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2022年09月11日 イイね!

CX-60の試乗とエレキノブの購入

CX-60の試乗とエレキノブの購入9/10の土曜日、妻のフレアワゴンの点検でMyDへ行ったのですが、CX-60の試乗車が有ったので試乗させて頂いたのと、CX-60のエレキノブ(シフトノブ)を購入してきました。






<点検中・・・>

MyDにも今週にCX-60の試乗車が届いていた様で、いろんな垂れ幕などもあり、久々に賑やかな感じがする雰囲気のDでした。



今回は妻のフレアワゴンの点検を受けて、作業を待っていたのですが、当初はCX-60は試乗に出ていたのですが、30分位経過したら戻ってきて、誰も試乗をする気配が無かったので、担当のサービスマンに、

私:「もしCX-60が開いているなら、試乗させて貰えませんか?」

と尋ねてみました。

するとサービスマンが店長とゴソゴソと相談をし始めて、

サービス:「みなバタバタしていまして同乗できる人は居ませんが、それでも宜しければ20分程度なら御一人でご自由に試乗されても良いですよ」

と言っていただけ、

私:「(一人で試乗できるなんて、超ラッキー!)」

と思いつつ、試乗させて頂きました。























<試乗>

試乗させて頂いたのは、CX-60 AWD XD-HYBRID EXCLUSIVE SPORTSのボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリックで、内装色は黒でした。



Dを出て暫くは通行量の多い道でしたが、海の近くのDなこともあり、ちょっと走ると港の倉庫街みたいな場所があり、そこだと交通量もほとんどなく、アクセル全開に近い位のアクセルの踏み込みも出来る場所があるので、そちらに向かって試乗してきました。



私は評論家でもないので、詳しいことは判りませんが、普段CX-8(SKYACTIVE-2.2D)を乗る立場なので、その違いについて、私が感じた点を簡単に述べさせて頂きます。(感じ方は個人差があるので、あくまで私が感じた感想として捉えて下さい)



① 停止中の音や振動は2.2Dより静かで振動も少ない



② 出足が非常にもっさり(ゆっくり)
  
今の2.2Dも出足はもっさりですが、それ以上にもっさりで、アクセルを踏んでいるのにエンジンが回ってくれないので、びっくりしました。昔の「ドッカーンTURBO」のターボタイムラグが大きい感じの感触がしました。
(もしかしたら、ハイブリッドバッテリーが全く無くなっていて、完全にエンジンだけしか働かない状態だった可能性もあります。
3.3Dだけは出足が弱いので、それを補うためにもHYBRIDが装着されたとネット記事で見た記憶があります)



③ 室内の雰囲気はCX-8の様な上級感を感じた



④ 足回りは思ったほど固くなく、キビキビした印象

⑤ 全幅の広さ・フロントの長さのネガティブな印象は感じられなかった



⑥ 大画面のナビは非常に見易い

やはり、大画面のナビは非常に見易いです。



⑦ エレキノブの操作には多少慣れが必要



⑧ エンジン再起動時の振動・音が非常に大きい

15分程度走っていたら、HYBRIDバッテリーも充電されていた様で、信号で止まる前にはエンジンも停止していて、静かな状態で車が停止しました。
しかし、暫くすると突然エンジンが始動し始めて、「ボーン!」というか非常に大きな音と振動がして、一人で乗りながら「びっくりした~!」と思わず言ってしまいました。Σ(・□・;)

エンジン再起動時の音と振動が非常~に大きいです。( ;∀;)

ネットの記事でも振動が大きいとは聞いていましたが、想像以上でした。
あの振動と音は、初めて乗る人は、同乗者も含めて非常にびっくりすると思います。まあ、私がオーディオをミュートにしていたので、車内が静かだったからかもしれませんが、それにしても大きな音でした。



⑨ 60km/h以上の加速は超爽快!!

