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2023年01月29日 イイね!

いちのや(埼玉県川越市) その弐

いちのや(埼玉県川越市) その弐 昨日1月28日、土曜日。
 昼12時に、川越の整形外科にリハビリの予約をしておりました。
 
 実は去年の10月。
 W1Sを伸縮式の車庫に入れるため、ハンドルを左右に動かしながら取り回しをした結果、左肘を痛めてしまいました。ちょっと動かすだけで鈍い痛みが走り、わが迷犬「ぶれいきー」を、だっこするのに躊躇してしまう有様…。そのうち治るだろうと放置していましたが、悪くこそならないものの、痛みは一向に退きません。
 
 年が明け、職場近くの整形外科に行きました。
 70代後半と思われるドクターから「テニス肘」と告げられました。これは治りが大変遅く、飲み薬は殆ど効かない、アマゾンで専用のサポーターを買い、肘に着用しなさい、とのこと。ボクも62歳、70代後半の医師が悪いとは思いませんが、病名(ケガ名)を告げた以外はまったくの放置。怒りではなく、ドリフのチョーサンの名言、「…ダメだこりゃ」の心境でした。

 土曜日の朝。
 
 「テニス肘」の「整形外科」、後に「入間」、「所沢」、「川越」をそれぞれ付けて検索すると、川越で良さげな病院を見つけました。ただ、基本予約制。ためらわず「善は急げ」と早速向かいました。

 案の定、10時に到着で診察は12時半。
 肘の他に、かなり酷いストレートネックに苦しんでいる旨を告げました。
 院長はレントゲンを見て、肘よりも頸椎が深刻、肘には今から注射をするが、それでかなり痛みは軽減するはず。頸椎は月に2度リハビリ、翌月の診察で経過をその都度判断する、と告げられました。

 そのリハの1回目でした。
 終わってみれば、背骨に「つっかえ棒」が入ったような感覚!長年、あちこちに通って来ましたが、この感覚は初めて。暫く通院すると決めました。

 終わった時は13時。
 体調が回復、お腹もペコペコだったので、迷わずこちらへ向かいました。



 川越のうなぎ屋、「いちのや」さん。
 喜多院に近く、元旦から満員の名店。
 親父が亡くなるまで、初詣の後に三人で舌鼓を打ちました。
 8年前からはお袋と。それは一昨年で途絶えてしまい、去年は訪れませんでした。12月決算の追い込み、新年度準備で追われていましたが、先週木曜日までに落ち着きました。ひとりの初詣の後、2年ぶりに訪れました。
 ただ、お昼の佳境は過ぎた時刻でしたが、駐車場に空きがあるのか、たとえ駐めることが出来ても、中の待ち客数によっては諦めようとの選択肢も浮かんでいました。



 駐車場は、1台目前で出たので滑り込みセーフ!
 久し振り、紫の行灯…。
 玄関を潜ります。



 あちゃー、待ちは目見当で30人以上!
 ただ、このお店は「大箱」、ご家族やお友達で訪れるかたが多く、回転は速い方。それでも、夕方に所用があり、諦めて踵を返した途端、飛び込んで来たのがこのポスター!



 おまけに、板場は待合客スペースの目の前!
 かば焼きの香が、板場から「ぷんぷん」…!
 これ、完全に「企業戦略」のレイアウト(笑)!

 結局、呼ばれるまで30分待ちマシタ(笑)!



 この間に、こちらを訪れた著名な方の写真を楽しみました。
 
 言わずもがなの王貞治さん。
 現役時代、読売で全国民が認める大選手でしたが、監督になり臍を噛みました…。心無い輩に、バスを降りた直後に玉子を投げつけられたことも。
 読売の「ドン」に馘首されましたが、新天地を福岡に求め、監督として、今や経営者として実績を積み上げました。王さんがグリーンの復刻南海ユニフォームを着た姿に、転職(クビを含む)を重ねざるを得なかったボクは、勇気を戴いたものでした。伴侶を亡くしたのも、ボクとおなじ…。
 確か胃ガンを患われ、かなり切除されたと記憶しています。この写真がその前後いずれかは判りませんが、独りのボクはこれから尊敬する王さんと食事する(出来る)ような気分になりました。これは、過去にご紹介したアルトマンにご馳走して戴いた記憶が蘇ったからでした。



 こちらも言わずもがなのアントニオ猪木さん。
 去年、鬼籍に入られてしまいました…。

 ボクが子供の頃、馬場さんと最強のタッグでした。
 勿論、お会いしたことはありません。

 子供の頃のエピソード。

 亡くなられた先代か先々代の林家三平さんが、紋付袴で近所にお葬式の参列にいらっしゃりました。

 テレビの寄席中継で、今も覚えているお客さんを巻き込んだ話芸。

 パーマのリーゼント、楽屋にお客さんの「笑い」を計測するメーターがある、途中から入場するお客さんを見つけると「お待ちしておりました!いま、あなたがいらっしゃると予感していましたので、これからあなたのために、これまでをかい摘まんでお伝えします!」、退場する女性に「帰っちゃダメ、これからがいいところ!トイレだったら、戻っていらっしゃった時に、再び口上申し上げます。本当にお帰りになると、楽屋のメーターが下がり、ここのケチンボな席亭がギャラを減らすンですヨ!お願いですから、戻って来て!」

