
これまで何度かオーナメントパネルの弄り関連のブログをUPしてきましたが、今回は これまでとは全く異なる手法の 「竹の無垢一枚板」 を加工して作ることにしました。
「奇想天外」な弄りとなりますが、良かったら最後まで目を通して下さい。
< 過去のオーナメントパネルの弄りブログ >
① 擬木シートの貼り付け (
夏の工作③「オーナメントパネルの模様替え」 のブログ )
→ 最初は竹柄の粘着材シートであるサンゲツのリアッテックという擬木シートを
貼り付けて作りました
② 本竹集成材シートの貼り付け (
夏の工作⑥「オーナメントパネルの本竹化」
→ 次は本竹集成材を薄くスライスした、 「天然木自在シート(縫える木)」 の 「Tennage(テナージュ)」 というシートを貼り付けて作りました
③ 本竹集成材シートの質感向上 (
「本竹化」 の質感向上化 のブログ )
→ 工芸漆を塗りつつ、純正風にするべく表面にツヤ消しクリアを吹きました。
※ 今回は 園芸用の竹の無垢一枚板を加工して作ることにしました。
< 今回の手法 >
純正のバンブーパネルは、( 「CTのすべて」 本によると)、高知県産の竹の集成材を0.2mm厚にスライスして、パネルに貼り付けてある様ですが、それと同様の考え方で 自作したのが 前述の②の「本竹集成材シートの貼り付け」 なのですが、
今回は、集成材ではなく、大きな竹を割ったままの (一枚板の)材料 を加工してパネルに貼り付けることにしました。
実は、昨年の今頃からずっと温めていた弄りネタなのですが、やっとチェレンジすることが出来ました。
ゴルフ練習場で正月に飾られる門松の太い竹を見て
「 大きな竹を裂いたものを使えば少しラウンドしたオーナメントパネルの形状にも合いそうだな!」
と思い、竹藪などで竹を探したりもしましたが、園芸用で使われる竹で良い物が見つかり、そちらを使うことにしました。
(竹は伐採して間もないものは 水分が抜けて乾燥してくると 直ぐに割れてきてしまいます。)
この材料はあこち探してやっと春頃に入手していたのですが、最近になってやっと作業に着手することが出来ました。(-_-;)
この竹板の本来の使用目的は、和風の庭に使われる
「建仁寺竹塀」 を作る際に使う竹なのですが
ネットで巾が45mmあるものを探して入手しました。40mm程度のものは良くあるのですが、45mmの巾がないと、CTのオーナメントパネルを覆いきれなくて、その巾の物を必至に探し入手しました。
<製作方法>
① オーナメントパネルの長さよりも やや大きめの長さにカットします。
(↓材料のそばにあるのは、前回 竹の集成材で製作したパネルです)
② オーナメントパネルの形状に近い形に外形を削ります。
→ 削る際、金ヤスリやペーパーで地道に削っても良いですが、時間も掛かるし大変
なので、大まかな研磨はベルトサンダ-を使いました。これがあると作業がはかどる
のでとても便利です。(扱いをミスると危険も伴いますが・・・)
③ 本竹の裏面もオーナメントパネルの形状に合せてR形状に削ります。
④ 表面を平らに均します。(ベルトサンダーで荒削り後、ペーパーで必死に磨きます)
⑤ 両面テープで竹板をパネルに接着します。
⑥ 周囲をパネル形状に極力沿って綺麗に削ります。
⑦表面に軽く保護油を塗って完成です。
< 装着 >
完成し、装着したものがこれです。
本物の竹板を自分なりに必死に綺麗に形状を合わせてありますが、どうしてもフィッティングが完璧にはなりません。(・_・;)
とはいえ、集成材などとは違って、本物の竹板一枚物なので、竹本来の木目や節の感じも美しく、質感は最高で、この弄りをやったことには満足してます。
フィッティングはイマイチですが、せっかく作ったので、暫くは装着しておきたいと思います(^^;;。
今回も、
「 完璧な自己満足な弄り 」 で、申し訳ありません。m(_ _)m
まさか、こんな弄りを真似する方は居ないかもしれませんが、この材料の竹はまだ在庫が多く有りますので、トライしてみたい方には差し上げますので、遠慮なくご連絡をお願いします。(^_-)
< 最後に・・・ >
今年も、私の バカバカしい弄りのブログ や 旅行のブログなどに目を通して頂いた皆様や かかわって頂いた皆様、本当に有難うございました。
来年は これまでとはちょっと違った動きのある一年になるかもしれませんが、今後とも宜しくお願いします。
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車いじり | 日記
Posted at
2014/12/31 16:14:51