
洗浄が終った画像です。
このまま組み立てに進む心算で居りましたが、モーターの内部も一応見ておこうと思い立ち分解して見ると、何と昨日にばらしたモーターと変わらぬ位にサビとゴミが溜まっていました。
↓ は、昨日バラシた動作不良のブロアーFANモター内部です。
水が入り込んで、サビが酷い状態です。
コミューターも磨耗が進んで、修理する気も起きない程。
全ての画像を、クリックで広大で来ます。(1600P)
此方は使用予定の物、回してみた感じは良かったのですが、開けてみるとやはり水が入って似たような状態ですが、軽傷と言った感じでした。
シャフトに僅かなオイル切れの後が見えますが、ガタは全く無く良い状態 ↓
見てしまったら、運の尽き! 手を入れるしか無いと覚悟を決めて←それ程の事では無いが、気合が大事なのです。
アーマチュア(回転子)軸を下から支えている軸受けの状態です。
錆びてはいますが、軸受けの状態と潤滑油を含ませる部分は、洗浄と給脂で復活出来そうです。
まずは、サビ落しからです。
↑錆びを落した状態 ↓
こちらは、上側の軸受けです。↓清掃と給脂で行けそうです。
清掃を終えて錆止め塗装を施し、給脂が完了しました。
組み立てを開始です。 ↓
モーター部分の、組み立てが完了しました。
テスト運転は、良好です。
フアンを付けて、テスト運転も良好です。
一番悩んだのは、軸受けに使用する油脂の種類でした。
軸受け部分には、長期に渡り潤滑を行う目的のフェルトが組み込まれています。
柔らか過ぎても駄目だし、硬すぎるとOIL切れを起こしますので、・・・・・・・・・・
使用したのは、シリコン潤滑剤とシリコングリスを混合した物を使用してみました。
結果は、ずーと後で分かります (笑)
作業内容
1、モーター分解
2、清掃と、点検
3、錆取と、防錆塗装
4、コミューターの荒れを修正
5、軸受けへ給脂
6、動作テスト
作業は、略一日がかり!(手間を掛けて丁寧に作業をすると・・・・・です!)
完成テストで、分かった事。
ファンスイッチの一段目で、起動電流は10アンペアを超えました。
定速運転に入ってからは、3、5アンペア位流れています。
エアコンのブロアーFANモーターは、かなりの消費電力で驚きました。
行き成り最高速で起動すると、突入電流が30アンペアを軽く超えます。
自作のMAX30アンペアの低電圧電源でも、瞬間的には電圧降下させるほど、電流を消費しました。
何故水がモーターに入るのか?
外気取り入れ口から入る場合と、エアコンの水抜き穴が何かの具合で詰まり、その水がダクトを伝わり入る事も有ります。
その水は、モーターを冷却するゴムホースから進入します。
なぜか?!気付いてしまいました。
モーターは、自己で発生させた送風圧をホースで取り込み自己冷却しています。
簡単に言えば、モーターのマスターベーション状態!(見ちゃったモンね!!)(笑)
自分で発生させた風を利用して、冷やすわけ!?
足車のブロアーFANも、明日やって見ようかと・・・・・・・序に(行きがけの駄賃!)
もう一台、使用頻度の低い物が有るから・・・・・・・・・・・
そうそう!
足車も、ブロアーFANモーターの不具合で取り替えた事思い出しました。
Posted at 2012/12/21 21:24:51 | |
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