昨日からのルーフタワー関連の作業を、続けます。
一応マストパイプはタワーの内側に収めてありますが、まだ支えるマストベアリングを正式には入れて在りません。
現在は、仮に風が吹いた時に耐えられるだけで、ルーフタワーにも連結した上の処へは、ブレース材を入れてありません。
この部分へは、アンテナを回転させるモーター(ローテーター)を入れますので、一面だけを除き、ブレースを入れます。
又、この部分はジョイント部分ですから、本来強度が高い位置です。
マストパイプは、タワーの中に約2メートル刺さった状態で、後の335センチが上に突き出す事に成って、そこにアンテナが付くわけです。
今日は朝から、天気予報が的中していて雨が降っています。
対して降っている訳ではありませんが、これから必要な部材や機器類を倉庫2か所から探し出して居りました。
マストベアリング2個
ブレース材
マストを屋根上まで降ろすために、コンパネや角材も用意しまして、雨が止んだら作業出来る様に、準備をしていました。
午後からは、今回使用するマストベアリングを、分解整備してました。
このマストベアリングは、パイプを支える部分が凝っていて、ベアリングはプラスチックのテーパーローラーを使用してあります。
分解してベアリングを取り出し、汚れたグリスを洗います。
そして、新しいグリスを適当に塗布したら、洗浄したプラベアリングを並べていきます。
入れているのは、黒いベアリングローラーで、上側のローラーです。
上側の、黒いテーパーローラーを並べ終えました。
並べたローラーに、適度にまんべんなくグリスを塗布したら、内側のベアリングレースに適度にもグリスを塗り付けてから、組み付けます。
内側下レースにもグリスを適度に塗布して、今度は白いテーパーローラーを並べます。
外側下レースにもグリスを適度に塗布したら、ベアリングにもまんべんなくグリスを補充して、外側下レースをかぶせてボルト4本を入れたら、分解整備が完了です。
左の物が、今回分解整備したクリエート製のマストベアリング、左の物は、バーテックススタンダード(元はケンプロ製)です。
双方共、ローテーターメーカーですが、クリエート製の構造がよりベターだと思います。
ルーフタワーへの取り付けは、4mmのアルミプレートに付けて、タワーへ取り付けます。
このプレートは、45度回転させると、タワー内側を自由に上下させる事が出来ますので、ローテーターの取り付け位置及び、マストベアリングも同様に上下に位置を変えることができる構造に出来ています。
(50Cm単位で位置を変える事が可能)
↑の機能を利用して、マストを下まで下して置いて、マストベアリングの交換や、ローテーターの交換が可能です。
マストベアリングは、私の場合2段付けます。
理由は、ローテーターが故障して取り換える時にモーターを外した時に支える目的で中間の1m下がりに2個目を付けて、平時にはフリーにして置いて、有事にはボルトを締めて落下を防ぐ目的で使います。
その場合は、回り止めとしてマストクランプを付けた↑右側の穴なしプレートを付けて対応する目的で、予備のプレートを幾つか用意しております。
明日も、雨が降らなければ、続いてルーフタワー関連をやる心算で、マストベアリング関連が終われば、回転用ローテーターの設置や、マストに登るステップ足場も付ける予定です。
また暫く、この件でお付き合いください。
Posted at 2019/09/21 19:19:32 | |
トラックバック(0) |
アマチュア無線関連 | 趣味