 お葬式に訪れた三平さん。
 ボクも含めたガキンチョの取り囲み。

 「サンペー、サンペー!」
 「握手、握手!」、
 
 一切動じず、

 「…今日は、オレなんかより、スゴい人も来るゾー!」

 「ダレー、ダレー!?…ウルトラマンーーーー??」

 三平さん

 「イノキが来るよ」

 ずっと猪木さんをガキンチョ達は待っていましたが、陽が沈むまではいらっしゃいませんでしたっけ!ただ、社宅の方から猪木さんと並んでお焼香したと、数日後に聞きました。

 ご冥福をお祈りします…。



 30分。
 呼ばれて1階の窓際に案内されました。

「菊」とノンアルビールをお願いしました。



 このイラスト、家に飾りたいナァ…。



 ノンアルから。



 骨せんべい、「パリパリ」!



 着席から25分、到着。



 ご開帳!



トロントロンのヤワヤワ!



 うなぎ屋さんの「ごはん」のお手本!
 東京の下町育ちですが、ふっくらではない炊き加減を「こわいご飯」と言っていました。「こわく」はないけれど、焼いて蒸した関東流のかば焼きに「ピッタンコ!」
 


 …おいしい!




 完食。
 小食のボクですが、お代わりが欲しくなりました。

 親父が亡くなり8年。
 母は施設。
 
 いっしょに味わった過去を噛み締め、ひとり感謝しました。


 皆様も、どうぞご両親、兄弟姉妹、お子様、お孫様を大切になさって下さい。





 
 












 









Posted at 2023/01/29 16:39:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | うなぎ | グルメ/料理
2019年05月12日 イイね!

越後屋(埼玉県所沢市)

越後屋(埼玉県所沢市) 今日のお昼、小手指のうなぎの名店、越後屋を母と訪れました。
 こちらに伺うのは4年ぶり、亡き親父の三周忌の法要の後、妹一家と訪れて以来です。今回も、目的は来月の七回忌時の会食の予約です。



 お店は住宅街にあります。
 この大きな白い暖簾が目印です。



 予約だけで売り切れの告知が出ていました。





 大きな一枚板の巨大カウンターに案内されました。
 壁にはギターが。キーボードも置かれています。
 ギターはグレッチのセミアコースティック、いかにも重そうです。



 メニューです。
 ボクはうな重、母は半うな重をオーダーしました。



 一般にうなぎ屋さんでは、注文を受けてから調理に入るので、待つのが当たり前です。時間があるので、店内を観察しました。
 トイレの前には、ドブロが置かれています。





 ご主人以外、スタッフは全員女性。
 優しい心遣いが滲みます。



 カウンター端の小さな鉢の中で、金魚が一匹泳いでいました。





 照明も凝ったものが使われています。



 カウンターの中で動くものが!
 何と「うなぎクン」でした。
 タイミングを逸してしまいましたが、ボクが見た時は蛇のように首をもたげていました。



 「お待ちどうさまでした」
 かわいい女性スタッフが持って来てくれました。

 うな重、きもすい、お漬物、メロンです。

 蒲焼はパリパリ一歩手前の焼き加減。関東風の蒸したもので、分厚い身はふっくらと柔らかく、たちまち口の中でとろけてしまいます。たれは辛さよりも甘さが強い味で、硬すぎないご飯との相性は抜群でした。
 待つこと30分、食べるのは10分弱でした(笑)。
 こちらのお店、電車に乗って遠方から食べに来るお客さんも珍しくはないそうです。確かに美味しいお店です。

越後屋

埼玉県所沢市小手指町4-21-22

04-2933-8017

12時-14時/18時-21時 月曜定休

【ボクのおすすめ度】(※味のランキングや評価ではありません)

★★★★★ + ★

★1つプラスは、お店の雰囲気。
うなぎ屋さんらしからぬ楽器のディスプレイは、結構楽しめます。
多くの絵が飾られ、花や金魚、凝った照明など、落ち着いた大人の雰囲気に満ち、とてもお洒落です。

「売り切れ」の告知が出ていましたが、基本的には予約客で廻しているような印象です。出掛けられる場合は予約した方が無難と思われます。

お値段はうな重と半うな重で税込10044円でした。
不漁が続き高騰している現状では、致し方なく思いました。

Posted at 2019/05/12 16:47:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | うなぎ | 日記
2019年01月14日 イイね!

