• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年12月13日

ワンスマと澤圭太 20022年の「戦 失 変」の1年を振り返る

ワンスマと澤圭太 20022年の「戦 失 変」の1年を振り返る ちょっといつもより早いのですが、今日はワンスマのスタッフ(首脳、外注のスタッフさんやインストラクターさんや協力業者さんなど)の忘年会をこれから都内某所で実施。

なので、色々と思いを馳せて、ワンスマ / 澤圭太の2022年を振り返る、、、です。

今年の漢字は「戦」と発表されましたが、私にとっても「戦」が当て嵌る1年でした。

まずはレース活動。
ABSSA MOTORSPORTとしてSRO GT WORLD CHALLENGE GT ASIAに参戦しましたが、想定していた以上にレベルが高く、想定していた以上に予算もかかり色々な意味で苦戦を強いられました。

特にGT3のプロアマクラスは参戦しているチーム、ドライバー観たら、分かりますよね!

自社ガレージを持っていたり、母体が大きかったり、長く同じパッケージで戦ってきた実績があったり、、、

残念ながら我々は第1グループに属することは出来なかったと言える一年でしたが、7年のレースブランクを経ての参戦となった小泉選手が気持ちよく安心して走れる為の多方面からのサポートに徹し、昨年のS耐に続いてトランジット渡辺さんに委託して集めて貰った個々の精鋭メカさんとのジョイントメンテチームで戦い、実質2ヶ月の間に4week8レースを駆け足で開催するスケジュールだったので、流れを変えたり、何か起きた時に修正する事も簡単ではない状況の中で、最後岡山戦ではチームとしても最高位となる総合4位、プロアマ3位表彰台と何とか一矢報いて良い形で終えられたのが救いでした。

他にも普通に戦えていたらあと数回は表彰台立てるハズの内容はあったのですが、それはタラレバなので、、、まあ、でもあんなに必死に3位をもぎ取る様なレースをしたのは久々だった気がする(苦笑)

SROのGT Asia Japanは来年も引き続き開催されるようですが、プロアマ問わず日本でGTドライバーになりたいと思ってる人にはとても良いレースだと思います。

お金の心配、支援者様のケア、チームの心配などあるけど、それら関係なくレースに専念できるプロも居れば、私の様なプレイングマネージャーでありコーチング事業との二足の草鞋の様な形も居る、、、そんな中で、F1や他のカテゴリーもそうである様に、セカンドグループにはセカンドグループなりのストーリーや背景があって、その存在意義が認められる限り戦い、いつかはトップ争いを夢見て戦い続けると言う側面もありますよね。

ABSSAはまだトップではないけど、私がワンスマを通じた活動、今までの独自のレース経歴を武器に、今年は「恐らく予算で言ったらトップの60-70%くらいの規模」で、苦しいながらも客観的に観たら良い戦いが出来たと思っています。

また、レースを通じて今年一番大きく感じているのは、ワンスマスタッフでもあり、今年見事にGTドライバーの仲間入りを果たした井上選手、色々な意味で成長してくれているのはワンスマの参加者さんからも良く耳にする様になり、私もうれしく思います。

井上の成長もあって一過性のモノには頼らずに、我々の強みと中長期的な支援体制やワンスマの事業計画に基づくチームのあり方にしないと、と考えられる環境になってきたという印象です。

レース活動に続いて、澤圭太の2022年の振り返る上で忘れられないのが「失」、そう、6月に逝去した私の実母です。

男はみんな多かれ少なかれ“マザコン”ですよね、ちょっと体調を崩し、なんだか調子が悪いんだな、と思っていたら「あれよあれよ」という間にあの世に行ってしまいました、

仏教の世界ではこの世より良い世界(浄土の世界)と言われますが、もう母には自分が死ぬまで会えないと思うと、なんだか心にポッカリと穴が開いてしまった感覚が消えないまま、2022年の下半期を過ごしてきた気がします、いまだにフっと母の事がよみがえって”心ここにあらず”になる時があります。

