

オーデオ改善シリーズ Ⅱ と言う事で・・・・・・・・・
今回は、ドアマウントです。
一般的な方法ですが、其れなりの経験と、知恵を使いました。
可能な限り、ドアを重くしない。
切り取り穴あけも、強度を落とさない為に可能な限り行わない。
V8用のSPグリルパネルを利用して、大幅な改造をしない。
中古スピーカーを利用して、コストダウン
上記の条件を守り、スピーカーを選択して、バッフル板を製作しました。
ドアマウントのスピーカに付いては、私なりの考え方が有ります。
パイオニアのカーオーデオ開発担当の方も、私の考えと同じ意見でした。
車のドアと言うのは、薄い鉄板をプレスして、それを結合させたボックス構造です。
外板を指で押すと、凹むほど強度が有りません。
そこに大きなスピーカーを付けても、内板、外板の鉄板を震動させてしまうだけで、序にスピーカーまでも震動させてしまいます。
要は、強度の足りないBOXと同じ事なのです。
はっきり申しますと、13センチ位のスピーカーが、ドアマウントの限界かと思います。
鉄板の震動をある程度押さえ込んで、バッフル版で震動を押さえ込める限界かと思います。
(音圧パワーにも拠りますが)
最近の傾向として、大パワー入力のスピーカーに大出力アンプの組み合わせがもてはやされる傾向が有ります。(個人的な趣向なので、文句はありません)
しかしその反対もある訳で、入力が小さなスピーカーを、其れなりのアンプで軽くドライブする方法もある訳で、その方が共振対策や、コストが低く、重量も下げられるのです。
特に!、アンプは、最大50%以下の出力で使うべきです。
(ひずみ率が、低く抑えられます!)
また、前置きが長くなってしまった!、 読者様、ご苦労さんでした。
ESPRITS4sの場合、ドアがV8と同じです。
構造も、SEと違い開口部が殆ど無く、サービスホールはABS樹脂パネルで塞がれています。
しかもビビリ止めのウレタンテープを介してパネルが付いていました。
S4sのドアパネルには、スピーカーのグリルパネルが無く、アッシュトレーが付いています。
V8用のスピーカーパネルを使用して、同じ位置にスピーカーを収めます。
以下は、写真に説明を付けますので、参照してください。
取り付け前の、全パーツです。
手の入らない箇所は、ナットを付けたプレートを用意してクリアー
赤黒の配線が、設けてありました。
(ドアマウントSP用の配線です)
開口部の蓋板をアルミで製作、バッフル板取り付けナットも加工済みで塞ぎました。
制振材を、最小限に貼り付けました。
スピーカーの、取り付け位置にあわせて内張りの穴あけ
既存のサービスホールを無加工で利用するとして、形状的、サイズ的にもベストな物を選択すれば、100×150の楕円形状が最適だと思います。
スピーカーグリルの位置合わせ
コノリーレザーの内張りは、マグノリアです。
アッシュトレーの穴は、梨地アルマイト加工したアルミプレートで塞ぎました。
この改造と取り付けは、LOTUS ESPRIT S4s ドアマウントSP取り付けと改造を記した物です。
ドアの強度は、FRPのインジェクション成形でありますので、鉄板プレス成形のドアより強度とダンピング特性が良いと思います。(カーオーデオ向き材質)
Posted at 2012/07/28 11:57:19 | |
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カーオーデオの改良 | クルマ