いちのや(埼玉県川越市)

いちのや(埼玉県川越市) 昨日の日曜日。
 母を連れて、ちょっと遅い初詣に行きました。
 場所は川越の喜多院。



 穏やかな天気で、多くの参拝客が詣でていました。
 一日早い成人式があったようで、振袖姿のお嬢さんたちも訪れていました。



 鐘です。
 川越は「時の鐘」が有名ですが、こちらにもしっかりあります。



 参拝する、ボクの母親です。
 年々、小さくなっているような気がします…。



 さて、お参りを済ませたので、鰻重を食べにこちらへやって来ました。
 川越の老舗、「いちのや」さんです。

 親父が生前、母と毎年喜多院に初詣に訪れ、昼食は「いちのや」さんと決めていたそうです。
 親父の死後はボクと行くようになりました。



 玄関です。
 10時40分でしたが、既に50人ほどの街ち客がいました。
 開店は11時。 扉の前に置かれた待ち客リストに氏名と人数を書いてスタンバイです。



 11時に扉が開くと、待っていた人たちが中の待合スペースに入り始めます。
 狭い空間と廊下は、あっと言う間にご覧のような状態です。
 お店の方が記名順に名前を呼び、案内されます。
 この間にも次から次へと記入したい人が現れ、呼び出し業務に支障が出るほどでした。
 暫く待つ間に、廊下に掲げられた有名な訪問客の写真を見ました。



 アントニオ猪木さん。
 ただですら強いのに、ここの鰻を食べたら、更にパワーアップ必至です。



 徳光さん。
 「バス途中下車の旅」で寄られたそうです。



 左は、青山学院大学ではなく、読売の原監督。
 右は水前寺清子さんかな…。



 11時15分、名前を呼ばれ座敷に案内されました。
 畳敷きにテーブルと椅子で、和洋折衷のイメージです。



 天井は格子状。なかなか風情があります。



 座敷から振り返った廊下です。
 優しい灯りに満ちています。



 メニューです。
 ボクは大うな重(5950円)、母はうな重菊(3950円)に決めました。



 暫く待ち、出て来ました。
 これは大うな重。開きの身が3枚!かなりのボリュームです。



 こちらは母が頼んだうな重菊。開きが2枚です。

 うなぎは甘過ぎない丁度良い加減のタレで焼かれたもの。
 丁寧に蒸してあり、外側はパリッとした食感、中はふっくらとした絶妙な味わいです。

 ごはんは若干硬めに炊かれたもの。
 上から掛けられたタレが沁みた部分と白いままの部分があり、身と一緒に口に入れると、そこは「天国」になります!



 あっと言う間に完食しました。
 あー、おいしかった!

 …でも、夜になってもお腹が空きませんでした(笑)


 いちのや

 埼玉県川越市松江町1-18-10

 049-222-0354

 11:00-21:00

ボクのおすすめ度(味のランキングや評価ではありません)


  ★★★★★ + ★


★一つプラスなのは、店が「大箱」なので、超有名店で沢山のお客さんが押し寄せる割に、
 待ち時間はそんなに長くない点です。
 ただ、11時の開店前には行った方がいいと思います(ボクは毎回、そうしています)。
 
 ※駐車場は目算で約30台分ありますが、開店後はなかなか空きません。
   その場合は、近所のコインパーキングを利用した方が賢明かと思います。


Posted at 2019/01/14 14:59:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | うなぎ | グルメ/料理
2018年11月04日 イイね!

よね山(東京都品川区大崎)

よね山(東京都品川区大崎) 湯太郎さんのページで諏訪の大きなうな重を拝見し、「うなぎ食べたい病」に罹ってしまいました。考えてみたら、今年のお正月に川越の「いちのや」さんに母と妹夫婦と出掛けて以来、食べていません。

 31日は給料日でしたので、会社至近のこちらに伺いました。





 「よね山」さんです。
 以前は五反田駅東口を出てソニー通りを暫く南下した場所にありましたが、数年前に移転しました。池上線の大崎広小路駅から徒歩30秒です。



 メニューです。
 「うなどん」が1900円で食べられるのがスゴイ!
 今日は給料日なので「梅」2600円に「きもすい」200円をお願いしました。



 ついたての向こうのテーブル席には、お客さんが一杯入っています。
 高くはなりましたが、日本人は本当にうなぎが好きですね。



 カウンターの向こうは調理場です。
 こちらのお店、お昼時は超多忙なので、仕込みは済ませています。
 なので「裂き」は見ることが出来ません。



 「お待ちどうさまでした」
 うな重、きもすい、おしんこが目の前に運ばれて来ました。



 「梅」は重の中では最も廉価ですが、このボリュームです。小食なボクには十分です。

 ふっくらと蒸された身は、口に入れると脂分もありとろけてしまいます。タレは薄味、甘さも控えめで、うなぎ本来の味を楽しめます。ごはんは柔らか目の炊き加減ですが、ベッチャリとしたものではなく、うなぎの身と絡んで心地よい食感を楽しめます。



 きもすいには、大きなきもが3つも入っています。
 これ、安すぎます。

 久し振りにうなぎを堪能させていただきました。
 ご馳走様でした!

 うなぎ よね山

 東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル1F

 03-6417-3020

 休み 日曜・祝日


 ボクのおすすめ度(味のランキングや評価ではありません)

 ★★★★★ + ★★

 ★2つ追加は、1900円のうなどんの存在と、200円で3つもきもが入ったきもすいです。
Posted at 2018/11/04 11:23:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | うなぎ | グルメ/料理

プロフィール

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何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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