
ステアリング右側にあるスイッチパネルの質感を少し高めるべく、改善してみました。
このスイッチパネルは、現行のマツダ車には殆ど採用されているスイッチパネルですが、こじんまりとまとまっていて、個人的には好きな形状では有りますが、何となく寂しい気もしてきたので、少し改善をしてみることにしました。
改善方法は、
「パネルの一部にメッキ調の塗装をする」
という方法です。
< 作業方法 >
(スイッチの外し方は、別途説明をしますが、スイッチを外した所から先に説明します。)
①スイッチを分解する
②塗装箇所以外をマスキングする
③シリコンオフ塗布
④プライマー塗布
⑤プラサフ塗布(研磨)
⑥メッキ調スプレー塗布
※当初、メッキ調スプレーの後にクリアーを塗布してみたら、「メッキ調」がなくなり、
単なるシルバーになってしまったので、今回は メッキ調スプレー のみで
作業を終えました。(やり直しました)
※あくまで「メッキ調」のスプレーで、鏡の様なクロムメッキにはなりませんが、
ステアリングの下部のパーツ程度の様な雰囲気になります。
< スイッチの外し方 >
①運転席ロアパネルを外します。
以前UPした、以下のブログと整備手帳を見てて頂けると判り易いかと思います。
但し、↓の写真の様に完全に外す必要は無く、スイッチパネルが外せれる程度で充分です。
MC後 運転席ロアパネルの外し方
MC後 運転席ロアパネルの改造
②スイッチパネル裏側のコネクターを外します。
(↓の穴から奥に見えるコネクタを外します)
③スイッチパネルを外します。
(↓上下4箇所の爪を外します)
(↓上側は□の位置から細い(-)ドライバーを差し込んで先端を下へ押します)
(↓下側は〇の位置から細い(-)ドライバーを差し込んで、爪全体を上へ押します)
④スイッチパネル裏側のネジを外します。
(↓上下4箇所の爪を細い(-)ドライバーを差し込んで外して、裏側のパネルを外します)
(↓この様に分解されます)
⑤表側のパネルを外します。
(↓上下4箇所の爪を細い(-)ドライバーを差し込んで外します)
⑤スイッチのパネルを外します。
(↓未使用箇所(中央部)は、それぞれ上下の白い爪を内側へ起こしながら、
裏側から表側へ押し込みながら外します。)
(↓外れた未使用箇所のパーツ)
(↓実使用箇所(左右4箇所)は、スイッチの周りから細い(-)ドライバーを差し込んで
爪を外します)
(↓実使用箇所の爪は、上下2箇所ありますので、注意して下さい)
(↓実使用箇所の中の部材は、裏面に押し込んで外します。
⑥スイッチのすべてのパーツが外れた状態です。
⑦組立は、逆の手順で作業します。
< 余談 >
① このバラし作業は、暖かい時期はよほど問題ないと思いますが、寒い時期に行うと、爪を外そうとした際に割れる可能性がありますので、冬(11月~3月)は極力避けた方が良いかと思います。
②当初は、スイッチの未使用箇所を使って他の電装品のスイッチを増設しようかと思っていましたが、スイッチの基盤は、未使用箇所には実使用箇所と比べて、照明用のLEDやスイッチのパーツもないので、それが出来ないことが判りました。
(↓ゴムシートが付いた状態)
(↓ゴムシートを外した状態)
③当初、この作業は、中古のデミオのスイッチを入手して作業し、アテンザのパーツと合体しようかと思ったのですが、デミオとアテンザでは、似てはいますが スイッチフレームや内部の構造などが微妙に違うため、流用(合体)出来ませんでした。
(今回の作業も、デミオパーツに塗装後、合体できないことが判り、慌ててアテンザのパーツに塗装して組み直した・・・という経緯が有ります。(^_^;))
(↓デミオのスイッチパネルを加工した物)
< 装着写真 >
小さなパーツの弄りですが、実施前と比べても 多少質感が良くなったと思うのは私だけかな?(^_^;)
Posted at 2016/08/17 17:32:04 | |
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