一昨日の、午前11時30頃に落札したアンテナが届きました。
前から欲しくて探していたアンテナで、λI(ラムダインダストリー)製の14エレメント・キュービカルクワットアンテナです。(スタック仕様)
長いパイプの送料が高く、120サイズと2,3メートルのパオプ合計の栃木県からの運賃が、総額9100円掛かりまして、少々高価なアンテナに成りましたが、まー良いか?
興味の無い方は、スルーしてください。
クワットの多素子アンテナは、八木アンテナとよく比較されますが、同じエレメント数では、約1db位利得が良いとされていて、他にもノイズが低く、条件が悪くなったフェージング等が有る時でも、八木型アンテナより信号が強く了解度が明瞭であるとも言われているアンテナです。
基本的にアンテナとは、波長長さに共振した輪(ループ)が基本です。
丸い輪を押し潰して行くと円形から四角形・三角形・平行線ループと変形させても、アンテナとして成り立ちます。
更に、並行ループの半円部分を取り除いて、半分にすると半波長と成り、ダイポールアンテナの形式に変わります。
それを又半分にすると、1/4波長のアンテナとして動作します。
何故このような説明をしたかと言いますと、一つ四角い輪を半波長ダイポール2個分として働く様な動作をすることで、八木型よりも高いアンテナ利得期待できるのです。
それと、八木型のアンテナではダイポール放射器の場合、ノイズが多く成る傾向が有るのですが、ループ(輪)型の場合は、ノイズが低く成ります。
と言う様な訳で、一度は使用してアマチュア無線を楽しみたいとの思いで、ヤフオクで出品されるのを、ひたすら探して待って居たわけですが、何とか待っていた戒が有りました。
届いたアンテナのパーツで、面白い物を見つけまして、この様な調整方法も有るのかと、目から鱗でした。
画像は、パワースプリッター(電力分配器)を点検の為に下側のエンドキャップを外して見たら、中心導体のエンド部分へ錫メッキ線の輪っかが半田付されています。
コネクターの外部導体へ真鍮パイプを付けて嵩上げし、インピーダンス補正をしているのは見た事有りますけれど・・・・・・(クリエートデザイン)
この様なやり方の調整方法で、V.SWR補正を行うテクニックは、初めて見ました。(ラムダアンテナ)っ
本当に、目から鱗です!
アンテナ屋さん、流石!色々なノウハウ持ってますね)
Posted at 2025/07/18 15:59:27 | |
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