• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ArtBlakeyのブログ一覧

2020年09月27日 イイね!

ファインテックフカイ vol.2(埼玉県比企郡川島町)

ファインテックフカイ vol.2(埼玉県比企郡川島町) 22日。
 車検が切れてしまった我がW1Sの再取得のため、ファインテックフカイを訪れました。この日出会った「W」を、ごく簡単にご紹介します。



 工房の外には、ピカピカのSAと3が並んでいました。
 まるで「新車」です。



 訪れたお客さんのバイクです。
 W2風の3です。
 こちらも綺麗にされています。



 何と徳島ナンバー!
 こちらはやはり「全国区」のお店です。



 W1Sのスクランブラーです。
 こんなバイク、こちら以外では見られません。



 工房の奥には、何やらメグロっぽい車両が。
 でも、何処かがヘンです。



 フェンダーの風切には「メグロZ5」の文字が。
 ところがエンジンは単気筒ではなく、2キャブのW1Sのもの。
 細身の単気筒エンジンを前提としたプランジャーのフレームに、振動が大きなOHV2気筒を積んでいます。当然、補強はしてあると思いますが、それにしても凄いことを考える人が居るものと、妙に感心してしまいました。



 
Posted at 2020/09/27 16:13:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | W1S | クルマ
2020年09月27日 イイね!

旅館 ふじのや(長野県上水内郡信濃町)

旅館 ふじのや(長野県上水内郡信濃町) 19日の土曜日。
 黒姫高原の「いわさきちひろ黒姫山荘」を訪れた後、黒姫駅に向かいました。目的は、明治時代に建てられた大きな旅館です。



 駅へ続く閑散とした商店街を進むにつれ、遠くからも巨大な建物が見えて来ました。「旅館 ふじのや」さんです。
 1階部分よりも2階から上の方が遥かに容積が大きな造り。ちょっと「頭でっかち」な印象ですが、それが重厚長大な趣を醸し出しています。白い切妻分が印象的、赤い屋根は鉄板葺。背面の屋根は前面よりも長く急角度の設計で、雪深い地での旅館営業を考慮したのでは、と想像しました。



 玄関です。
 丸い切妻屋根が設けられ、左右には庇が延びます。
 玄関引き戸のガラスには、誇らしげな屋号が。



 やっぱり、これが存在しました。



 玄関切妻屋根の造作です。
 緩やかな弧を描く横軸の骨材は、火で熱しながら曲げたのかも知れません。上部と下部の飾り彫刻が素晴らしい!



 行燈式の看板は壊れていました。
 嫌な予感が…。



 外からあちこち写真を撮っていたら内側から引き戸が開き、年配の女性が笑顔で現れ、「はい、コレ」と渡してくれました。何と、こちらの建物の解説パンフレット!おまけに左側庇の引き戸を開け、中へ招いて下さりました。



 広い土間です。

「昔はここで、食堂もやっていたのよ…」

 何でも、旅館は去年に廃業されたのだとか。
 壊れたままの看板を見て恐れたことは、果たして現実でした。



 右奥が正面玄関。
 土間の上り框は大きく立派なもの。磨き込まれた美しい姿です。



 風格のある柱時計が。
 一体、いつからここに存在し、時を刻んでいるのでしょう。

 お礼を申し上げ、辞去しました。



 1階庇の裏側です。
 出桁造りに似た構造です。
 旧い建物だけに、燕の巣の痕跡が無数にありました。



 2階の廊下です。
 洗濯物が干してあるのが見えます。
 引き戸は木製のもの。アルミサッシに替えられていない美しい姿です。

 

 帰宅後、パンフレットにゆっくり目を通しました。

 建物の正式な名称は「藤野屋旅館本館」。竣工は1910年(明治43年)。施主は小林家三代目の嘉左エ門さん、現当主・小林隆信さんは5代目だそうです。有形文化財への登録は、平成22年4月28日とあります。およそ10年間、文化財登録された旅館に宿泊することが出来たのでした。もう少し早くに知っていれば、と悔やみましたが後の祭りです。



 パンフレットからです。
 2階は中廊下を挟み、左に十畳間、右に六畳間が各4つ、縦に並んだ構造です。



 竣工時の写真。
 栄華が偲ばれます。

 冬の日。
 こちらに宿泊し、廊下に出て窓外の銀世界を眺めたら、果たしてどんな気分になるのかと想像しました。
 
 時代の推移と共にデジタル化が加速、スピードとコンビニエンスばかりが優先されるに至りましたが、反面、我々はどれだけ多くの貴重な因習、文化、制度を手放してしまったのだろうと、廃業してしまった巨大な旅館を見上げながら考えてしまいました。

旅館 ふじのや(廃業)

長野県上水内郡信濃町大字柏原2711-22

Posted at 2020/09/27 15:37:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 建築 | 旅行/地域
2020年09月22日 イイね!

