だんだん寒さを感じる季節なって来た、長野県松本市です。
今年の春から手を掛け始めていた、レオーネのシートですが、錆取等の整備が済んだ状態で、手が付かずに放置していました。
寒さを感じる季節に成り始めて、いよいよ本腰を入れて組み付け改造を始めたわけです。
以前にもブログUPした物です。
スバル レオーネAA用のGTグレードのシート
錆取りと、防錆処理が済んだ状態で、作業が止まっていた。
現在付いているシートも、同じものです。
表皮のモケット地は問題ありませんが、縫い目の保護用パイプの布地が擦り切れ、一部の縫い目が解れたりしてきました。
その為に、シート交換でレカロ等を考えたのですが、なんと言っても純正形状がベストだと思っていた処、ヤフオクに出てきたのがこのシートでした。
保管状態は良く、表皮には日焼け等の劣化もありませんでした。
横浜市からの出品で、土地柄なのかシートフレームに錆が多く見られ、これから使用して行く為には
防錆等の整備が必要と感じて、錆取りと防錆処理を施工した訳です。
序でに、見つけていたシートヒーターを組み込む事にして、ヒーターパーツを購入して有りましたが、これが作業を止めていたのです。
と言うのは、ヒーターマットをただ差し込むだけだと、ヒーターの位置がずれたり、座ったときに臀部に違和感が生じて座り心地が良くありません。
シート表皮と、ヒーターユニットの間に、何らかのクッションを入れて、座り心地を改善する必要がありました。
その材料が問題で、スポンジ等を入れると厚みが増えて熱伝道も悪くなります。
ヒーターの位置固定も確実には出来ませんので、使えません。
他の条件は、通気性が良くなければ、夏場の使用に問題が生じますので、適当な材料を見つける事が出来ない状態が、作業の進行を止めていた訳です。
今回、通気性が良く、熱伝導の要素も有り、適度なクッション性を持った材質が見付かりました。
つい先日に、悩んでいても時間が過ぎて行くだけなので、ホームセンターに出かけて、材料探しをしてきました。
そこで見つけた物は、木製の椅子等に敷く寒さ除けシートカバーです。
通気性を考慮した網状織のポリシートは、適度なクッション性があり、表地はポリエステルの収縮性抜群な織物です。
余分な縫製を解き、型紙を制作してヒーターを固定出来る様にミシン縫いをして袋部分を作ります。
自宅には、縫製用のミシンが有りませんので、近くの縫製が出来るお店に制作を依頼して来ました。
此れが、組み込むヒーターです。(一枚300円程度、消費電流は、0,25アンペア程)
座面に3枚、背面に2枚組み込みます。
この配置は、シート構造に合わせて決定しました。
合計の消費電流は、シート一脚当たり約1,3アンペア程度です。
パッセンジャーシートも、同様に加工予定です。
当初は、一脚当たり座面に2枚と背面に2枚の合計4枚で計画しましたが、テストで電流を測定してみましたら、以外にも消費電流が少ない様だったので、もう一枚ずつ追加したのです。
箇所は、座面より前の部分で、腿の後ろが触れる位置に、一枚追加しました。
こちらの様な寒い所では、ヒーターが効きだす前の室内は寒く、特にAA型のEA82エンジン搭載レオーネは特にヒーターの効きが遅く、心臓病を持つ私にはキツイ環境でした。
縫製が出来上がると、作業を再開します。
Posted at 2016/11/03 13:03:11 | |
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