停車後の出足は非常にもっさりとしますが、アクセルをしっかり踏んだ際の60km/h程度からの加速は非常~に爽快でした!! 今の2.2Dの気持ち良いですが、それを遥に上回る感じでした。エンジン音も良い音がしますが、2.2Dよりは 静かで上質なエンジンサウンドがする感じがしました。



⑩ 加速していく30km/h程度時にフロアーから振動がする

これも驚いいたのですが、加速時に30km/h程度になると どこかで聞いたことのなる音と振動がするんです。

「アメ車の大排気量エンジンの音かな?なんかちがうなあ。あっ、船のエンジンの振動と音だ!」と思いました。

フェリーや中型のボートなどに乗ると、出港時にエンジンの振動と音がしますよね。あの様な感じの振動に私は感じました。



⑪ シートのフィット感が良かった



以上が、私の感じた内容です。

(しつこいですが、あくまで私が感じた感想で、人それぞれ、感じ方は異なりますので、その点はご理解ください。)






<エレキノブの購入>

シフノブやシフトブーツの本革巻替えを趣味としている私には、一番の関心は「エレキノブ」でした。

(CX-60のノブは「シフトノブ」とは言わず、「エレキノブ」というそうです。)



お値段は、¥9685(税込)でした。



今のCX-8のシフトノブよりもお値打ちで、形状がそっくりなMX-30のノブよりもちょっと安い感じです。

帰宅して、直ぐに分解したのですが、まだ実物を見れていない「タン」カラーの内装に近い本革で巻替えたいと思っているので、巻替え作業はもう少し先になる見込みです。

(我が家の近隣の店舗では、「タン」カラーの展示車・試乗車が配備されている店舗は、現在無いようでした・・・)






<純正品の値引き無し化>

今まで、多数のシフノブや他のパーツをDで購入させて頂いていて、多少のお値引きもして頂けていたのですが、東海地区を担当する「東海マツダ」の方針が最近変わったようで、



「純正品の販売に関する値引きは一切不可」

となった様でした。

コロナの関係で、売り上げや利益が減った影響で、いろんな締め付けが厳しくなってきたのかな?

と思いうと非常に残念な気分ですね。(^^;




<別店舗で見たホワイト内装のCX-60>

別店舗で見せて頂いた、XD-HYBRID  EXCLUSIVE MODE ジェットブラック 内装色:ピュアホワイト の写真も載せておきます。
最上級グレードのあるホワイトの凝ったステッチの内装ではありませんでしたが、これで充分ではないかな?と思う内装の質感で、個人的には好みでした。


























最後までご覧頂き有難うございました。

Posted at 2022/09/11 23:34:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2022年05月11日 イイね!

2つのトラブルの解消とCX-60の見積もり

2つのトラブルの解消とCX-60の見積もりGW中に、車のトラブルの2件が解消したのと、CX-60の見積もりを貰ってきました。






<車のトラブル-①>

年明けから、DRLのLEDが部分的に点灯しなくなったり、チカチカし出したのですが、寒い時期でもあったので、交換するのを躊躇していましたが、暖かくなったGWの連休中に交換作業を行いました。



納車時に購入したDRLと同じものがまだ販売されていたので、交換作業もし易く、思ったよりは短時間に作業を終えることが出来ました。

とはいえ、久々にFバンパーの脱着を行いましたが、意外と作業内容は体が覚えていたのですが、このFバンパー脱着作業は、外す作業自体より、外した作業の後の、配線コネクターを外す作業が本当に大変で、ハーネスの長さも最小限しかなく、中腰のままでこの作業を行うのは、本当に辛いです。(*_*)



でも、無事に交換作業を終えることが出来ました。






<トラブル-②>

もう一つのトラブルは、リモコンキーです。
4月の下旬にリモコンキーの電池を交換したのですが、交換後2日ほど経った
頃に急にリモコンキーが反応しなくなり、カバーを外して電池を回したりすると反応するようになるのですが、暫くするとまた同様の症状が発生します。



とりあえず、サブキーと交換して使っていましたが、Dのサービスに確認すると、リモコンキーの内部不具合が発生している可能性があるとのことで、5/8(日)にDへお邪魔して、修理して貰いました。



修理と言っても、実質は新品のリモコンキーとの交換で、その後 車とのセッティング作業を行った様でした。



これで一安心です。






前述のリモコンキーの修理でDを訪問した際に、新しい担当営業が挨拶をしに来て頂いたのですが、時間もあったので、CX-60の概算見積を出して貰いました。



1) 直6 3.3D EXCLUSIVE MODE ¥5,026,590
2) 直6 3.3D+HV PREMIUM SPORTS 
\5,785,590
3) 直4 PHEV PREMIUM MODERN \6,579,690




上記の3種の見積もりを出して貰いました。

勿論、値引きは「ゼロ」です。



ネットで、CX-60 はかなりの高額になっているのは知っていましたが、予想をはるかに超える金額ですね。(◎_◎;)