それからレースと並行してもう一つの軸である「ワンスマ」は「変革」の時を迎えている感触があります。だからここは「変」です。

自分のクルマでサーキットを速く上手く走らせたい!という顧客に対してのサービス・プログラムの提供は今までと変わらないスタンスとクオリティを目指してましたが、参加者側のニーズ、意識などは、世の中の変化とも同調するかのようにコロナ前と少し変わっている気がします。

集客に困らないプログラム、集客に困るプログラムの二極化が進んだと思いますし、参加者自体もサーキット経験、レッスンに恒常的に参加する事で上手にスキルアップをしている方々が、公式戦などの競技を目指したり、実際に参戦をするようなエキスパート系の動きをする様になってきた一方で、初心者の方も多く特に初心者の方は色々な意味でまだ固まってないので危うい部分がある、それは技術的な事ではなく、技術に関しては本人の最低限の技量と気持ちしだいで、いくらでも上手になるし、上手に走れる様に出来る、と思っているのですが、スキルアップする事に対してとかプログラムに参加する事に対して意識が低かったり、準備が浅かったり、事前情報チャンと読んでないからそうなるのよね、、、というケースがあって、そういうのってどこかで「自分は客」だと思っていたりするのではないか?と思う時があります。

お客様である事は事実ですが、お客様は神様ではないし、お客様というよりは上手くなりたいという気持ちで行動に移せた参加者であるという意識がワンスマは強く、おもてなしをするおちうよりは責任もって上手になるようにします!という意識、そういう意味でワンスマが知名度が高くなった今は逆に「招かれざる参加者」というか「ちょっとそれ違うのでは?」という感じの参加者も出てきた印象でした。

大切にしないといけない参加者の為には、ここは心を鬼にして排除というと言葉は強いけど、趣味性が高く安全にも関わるサーキットごとは”心を鬼にして”我々が守備範囲とする客層に“ある程度”絞って、引き続き有益なプログラムを提供するという考え方も大事だとも思っています。

またB to B(すなわち業者同士の提携やプログラム運営)は相変わらず、ワンスマの得意とする部分でもあり、自動車メーカーや正規ディーラー向けにエンドユーザー向けのプログラムをアレンジしたり、運営スタイルを再構築する事で対応できるので、今年も沢山色々な企業向けプログラムを実施してきました。

いつもお願いしているインストラクターも少し様変わりしてきている感じがします、これは半分は意図的で、もう半分は意図的ではない自然の流れで、ワンスマで御願いする必要がもうないくらいに他で活躍出来ているインストラクターよりも、やはりワンスマはインストラクターも育てるという見地からどんどん新しい風を入れて、それを参加者さんにも共感してもらえる構造を作りたいと思っています。

エンドユーザー向けの一般募集プログラムは相変わらず年間70-80回実施してますが、企業向けも多く、参加者は延べでおおよそ1000名以上、ドラサポを実施した人数は100名近く、澤がドライブした参加車両の台数は500台弱ありました(ドラサポ、広場、レースでの走行も含む)

そういう意味ではプログラムも2極化し参加者の志向も2極化しているのが今の時代の流れなんだと思います。

書き出すと多岐に渡りますが、
会員制FSWワンスマラウンジの運営
袖森系(ドライブスルー走行会、袖-1GP、袖森フェスティバル)
ドラサポ、年間ドラサポ、同乗ドラサポ(SUGO 4H、鈴鹿CCMC、オーポリKCC含む)など
広場トレーニング(Special Shopさん広場の運営協力含む)
公式戦や非公式戦(RUSH CUP、Fuji-1GPなど)のレースサポート
ワンスマカートやワンスマカート部
プレミアムレッスン、McLaren Free Run、ワンスマ走行会など
シミュレータートレーニングやSeCR競技長
McLaren メーカ系、ディーラー系イベント(他、メーカー系やディーラー系の試乗会のインストラクター派遣などの協力)
HC GALLERYさん関連イベント
メーカー系やディーラー様のプログラム運営など

私も今年1年でレース参戦も含めてですが年間で200日近くどこかしらのサーキットに居たようです。

レースだけでないですが、これを仕事に出来ているというのは本当に幸せな事ですね。

数字で言えば、ワンスマの事業としては2009年のワンスマ創設以来、2013年2月の法人化して法人名「株式会社ABSSA」として今季は10期目、スタートした以来で最高収益を見込める1年となっています、2017-18年の時から比較すると売上や収益は2倍になっていると思います。

関係して下さっている皆さんには本当に感謝です。

以上3つの大きなネタはあれど、それ以外にも色々とネタはあって、、、McLaren Arturaのプロジェクトがいよいよ実スタートを切った1年でしたが7月のミュージシャンMIYAVIさんとのステージは印象深かったですし、ゴルフは長年やってきてなかなか100を切れないで居たけど、最近ちょっと思考や攻め方が変わる様になって100を切ってラウンドできる率が上がってきたので、2回目の”ゴルフが楽しくて仕事に通じるネタとして勉強になる”と思える時期を過ごしています。

プライベートでは子供たちも高校2年生と中学2年生になって、親である自分たちは加齢を感じる毎日ですが、家内は毎日子供たちと戦い、私は家に居る時は「澤圭太」ではなくなるのですが、スポーツ部活をしている彼らの動向は常にアスリートの一人として気になる。

8月に子供たちと一緒に澤圭太のヘルメットを被せて大井松田を貸切ってカートで遊んだのはいい思い出でした。
(親としては絶対にレースの世界には入れたくないけど、次男はカートやりたいと思っているらしい 苦笑)

また、みんカラBlogでは こちら とか こちら とか こちら が2005年から始めたみんカラBLOGの中でもアクセス数が結構いいランクに入る位になった1年でした。

支援者の皆様には年内に色々と返礼品が届くように手配中です。

そして新たなパーソナルスポンサー様や個人サポートシステムの「FORZA!! Smiler 2023」は年始にご案内を展開予定、新年活動報告会(レース活動報告、体制発表会)は1月22日(日)に都内某所で開催したいと思っております。
(追って関係各所にはご連絡予定です)

メディア関係の露出もFormura Eの仕事でドイツベルリンへ行ったり、韓国ソウルへも行けた”新境地開拓”もあった1年ですし、WECは引き続きJ-Sportsさんの解説で重宝を頂いている感じですし、Youtube「ワンスマChannel」(こちら)とDriving AcademyTV(こちら)を来季はもっと力を入れていかないと、、、ですね。

駆け足ですが2022年を振り返ってみました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2022/12/13 18:10:41

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

この記事へのコメント

コメントはありません。

みんカラセレクト

プロフィール

「VITA vGranzもいい練習教材の車両! http://cvw.jp/b/145876/47703406/
何シテル?   05/06 15:29
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

    1 234
5 67891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/28 15:30:31
41歳を迎えて・・・幸せを感じたり素敵な時間の総量について考える毎日。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/08/17 01:36:34
BENTLEY 岡山-FSW戦のPRビデオ公開~!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/05 10:19:02

愛車一覧

トヨタ iQ トヨタ iQ
2008年12月16日納車の カーオブザイヤー受賞カーです。 ミーハーで奥さん用で購入し ...
トヨタ レジアスエースバン トヨタ レジアスエースバン
2010年5月よりワンデイスマイルのカートや備品を積んでの PRカーとして導入しました。 ...
ロータス その他 ロータス その他
トヨタエンジンのスーパーチャージャー搭載 240馬力使用です。 超激辛使用ですが 普 ...
プジョー 206 (ハッチバック) プジョー 206 (ハッチバック)
ホットハッチの真髄です。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation