先々週から、ケンウッドの無線機を直した後に、アイコムのIC-736(HF+50MHz)の無線機を修理予定でしたが、気が乗らずに放置してました。
日曜日は、新しい無線機の購入に向けて、あるお店との値段交渉に行って来ます。
一応候補機種は決めて有るので、お値段次第では決めちゃおうかな?(笑)
と言う事も有って、お気楽に分解しちゃいました!
あ!そうそう!まえに煙が出た無線機です。
各バンドのフィルター基盤を持ち上げてひっくり返すと、目的のPA基盤が出て来ました。
送信中の煙では無かったので、見立てはフロント側のFANと踏みましたが、予想が全く外れていて、最悪の故障状態でした。
電界コンデンサーの短絡で、基盤に大電流を流して発熱し、基盤を炭化させています。
最初に見つけた様子は、2個の470µFの横を上から見ると変色しているのが見えまして、アチャーって感じ・・・・・・・(コイルとコンデンサー2個のすき間)
PA基盤を持ち上げて見ると、まあ―見事な真っ黒けのけ~やんけ!
あかんでこれは・・・・・・・・
少しだけアルコールで拭きましたが、在るお方に見せる為に現状保護しときます。
一応回路図で構成を見ると、C24とC25で、2個のパワートランジスターを駆動する電源に繋がっていて、何時もDC24ボルトがスイッチONで掛かっている回路でした。
100Wの高周波出力ですから、20アンペア位は平気で流すはずで、これを基盤上でショートさせたら、燃えるはな!
赤鉛筆で、丸を入れて有ります。
PA基盤の回路図は、こんな感じです。
さて! 自分で直すか?、其れとも修理してくれるラボへ送るか?=よーく考えて見よう!
何方にせよ、このPA基盤を修理するとすれば、燃えて炭化した部分を削り取るかくり抜いて絶縁性を確保したのち、別の基盤を張り付けて回路を再生するしか方法が無いのです。
又は、安くヤフオクに出品される中古機かジャンク機を待って、その無線機から基盤だけ移植するかしか方法が有りません。
さて! どうする! もう2台壊れているしなぁ~・・・仏滅みたいやわ・!
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アマチュア無線関連 | 日記
Posted at
2019/07/21 00:31:53