PHEVは、予想では50~60万円程度の補助金が出る様です。

納車も、今すぐに契約しても年内に間に合うかどうか・・・という状況な様です。
3.3D+HVが一番早い納車見込みとのこと。



現在のCX-8のEXモードの購入時と同じ金額(約500万)だと、直6 3.3DのEXモードしか買えません。(*_*)

これから出ると言われている「CX-80」だと、これから50万円程度は高くなるだろうから、マツダも随分と思い切ったことをやりますね(^_-)-☆

今のCX-8も納車してまだ2年ちょっとなので、まだまだ乗り換える予定はありませんが、この金額を見ていると、ちょっと気が重くなってきますね(^^;






趣味のシフトノブ弄りとして、シフトノブについても聞いてきました。
正確には、CX-60では「エレキノブ」という名前になるそうです。


(CX-60のエレキノブ)

ネットでの写真を見ていると、「MX-30」のシフトノブと同じに見えたので、その点を聞いてみると、


(MX-30のシフトノブ)

営業:「パッと見はMX-30のノブと同じに見えると思いますが、MX-30は横にレバーが有って、それを押して操作しますが、CX-60の場合は前側にレバーがあり、それを押して操作するので、実際には違う使用のノブになります」

とのことでした。

まあ、どらにしても、入手が出来る様になったら、直ぐに発注してみようと思います。




以上、最後まで目を通して頂き有難うございました。

Posted at 2022/05/11 21:34:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2022年02月27日 イイね!

ステアリングのステッチ入れ替え

ステアリングのステッチ入れ替え寒くて弄りをするに気になかなかなりませんでしたが、たまたま暖かい日があったので、前からやりたいと思っていた弄りを行いました。
行なったのは、ステアリングのステッチ入れ替えです。





<動機>

CX-8の純正ステアリングは、他のマツダ車とはよっと違ったステッチが入っていますが、



これだとステッチの入れ替えは難しそうです。

そこで、私は納車前にBMアクセラ後期の納車外しステアリングを入手しておいて、納車後 直ぐに交換して使っていました。

とはいえ、夏は革を巻き替えたものを使用していて、冬になったらステッチの入れ替えをしたものを使おうと思いつつ、なまけてしまい、納車から2年経ったこの時期にやっとステッチを入れ替えることになってしまいました。



<ステッチ入れ替え作業>

1) 純正ステッチ外し



純正の細めの黒いステッチを糸切りハサミで端を切り、抜いていきます。


2)ステッチ入れ替え

今回使用したのは、ビニモダブルロー#0番糸の「白」を使いました。





色はどれにするか迷いましたが、ピュアホワイト内装車なので、「白」を選びました。

「ダブルロー」というのは、たっぷりとロウが塗られた糸で、一般的に、ステアリングのステッチなどの様に革の手縫い時に使われる糸です。

自作の巻替えステアリングで何度も経験しているし、最初のステッチの跡があるので、入れ替えは比較的簡単です。



初めての人は、YouTubeで「ベースボールステッチ」の動画を見てから作業をされることをお勧めします。



<完成>

作業時間は1時間程度です。
新規でステッチを入れるよりもはるかに楽です。


<装着>

ディーラーで貰った取説で、何度かステアリングの交換をしておりますが、
その取説では、エアバックを外す際には、「先端が5mm程度の六角棒」の治具を使うことを推奨していますが、私の経験で言うと、エアバックを外す爪の3箇所のうち、1か所目と2か所目までこの治具で時間を掛ければ外せますが、3箇所めはなかなか外し難いと感じていました。

そこで、我流ですが、以下の様な治具を作り、今回の脱着で使用してみることにしました。



5mm程度の直系のSUS丸棒の先をハンマーで叩いて潰して、マイナスドライバーの様に平たくしたもので、棒の途中で曲げたものです。



この曲げる位置も、ステアリング裏のカバーから隙間までの距離+5mm程度で曲げているので、どの深さまでこの治具を入れればエアバックが外れるかが判り易くなるし、狭い場所での作業になるので、他の部品に干渉しずに作業が出来るので、非常に便利だと思います。



