今日はGT-Asia Rd.10の朝です。
グリッドは4番手、自分がスタートです。
周りのライバル達のグリッド、練習からの調子、タイヤの状況、各車両のピットハンデタイム。
色々と総合的に勘案すると”当たり前のように表彰台を獲得”のレースだと思います。
ここで取れなかったら何かに問題がある証拠です。
いつものように自分のやるべき事に集中し、良い”操作”を積み重ねて走ります。
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それにしてもオリンピックです。
選手の若年化が叫ばれて来ましたが何だか少し世代としては上の中堅と言える経験者が結果を残すようになってきた感。
これは若さの瞬発的な勢いだけでなく医学的科学的にスポーツが検証されてきた事が形になってきているのでは?と思います。
また個人競技の素晴らしさ、団体競技の魅力、日本ならではの技術の積み重ねなど、”日本らしさのスポーツ”が結果に繋がってきているとも思います。
関連企業のCMなどを見ていても魅力のある目を引くモノが多い気がする。
(これはオリンピックのプロ化という側面もあるが普段の社会人スポーツが実はオリンピック選手の下地を支えているという事実がある以上仕方ないし、広告代理店やCMプランナーの技術が高度化している証拠だとも思う)
メディアが作り上げたヒーロー・ヒロイン以外にも実は実力や魅力のある選手が日本にも沢山いる。
スポーツの礼儀や流儀、ルールなどにも話が及びスポーツを取り巻く環境を考えさせられます。
そして苦しい時代の日本のオリンピックを支えてきた今TVなどで解説をしている元オリンピック選手達の解説力の高さも感じます。
きっと彼らは昨今の選手が与えられた環境の良さが自分の時代にもあったら・・・と言いたいでしょう。
でもその時代に自分で切磋琢磨した強さが今の解説ににじみ出ていてどなたも”味”がある。
彼らの居て今のオリンピック選手の活躍があるのだとも思います。
そして選手達も知性を感じる。
若い選手もコメントが凄くしっかりしていて競技だけしてきたから強いという雰囲気が無い。
自分がこの競技を代表している、自分が愛するこの競技の素晴らしさをしっかり発信したい。
そういう使命感がヒシヒシと伝わります。
それでも腹を括って沢山の犠牲の上に成立している選手達が一心不乱に戦う姿。
きっと”国を背負って”って必要以上に感じているだろうけど、海外で聞く君が代の感動をしっている身としては、やはり自分に置き換えて色々と見てしまう。
女子レスリングなどは84年から選手の強化プログラムが実施されていてもう30年以上続いている。
選手を強くする、育てると言うのは1年~5年では直ぐに形にはならなく、10年~20年掛けて軸がブレずに続ける事がやっと時をかけて成果となるのだろうなとも思った。
モータースポーツも選手育成が叫ばれて実はまだ10-15年。
本当の成果が目に見えるのはこれからなのかもしれません。
選手の育成や指導者のあり方も凄く考えさせれれる。
柔道、レスリング、バドミントン、卓球、陸上競技、水泳、体操、シンクロ、サッカー、ゴルフ、バレー...
各競技を戦い勝った人も負けた人も発せられる言葉は本当に重みを感じます。
そしてやはり、人はその人のバックボーンや魅力、戦っている姿に”感動”に時間とお金を掛けるのだと思います。
国の税金で育成している選手達やその強化プログラム、設備投資に”税金が使われる事”に文句を言う人は少ないですよね。
経済状況が著しく、そして時間をかけて影響する”スポーツ”、是非東京オリンピックに向けて選手は技術を更に磨き、周りで支える人たちも経験を積んで理解を深めて決して利己的な利益の為でなく選手のため、競技のため、国のためになる高度な環境づくりが進むことを切に願います。
さあ東京で開催されるオリンピックまであと4年です。
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2016/08/21 09:56:08