○鈴大勝軒 伊勢原店(神奈川県伊勢原市)

○鈴大勝軒 伊勢原店(神奈川県伊勢原市) 20日の日曜日。
 座間のR.S.アイザワさんを出ると、丁度お昼でした。
 ちょっと離れていますが、こちら伊勢原市の「○鈴大勝軒」さんを訪れました。



 13時ジャストでしたが、営業中の札が出ていました。

 こちらは「味と心を守る会」の所属です。



 ピークタイムを過ぎていたからか、お客さんはボクだけでした。



 メニューです。
 もちろん、「特製もりそば 麺少な目」をお願いしました。



 大勝軒のお店では、どちらにもご主人が修業時代に山岸さんと一緒に撮った写真が飾られています。こちらで「おやっ?」と思ったのは右下の写真。今は亡き江古田大勝軒です。



 「おまちー」
 ご主人がカウンターの中から渡してくれました。

 おー、いい眺めです。



 麺は中太。柔らか過ぎず、そこそこ締まったもの。
 茹で上げた麺をざるに入れて洗い、さらにボウルに入れて手で丼に入れてくれました。持ち上げると麺から水滴が「ポタリ、ポタリ」。山岸さんの遣り方そのものでした。



 スープは、「甘・辛・酸」が33.3ずつですが、醤油や魚介の塩味がかなり強いものです。更に豚の脂分がかなり含まれています。うまい表現が思いつきませんが、所沢のスープをさらに煮詰めたような印象です。
 40年前。
 ボクが大学入学直後。まだ東池袋は山岸さんと奥様、それに妹さんの三人で切り盛りされていました。この頃の味は今と比べて遥かに荒々しく、ダイナミックなものでした。こちらのスープの味は、あの頃のものにかなり近いと感じました。



 メンマは薄味でコリコリとした歯応え。
 デフォルトで茹で玉子半分が入るのは、山岸流を継承しています。
 お弟子さんのお店では、何故かデフォルトの玉子半分を入れないお店が多く見受けられます。例えば二代目の東池袋本店では入りますが、同じ経営なのに南池袋では入りません。デフォルトでは入れず、トッピングで1個を別料金で販売する手法で、こういう商売のお店に行くと、何だか寝覚めの悪い思いがします。



 チャーシューは固いもも肉ではなく、柔らかいバラっぽいもの。こちらは素直においしく感じました。



 という訳で、残さず食べました。
 麺の丼には、水が残っています。

 東池袋やお茶ノ水が洗練されたスタイルとすれば、こちらは本当に初期の東池袋の味です。
 神奈川県でもかなり西のロケーションですが、ボクはまた行こうと思いました。

 ごちそうさまでした。

○鈴大勝軒 伊勢原店

神奈川県伊勢原市東大竹945-3
0463-93-9905

11:00~15:00、17:30~20:00
水曜休


Posted at 2020/09/22 08:49:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン(丸長・東池袋系) | グルメ/料理
2020年09月22日 イイね!

オイル交換

オイル交換 20日の日曜日。
 前日に須坂から黒姫を訪れ、約600キロを走りました。
 月に一度か二度、こんな長距離を日帰りで走破します。現在166,687キロ。20年を経たボクのクルマは、細目にオイル交換をして貰い、同時に各所に不具合がないかを、神奈川県座間市のR.S.アイザワさんで点検して戴いております。



 今日も、作業をしてくれるメカニックはKさん。毎回面倒を看て戴き、ボクのクルマを知り尽くしていらっしゃいます。ホント、「任せて安心」です。
 リフトアップし、



 ボルトを抜くと、



 黒いオイルがドバドバ…。
 前回、「オイル喰い」になっていましたが、今日の状態は「良」とのこと。エレメントは前回交換したので、今回はそのまま。他に不具合の指摘はなく、胸を撫で下ろしました。ただ、幌の熱線ガラスが機能しなくなっていたため、修理して戴きました(こっちの方が大変だったみたいでした)。

 これで暫く、安心です。

 閑話休題。
 今回も、「カッチョイイ」クルマが来ていました。



 黒のNAです。
 艶のある美しい塗装。
 オーナーさんによると、11万キロで去年購入されたとか。
 おそらく、全塗装をしていると思いました。



 砲弾型のウィンカーとポジショニング。
 コルベット・スティングレーを思わせます。
 エアインテーク付のリトラ。



 4つともピカピカのアルミホイール。



 エンブレムは赤や緑ではなく、何と「黒」!
 …あ、ボクが車体に写ってしまった…。



 カーボンの小型ミラーです。



 インテリアも凝ったものです。
 小径のステアリング、RSプロダクツ製メーターパネル、等々。

 貧乏人のボクには、ここまではとても出来ません!(笑)

Posted at 2020/09/22 07:27:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2020年09月21日 イイね!

