昨日の帰路は先週同様、県道156号線と157号線で南軽井沢へ抜け、更に県道43号線で下仁田に出ました。先週と違い、佐久の岩村田駅前から156号線を走りました。
須坂から菅平、湯の丸高原を経て佐久へ。天気に恵まれ幌を開けて気持ち良く走りました。ところが156号線を進むと日陰や林が続き、ちょっと寒さを覚えました。
「そう言えば、今日はコーヒーを飲んでいないなぁ…」
と思っていたら、右側にコーヒーの看板が。
すぐに右折しパーキングに。
何ともメルヘンチックな建物です。庭も凝ったものです。既にこの辺りは晩秋、春から夏、秋にかけての光景は、さぞ素晴らしいのではと想像しました。
時間が早くまだ開店前かもと思いましたが、庭の手入れをされていた年配の男性がボクに気付き、声を掛けてくれました。
「いらっしゃい。もう開けていますよ!」
門に掛けられた「OPEN」の看板です。
凝ったデザインです。
玄関の右側です。
建物と庭の雰囲気がマッチしています。
玄関右に掲げられたメニューボードと「ウェルカムおじさん」人形!
ちなみに、オーナーはやせ形の体型、人形とは全く似ていません。
左には木彫りのOWL(フクロウ)。
ナルホド…。
お店に入ります。
「まだ開けたところですから、お客さんの貸切ですヨ!」
とはオーナーの弁。奥様も「お好きな席へどうぞ」と仰ってくれました。
コーヒーをお薦めでオーダーしました。
店内には、沢山のアクセサリーが!
全て奥様の手作りで、販売もされているのだそうです。
ウッディな天井には、大きなシーリング・ファンが。
コーヒーを淹れている間、オーナーとお話ししました。
ご自宅はお店の裏側で、ここから佐久市内で経営していた飲食店に通っておられたのだそうです。そのお店を閉じて、ご自宅前にこのお店をオープンされたとか。奥様が横浜で喫茶店の仕事をされていた経験があり、カフェとアクセサリーのギャラリーを兼ねたお店にされたそうです。
暫くして、コーヒーが出て来ました。キリマンジャロの深煎りだそうです。
「ウチは、コーヒーのお客さんには、オマケが出るんです」
と仰って出して戴いたのが、右のお皿です。
かわいい一口大のタマゴサンド、コーヒーゼリー、芋羊羹のようなもの。
どれも苦みの深いコーヒーと合います。
羊羹も甘くなく、ボクでも美味しく戴けました。
これでお値段は650円!
ボクは初めての訪問でしたが、長年の常連客みたいに、気さくにいろいろお話して下さいました。
短い時間でしたが、大変楽しいひと時を過ごしました。
「今、ピザ窯を作っているんです。春には焼き立てをお出ししますからネ!」
「楽しみにしています。また来ますね!」
辞去して外へ出ると、確かに製作中のピザ窯がありました。
サラリーマンとして、終着駅が近づいているボクには、生き方のお手本のようなオーナーご夫妻でした。大変楽しく、役に立つお話を聞くことが出来ました。
有難うございました。
また伺います。
ボクのおススメ度(味のランキングや評価・採点ではありません)
★★★★★ + ★★
最近、つとに思うのですが、他人の人生は人口の数だけあり、ひとつひとつが貴重な勉強材料です。にもかかわらず、なかなか聴くチャンスはありませんし、面と向かって訊くのも慮れます。
オーナーと奥様のお二人分の貴重なご経験をお聴き出来ましたので2つプラスです。
カフェ&ギャラリー OWL
長野県北佐久郡御代田町面替592-532
0267・32・1167
10:00-19:00
休み 火・水
Posted at 2018/11/18 09:03:59 | |
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