ステアリング外しを経験したことが有る方なら判ると思いますが、エアバックを外すには、とある隙間に棒を突っ込む必要がありますが、この先が平たい形状だとその隙間に入り易いんです。

従来の取説で記された治具を使っての作業だと、なかなか隙間に治具を押し当てることが出来ず、おおよそ30分程度掛かっていましたが、この治具を使うことによって5分程度でステアリングを外すことが出来て楽ちんだったのと、作業中のストレスが大きく改善されました。







また、私は、ステアリングの裏のカバーに、この治具を入れる場所に 白マーカーで印を付けています。



この理由は、この治具を入れる場所が、ステアリングが車両に付いた状態だとその穴が判り難いので、それを判り易いくするために、この様な印を入れてあります。

交換後のステアリングです。







ステッチの糸にロウがまだ残っているので、ちょっと青っぽく見えますが、暫くすると「ロウ」が抜けて白くなってくるはずです。



<最後に>

ステアリングの脱着をご自身でされる方に、私の交換方法を参考にして頂けると幸いです。


Posted at 2022/02/27 23:48:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2021年12月22日 イイね!

類似のATノブ Part.2

類似のATノブ Part.2パッと見は同じでも、構造等の違いで2種類あるマツダのATノブについて、それらの「金額的」な違いがどこにあるのか?を自分なりに調べてみました。







<類似のATノブのおさらい>

現行マツダ車で、mazda6、CX-8、CX-5、CX-3、mazda2 には、以下の形状のシフトノブが使われていますが、



このノブには 見た目は同じでも 構造上等の違いも有り、2種類のノブが存在します。

その件については、以前(2018年に)、

「類似のATノブ」

というブログをUPしましたが、そちらでは 構造の違いや両者の互換性についてUPしましたが、今回は、金額の違いについて私が感じたことをUPしたいと思います。

2種類の使い分けを大別すると、

Type-A として、「mazda6」、「CX-8」、「CX-5」 が 使用するもの

Type-B として、「CX-3」、「mazda2」 が 使用するもの



(※mazda3とCX-30は別形状のノブとなるのと、MX-30も専用形状のノブとなります)

前述のブログを見て頂ければお判り頂けると思いますが、構造が違っても、互換性があるので、Type-Aのノブが使われている車に Type-Bのノブを装着可能ですし、その逆も可能です。

(私のCX-8も (前車のGJアテンザでも) Type-Bのノブを巻き替えたものを使用しており、操作性・機能的にも全く問題ありません。(エラーも出ません)




<金額的な違い>

前述の通り、(私が確認した範囲内では)、Type-A も Type-B も互換性が有りますが、金額は大きく異なります。

Type-A : 定価 11088円税込 (CX-8用の場合)

Type-B : 定価 5500円税込(mazda2用の場合)※倍以上も違います。

改めて、これらのノブは、(構造以外で)どこに違いが有り、どうしてこんな
に金額が違うのかな?と、改めてじっくりと見てみました。

(今回確認するまで、値段がこんなに違うのは、日本製と中国製の違いだと想像していましたが、そうでは有りませんでした。)





<私が見た範囲で違いがあった点>(基本的な構造の違いは省きます)

1.生産国



 Type-A = フィリピン製

 Type-B = 中国製

 ※生産国はどちらも外国でした。



2.本革の表皮



 Type-A = スムースレザー(凸凹の無い平らな革)



 Type-B = シュリンクレザー(細かな凸凹、シボのある革)

 ※革の表面の感じが違いました。



3.異音対策の有無





 Type-A = 異音対策テープ有り





 Type-B = 異音対策テープ無し

 ※振動等により異音やビビリ音が出ない様に(と思われる)テープの有無の違いが有りました。



4.補強パーツの有無



 Type-A = 補強パーツ有り



 Type-B = 補強パーツ無し

 ※金属性の補強パーツ(だと思いますが)の有無の違いが有りました。



5.梱包



 Type-A= 袋のみ

 Type-B= 箱入り

 ※お値段が安い方は箱入りですが、高いほうはビニール袋のみでした。




以上、私が気付いたのは上記の5点です。



確かに、二つを比べれば、Type-Aの方が 「細かな点で気を使って作られている」 感じはありますが、値段が倍以上も違うほどの違いは感じられませんでした。

基本的に見た目や機能が同じならば、メーカーも安い方で統一すれば良いのに・・・と思いますが、それをせずに敢えて値段が大きく違う2種類のノブを使い分けているのは、今の半導体の様に、万が一供給が滞ることが合った場合のリスク回避なのかもしれませんね。