WOOD FACTOR (長野県上水内郡飯綱町)

WOOD FACTOR (長野県上水内郡飯綱町) 19日の土曜日。
 治療が終わった直後、18号線を走り、途中で右折しました。
 山林を抜けると一面が林檎畑。畜産農家が散在しますが、こんな処に目指すお店があるのだろうかと不安になりました。
 果たして、到着しました。外観の写真を撮り忘れました。



 オーダー家具のお店「WOOD FACTOR」さん。
 凝った意匠のショールームと、製作工房があります。
 突然訪れましたが、社長の大川さん、嫌な顔一つせず笑顔で案内して下さいました。

 「ついさっき、こいつを工房から運び入れたところです」

 手前のテーブルを指して仰いました。
 2枚の檜材をポリカに閉じ込めて1枚に接合、念入りに磨き上げたものだとか。

 「一枚板もいいけれど、これも味があり人気商品です」



 こちらはツールボックス。
 抽斗の取っ手にツールを使っています。
 油まみれでは、ゼッタイに入れられません!



 足踏みミシンの筐体に甲板を取り付けたテーブルです。
 うん、イイ!

 あれこれ説明して戴きながら、いろいろとお話ししました。
 ボクが20年勤めたレコード会社をリストラされたことを語ると、大川社長が

 「ジツは、ボクもなんです…」

 何でも長野市内の大きな家具製作会社に入社して10年後。
 ニトリや東京スタイル家具が長野市内に出店、すっかりやられてしまったのだそうです。ある日突然、社長を含む職人さん約20人が呼ばれ、「申し訳ないが、これ以上雇い続けることが出来なくなった」と、事実上の解雇を通告されたのだとか。それ以後、艱難辛苦の連続だったそうですが、こうして山奥に工房を構え、やって行けるようになったと仰っていました。
 どんな職業に就いても、自分の力の及ばぬ何かのために、苦労を強いられることがあるのだなと、自らの経験に照らし合わせて実感しました。



 こちらは「小物」のコーナー。



 中央は、財布などをズボンにつけるもの。
 小さな木があしらわれ、お洒落です。
 訪問の記念に「これ、買います!」と言うと、社長はとても嬉しそう…。

 「これ、息子が造ったんです」

 何でも、息子さんは社長の後を継ぐと決め、この世界に足を踏み入れたとか。
 どんな仕事にせよ、この国の職人の世界では、後継ぎには最初は「他人の飯」を食わせる習わしが存在します。息子さんは現在、河口湖にある家具工房で腕を磨いている、と仰いました。
 若い人が「ものづくり」に励む、…素晴らしいことです。



 お値段は3500円くらいでした。



 ところで、社長はスーパーカブの愛好家!
 ショールームに4台も飾られていました。

 これ、ものスゴい弄り方です。



 まだ大人しいスタイルですが、エアファンネルが見えます。



 こちらは「ゴリラ」!
 すげー…。


 
 ショールーム入口のカブ。
 シックな印象です。



 工房です。
 こういう「現場」、職人さんはなかなか見せたがりませんが、大川社長は案内して下さいました。



 入口には、バイクショップと見紛わんばかりの工具が!
 夕方になると仲間がやって来て、あーだこーだと言いながらバイク弄りをすると仰いました。



 工房に案内して下さったのは、これの見学のためでした。
 今朝ショールムに入れたものよりも大きな、「ポリカ」テーブル!
 接合部のコバルトグリーンが映えます。
 一目で欲しくなりましたが、プライスが…。

 少しずつ貯金しようと思いました(笑)

 

 帰宅後、財布と並べてみました。
 ウーン、このデザインにはあまり合わないナー。
 革で作ろうかと思案中です。

 山奥のファクトリーですが、ご興味のある方は是非訪れてみて下さい。苦労人だけあり、大川社長はホント「いい人」デス!


 WOOD FACTOR

 長野県上水内郡飯綱町大字赤塩344
 026-253-5336

 8時-19時 日曜休

Posted at 2020/09/21 15:00:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味

プロフィール

「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/9 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20 21 2223242526
27282930   

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
現在12万キロ、まだまだ現役です!
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation