無事ハンガリーから
オーストリア/ウィーンに戻って来ました。
時差の関係で
朝3時頃にはどうしても眼が覚めてしまい、
夜9時頃には倒れそうなくらい睡魔が襲います(笑)
さて、初めてのサーキットを安全に素早く自分のモノにする方法について考えてみました。
あくまでも自分のやりかたですが・・・
まずは事前情報としてサーキットのHPやYouTubeでの映像をしっかり予習しておきます。
きっと私の昨年のマカオ市街地車載、この時期になるとPVが再加速するのはこの為でしょう(笑)
そしてレンタカーでも良いので実際に走ってみて予習で作っておいたイメージとのすり合わせや
解らないな~と思っていた部分の確認を2~3LAP、レーシングカーに乗る前に出来たらGOOD!
他の車両が走っているのをコースサイドやピットで耳をそば立てて見るのも大切。
(自分と同じ車両が走ってたらラッキーです)
で、いよいよ実際に走ってみます。
まずはピットアウトのLAPやまだコース幅を使い切らないペースのうちに
縁石が使えるかどうか?使えるとしたらどこまで使えるか?大体判断してしまうのが良いでしょう。
ペースが上がってから行ってみたら実は使えなかった・・・だとリスクも車への負担も大きい!
昨日の実際のタイムは・・・
PIT OUT (実はいきなりヘアピン出口でスピンしてます 笑 ←寒いの忘れてた)
1分59秒8 → 56秒8 → 58秒1 → 58秒6 → 57秒6 → 58秒3 → 54秒8
実際に走ってみてイメージとの最終すり合わせをしながら、
セクションごとに用意していたいくつかの走り方のパターンを比較しながら・・・
ここは〇速の方が良いかな?この退避路を目印にしよう、S字のラインはこっちが良いかな?
ブレーキを踏むか?アクセルOFFだけか?ここはクリップを奥目が良いな~とか、
トラコンのレベルを変えたときの挙動チェックなどなど
で、最後にクリアが取れそうなので今の状態でのベストの走りを8~9割で走行してみます。
計測7LAP目に54秒8。
タイヤが中古なので挙動の問題はタイヤに起因している可能性が高いとはいえ
エンジニアに状況を報告して次は5LAP程度しか走行してないタイヤに交換、
一旦自分もクールダウンしてイメージを整理します。
2回目の走行、PIT OUT → ピットイン(ちょっとしたトラブル)、
PIT OUT → 54秒7 → 53秒1 → PIT IN
ここは”もっといける”と思ってもタイヤがもったいないしセットアップも進めなければならないので
まだ腹八分でっ!(笑)
ここでチームメイトとのデータ比較などが出来たら走り方なのか?ラインなのか?
色々と次のアイディアが出てくるでしょうし、ここはあそこのサーキットのあのコーナーに似てるな?
とかヒントも色々と出てくるかもしれません。
最後にセットアップ(リアスタビと減衰調整)で挙動チェックです(マカオに向けて)
この時大事なのは大外ししてたら計測する必要ないけど、駄目なりに1LAP計測してみること、
体感とタイムに誤差があったり、体感は良くないけど意外とタイムが出るとか、
乗り方変えるとタイムが出たりするからです。
セットも大体ゾーンに入っていてクリアが取れそうだったら1日のまとめをしましょう!
この日のベストはTOTAL計測18LAP目に51秒5(15LAP以上走行のUSEDタイヤ)でした。
新品タイヤにしたら挙動がこう変わるだろうから、この位でOKという言い意味での見切りと
実際に新品にした時のイメージ(大体50秒前半~中盤かな?)も次に向けて大切です。
とにかく、”予習と無駄なく最低限のリスクで賢く走りながら妄想!”これが大事ですね!(笑)
昨日のテストはこれらを上手に進行出来て1日でほぼサーキットの特性を理解できました。
でもまだまだ当然100%ではなく、ここから先は常に永遠に手に入れられない100%を目指して
98~99.5%の所で、もがき続けるのがモーターレーシングですね(苦笑)
本当の具体的な部分はワンスマで・・・ 参考になりましたか?
画像は私の秘密のノートの1部公開っ!!
Posted at 2010/10/29 13:48:51 | |
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