アナタはクルマの限界を勝手に決めてしまってませんか？

仕事もイベントも、そしてドライビングも段取り8割！

ってよく言いますよネ。

現状で既に目一杯の状態でもちょっとだけでもこの先に起きる事を想定して、ちょっとだけでも準備をしておけたら、次の動作がし易い。

これは目一杯度が高ければ高い程そうだと思います。

画像の左は私が走行した際のシケインへの飛び込み、右はコーチを担当しているXu氏の飛び込み。

位置も一緒、スピードも余り変わらない、減速Gも一緒。
でも微妙にステアの確度が違っていて、私の方が既にその先のターンインの準備をしている。

この”準備”を少しでしておけば後が少し楽化かも？感覚を持っているスケベ根性のある方が実はサーキットスポーツドライビング向きの感覚の持ち主かもしれません（笑）

これが高い次元であると”タイヤのグリップは縦横合わせて10”みたいな話をよく聞くでしょうが、ブレーキで10使っている（つもり）時にステアは真っ直ぐ、ブレーキを9にしたら（したつもり）ステアを1の分切る・・・みたいな事が・・・

ブレーキで10使っている内にステアを0.5でも1でも切ってみたら・・・アレ？止まりながら曲がり始められる！
→　なんだ今までブレーキ10だと思っていたけどまだ10じゃなかったのね！と、言う事が起きたりもする。

自分で限界（ここで言うトコの縦横合わせて10の感覚）を決めては行けません、クルマは挙動で常に答えをあなたに教えてくれています。
それを受け止めながら走っているか？自分が勝手に決めてしまった枠にクルマの性能を押し込んでしまっているだけか？

もう一度頭をクリアにして車からの挙動をどうやって感じたらもっと予測が出来たり対処が出来たりするか？

意外とそういう所にヒントが詰まっているかもしれません。。。
特に文章や映像やアドバイスを聴きすぎて混乱してしまいやすい方はそういうのあると思います。

段取りさえ良ければ、準備が万端なら・・・あとはクルマの挙動を感じながらクルマが喜ぶように操作をしてあげるだけ！

と言うお話を上海からお届けしました～！