1週間ほど前、連休前ですが、次に設置するアンテナを取り付けるアルミパイプのマストを延長する為に、60mmハイ肉厚5mmのアルミパイプへ外径50mmのパイプを挿入しようとしたら、入り口から30mm位しか入りませんでした。
所謂、小野小町状態に陥りまして、入れられる方の60mmハイの方をトーチバーナーで炙り、熱膨張で内径が広がることを期待して見ましたが、挿入できませんでした。
そこで、3トンのミニショベルで押し込んで見たのですが、50mmハイのパイプは入らず、それ以上押すと曲がるだけです。
(正に、小野小町状態に成ってしもうた!、穴が狭い!!)
そんな訳で、イロイロ検討をして見た結果、50mmパイプの外径を精度良く削るのは無理だと結論付けまして、60mmハイの内径を、広げる事に決定して、その方法を思い付きました。
そして、その方法とは、簡易的なドリルに付けて使うホーニングツールを思い出して、ヤフオクで探し見つけました。
クラッチシリンダーや、ブレーキシリンダ―用の小さな物は所有してますが、小さすぎましたので、丁度良さげな物を調達出来ました。
さてその次ですが、最低でも挿入する入り代は、1000mmです。
ある程度の重なり代が欲しいのと、このマストパイプを下げる必要が生じた時には。貫通ボルトを1本ずつ外し、マストベアリングを通過させる必要が有りまして、貫通ボルト間の距離がある程度無いと、不都合が生じます。
言い換えると、内径を拡げる為に研磨する深さは、1000mm以上広げなければ成りません。
その様な訳で、フレキシブル延長シャフトの、自在式チャック仕様も探しました。
(持ってたんだけれど、シャフトのワイヤーをねじ切ってしまいまして)
と言う事で、昨日工具が揃いましたが、果樹の消毒で噴霧器を背負い歩き回ったので疲れてしまったので、本日作業開始です。
作業の様子です。
ピンボケ画像で、申し訳ない!
電気ドリルにホーニングツールを直付けして、口元から300mm位の奥まで均一に出し入れしながら、内面を根気強く研磨します。
(潤滑用のオイル注しながら回転させ、平均的に出し入れします)
それより奥は、フレキシブルシャフトで延長して研磨します。
こんな感じで、奥まで研磨
フレキシブルシャフトを使用すると、1500mm位奥まで作業可能です。
本日、新たにアルミパイプを東京の業者へ発注しました。
その中に、50mmパイプも3本頼みましたので、ひょっとすれば外径が僅かに細い物が来ると助かるのですが・・・・・・
押し出し材は、精度的にその時の運次第で、多少の寸法誤差の有る場合がありますので、僅かでも細く仕上がった物が届くのを期待しています。
そんな訳で、パイプが届いてから、作業開始です。(週末位かな?)
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アマチュア無線関連 | 日記
Posted at
2023/05/10 20:27:48