
画像をまずはご覧ください。
これは先日の広場トレ2連荘の2日目、東イントラと山田イントラの2名体制で実施をしていたプログラムを朝からスタッフ目線で一歩外から見ていた時に参加者がその日最初の走行からインターバルを挟んで2本目の走行をする迄の中でコース脇で走りを見ていて感じた事をメモしたものです。
暗号みたいな文字もありますので分からない部分もあるでしょうが。。。
インストラクターはパッとその走りを見て、癖や問題点の大枠はすぐに分かります。
あとは同乗や逆同乗をする中でその方のドライビングを我々も体感し、言葉のコミュニケーションの中でドライビングに対しての理解度、そしてアドバイスをした事に対しての次の走行のアップデート感を見て、その人の現状のレベルや今後直ぐに上手くなりそうかどうか?が大体分かるものです。
ドライバーの癖って、こうして観ると本当にてんこ盛りですよね。
・スピードがそもそも足りない等の限界領域未達系や基本操作が出来てない系
(車の限界挙動が怖かったり、アクセル全開やブレーキ全開などの操作に対しての抵抗がある)
・手前で止めすぎやステアが遅れて急(切り遅れ系)、アクセルの開け方、ブレーキの踏み方や戻し方等に問題の操作系
・定常円走行している(基本理解)
・スライドコントロール(限界領域に反応している)
・INに寄るのが早い、コース幅が余っている、CPに付けてない(空間認識系)
・アンダーステアに気づいてない(体感系)
・行きすぎたり行かなすぎたりが多い、考えると速度が落ちる等(調整精度系)
問題にも色々と種類があって、原因は直接的なものから複合的なものまでいろいろとあるので、イントラは何が起きているか?→理解してもらう→何が原因でそうなっているのか?→治すキッカケを提案する、というプロセスを踏むことが大切です。
広場トレの速度域でさえ、広場トレに慣れている人でさえ、やっぱり癖を直すって凄く大変だし、広場トレの中でのAMとPMの速度域の違いだけでもクルマの挙動の性格が変わるので、これがレーシングコースに行くと更に速度域が上がって対応できない、、、という人が居るのも事実です。
だからお薦めは、広場トレも大事だけど、レーシングコースでまずは走ってみるというもの。
目標タイムやお手本映像はワンスマドラサポを受講して貰えばいいし、世の中のYoutubeやドラアカTVにだって正解の映像は沢山ある。
でも、見ていて正解を知っていても、その通りに直ぐに出来ないのは体感や実体験がないのは当然だけど、自分が出来ているか出来てないか?どの位の精度で出来ているか?の判断が客観的に出来てないからだったり、映像から収集する情報の受け取り方が合って無かったりするからです。
広場トレなどの基礎系とレーシングコース走行などの実践系を上手に組み合わせる事で、より自分の現状のレベルを把握した上での目標設定が出来る事がより明確な状態での広場トレへの参加だったり、レーシングコース走行のタイムアップへの相乗効果になります。
広場で出来る様になっても直ぐにレーシングコースを上手に走れる訳じゃないし、レーシングコースを上手に走れているからってもうそれ以上が無い訳ではなく広場トレを通じて新しい上乗せヒントがあたりするかもしれない。
そうやって、世の中にあるトレーニングを上手に活用して安全に効果的に上手くなる過程を楽しみながらサーキット走行をして貰いたい!
最初はみな、プロの10秒落ちだって難しかったり、シフト操作が全然できてなかったりする所から始まるんですから、運転が上手になりたい!練習上手になりたい!って方は、その気持ちが必ずあなたを成長させると、数々のアマチュアドライバーが上達していく様子を見て来た私は思います。
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Posted at
2019/09/10 11:43:25