シフトノブに興味のない方にはどうでも良い内容のブログでしたが、最後まで目を通して頂き有難うございまいた。

Posted at 2021/12/22 21:47:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2021年09月25日 イイね!

自作の 「ステアリング本革巻き替え」 2021

自作の 「ステアリング本革巻き替え」 2021前車 GJアテンザでの本革巻き替えに続いて、現車 KG CX-8 でも本革巻き替えにトライしました。

過去のブログ(2016年):自作の 「ステアリング本革巻き替え」







<現車の巻き替え難しさ>

前車での巻き換え時には、

「革の伸びと縮みの調整」

に苦労しましたが、

今回 最も苦労したのが

「革の繋ぎ目の縫製」


でした。

というのは、
前車のステアリングと違い、現車のステアリングは「革の繋ぎ方」が違う為、非常に苦労しました。

①前車GJアテンザワゴン(中期)のステアリングは、繋ぎ目(縫い目)がステアリングの中心から放射線状に伸びた線ですが、



現車CX-8のステアリングは、欧州車で多く採用されている平行な線状になっています。



下の写真を見て頂けると判り易いと思いますが、一般的なものは左右対称の繋ぎ目がシンプルな形状になりますが、



平行なタイプは左右で全く違い、縫い合わせるのも非常に苦労します。





左右非対称の物を縫い合わせる・・・というのが、凄く大変で、縫製テストを何度も何度も行いながら、何とか使えそうなものができる様になりました。

(詳細の説明は省略しますが、この左右非対象のものを立体的に縫製するのは本当に大変でした・・・。)」




<ステアリングヒーター無し>

前車での「自作のステアリングヒーター」 ステアリング革巻き替え時にもUPしましたが、純正のステアリングヒーターは、ステアリングの革の裏面にシート状に貼られているので、革の巻き替え時にステアリングヒーターを移植する事は出来ません。

(↓ステアリングヒーター装置のイメージ写真)


よって、冬は純正のステアリングヒーターの付いたステアリングを使いますが、それ以外の時期ならステアリングヒーターが無いステアリングで大丈夫なので、この時期に交換する事にしました。



<今回の巻き替えで掴んだコツ>

前車でのステアリング巻き替え時は、とにかく

「ちゃんとした型紙を起こして、型紙通りに作る・・・」

というやり方でしたが、革は場所によって(元の牛の年齢や部位によって)伸び方も変わるし、その微調整が大変でとても苦労していました。(革が伸びてシワになってしまったり、革の長さが足りなくなるなど、やる度に様々なトラブルが発生し、その対応が大変でした。)

しかし、YouTube等を見ていると、業者さんでも 完全な型紙は起こさずに、ある程度の型紙を起こした後は、それぞれの革の伸びに合せて都度微調整して製作している事が判りました。

つまり、

「ある程度の型紙を起こして、後は現物合せで微調整しながら製作する・・・」

というやり方に替えました。

具体的にいうと、今回は、ステアリングの表側はちゃんとした型紙を起こし、裏側はラフな型紙(やや大きめの型紙)で革を切って、革4枚を縫製し、純正革を剥がしたステアリングに仮装着し 裏側の革の形状を現物合せで微調整しながら製作することにしました。


つまり、表の革の形状に合せて、裏側の革の切落し形状を調整するという手法です。

それから、ステッチを入れる穴あけを行い、ステッチを入れていくことにしました。

ことばで言うと、「それだけのことか・・・」と思われるかもしれませんが、それでもかなり苦労しました。



<繋ぎ目の縫製で苦労したこと>

前述の様に、ステアリングの革の繋ぎ目形状が変わった関係で、革の繋ぎ方も全く変わってきました。

写真を見て貰うと判るかと思いますが、
従来のステアリングの繋ぎ目は、真っ直ぐなので、革の形状も非常にシンプルで、単純に2枚合せて縫製すればよいので楽なのですが、



今回の繋ぎ目は、(見た目は斬新で良いかもしれませんが)、この繋ぎ目を実現するためには、革の形状も 全く別形状であり、この全く違う形状の革を縫い合わせつつ、ステアリング素材の溝にしっかり合せるのは、非常に、非常に苦労しました。



繋ぎ合せる革の幅も左右で9mm程度違うのですが、
幅の違う物を縫い合せて同じ幅にしなければならないし、左右の革の端を綺麗に揃えながら縫製するのも非常に大変でした。

この繋ぎ目の革の形状の型を起こしたり、その繋ぎ目の縫製練習だけで、20回以上も試行錯誤しながら練習したのですが、この作業だけで数ケ月も掛かってしまいました。

縫製も、普通のミシン(「押さえ」)では縫えないので、特殊な「ローラー送り」送りを装着した「17ミシン・筒ミシン」と言われるミシンを使って縫製しました。



ここまで来るのにも本当に大変で、もう諦めようかと何度も思ったくらい苦労しました。



<作業の流れ>

以下の説明は、全て私の「自己流」で、業者さんの工法と比べる間違った方法になっている部分もあるかと思いますが、その点は充分にご理解の上、目を通してください。(参考程度に見て下さい)

①革の型取り

→純正の革を元にして型を起こしますが、実際に巻き替えに使用する革に合せて微調整する必要が有ります。



また、革によって伸び方が変わるので(もともとの牛のどの部位の革かによって変わるし、牛の年齢によっても柔らかさが変わるようです)、実際に使用する巻き替え用の革に合せてステアリング素材の外周の長さの94~96%の長さでカットします。

どの程度伸びるかは、革を引っ張って確認しながら革を切り出しました。

今回使用する元々の革は1.5mm厚程度でしたが、そのままだと革の繋ぎ部が膨らんでしまい、綺麗に仕上がらないため、繋ぎ目部分の革を斜めに「革漉き」(断面を斜めに薄くする)し、縫製しました。





また、縫製後に、縫い目の3mm程内側に溝を掘り、縫い目が綺麗にステアリングに密着する様にしました。





これをしないと革の繋ぎ目が膨らんでしまいます。


②繋ぎ目の縫製

(前述の様にこの作業は非常に苦労しましたが)、立体的に革をボンドとホチキスで仮合せしながらミシンで縫い合わせます。



実際には、10mmほど長めに革を切り出して、縫製後に、余分な部分を切落しました。






でも、型取りが出来てからは、これまでの経験も活かして、比較的順調に進めることが出来ました。

ステアリングの巻き替えも、毎回配色に迷いますが、第一弾としては、ホワイト内装に併せて、「ブラック×アイボリーホワイト」の配色にしました。

③ステッチ入れ

ステッチ入れの基本的な作業は、前車GJアテンザ時の作業内容と同じ部分が多いので、以下のブログを参照いただけると、イメージが沸くかと思います。

自作の 「ステアリング本革巻き替え」








<完成・装着>

とりあえず、装着してみようと思えるものが出来ました。



あくまで、素人がこの形状のステアリングの革巻き替えを行った割には順調に出来たとは思いますが、業者さんの様な出来栄えには程遠い出来栄えでした。

せっかく巻き替えたから現CX-8に装着してみました。









ホワイト内装の車にこの配色は非常に合いますよね。ホワイトの革はちょっと汚れ易いのが難点ですが・・・。

今後、時間が取れれば、もう一度作り直してみたいと思っています。
Posted at 2021/09/25 19:56:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記

プロフィール

「[整備] #CX-8 リヤハッチからの水垂れ対策 https://minkara.carview.co.jp/userid/1010070/car/2875151/6841057/note.aspx
何シテル?   04/15 15:43
2023年10月に、CX-8からCX-8最終モデルに乗り替えました。 皆様と情報交換させて頂きながら、充実したカーライフを過ごせる様にしたいと思っています。
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マツダ CX-8 マツダ CX-8
2019年12月14日に契約し、1/8 の Line Off → 1/24 に納車されま ...
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