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イイね!
2021年07月24日

「コンソールリッド」の巻替え

「コンソールリッド」の巻替え コンソールリッドを自分仕様に巻き替えて改良してみました。
改良内容は、簡単に言うと、①スポンジの嵩増し、②アルカンターラ生地への変更 です。









<きっかけ>

私のシートポジションだと、ステアリングを握った左腕の肘が、ちょうどこのコンソールリッドの角に当たりますが、結構苦痛でした。



というのは、コンソールリッドの角は、スポンジは無く、合皮だけになるので、長い間ステアリングに手を掛けていると、左ひじが痛くなってきて、ずっと前から何とかしたい…と考えていました。


<改善内容>

①先ずは、左肘のあたる角部にもスポンジを入れて、希望のシートポジションにしても、左肘が痛くならない様にすることにしました。
(中古のコンソールリッドのパーツを入手して下準備を行いました)

コンソールリッドの合皮を剥がしてみると、表面には薄いスポンジが巻かれていましたが、



装着されているスポンジ類はすべて剥がして、市販のウレタンゴム(スポンジ)に貼りかえることにしました。



ここで、純正よりも厚みのあるウレタンゴム(スポンジ)を使って、



周囲に切れ込み等を入れながら、前側は純正よりも5mm程度出っ張る様にし、



高さも純正よりやや高めになる様にしました。
(前側に大きく出っ張らせるとドリンクホルダー部に干渉してしまうので、5mmにしました)

スポンジを貼っただけでは角々しいので、ここでスポンジの角を削ります。



(この工法は、みん友さんの「やれんのー」さんから以前教えて頂きましたが、やっと活用することが出来ました)

ペーパーやヤスリなどを使って地道に削ると、きれいに角を丸くすることが出来ます。




②巻替え

純正の生地(合皮)だと、冬は冷たくて、夏は汗をかいてしまうので、自作の簡易シートカバーにも使っている「ゼブラ柄のアルカンターラ生地(ウルトラスエード生地)」を使うことにしました。





このアルカンターラ生地だと冬も冷たく感じないし、夏も空気を通すので、汗をかかずに済むためです。

純正の合皮生地を元に、アルカンターラ生地を切り出します。





純正のままの形状ではなく、多少巻替えし易い様に形状は若干修正しました。

今回は柄物の生地の為、ステッチ入れませんでしたが、生地は純正同様に2分割で作りました。

生地の巻替えですが、純正の合皮で使用していた樹脂パーツ部の突起は邪魔になるので、ニッパーで切断して巻替え作業をしました。



















<装着>

今回のコンソールリッドの改良では、事前に仕入れた中古のコンソールリッド周辺のパーツで作業をしたのですが、巻替え後にをそのまま装着しようとしたのですが、意外にも年次改良等で微妙に形状が違い、そのままでは装着できなかったので、コンソールリッド単体を交換することにしました。



<コンソールリッドの脱着方法>

ディーラーにて「コンソール・リッド取外し/取付け」という資料を貰ってから作業をして下さい。

基本的にはその資料の通り行うので説明は簡単にしますが、一部判り難い箇所だけ 詳しく説明します。

(1)コンソールリッドの脱着

  A) 後席側の「リヤコンソールパネル」を内装はがし等を使って
    5センチほど後方にズラします。



  B) 写真のネジ2つを外します。



(2)シフトパネルの周囲のパーツを外して、パネル全体を5センチほど持ち上げます




(3)コンソールリッド全体を持ち上げて外します。



(4)コンソールリッド内側のネジを外します。



(5)合皮と樹脂パーツの間に内装はがしを入れて、隙間を作ります。





(6)指で隙間を広げながら、先の細いラジオペンチ等で、丸い棒を少し後方に出します。







※コンソールリッドは、片側で3つのパーツに分かれていて、




  ①外側の合皮が巻かれたもの
  ②内側の樹脂パーツ
  ③前述の2つのパーツを連結している丸い棒 

 の3につになります。この丸い棒は後方から押し込まれて固定されている
 ので、丸い棒を後方へ少し引き出して、丸い棒を引き抜きます。
 

これはなかかな難しい作業で、上手く引き出すのは大変かもしれませんが、
 頑張って作業して下さい。


⑦丸い棒が後ろ側に少し出てきたら引き抜いて、コンソールリッドを分解します。




⑧組付けは、①~⑦の作業を逆に行なって下さい。




<装着写真>

あくまで自己満足ですが、思った通りの出来上がりにもなって、何とか夏に間に合って良かった・・・と思っております。







最後までご覧頂き、有難うございました。

ブログ一覧 | 車いじり | 日記
Posted at 2021/07/24 07:06:30

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この記事へのコメント

2021年7月24日 7:37
kotakunさま おはようございます

素晴らしい弄りと完ぺきなる説明動画
今回も素晴らしいですね。お疲れ様です

ゼブラ柄シートカバーともとてもマッチしてます
・・・というか簡易とは言えシートカバーも造り
込みされてそうですね

ウレタン加工・・・
誰でも思い浮かぶ工法でスミマセン(;^ω^)
ウレタン削りは地道な作業で細かいゴミ発生で
マスクは必須ですね・・あとコロコロも(*^-^*)

しかしコンソール・リッドが年次改良で変わってる
なんて凄い事だと思います。マツダ車は同じだろう
と思っても改良されてて合わないなんて無数にあっ
たりします。
ホント、バンバン改良してきますね
コメントへの返答
2021年7月24日 8:41
やれんのーさん、おはようございます。コメント頂き有難うございます。
以前教えて頂いたスポンジの加工は、今回やっと活用することが出来ました。有難うございました。
コンソールリッド周辺パーツも、入手したものから微妙に改良が入っている様で、高さや形状も変わっていてビックリしました。(*_*)
パーツ流用検討時は使えない覚悟が必要ですね。^^;

cx8になってから、訳あって車をDに預けることも多く、弄りの時間がなかなか取れず、ストレス溜まってますが、車検までが弄れる時期なので、妄想中の弄りも ぼちぼち進めたいと思います!(^^)
2021年7月24日 8:40
おはようございます☆彡
いつもながら凄いですね~
車の構造上の問題があっても
その車に身体を合わせちゃうのですが
そこを改良して自分流にするのは脱帽です。
もし自分で行っても簡単な手法で終わり。^^:

ゼブラ柄飽きたら、キリン柄どうでしょう?
汚れが目立たない鴨。(笑)
(*^▽^*)
コメントへの返答
2021年7月24日 8:51
ブラツミさん、おはようございます。
コメント頂き有難うございます。

今回の弄りは、5ミリのウレタンスポンジ一つでこんなに車内が快適になるものかと、自分でも驚いています。(^^)
実は『豹柄』の生地も入手してあるので、今の『ゼブラ柄』に飽きたら『豹柄』にしてみようかな?(^_-) キリン柄は流石に…。

次こそは『アレ』の弄りを完成させたいと思ってますので、良かったらまた覗いて下さいね!

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「[整備] #CX-8 リヤハッチからの水垂れ対策 https://minkara.carview.co.jp/userid/1010070/car/2875151/6841057/note.aspx
何シテル?   04/15 15:43
2023年10月に、CX-8からCX-8最終モデルに乗り替えました。 皆様と情報交換させて頂きながら、充実したカーライフを過ごせる様にしたいと思っています。
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