わが家で、一番ボロイ愛車と成りましたスバルサンバーデアスワゴンですが、ヘットライト辺りのパッキンシール部分からの雨漏りが有りまして、長期に渡り湿度に曝された様子で、アシスタントシート足元に錆が有りました。
錆をドライバーでつつくと地面が見えまして、細長く鉄板が錆びで朽ちていましす。
簡易的な対処も考えましたが、此れからの事も有りますから町内の自動車板金工場に相談したところ、従業員が一人辞めてしまったので、自分でやるなら工場を使ってよいとの有り難いアドバイスが頂けました。
そこで、昨日9時頃から板金工場へ、セルフ板金に出かけて来ました。
作業に夢中で、作業過程の写真は撮れませんでしたので、お許しください。
一応若社長に錆で空いた穴を見てもらい、予め考えていた修理方法を説明すると、それで良いのではと、修理手順に賛同を得まして、必要な工具を用意して貰いました。
工具は、エアーソー・ベルトサンダー・MIG溶接機・フロアジャッキを借りて、作業開始です。
やり方は、YouTube等の動画で見る作業と同じで、錆びた部分を四角く切り抜いて、健全な鉄板部分を接合部とする為に、サンダーにカットデスクを取り付けて長い辺をカット、続いて対辺の重なり部分の鉄板を起こして置いてその下部を長い辺と同じ位にカットします。
長方形にカットしますので、平行した長編が切れましたので、短い辺の2ヶ所をカットして、長方形の穴が空きました。
重なり部分のベロ鉄板を、更に垂直に立つまで曲げて起こしました。
此れからは、用意して頂いた錆びにくい軽トラの煽り鉄板端切れをカットして、空けた穴にピッタリはめ込む板を切り出して、MIG溶接で周りを塞ぐ作業です。
先ずは用意していた厚紙を、空けた穴の裏にあてがい、鉛筆で原寸と形状を写し取ります。
その厚紙のに移し取った線に沿って、ハサミで切り取ります。
適度な大きめの嵌め込み様の鉄板に、幅広のマスキングテープを張り付けて、かたどった厚紙の型を鉛筆で写し取り、サンダーのカットデスクで忠実に型通りに切ります。
床に空けた長方形の穴に、ピッタリ嵌る様に修正して、TIG溶接ではめ込んだ鉄板を床板に溶接を行いました。
溶接跡を、ベルトサンダーで均し、床板と同じ高さに削ります。
(室内側と、床裏も同じく均す!)
曲げ起こしたベロ状鉄板を、元の位置まで叩き戻して溶接で固定します。
此のベロ鉄板は、乗り込み口の足元(スカッフプレート)を位置決めする様にスポット溶接してありました。
金属接合部のシーラーを、作業前に広めに削り落としていましたので、それを含めてシーラーの打ち直しをして起こます。
以上で、板金切り貼り作業は終了です。
作業で発生した切粉や、研磨材のクズを掃除機で吸い取りまして、左側の作業は完了です。
右側足元も、軽く錆びが発生し始めていますので、この機会にベルトサンダーを借りて、塗装を剥いで錆も削り落としました。
この錆を落としました。
本日の作業です。
昨日のシーラー打ちですが、まだべとべとしているので、日当たりの良い方向に車を移動して、半日位乾燥させて置きました。
午後3時過ぎから、下地のサフェーサーを塗る為に新聞紙を使いマスキングを施して居た時に、嫌な物を発見です。
見付けたら無視する訳には行きませんから、出来るだけ錆を落として隙間にシャシーブラックを流し込み空気触れるのを防いで置きます。
この部分は、スカッフプレートを接合している合わせ面なのですが、以前の板金修理でスポット溶接の錐モミを忘れ、無理やり剥がした後です。
その後の補修を適切に行わず、穴をそのままパテか何かで誤魔化して有った物が取れて相手側の鉄板がむき出しに成り、錆び始めた物だと思います。
この部分も足付けを軽く行いまして、序のマスキングを施した後、下地のプラサフを塗り、塗装準備が出来ました。
アシスタント側の下地が終わり、運転席床のプラサフ塗りの為、マスキングを施してからプラサフを塗り終えてまして、此れでエンジンオイルを交換をする予定でしたが、よく考えて見ると、このまま塗装をしてしまう方が、マスキングをやり直すのが無駄なので、塗ってしまおうと思い立ち塗装準備になりました。
前日作業後、私のサンバーのタッチUP用塗料の相談をして見ると、以前に作って置いたのが有ると思うから、カラー番号を見て来いと言われてコーションプレートを確認すると、バッチリ有りました!同じ色が・・・・・・
その様な訳で、入れ物の缶(塗料用容器)と目薬の容器(硬化剤容器)を洗い持参して、分けてもらって来てありましたので、スプレーガンとコンプレッサーを準備して、サラッと塗ってしまいました。
塗装後の写真画像です。
切り張り修理をしてシーラーを施した、アシスタントシート足元床の塗装後です。
写真がボケましたが、アシスタントシート側のスカッフプレートの修正後塗装
運転席足元床の塗装です。
OIL交換を先送りして、マスキングのやり直しをやらずに塗装を一気に行いまして、仕上がりも満足のゆく作業でした。
昨日の板金切り張り作業も初めての経験だっのに、上手く行きましたし、実は今回初めて使う手持ちのスプレーガンでの塗装でしたが、ガンの調整も上手く出来まして、ここの処上手く出来過ぎで気分は上々です。
明日天気が良ければ、サンバーとハイゼットのOIL交換を一気に行う予定です。