posted at 2021/12/11 10:10:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | レコード(ジャパニーズ・ポップス) | 音楽/映画/テレビ
2021年12月05日 イイね!

廣徳寺(東京都あきる野市)

廣徳寺(東京都あきる野市) 明後日の12月7日で61歳になります。
 血気盛んだった頃には、還暦の自身を想像することなど、到底不可能でした。実際、ここに至るまで、元妻との二度の別れ、繰り返さざるを得なかった転職など、思ってもみない出来事がありました。
 この歳になると、少しずつ価値観が変化して来たと自覚しております。
 母が施設に入ったこともあり、プライベートは常にひとり。徒然なるままに過ごしておりますが、静謐な場所を訪れると、何故か安堵に包まれます。そんなこんなで、最近は神社やお寺を訪れることが多くなりました。以前にご紹介した安曇野市山奥の満願寺で、「三途の川」を渡ったことが契機になった気がします。





 ここは、臨済宗廣徳寺。場所は東京都の西、あきる野市。二度ご紹介した旧都立秋川高校から少し西へ行ったところです。11月20日に紅葉を見に行った時の写真をご紹介しますが、9月11日と10月23日撮影のものも含まれます(紅葉が映っていないものは、その両日のいずれかです)。



 こちらは「総門」。
 苔生した茅葺の屋根が迎えてくれます。



 キャプションがありました。



 解説にある「秋留禅窟」の書。
 堂々とした威厳に満ちた文字。
 青が書体と調和しています。



 

 総門右の入口を潜り100メートルほど進むと、この「山門」に到達します。
 こちらには「正眼閣」の額が掲げられています。
 それにしても、昔の人は達筆だなあ…。
 背後の銀杏の黄色がキレイ…。





 潜り抜けると、銀杏は落葉が進んでいました。
 あと二週間早くにくればなぁ…。
 でも、落葉の絨毯は大変美しく、ちょっと感動しました。



 まだ残っている木もありました。



 少し先の右側にはこれ、鐘楼。
 音を聞きたくなりました。



 左は教蔵。
 白い漆喰と紅葉の対比が美しい…。



 こちらは本堂、巨大な建物に圧倒されました。
 


 中は荘厳できらびやか。
 もっと近くで見たくなりました。
 賽銭箱に投入。
 母、息子、それに自身の安泰を祈願しました。



 本堂裏の紅葉。
 こちらは「盛り」でした。



 この写真の紅葉の下は池。
 一面、蓮に覆われています。



 プロと思われる写真家が、着物の女性を撮影していました。
 背後から一枚だけ、失礼しました。



 参道沿いに、旧い碑や灯籠、石像が並んでいました。
 日常を忘れ、静謐な空間に包まれて癒されて来ました。
 マイナスイオンたっぷりの空気が、肺奥まで沁みました。

廣徳寺
東京都あきる野市小和田234
 
Posted at 2021/12/05 13:17:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社仏閣 | 日記
2021年12月05日 イイね!

いづみ(長野県安曇野市)

いづみ(長野県安曇野市) 月に2回ほど、左耳の低音難聴の治療で、埼玉県入間市の自宅と長野県須坂市を、日帰り往復しております。楽しみは帰路の「寄り道」。以前は南軽井沢から下仁田へ降りていましたが、最近は安曇野や諏訪に寄ることが多くなりました。
 ラーメンに目がないボクは、地元のチェーン店に何度か寄りました。が、「…」ばかり。不味いのではなく、東京と東北で育ったボクには、馴染のない味付けなのでした。例えば、ニンニクの味を押し出したものや、辛い味噌味。冷涼な気候が生んだ食文化に思えます。そんなこんなで、お昼にラーメン店に入ることが少なくなりました。

 ある日、長野市出身の職場の後輩にそのことを伝え、美味しいお店を教えて欲しいと言いました。すると「安曇野に昔ながらの中華そばを出す、小さなお店がある」と教えてくれました。

 ウヒョー、それは楽しみー!

 という訳で、10月16日。シュタイネさんからの帰路に訪れました。
 大糸線の豊科駅近くの「いづみ」さん。
 おー、店構えからして、何だか美味しそう!



 外に黒板のメニュー。
 入ります。

「いらっしゃーい!」

 高齢のご夫妻、娘さんとおぼしき3人から声を掛けられました。
 お店は逆L字型のカウンター。





 壁にはメニューと写真が。
 チャーシュー麺の写真を見た途端、決めてしまいました。ついでに「煮たまご」もお願いしました。



 旧い佇まいのお店ですが、店内は手入れが行き届いています。



 カウンターの角には2.5升瓶が!
 そう、「益々繁盛」!



 「お待ちどうさまでしたー」

 娘さんとおぼしき女性が、目の前においてくれました。
 
 どうですか?
 見ただけで「美味しい!」でしょう?
 このバラロールのチャーシューに、すっかりやられてしまいました。

 「いただきまーす!」

 スープは鶏ガラベース。
 上品で嫌味と無縁の、昔ながらの「中華そば」そのもの!
 東京では煮干しを前面に出した塩分の多いものを筆頭に、様々なタイプが増えた結果、嘗てはラーメンのスタンダードだったこの種のものは、あまり見かけなくなりました。安曇野でこれに遇えたことが嬉しくなりました。
 具はチャーシュー5枚、メンマ、ほうれんそう、刻みネギ、のり、それにトッピングの煮たまご。



 麺は中太で、少し縮れのあるタイプ。
 キレイな黄色、玉子の黄身を使っているのかも。
 適度にスープを掬ってくれ、ズルズル啜れます。
 これは「オイシイ」!



 メンマは太く、繊維感を上手く残した食感。
 甘辛の味付けもバッチリでした。



 バラロールのチャーシュー、こんなに分厚い!
 以前にご紹介した、あきる野市の「ひみつ屋」さんと、ほぼ同クラス。
 薄い塩味で、スープの熱に柔らかくなり、ホロホロの食感!お土産に欲しくなりました。



 煮たまご。
 箸で少し割ったら、黄身はトロトロ!
 完全に割ると中身が流れてしまうのが勿体なく、一口で食べました。
 うーん、「ウマイー!」



 チャーシュー5枚と煮たまごのヴォリュームが凄く、小食のボクは麺を少し残してしまいましたが、とても美味しく戴きました。東京でも、これほどの「中華そば」「支那そば」に出会えることは珍しく思います。これは、また来ることになりそう!

 ご馳走様でした。


いづみ
長野県安曇野市豊科4681
0263-72-3248

11:30-13:30 / 16:30-20:00
水日休


【今日の『オマケ』!】

 「いづみ」さんを出ての帰路。
 中央道を走っていると、ETCが「この先で事故」と告げました。



 やがて、一車線規制に。



 赤いミニバン、その向こうに道路と垂直に停止したバイク。



 何と、NDロードスター。



 途方に暮れた様子の男性。



 黒い車の向こうにはバイク…。

 乗用車4台、バイク2台の事故でした。
 怪我を負った様子の人がいなかったのが幸いでした。






 
Posted at 2021/12/05 11:19:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | グルメ/料理

プロフィール

「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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