
Fスポ専用のオーナメントパネルから模様替えしようと、サンゲツの竹柄の擬木シートを入手して、貼り付けたり、別のシートに貼り直したりしましたが、本物の木の質感が欲しくなり、3度目のチャレンジをしました。
(↓過去のオーナメントパネル関連ブログ)
夏の工作③「オーナメントパネルの模様替え」
車内パネル類の模様替え

本物の質感が欲しくなったきっかけは、てんぷる(天)さんがドアミラースイッチやステアリングの○Lマーク部に厚さ1mmほどの本物の竹板を加工したものを貼られた
「竹工作、続き」のブログを見たのがきっかけでした。
(↓てんぷる(天)さんの施工写真)
もともと、私は木工作が好きだったので、これを見た瞬間、木工好きの血が騒ぎ、やはり本物を使って何とかしたいという衝動にかられましたが、オーナメントパネルは平面ではない為、てんぷる(天)さんが使われた厚い板は使えません(貼れません)。
ネットでいろいろ調べていたら、「天然木自在シート(縫える木)」の「
Tennage(テナージュ)」という物を発見しました。
これは、本物の板を薄く加工して自在に曲がる様に特殊加工したシートで、糸で縫うこともできるそうです。
シートの種類は、ケヤキやタモの他、竹を含めて45種類も有ります。
(↓私が選んだ「黒細竹」柄のイメージ写真)
そのなかで、私は「黒細竹」を選び、業者に見積もりを依頼すると、
シートの種類によって多少は金額が異なるものの、基本は90cm×180cmの大きさで約\10000でした。(送料は別途)
ただ、180cmはあまりに大きすぎたので交渉すると、半分の大きさで販売してくれることになりました。(値段も半分でした)
実際に取り寄せると、表側は5mm幅程度にスライスされた黒竹が何層にも貼り合わされていて、裏には不織布?の様な白っぽい物が貼られていました。
確かに自在に曲がりますが、あまり強く曲げると、竹の合わせ目が割れて(剥がれて)しまいます。
よって、曲げるのは緩やかなカーブまでに抑える方が無難な様です。
オーナメントパネルは、運転席側の細い先端部分と下側部分にややキツ目のカーブがあったので、その部分をヤスリやペーパーで磨き、本来よりは滑らかな曲線になる様にしました。
どんな接着剤を使うのが良いか?をメーカーに確認すると、「一番良いのは両面テープ」と言われたので、薄くて丈夫そうな両面テープを購入して貼ることにしました。
下準備として、ドア側の側面は、ペーパーで磨いて、プラモデル用のサーフェイサーを塗って黒で塗装してクリアを吹いておきました。
シートをやや大きめにカットして、それに両面テープを貼り、パネルと木目が平行になる様に注意しつつ、位置合せしながら貼り付けます。
ドア側の部分はカーブが有るので、少し手前の部分までに抑えました。
貼り付けた後、上下と右側のハミ出た部分を丁寧にカッターでカットしたら完成です。
お好みでオイルを塗っても良いかもしれません。

また、擬木シートの様に伸びたりはしないので巻き付ける様に貼るのではなく、見える部分だけにシートを貼ることにしました。
実際に車両に取り付けました。
写真によって竹の色の濃さが違って見えますが、濃く見えるのは薄暗い早朝に撮影したもので、明るく見えるのは昼間に撮影したものです。
知らない人が見たら、「擬木シート」と「本竹シート」との違いすら判らないかもしれませんが、
私にとっては「拘りの弄り」です!
昼間の暑さもマシになった最近に作業したのですが、真夏の暑い車内では両面テープが剥がれてきたりしないかな?と多少心配な部分もありますが、そうなったら「また貼り替えればいいかな?」と楽観的に考えるようにしています(^_‐)。
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Posted at
2013/09/09 22:29:04